00:01
スピーカー 3
Dialogue cafe。この番組は、40代で組織を離れ、ワーク&ライフシフト中の田中優子と岡澤陽子の2人が、身近な出来事から社会課題まで、最近気になるあれこれを好奇心のまま語るポッドキャストです。
今回はですね、前回に引き続き、斉木愛子さんにお話をお伺いしたいんですけれども、今ね、ベトナムで暮らしていて、でも日本にも比較的頻繁に帰ってきてたり、
ベトナムにいながら日本の仕事を続けているっていう、結構この憧れの大スタイルを、そうそう、こんなことができるなら、みんな海外に住みたいなと思ってる人、いっぱいいると思うんだけれども。
キャリアを中断する、つまり、中詰まってキャリアを中断するっていうことで悩んでる方もいっぱいいると思う。
そうそうそう、いると思う。
スピーカー 1
3人の中で、本当にね。
スピーカー 3
そう。で、なんかね、ここに至るには、いろいろなんかね、愛子さんのこれまでのキャリアの話を聞いて、
ちょっとなんか参考になることがあるといいなと思うんですけれども、そもそもその最初のキャリアってどこからスタートっていう感じなんですか?
スピーカー 1
そうですね、あの働いてその賃金、給料を得るみたいなところの中をもとで、中学3年生卒業した春休みとかですかね。
スピーカー 3
早いね。
スピーカー 2
スタートが一番ね、もっとも早く働ける時期に働いてますね。
スピーカー 3
それなんか働きたかった?って。
働きたかったですね、とにかく。
スピーカー 2
中学生でも。
当時ちょっと両親が離婚してちょっと母子家庭だったとかっていうこともあって、もう本当に全然お金がなくて、もうバイトをして好きなものも買いたいし、生活費の足しにしたいっていう思いがすごく強かったので、とにかく働きたいっていうのがもう中学卒業間際の時はもう一番働きたい意欲があったときかもしれないですけど。
すごい。
はい。
私が最初のバイトをいろいろ探したときに、当時なんか一番住んでた家の周りで時給が高かったのが、ココイチのウェイトレスというか、キッチンの、なんか厨房のスタッフっていうので。
スピーカー 3
厨房なんだ。
スピーカー 1
そう。でもどっちもやってました。作って配膳もするし、レジも移しみたいなので、それが時給800円とかだったかな。
スピーカー 2
1000円にしては多分高いっていうので。
確かに。
っていうので。
あと、バイトは3つか4つぐらいずっと掛け文字してましたね。
スピーカー 3
高校時代。
スピーカー 2
高校さんの時代。
そうね。だからもう本当学校終わったらすぐバイトみたいな。
部活とかは全然やらずに。
スピーカー 1
やってなくて。
スピーカー 3
友達ともそんな遊ぶ時間ないでしょ。
スピーカー 2
確かに。いつ遊んでたんですかね。でも、バイト先の先輩とかとバイト終わった後に、そのままちょっとオールで海行くとか。
スピーカー 3
オールで。
スピーカー 2
若かったから。
スピーカー 3
若かった。高校生。
高校生。
中々ほんぽうな。
03:01
スピーカー 3
そんな。学校はでもちゃんと行ってた。
スピーカー 2
学校は行ってましたよ。ちゃんと。
そのバイト、高校時代はどんなバイトしてたんですか?
でもその、高校1が最初で、それを週3とか 4 で働いて、それ以外はテレアポで、なんかの、なんかの教材とか浄水器、いろいやつとかの訪問を1人で、やっときがちがしました。
どんな合法したやつ?
