工作機械のカプセルトイ発売
こんにちは、ツネゾウです。
DESIGN REVIEW.FM第55回目、始めていきます。
このDESIGN REVIEW.FMは、世の中の様々なもの、主に工業製品について、私の主観で、勝手にデザインレビューをしていこうという番組です。
突然ですけれども、工作機械のガチャガチャ、カプセルトイが発売されます。
これがですね、世の中のものづくりを支える工作機械コレクションというもので、山崎まざくさんですね、工作機械を64分の1スケール、小さいですね、ミニチュアにして発売するというものです。
これがですね、今年の11月に発売されます。
そもそもこの工作機械とは何かというのを、まずはじめにお話ししておくと、
工作機械とはですね、金属などの材料を削ったり、穴あけをしたり、ねじ切りをしたりする機械で、様々な機械、身の回りの様々な機械の部品を作るために使われている工業製品ですね。
自動車、航空機、家電など様々な製品の部品というものは、いろんな形状していますので多岐に渡るんですけども、そういうあらゆる部品を削る機械、工作機械はあらゆる産業の根幹を支えています。
世界中のものづくりの現場で活躍する、それが工作機械です。
今回はですね、この工作機械の、山崎まさくさんの工作機械のカプセルトイが発売されるというところで、ちょっとどんな機械がカプセルトイになるのか、ご紹介したいなと思います。
ラインナップとしては次の5機種で、1台目はインテグレックスI-200H。
これですね、1000番ですね。複合機なんですけども、チャックサイズは8インチで最大加工径は直径600ですね。最大加工長さは590。
カプセルトイの機種紹介
このインテグレックスI-200Hシリーズというのは、次世代複合加工機という機械正面のフラットデザイン化によって、多関節ロボットだったり、素材ストック化などの周辺機器との接近性を大幅に向上していますよと。
今ちょっとマザックさんのホームページの説明を読んでいるんですけども、あとはですね、1000番初軸の高馬力化、機械構造の高剛性化を実現。
そして対象ワークを広げる大きな加工エリアと、Y軸ストローク、そしてAI、デジタルツイン、自動化に対応するCNC装置、マザトロールスムースAIを搭載ということで、これが1台目ですね。
そして2台目、これがバリアクシスのC-600。これは同時5軸制御の縦型マシニングセンターの5軸加工機で、パレットサイズは600×500、直径600で2面がメントられていて500ということですね。
そして最大ワークが730×450というところで、これもちょっと説明を読んでみると、汎用性の高い標準主軸のみならず、アルミニウムの高速切削加工やステンレス、ニッケル、チタンなどの軟削材にも対応できる豊富な主軸バリエーション。
いくつかの主軸の仕様を選べますよということですね。そして2パレットチェンジャーや機械側面からのロボット対応、油圧空圧軸対応など自動化に向けた多彩なオプションを準備。自動化にも対応してますよと。
そしてさっきと同じCNCのマゾトロールスムースAIを搭載してますよということですね。
3つ目がクイックターン250MYプラスEZローダー20ということで、クイックターンはCNC1000番ですね。
チャックサイズが10インチ、最大加工径はπ276MYなのでY軸付きの仕様で最大加工長が526もしくは991というところで進化するベストセラー機、高性能CNC1000番、ベストセラー機なんですね。
ビルトインモーター主軸、高剛性な機械構造により高い加工能力を実現。
専作からミル加工、Y軸加工、第二主軸仕様など様々なアプリケーションに対応。
チャックサイズ、芯管を幅広くラインナップし、小径小物加工から大径長尺加工まで対応可能というCNC1000番が3つ目のクイックターンです。
そして4つ目がVCN460、これは縦型マシニングセンターですね。
三軸機ですね、三軸の縦型マシニングセンター、VCN460、BT40主軸でテーブルが900×460というところで、
これもちょっと説明を読んでみると、
