ポッドキャスト業界の動き
まずはですね、業界の大きな動き、買収と、それから資金調達の話題から行きましょう。
ポッドキャスト企業の買収を進めているPodXグループ、ここの米国のネットワーク、ラモナダメディアを買収しました。
アッシュリー・カーマンさんのニュースレター、サウンドバイトの情報ですと、買収額は約3000万ドルこの頃ですね。
大きい、やっぱりポッドキャストコンテンツへの投資意欲高いんですね。
さらに、ポッドキャストスタジオのQコード、こちらが新たな資金調達に成功したというニュースもありますし、
あとゴールハンジャーもですね、大手投資会社のザ・チャーニンググループから資金調達を検討中という話も出ています。
業界の成長とか、再編に向けた動き、かなり活発化している感じがしますね。
さて、次にランキングを見てみましょうか。
PodTrackが発表した4月の米国ポッドキャストランキング。
ここで、ザ・デイリーワイヤーがパラマウント下回るという、ちょっとした順位変動がありました。
ただ全体としてはですね、大きな変化は少なくて、安定しているとも言えるかもしれませんね。
数字は横ばいという感じです。
ここで興味深いのが、先月ちょっと注目されたスパイン語のニュースポッドキャスト、
ノチシェントロ、覚えてますかね。
1日に18エピソード、ほぼ毎次更新という、創意的な配信で話題でしたけれども、
今月はランク外になってしまったんですね。
これはなぜかというと、PodTrackのランキングの仕組みが、そうダウンロードするじゃないんですよ。
ユニークオーディエンス、つまり何人の人が聞いたか。
こっちが基準案ですね。
だから配信頻度だけでは測れない、リスナーの広がりみたいな指標の重要性を示唆しているのかなと思います。
続いて、リスナーについてもう少し掘り下げてみましょう。
サウンズプロフェッショナルのトムウェブスター氏、
彼がですね、ポッドキャストのファン、熱心なリスナーですよね。
それとアンチファン、あまり聞かないと。
これに関するデータを発表しました。
このデータを見ると、ファン層には男女差が見られると、
それから特に35歳から54歳の層、ミドル層ですね。
この層が熱心なファンになりやすい、そういう傾向があることが分かったそうです。
この層をどう捉えてアプローチしていくか。
これが今後のメディア成長の、もしかしたら鍵を握っているのかもしれませんね。
リスナー分析と国際展開
あなた自身のリスニング習慣と比べてみても、ちょっと面白いかもしれません。
さて、次は企業の動きです。
今度はオーディオ地域に注目してみましょう。
プロオーディオブランドのローデとか、あとマッキー。
これを参加に持つ、ザ・フリードマングループ。
この会社がワイヤレスオーディオシステムで知られる、米国のリクトロソニクスを買収しました。
オーナーのピーター・フリードマン氏。
彼はリクトロソニクスの全従業員に対して、即時の昇給、それとオーストラリア式の労働条件。
これを約束したということなんですね。
具体的にどんな条件なのか、ちょっと気になりますけど。
従業員にとっては、これは大きなニュースですよね。
次代の進化にもつながるかも。
最後にグローバルな展開の話です。
中東北アフリカ地域、いわゆるメナ地域ですね。
ここで最大のポッドキャストプラットフォームとされるPODEO。
ここが大手インフルエンサーマーケティング会社のSMCグループと提携を発表しました。
これによってSMCグループがアラブ試験連邦UAEとサウジアラビア、
PODEOの独占広告販売パートナーになるということです。
地域特化型のプラットフォームと広告ネットワークが連携する。
これでメナ地域とのポッドキャスト市場、さらに拡大が期待できそうですね。
というわけで今回は、ポッドキャスト業界の買収、ランキング、リスナー分析、
企業の動き、そして国際展開とかなり目まぐるしい最新情報をお届けしました。
この業界がいかにダイナミックに動いているか感じていただけたのではないでしょうか。
さて、これだけ多様な動きがある中で、この業界の成功とか成長を図る上で、
今後どの指標が一番重要になってくるんでしょうかね。
やっぱりユニークリスナー数なのか、ダウンロード数なのか、あるいはエンゲージメントなのか、
それとも全く新しい物差しが登場するのかもしれませんね。
少し思いを巡らせてみるのも面白いかもしれません。