それって普通。
なるほどね。
っていう。
いろいろやってたので面白かったのが
結婚相談所のリスト作りみたいなのをやってて
リスト作り
結婚相談所のターゲットって独身の
女性もそうなんですけど
スピーカー 1
当時独身男性が一番お金を出すっていうところで
スピーカー 2
独身の男性の連絡先っていうのが
スピーカー 1
今だったら絶対入れないと思うんですけど
当時ローカルの区役所とか市役所に行くと
スピーカー 2
住民代帳を閲覧できたんですよ
その場なら
だから区役所とかに行って
こういう目的で
スピーカー 1
住所とかのやつを閲覧したいっていうのを書くと
家族構成と住所電話番号が全部出てて
スピーカー 2
その家庭を見て
男性一人暮らしの家庭の名前と住所と
電話番号あったかな
そのやつをその代帳から書き写すっていうバイトをしてたりとか
スピーカー 1
なるほど
スピーカー 2
あとは何ですかね
一番単価が良かったっていう意味で
スピーカー 1
レースクイーンとかイベントコンパニオンもやってましたし
スピーカー 2
高校生
高校生で
あとなんか高校生でっていうのが一番びっくりするのは
多分MRの調査員っていう
それも謎のアルバイトがあって
医薬品調査会社に雇われて
スピーカー 1
病院の製薬会社のMRの人とかいるじゃないですか
スピーカー 2
そのMRの人たちの働きがいを
スピーカー 1
お医者さんに通信をつけてもらうっていう仕事があったんですけど
スピーカー 2
そのために私が調査会社から派遣されて
いろんな病院の先生に
この製薬会社のMRどうですかみたいなことを聞いて
この薬剤はこの人説明前けどこれはダメだなみたいなことを聞いて
スピーカー 1
高校生なりにこのMRはこれが良くてこれが罰みたいなのを書いて
スピーカー 2
レポートするっていうのを東北に出張したりもしてやってました
スピーカー 3
本当に学校行ってました?
スピーカー 2
そう、ご自身でやってました
スピーカー 3
すごいね
スピーカー 2
そういう場合はどうやって見つけてきてたんですか?
スピーカー 1
普通にローカルのチラシっていうか新聞に挟まってるバイト募集のやつとか
スピーカー 2
あとは何でしたっけ
スピーカー 1
なんかジョブなんとか見つけたりとかそういうのがあったんですけど
無料の雑誌とかで
06:00
スピーカー 3
すごいね
社会のこと大人の世界をいっぱい
スピーカー 1
そうですね
スピーカー 2
意外にねあまり高校生でもやれるんだというか
年齢不問とか書いてあると
スピーカー 1
もう構わずエントリーしてたので
いわゆる喫茶店でのアルバイトとか家庭教師みたいなの以外も
いろいろあるんだと思って
スピーカー 2
じゃあやってみようってことで
そういうことでやってましたね
スピーカー 3
それはもうどれぐらい稼いでたんですか?
スピーカー 2
どれぐらいですかね
でもそんな全部その
なんていうか隙間時間でやりくりなんで月3万円から5万円の間
スピーカー 3
そんなもんだの?
そんなもんですよ
そうなんだ
スピーカー 2
でもね高校生で
スピーカー 3
まあねまあそうだけど
スピーカー 2
でもなんかもっと働いてそうな感じ
スピーカー 3
すごい経験積んで
スタートダッシュが早い
早いよー意識がもうだめだよ
普通考えてないよね
そのお金で
それはね遊んでたの?
それとも貯金とか
スピーカー 2
何やってましたかね
まあ多少なんかその
なんか友達と遊ぶみたいなのにも使った気がしますけど
なんかその親にお金を貯めて初めてそのカーナビを買ったりしてましたね
スピーカー 3
カーナビ?
スピーカー 2
そこちょっとずれてるっていうかね高校生で
親へのプレゼントカーナビみたいなのに
えぇー?
そんたく
スピーカー 3
すごいね
スピーカー 1
そうなんかそこはちょっとずれてたかもしれないですね
スピーカー 2
それカーナビ欲しいってお母さんが言ったの?
言ってないんですけどその母がいつもこの地図を見ながら
スピーカー 1
その車を運転したりしてるっていうのを見て
スピーカー 3
大変そうだなっていうのがあって
スピーカー 1
すごい親孝行
スピーカー 3
そうなんだえすごい
それででも将来はどうしようとか思ったんですかその高校時代?
スピーカー 2
いや全然その当時は全く何も考えてなかった気がしますね
当時ちょっとその混ぜてたのかサラリーマンと付き合ってたので
もうなんか高校卒業したら彼と結婚するんだろうなというところもありつつ
なんか自分がその真っ当になんか会社に就職して働くとかっていうよりは
スピーカー 1
足元のバイトでたくさんなんか働いて稼がなきゃみたいなのが強くて
あまり中長期のキャリアっていうのはその視点は全くなかった気がします
スピーカー 3
親からも特に?
親からも特にどうしろとも何も言われず
スピーカー 2
そうですね
スピーカー 1
働いてくれてありがたいわみたいな
スピーカー 2
私母もめちゃめちゃ働きまくってたので
まあねシングルマザー
スピーカー 1
休みなくずーっと働いてたからお互いなんか頑張って二人の生活をなんか維持しようみたいな
どうしようみたいな
スピーカー 2
すごいね
大学受験は?