切削能力を強化したビルトインモーター主軸、主軸構成と最高のバランスを持つ高剛性な機械構造による重切削能力、
Y軸移動量の延長による広い加工エリアとテーブルサイズ、安定した高精度加工を実現する機械仕様と機能ということで、
シンプルな三軸加工機ですね、ジョブショップとかよく選ばれそうな機械ですね。
そして最後5つ目がFSW460Vということで、これがちょっと変わっていまして、
FSWというのは摩擦角板接合という材料を接合する技術なんですけども、
これがですね、摩擦熱ですね。摩擦熱でその材料を柔らかくして、それでなおかつ角板をかき混ぜることで接合してしまおうという技術で、
EV関係の部品とかですね、インバーターケース、バッテリーケース、モーターケースとか、
半導体装置の冷却回路の溝を掘った後に蓋して回路にするとか、そういったところで使われているようです。
このFSWのメリットとしては、普通の溶接に比べると変形や歪みの少ない接合部が作れると。
その材料以外、もともとの材料以外の素材を用いないので、なおかつその材料も溶かさない、溶かすことまではしないので、
変形だったり歪みというのが少なくて、なおかつ強度が高い接合ができますよと。
そして異なる材質の接合が可能なんですね。アルミニウムと鉄とか、そういう異なる材質の接合も可能だそうです。
そしてその安全で快適な作業環境というところで、ガス、煙、スパッタ、プラザマなど、そういう放出がなくて安全な環境で使用できます。
というのがこのFSW摩擦拡半接合のメリットとして書いてますね。
それを搭載しているというのがこのFSW460Vという機械で、テーブルサイズは900×460。
さっき説明1個前に紹介したVCNの460と多分ベースは同じ機械ですね。
種類とも似ているし、多分ベースとしては同じ機械で、FSWのために主軸というのを、
VCNは40番だったんですけども、60番相当の主軸に相当するようなZ軸の推力というのを持たせてあげることで、FSWというのを搭載してますよと。
FSW460Vの特徴
というところで、これもホームページの説明を読んでみると、
高速高剛性FSW主軸を搭載し高速接合が可能。
工具を押し付ける力を一定に保つ制御機能により、安定した接合精度を維持。
ツールホルダーの自動交換機能を搭載してますよと。
工具傾斜0度による高品質で安定したコーナー接合。
長時間連続接合が可能というところで、FSW460Vというのもカプセル統一として発売されますよと。
ということで、この5機種が11月にカプセル統一として発売されます。
ただちょっと待ちきれなくてですね、私。発売が待ちきれなくて。
この中でバリアアクシスのC600というものをカタログとか写真を見ながらモデリングして3Dプリントしてみました。
なかなか手に乗るサイズでかわいい64分の1サイズのモデルですね。
それでね、他のメーカーの他の機種のガチャガチャカプセル統一も並べられたらいいなと思って、
今、マキノフライス製作所のV33i、プラモデルにもなりましたね。
V33iという機械を1個作ってみました。
これもね、やっぱり並べてみるといい感じですね。
あとはね、大隈さんのあの機種だったり、DMGのあの機種だったり、ちょっといろいろ作ってみようかなと思っております。
そしてね、バンブーの、私3Dプリンターはバンブーラボのものを、A1ミニだったかな?
A1ミニという機種を購入して使ってます。
なので、バンブーのバンブースタジオというソフトがあるんですけども、
そこから行けるモデルの共有サイトに作ったものを公開してますので、ぜひちょっとプリントしてみてほしいなと思います。
そしてね、11月までにね、11月の発売までにはちょっといろいろ機種を作って並べて、ガチャガチャの発売を待とうかなと思ってます。
その64分の1の仕事猫、YOSHIという仕事猫と同じスケールなので、その仕事猫もね、メルカリで買ってみました。
いやぁ、楽しみですね。発売までが非常に楽しみです。
ということで、今週はここまで。
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では、お疲れ様でした。
ご安全に。