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2023-05-15 09:39

#12/先進的な企業が取り組むDesign Opsとその悩み

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今回は「今、企業のデザインチームが悩んでいること」をテーマに、代表の梅本@dubhunter と取締役の神田が話す回です。 インハウスデザイナーの方々が、業務内容や役割、評価などで悩んでいるケースがあります。 その代表的な悩みのご紹介と、今注目されている「デザインオプス」を交えてご紹介しています。 興味のある方はぜひ聞いてみてください。 番組のキーワード デザインオプス


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デザインチームの悩み
s-umemoto
デザインの味付け、始まりました。
デザインの味付け、この番組はですね、株式会社ajike代表の梅本と、
社内のメンバーが何人か有志で集まって、デザインについてお話をする番組でございます。
今日のコーホストですかね、一緒に喋るのは、取締役の神田さんです。
神田さん、よろしくお願いします。
神田淳生
はい、よろしくお願いします、神田です。
s-umemoto
何回目なんですか、1、2、3、4、5回目ですね。
神田淳生
そうですね、5回ぐらいやってますけれども、まだ慣れないですね。
s-umemoto
まだ慣れないですか。
神田淳生
なかなかこういう場は慣れないですね。
s-umemoto
サウナで言ったら、暑くなって水風呂入った時に、ちょっと厚みでまとわるじゃないですか。
はいはい。
何言ったんやろ。
神田淳生
見失いました。
s-umemoto
見失いました。
こんな関係性でやっておりますが、今日もデザインについてお話をしていきましょう。
今日のテーマは何ですか。
神田淳生
今日のテーマはですね、企業のデザインチームの方々が悩んでいることというテーマでお話ができたらなと思っています。
s-umemoto
神田さんは結構、今お客様と一緒にお客様のデザインの仕事をやっているわけなんですけれども、
支援先にいらっしゃるデザイナーさんと話して悩んでいることを紹介してくれると、そういう話ですかね。
神田淳生
そうですね。一緒にプロジェクトを進めるっていうのを通じて話をする機会も多いんですけども、
皆さん、やっぱり誰でもそうだと思うんですが、それぞれの悩みがあって、これは結構大変だなとか思うことも多いので、
その話をテーマにするのがいいんじゃないかなと思いました。
s-umemoto
なるほど。ありがとうございます。
早速ちょっと質問ですけど、今企業のデザインチームが悩んでいることってどういうことなんですか。
神田淳生
今聞いてくれている方には確かにこういう悩みがあるなと思ってもらったら嬉しいんですけども、
ソースもあるんですが、今デザインチームが悩んでいることっていうのは、今4つほど紹介したいと思っています。
まず1つ目が業務範囲だったりとか業務量が多すぎる。
2つ目がデザインチームが孤立しちゃってる。
3つ目がデザインのためのツールが整備されていない。最後にデザインチームの成果がなかなか定まっていないとか。
こういうような悩みっていうのが多いんじゃないかなと思います。
s-umemoto
なるほど。今のテーマでもう少しお伺いしてもいいですか。
神田淳生
例えば業務範囲、業務量が多すぎるってどういうことなんですか。
最近このデザイナーの役割っていうのがどんどん広がってきているっていうのが1個の原因なのかなと思うんですけども、
デザインの対象っていうのは本当に表層的なグラフィックデザインとかそういうものだけではなくて、
ビジネスの方に広がっていったりとか、やる人は組織をやっちゃったりとか、
デザイナーがもう1つ受け持つ役割っていうのが多くなりすぎちゃって、
疲弊していってるっていうのが1個、流れとしてはあるのかなと思っていて、
そういうのに悩んでいる企業っていうのも多いんじゃないかなと思ってます。
デザインオプスとは
s-umemoto
なるほど。もともとはデザインをするっていうのが好きで、デザイナーになられてると思うんだけども、
その範囲がすごい広がっているっていうのに悩んじゃってるっていうのはあるでしょうね。
神田淳生
そうですね。
s-umemoto
ちょっと全部聞いているとあれかもしれないですけど、他にこれは特徴的だなとか説明できそうなのありますか。
神田淳生
そうですね。2つ目のデザインチームが孤立しているっていうのも結構よくあるんじゃないかなと思ってます。
デザインっていうのは我々からするとこういう人たちだっていうのが結構明確にイメージはできるんですけども、
非デザイナーというか、多くのビジネスマンの方からすると、
デザイナーって何をやってくれる人なのかっていうのがいまいち分かっていなかったり、
役割が広がってきているっていうのもあって、
ますます謎の職業みたいな感じになっている場合が多いのかなっていうのは思ってます。
企業の中でも当然デザイナーの数っていうのは多くないんで、
少人数チームで構成されていて、
その人たちっていうのがなかなか他の方からするとどういうことをしているチームなのかとか、
どんなことを依頼していけばいいのかとか分からずに少し孤立しているっていうのもあるのかな。
s-umemoto
なるほど、確かにそうですね。