そうねそれでちょっといろいろあって
高校卒業する時点で
スピーカー 1
高校卒業する時点では
スピーカー 2
まあ進学も就職もせず派遣社員みたいな形で就職をして
09:04
スピーカー 2
でそこで1年働いて
まあなんかこう考えてる時に
スピーカー 1
ちょっと私はいろいろこう世の中のこと知らなすぎるなと思って
大学を受験して1年遅れて入ったっていう感じですかね
その1年で大学の入学金とかを貯めて
スピーカー 3
じゃあ受験勉強はでもそれまでしてたんですか?
スピーカー 2
いや全くそのできなくて
スピーカー 1
でその高校卒業した後も3つぐらいそのいろんな派遣社員を掛け持ちしてたので
スピーカー 2
もう全然その予備校に通ったり受験っていうことができないので
スピーカー 1
もうAO入試に絞って
あのその自己推薦で入れる大学を都内でリストアップし
スピーカー 2
その中で奨学金が出る先をリストアップし
家から一番近いっていう感じで
そういうところでその1個だけこう決めてそこに入って
スピーカー 1
でもう本当にその入った瞬間からまた
学生時代授業を受けたらすぐバイトみたいな
スピーカー 2
だからあんまりそのねもう高校大学もあんま変わんない生活っていうか
もう常に働いてましたね
あんまり学生時代の思い出がないかもしれないです
スピーカー 3
うーん
大学まあ就職はその後金融じゃないですか
大学時代にその金融方面に行きたいみたいなそう思うきっかけがあったんですか
スピーカー 1
そうですねえっと大学生の時は結構あの視点が海外に向いていて
英語喋れないわりにいろいろこうバックパックをしてたんですよね
スピーカー 2
30カ国ぐらいこう旅をしたりしているときに
たまたまそのニューヨーク証券取引所とあとマーカータイルエクスチェンジっていうこう先もね
スピーカー 1
取引所を見学する機会があってそこでそのニューヨーク証券取引所で場が終わった後のそのなんか雑然とした感じのところをこう市場を歩いたりとか
スピーカー 2
先物市場でなんかトウモロコシのTシャツを着たおじさんがトウモロコシ価格について叫んだりしているのを私を見てその様子を見てすごいかっこいいと思ったんですね
スピーカー 3
かっこいいと思ったんだ
スピーカー 2
それがすごいかっこいいと思って
スピーカー 1
私はこの業界で今度働いてみたいと思って
スピーカー 2
でも早速ですね
私は卒業してからというよりは
スピーカー 1
すぐ働きたかったので
日本に帰ったらすぐにインターンとかバイトを探して
ゴルドマンサックスのインターンというか
サマーインターンとはまた別枠のインターンがあって
スピーカー 2
いわゆるバイトなんですけど
スピーカー 1
いろんな朝会の資料とかを作って
社員の人に配るみたいな
朝4時半ぐらいに起きて
5時台に出社して印刷して
スピーカー 2
朝の会議までに配るというバイトがあったんですけど
12:00
スピーカー 2
そこでバイトをしていて
スピーカー 1
そこで1年近く働いたこととかが結構ベースになって
もう証券会社に行きたいというのが固まった感じですかね
スピーカー 3
すごいね
ココイチのバイトから始まったこのキャリアが
いろいろと
企業経験者ゴルドマンサックスまで来たみたいな
スピーカー 1
バイトですけど
スピーカー 3
バイトだけど
でもその後の就職も金融に証券会社に就職したわけだし
でもどうでした
インターンの立場から見たゴルドマンサックスって
またなんかなんていうんですか
ちょっと
イラッとね
そういう世界でした
スピーカー 2
ちょうど私がインターンさせてもらってたのも
2006年から7年ってすごい一番リーマン
直前のいい時期だったので
みんなボーナス数千万もらったみたいなことを
スピーカー 1
こう言ってる景気のいい時代に
なんかこういたっていうこともあって
スピーカー 2
なんかやっぱり今までのバイト先とのギャップも大きいですし
なんか憧れのやっぱりその金融業界で働く人たちっていうのは
スピーカー 1
当時学生にはすごいキラキラ見えてましたよね
スピーカー 2
でもその反面やっぱりその
自分よりもはるかに優秀な人たちが入社して
なんかこう使えない呼ばわりをされたり
どんどんクビになったりしてるのを見た時に
私新卒でここに来るなんか人材じゃないなっていうところも
スピーカー 1
ちゃんともう客観的に理解をして
それでちょっと台湾に行ったって言ったら台湾に失礼ですけど
スピーカー 2
外資系とかではないなっていうのがあって
スピーカー 1
日経の商品会社に決めたっていう感じですね
スピーカー 2
うんうんうん
スピーカー 3
何をやってたんですか台湾では
スピーカー 1
台湾では最初の5年間は最近セールストレーダーみたいな形で
事業法人学校法人とかにデリバティブのマーケターをしたりとか
あとは機関投資家向けに国際をトレーディングの販売をしたりとか
してたんですけど
ちょうどその私社会人入社が2008年なので
入社した半年後にリーマンショックが起きて
スピーカー 2
いろいろこうもう止まったんですよ
スピーカー 1
ですよねもう市場が
スピーカー 2
業務としてクビにはならないものの
いろんな活動がこう止まっている状態で
スピーカー 1
なかなか特に法人向けのビジネスっていうのは
かなりもう辛い時期だったので
ここであと数年いても何もそのなかなか得るものが少ないというか
スピーカー 2
経験的に結構後ろ向きな仕事が多いなっていったところに
スピーカー 1
ちょっとギャップ層を感じて
はい
はい
はい
はい
はい
はい
はい
はい
はい
はい
はい
はい
はい
はい
はい
はい
はい
スピーカー 2
はい
,
はい
はい
スピーカー 1
はい
スピーカー 2
,
はい
はい
,
スピーカー 2
はい
スピーカー 1
,
はい
,
はい
,
はい
はい
はい
,
はい
、
はい
はい
はい
はい
スピーカー 1
はい
はい
はい
スピーカー 1
プライベートバンカーという個人の富裕層向けのセールスに移動規模を出して
個人の方に行って
それが次のUBSとかクエディスイスへの転職につながるんですけど
15:02
スピーカー 3
なるほど
なるほど
リーマンショックって
まあね私は
まあそのやっぱ金融の中にいたわけじゃないし
直接
まあもちろんそれ起きてる
起きてるということは知ってるけど
それで世の中が不景気になっていくとか
分かるんだけど
金融の中にいたら
スピーカー 1
違うレベルの衝撃度
スピーカー 3
それってどういうところから
ある日突然起きるとか
そういう話でも
じわじわ来るぞ来るぞみたいな
スピーカー 2
そういう感じなんですか
じわじわは前の年
リーマンショックが起きた9月の
前の年から
スピーカー 1
サブプライムっていう場合
不良再建の部分はくすぶっていて
スピーカー 2
ちょっとこの辺
雰囲気悪いよねみたいなのは
スピーカー 1
出てたものの
スピーカー 2
あんな大きな
スピーカー 1
リマブラザーズがなくなるとか
スピーカー 2
直近だったら私的には
クレディスイスが破綻するというか
あれとかはすごい衝撃だったんですけど
それとかは
大体何か
救済が入って
スピーカー 1
されるのが常だと思ってたので
スピーカー 2
それがいきなり破綻とか
っていうのは結構衝撃が
スピーカー 3
してた気がしますね
そこから一気に他の
銀器官にも
発生して
なるほどなるほど
スピーカー 2
その中で
スピーカー 1
法人もちろん授業として
難しくなってるっていうのはあるけど
スピーカー 2
個人の方に移動規模を
出してみたいな
自分できちんと
スピーカー 3
こっち
確かに
スピーカー 2
鼻を利かしてる感じする
っていうところが
スピーカー 3
素晴らしいアクションが
スピーカー 2
すごいなと思います
そうですね
スピーカー 1
当時からもそうでしたけど
スピーカー 2
自分の成長意欲とか
前に前進している
実感が持てないと
すごくそれが一番の
スピーカー 1
危機感というか
スピーカー 2
自分の成長を実感しているっていうことが
20代何より大事だったので
スピーカー 1
それがちょっとでも
ラーニングカーブが緩やかになると
私このままでいいのか
みたいなことを考えて
ちょっとジタバタ環境を変えたいなと
スピーカー 2
思ってましたね
スピーカー 3
なるほど
プライベートバンクとか
すごい向いてそうな気がするんだけど
イメージ的に
すごい富裕層の
おじさまとかに
すごく
なんていうのかな
スピーカー 3
すごい好かれそうというか
すごく
結構いい感じで
スピーカー 2
営業できたんですか
そうですね
スキルセット的にはもともと営業向きだったこともあるので
スピーカー 1
それを考えていたんですけど
スピーカー 2
日経の
大和証券での仕事と
転職して外資系での仕事だと
同じプライベートバンカーでも
スピーカー 1
全然やることと
求められる数字だったりとか
部分が違ったので
スピーカー 2
やっぱり転職して外資系に入ってからが
18:01
スピーカー 2
結構大変だったというか
1日15時間か18時間くらい
働いてましたね
18時間
うん
できるのは8時間9時間なんだけども
いわゆる引き継ぎがないので
全部新規開拓して
スピーカー 1
ゼロから
自分で1人でやらなきゃいけないっていうのがあるので
スピーカー 2
もうその
採用はするけど
スピーカー 1
じゃあ行ってきてみたいな感じだから
スピーカー 2
もう自分で名刺配りまくって
いろんなその
平日はだからもう
スピーカー 1
毎日ランチも2回食べたりとかして
税理士の先生と
その後はお客さんになりそうな
社長とかで夜も
いろんなその会合を
もう3件くらいはしごして
プライベートばっかやってます
みたいなことを
スピーカー 2
手裏剣のように
スピーカー 1
配りまくってるっていうような生活
スピーカー 3
どうやってその見込み客は
開拓?