でもこの辺の悩みって解決方法とかってあるんですか?
神田淳生
そうですね。最近海外の方がかなり進んでいるんですけども、
デザインオプスっていう概念が出てきています。
デザインオプスっていうのは今流行ってきているものなんですけれども、
その前にもデザイン組織とか組織デザインとかそういうのがあったんですけれども、
これは何かというとデザインの価値とかデザイナーのパフォーマンスっていうのを最大化するために、
組織をどのように快適化するかっていうところが定義としてありまして、
そういうのに取り組んでいる企業が多くなっていますし、
一つの解決策になっているのかなと思います。
s-umemoto
もう少し端的に言えたりするんですか?
神田淳生
端的に言うと、デザイナーが生き生きと活躍するために
方式自体を考えようっていうのがデザインオプスの潮流という感じです。
デザインオプスの実践
s-umemoto
なるほど。デザインオプスに興味持っているお客さんとかっていらっしゃるんですか?
神田淳生
もちろん興味持っているお客さんはいますが、
実際このデザインオプスやろうっていうふうに明確な意思を持って取り組んできている方っていうのは、
まだまだ少ないんじゃないかなと思います。
s-umemoto
デザインオプスの内容って実際どんなやつなんですか?
神田淳生
デザインオプスの内容なんですけども、
もともとデザインっていうのは結構一人の職人的な天才型の人が取り組んでいるような
イメージを持っている人も多いと思うんですけども、
役割が多岐にわたっていって、デザインっていうのは一人でやるものじゃなくて、
チームで取り組むものになっています。
なので職人的なものっていうところから、組織によって運用していくものっていうものに扱いが変わっていってまして、
デザインオプスっていうのは、組織で運用していくための環境っていうのを整備していきましょうっていうようなものです。
もっと具体的に言いますと、
デザインオプスは4つの機能を整備するっていうのがあるんですけども、
4つっていうのはまず1つ目がツールインフラ、2つ目が人、3つ目が管理体制、4つ目がワークフロー、
この4つの組織の中で整備していって、デザインの価値っていうのを最大化できるような組織作りっていうのにしていくっていうのがゴール、目的になります。
デザインオプスの悩み
s-umemoto
なるほど、デザインっていうのは一人じゃなくてチームでやるものだと。
チームでどうやったら成果を最大化できるのかみたいなことを整えていくのがデザインオプスみたいな、そんなイメージですよね。
神田淳生
もちろん通りですね。
s-umemoto
今まで神田さんは結構具体的にデザインをするっていうところでご支援するところも多かったと思うんですけども、
最近はこういう悩み、デザイン組織を作るみたいな悩みとかもご相談が来てそれに対応しているっていうことですかね。
神田淳生
そうですね。今お客様の中でもデザインの環境を整えたりとか、デザイナーがキャリアアップしていくような仕組みを整備したりとか、
そういうような依頼をいただくことが多くなってきていますので、そういう中でこのデザインオプスっていうところの考え方を取り入れて進めていくっていうのも
アジケのデザイン組織開発支援事業部でやり始めていることですね。
s-umemoto
なるほど。もちろん全力を尽くしていると思うんですけど、これがメソッドですみたいなまでは到達するのは難しそうなテーマですね。
神田淳生
かなり難しくてっていうのも、あんまり事例っていうのもまだまだ少ないんじゃないかなというふうに思っているんですね。
自分もすごい最近デザインオプスに関していろいろ調べたり勉強したりしているんですけども、
かつての数年前のUXデザインみたいなときの感覚とちょっと似ていて、概念的な部分はめっちゃいろいろ出てくるんですが、
じゃあ実際どうするのとか、何をやったらどうなったのみたいなところのエビデンスとか、実績となるような事例とかっていうのがなかなか出てこなかったりするんで、
みんな探り探りやっているところなのかなというふうに思っています。
デザインオプスの取り組み
s-umemoto
なるほど。じゃあ今日は、今企業のデザインチームが悩んでいることは4点ありますみたいなので、
その解決方法が、概念としてはデザインオプスっていうのがあって、それのご紹介をしていただいたと。そういう内容ですよね。
神田淳生
はい。
s-umemoto
この辺り、もし参考になる方がいらっしゃれば嬉しいなと思いますので、今日も聞いていただいてありがとうございました。
神田淳生
ありがとうございました。
s-umemoto
編集後期。真面目な話でしたね、今日も。
神田淳生
お疲れ様でした。真面目な話でした。
s-umemoto
最初の私のサウナの下りぐらいしか笑うポイントがなかったかも。
神田淳生
なかなか砕けるテーマっていうのは持ってきづらいですね。
s-umemoto
まあまあ、でもトレンドだもんね、デザインオプスはね、なんとなく。
そうですね。自分的にも結構面白いなと思ってますし、広まればいいなと思いながら。
いいデザイナーがいるといいものが生まれやすくなるっていうのがあるんで、そういう感じかなという気もします。
はい。ということで今日も聞いていただいてありがとうございました。
神田淳生
ありがとうございました。
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