スピーカー 2
いろいろやり方ありましたけど
私は結構
もともといろんなところで
スピーカー 1
外に出て
スピーカー 2
プライベートと仕事の境目
スピーカー 1
なく働くっていう感じだったので
スピーカー 2
もともとその
スピーカー 1
飲み仲間として
付き合ってもらってるような人たち
だったりとか
友人の紹介だったりとか
スピーカー 2
あとはもう本当に
スピーカー 1
高校生の時から
スピーカー 2
これで言っちゃあれですけど
二十歳になりたての頃から
西麻布とかで
一人でこう
スピーカー 1
飲みに行ったりしてたので
スピーカー 2
お店の
マスターとかに
スピーカー 1
最近仕事変えたから
スピーカー 2
なんか合いそうな人いたり
ちょっと繋がってみたいな
なるほど
あとは普通に
日中はDMとかやってましたね
スピーカー 1
ダイレクトメールを
自分でせっせと書いて
スピーカー 2
永遠に自己紹介文と
スピーカー 1
あなたにとって私はこんな役に立てます
スピーカー 2
みたいなことを書いたりとか
あとは
スピーカー 1
決算説明会時期だと
決算説明会にアナリストに混じって
名刺交換し
スピーカー 3
来る!
決算説明会必ず!
来てくれたと思ったら
プライベートパークの人ばっかりみたいな
スピーカー 2
みんなカバー付けてくださいみたいな
スピーカー 3
社長にね
名刺交換に来る人
なるほどそういうことか
でも
上司がいろいろ教えてくれるとかじゃなくて
自分で全部考えて
スピーカー 2
自分でやるみたいな感じなんですか?
そうですね基本はあまり
今はちょっと新卒取ってるかもしれないですけど
基本中途しか取らないで
あまり新卒を育てるプログラムが
やっぱり当時なかったので
見よう見まねと
若手で一緒に
スピーカー 1
束になって
どうやって開拓するかを
情報交換したりとか
スピーカー 2
ただやっぱり結構特殊なのが
プライベートパークはみんな
個人事業主みたいな感じなので
スピーカー 1
先輩もライバルだし
同期もある種ライバル
21:01
スピーカー 2
冬ゾーンの決められたパイを
スピーカー 1
みんなで取りに行くので
スピーカー 2
だから決算説明会で
すごい50億以上持ってる
オーナー社長が出てくるみたいな
同じ会社の先輩とかも
スピーカー 3
確かに
でも誰のお客さんになるかは
分からないから
スピーカー 2
部屋物勝ちというか
お客さんが選んだ人
スピーカー 3
なるほど
スピーカー 1
ノルマみたいなのあったんですか?
スピーカー 3
ありますあります
報酬はかなりインセンティブっていうか
スピーカー 2
そういう感じなんですか?
成果報酬
完全部合って感じでもなかったですけど
多少ボーナスに影響が
出るみたいなところですかね
結構会社全体としては
個人の成績だけではなくて
会社全体の業績とか
部門全体のっていうのも
スピーカー 1
反映されたりしてたので
全部が全部じゃないですけど
スピーカー 3
なんかね
aikoさんがベトナムに行く
直前ぐらいに
お世話になってる人を呼んで
六本木の行きつけの
スピーカー 2
バーレット
スピーカー 3
そうなんだ!
六本木のバーを貸し切って
そこに結構お知り合いをね
呼んで
私もそこ呼んでもらって行ったんだけど
結構
別にプライベートバンクの繋がりで
知り合ったわけではないのかもしれないけど
まあまあね
スタートアップの大物が何人もいらっしゃいましたよね
そうですね
スピーカー 2
それはどこで知り合ったんだろうな
スピーカー 3
でもなんか結構さ
旦那さん紹介したの
俺だよとか言ってる人
スピーカー 2
いない?
スピーカー 3
大物ですよ
元ミクシー社長のね
朝倉さん
スピーカー 2
誰も普通に友達?
誰も
彼がもうね
ミクシーに自分の会社売却して
暇で速読セミナーとか行ってる時に
知り合って
スピーカー 1
普通に仲間内で飲んでるっていう時が
スピーカー 2
今だいぶね偉くなって
スピーカー 3
でも全然普通にプライベートで知り合って
スピーカー 2
そうですねみんな
スピーカー 1
プライベートで知り合って
スピーカー 3
すごかったよ結構まあまあ
まあまあVIPな人がね
来てて
スピーカー 1
みんな偉くなってますよね
スピーカー 3
そうそうそうそう
だからそういうのも含めてね
なんか結構
なんだろう
人の繋がりをね
すごい作るのが
上手というか
スピーカー 1
そのプライベートの
スピーカー 2
友達ネットワークって
スピーカー 1
どこからどう広がっていくんですか
スピーカー 2
そのマスターとかその飲みの場とかも
あるのかもしれないし
友達の紹介とかで
広がっていく感じなんですか
そうですね大体は友達の
友達とか独身時代は
本当に毎日どこかしらの
ミートアップとか
なんかこう飲み会とか
スピーカー 1
家飲みとかパーティーとか呼ばれれば
スピーカー 2
必ず顔を出すぐらい
スピーカー 1
フットワークを軽くしていたので
スピーカー 2
なんか
24:01
スピーカー 2
とりあえずなんか今飲んでるけど
スピーカー 1
あの子来るかなっていうよく声がかかってたんですよね
スピーカー 2
それでよく
いろんなところに顔を出せたら
スピーカー 1
自然と広がっていって
っていうような感じですかね
スピーカー 3
それも単純にそういうのが好きなんですか
スピーカー 1
まあ好きなのもあったんでしょうね
スピーカー 2
当時
ちょっと忙しすぎた
思いっきりなんですけど
まあなんかいろんな人と
知り合うのは好きでしたね
スピーカー 3
なるほどね
スピーカー 2
そっか
だからあんまり知り合った人でも
社長だからといって
必ずクライアント候補に
そういう感じでギラギラではなく
まずはなんかこう
スピーカー 1
どんなことで自分がこう
価値を提供できるかなとか
どんな風に
スピーカー 2
仲良くしてもらえるかなとか
スピーカー 1
もともと私がちょっと
小中高とずっと転校生だったってこともあって
スピーカー 2
なんか知らない人とこう
スピーカー 1
うまく
なんかこう
自分に興味を持ってもらうにはどうしたらいいか
みたいなのをすごく考えて
なんか何かまずこう
ギブすることで
何か自分も返してもらう
みたいなところが
スピーカー 3
根付いてるのかなとは思いますね
スピーカー 2
なるほどなるほど
小中高全部転校だったんですか?
スピーカー 1
そうなんですよ
まあ転勤族というか
まあ引っ越し族だったので
スピーカー 3
なるほど
そっか
でもその後シンガポール
スピーカー 2
まあ結婚
スピーカー 3
っていう感じですか?
スピーカー 1
UBSの後に来るイベントとしては
スピーカー 2
そうですねUBSに
付き合っている時に
スピーカー 1
今の夫がシンガポールに
転勤になっていたので
私が東京で
ずっと遠距離恋愛をしていて
日本とかシンガポール行ったり来たりとか
真ん中あたりで
落ち合って旅行したりっていうので
付き合ってたんですけど
スピーカー 2
付き合って1年ちょっとしたあたりで
プロポーズされて
それでじゃあ
結婚ってなった時に
夫はその仕事を辞めてきてくれとは
全然言ってなかったんですけど
ちょっと私も
スピーカー 1
自分の価値観的に
遠距離で
家族を形成していくイメージが
あんまり当時持てなかったので
じゃあ一旦結婚するなら
私はシンガポールに行きます
っていうことで
スピーカー 2
UBSでの
スピーカー 1
社内での移動ができなかったので
国をまたると
スピーカー 2
それで一度辞めて
スピーカー 1
シンガポールの
クベリースイスに
スピーカー 2
転職っていう形で移った感じですね
スピーカー 3
旦那さんはもともと
友達だったんですよね
スピーカー 1
そうなんですよ
ずっと友達で
5年10年?5年ぐらいか
スピーカー 2
ずっと友達で
一番仲のいい
私の中では一番仲のいい
スピーカー 1
男友達っていうような
スピーカー 2
感じでしたね
スピーカー 3
それがね
結婚してみない?みたいな
27:01
スピーカー 3
そういう話だった
最初から付き合う時から
合意のもとというか
スピーカー 2
付き合おうって言ったのは私でしたね
付き合ってみないかみたいなことを
言ったのが私で
スピーカー 3
結婚しないかって言ったのは私でした
そっかそっかそっか
友達と
でも別に
最初の段階では
すごい恋愛感情があったわけじゃない
スピーカー 2
とか言ってませんでした?
最初は普通に友達として
スピーカー 1
誕生日会の幹事として知り合ってたので
スピーカー 2
お互いその幹事として
会議を盛り上げることとか
普通に
お仲間うちでいつもみんなで
仲良くっていう感じだったんですけど
夫がシンガポールに転勤になる
っていうことをきっかけに
私がややってなって
スピーカー 3
ややってなったんですか
スピーカー 2
行っちゃうんだっていうので
スピーカー 1
なんかこう
付き合ってみないかみたいな話をした
スピーカー 3
じゃあもう付き始めから
シンガポールと
スピーカー 2
遠距離だったってことでね
スピーカー 3
だから結婚を機に
行こうと
いうことですよね
スピーカー 1
だから向こうに行って
スピーカー 3
現地で就職っていう形になって
さっきね
前回の話につながると
でそこで
シンガポールはどれくらいいたんですか?
スピーカー 2
シンガポールは私は
丸2年くらいですかね
その間に第一子をシンガポールで
スピーカー 1
出産して
スピーカー 2
産休から
戻ってきてすぐに
スピーカー 1
夫が日本に
スピーカー 2
起任というか夫も転職して日本に
帰るっていうことになったので
それに伴って
一緒に帰るっていうことで
スピーカー 1
辞めて日本に
一緒に帰るってなった時に
なんかこう
スピーカー 2
毎回この夫の
仕事の転勤とかに合わせて
私の仕事とか
スピーカー 1
会社をコロコロ変えると
スピーカー 2
すごいジョブホッパーみたいになっちゃうな
っていうのがあったので
なんかもう少し国とかを
スピーカー 1
またがっても
スピーカー 2
継続できるような仕事って
何かないかなっていうところで
金融営業からスタートアップ
スピーカー 1
広報っていったところを
模索してそこに行きついた
って感じですかね
なんでこう
スピーカー 2
スタートアップでしかも広報
スピーカー 1
っていう方向になったんですか
スピーカー 2
金融から離県すると
ちょっと遠い感じが
そうですね
まずスタートアップっていうのは
いろいろ働き方が多様性があるかな
スピーカー 1
っていったところが一つと
スピーカー 2
あとはそうですね
スピーカー 1
大きく働いてた中で
大手日系企業入って
スピーカー 2
そこから外資に移って
スピーカー 1
外資の中でも日本のオンショアからオフショアに行って
スピーカー 2
っていうのが
だいぶ自分の中でも
望んでいたステップアップも
結果と伴っていたっていうところもあって
これ以上
金融でキャリアを積んでも
給料倍になるけど
ノルマも倍になって
30:01
スピーカー 2
タイトルも偉くなってってなると
家が広くなって代理責任になるみたいなところで
なんかこうあまりにも
やっぱりそこに
スピーカー 1
楽しみというか
スピーカー 2
ワクワクしなかったっていうんですかね
魅力を感じなかったっていうのもあって
それだったら
スピーカー 1
スタートアップで
大手の看板なしに
自分の力を試してみたいとか
スタートアップのカルチャーに
魅力を感じてっていうところが
スピーカー 2
一つあります
広報っていうところは
正直広報以外も
ライターとかデザイナーとかエンジニアとか
いわゆるリモートでも
今後どこの国に行っても
時間と場所の
制約なく働ける職種っていう
探し方をしたときに
スピーカー 1
いろいろ見たんですけど
スピーカー 2
その中で一番自分の
スピーカー 1
営業のスキルセットに
スピーカー 2
合いそうな
延長線上にありそうななって思ったのが
広報だったので
スピーカー 1
そこで広報っていったところを
未経験ながらも
スピーカー 2
チャレンジされてもらったっていうところです
スピーカー 1
その時おいくつですか
スピーカー 2
いくつだったんだろう
スピーカー 1
すごいですかね
子供一人いて
海外からの
転職活動っていうのも
スピーカー 2
大変でしたし
海外でオファーをもらって
決まったものの
そのあと
スピーカー 1
補活?
スピーカー 2
保育所とか
幼稚園というか
そこを探すのも
結構大変だったので
スピーカー 1
そこを乗り越えてっていうところが
スピーカー 2
当時一番大変でしたね
スピーカー 1
1階に保育園落ちちゃったりとかしたので
預けるところがなくて
転職できるのかみたいなところが
あったんですけど
2次で繰り上げ
当選してようやく
認可用地に入れたとか
当時めちゃめちゃ綱渡り状態で
転職活動してました
スピーカー 3
ビットフライヤー
スピーカー 2
ですよね
スピーカー 1
仮想通貨
仮想通貨おうしさんの
取引所で大きいとこですけど
当時は皆さんは
ご存知か分からない
スピーカー 2
コインチェック事件が起きる
スピーカー 1
直前にちょうどやりとりをしていて
オファーをもらって
じゃあ行きますって言って
スピーカー 2
翌日にコインチェック事件が
起きたので
転社した時は結構業界全体が
スピーカー 1
もうかなり
大変なムードというか
スピーカー 2
業界全体の信頼も
スピーカー 1
ちょっと落ちてるとこでしたし
世間的にもかなり否定的な
見方をする人も
スピーカー 2
増えてきたところで
スピーカー 1
その後入社してからも
一斉に行政処分を受けたりとか
っていうところがあったので
スピーカー 2
公募としての業務の
スピーカー 1
ほとんどが危機管理とか
守りの部分が
多かったですね
なるほど
そこで何年くらい
スピーカー 2
そこも
2年弱1年ちょっと
ですかね
33:01
スピーカー 2
そこで第2子を
スピーカー 1
出産して産休も
スピーカー 2
取らせてもらったんですけど
産休からまた復帰するぐらいに
スピーカー 1
夫がもうベトナムに
そろそろ
もう間もなく行くみたいな
スピーカー 2
話が出てきたので
スピーカー 1
じゃあちょっともう少し
自分の中で
フリーランスみたいな形で
スピーカー 2
独立することを視野に入れたいなと思って
最初あれですかね
フリーランスになるっていうことを
頭によぎった時に
いきなり会社辞めても
スピーカー 1
仕事があるか分からなかったので
まずはちょっとその
産休から復帰したら
スピーカー 2
副業を始めてみようと思って
怪しくない
スピーカー 1
いわゆるなんていうか
スピーカー 2
クラウドワークスとかできちんと
スピーカー 1
業務を請う
スピーカー 2
業務委託型の副業っていうところを
スピーカー 1
色々こう調べていて
スピーカー 2
それで
スピーカー 1
そこも未経験ながら
スピーカー 2
別のスタートアップで
完全フルリモートで
スピーカー 1
月数時間でいいから
広報のお手伝いを探してます
って言ったところで副業を始めて
スピーカー 2
3ヶ月くらいしたら
これは他のところでも
スピーカー 1
私はもう広報として
一人前にそれなりに
スピーカー 2
アウトプットができるなって
スピーカー 1
自信がついたので
フリーランスになって
スピーカー 3
そこから個人で仕事を受ける
っていう感じになった
スピーカー 2
広報ね
スピーカー 3
フリーランスの人すごく多いですよね
独立しやすいと思う
スタートアップとかだと
広報って
会社に1人か2人しかいなくて
社内にノウハウが
蓄積されてないっていうか
誰かが辞めたから
次の人が入るみたいなケースが
多いから
誰かが誰かを教えるってことが
経験者がいなかったりするんだよね
そうするとやっぱり
どうしても広報機能
仮に中に担当者いても
この人知見ないから
経験のある人に手伝ってもらいたい
みたいなニーズが結構あって
そうするとフリーランスの方に
そういう人がいろんなところの仕事をやって
結局コミュニケーションするのは
メディアさんだったりするから
そこをあらかじめ持ってる人に
お手伝いいただくっていうのは
結構合理的かなと思うんですけど
じゃあ
今回は
ここまでにして
次回フリーランスになってから
今名刺がどんどん
増えていくか
そのあたりの経緯を
スピーカー 1
聞きたいなと思います
スピーカー 2
ありがとうございます