デザイナーの給湯室。お疲れ様です。お疲れ様です。
いやー、ちょっとあの、困ってることがあるんですよ。 え?どうしたんですか?
なんかね、正解がわからなくて、どうしたらいいかわからない状態なんですよ。
正解? ちょっと、あの、助けてほしいっていう感じなんですけど、
卵あるじゃないですか、生卵。はい、ありますね。 パックに入ってると思うんですけど、
あの、プラスチックっていうか。はいはい。 入ってますよね、あの透明なやつ。入ってますね。はい、入ってます。
で、あれをどうやって開けたらいいか未だにわかんないんですよ。 ん?どういうことですか?
なんかこう、長い辺が2つあるじゃないですか。で、片っぽは、なんかオレンジ色のテープとかで止まってて。
で、片っぽは、なんか物によってはここからめくってくださいみたいなガイドがついているんですよね。 あーそうなんだ。
そう。で、あれがね、あの、まあそもそも、なんかこうガイド通りに開けたとしても、絶対途中で切れちゃうんですよ。
1回でうまく開けられない。シューっていかないんですかね? いかないんですよね。行ったことがなくて、未だかつて。
で、あれ、オレンジ色のやつってことですか? いや、オレンジ色の方のテープは開けると、パカーンって開いちゃうんですよ。
なんか構造的にかわかんないですけど。 そうですね、そうそうそうそう。 だから、卵パックに書いてあるこっちからってやつで開けると、そこをうまく外せれば、パカーンと開かない状態で開けれるんですけど、
そっちが、うまく開けられない。1回でいかないんですよ。絶対に3回途中で切れちゃうっていう感じで。
まあ僕の力の入れ方とか方向がわからない、あの、まずいのかもしれないですけど、みんなどうなんだろうなと思ってる。みんな困ってないのかな。
あの僕、オレンジ色のやつしかわかんないですけど、もう1個残ってるのはどういうふうに止まってるんですか?
もう1個で、片側はなんかミシン目がついてるんですよね。 だからそこを。 あーそうなんだ。
あの中間部分だけ外していくみたいな作業なんですけど。 あ、それ大変だ。
剥く場所が細いから、もう絶対途中で切れちゃう。 僕だけなのかな?わかんないけど、みんな切れてるんじゃないかなと思うんだけど。
僕もちょっとやったことないな、それ。 僕はあのオレンジ色のパターンしかやらないんですよね。 あ、そうですか。
ちょっとナポンで調べてみたところ、そのオレンジと逆側の方をハサミで切れと。ハサミで切ったら絶対失敗しないから、それが一番確実ですっていう方法を。
道具使うんですか? 確かになと思いましたよね。助けてくださいって言っときながら自分で解決してるんですけど。
やっぱ進行中の仕事で素材を送りました、ご確認よろしくお願いしますってお渡しして、
で、できれば受け取りましたって一文でもいいので、連絡くれるとちょっと安心だなとか、そういうのはありますよね。
そうですね、届いてるかどうかもわかんないから。
じゃあ作業進めますみたいな、そういう返信メールいただけると安心かなと。
来なくても別に僕は問い合わせはしないんですけど。
そうですね、僕もなんか年取ったからっていうのもあると思うんですけど、
今となってはもう1日2日連絡来なくてもとっくに何も感じなくなったなっていうか。
そうですね、脳機内だったらっていうことで。
そうですね、スケジュールに影響が出ない範囲であれば良いんじゃないかなっていう感じで。
逆にですね、これの今フリーランスとして会社員の人と仕事するときにこの連絡関係のことで感じていることとしては、
連絡は多分突然来ますよね、お仕事の連絡って。
そうですね。
そう、で突然来るんだけど急いでるみたいな案件が結構多いっていうか。
急いでるんだったらもうちょっと言うあった方がいいんじゃないみたいな。
それは僕もよくあります。
ありますよね、これどう言ってもどうしようもない話なんですけど。
そこはしょうがないかなと思う部分はあるんですけど、
なんか異常に連絡がしつこい人が結構多いんじゃないかなっていう気がしてますね。
1回断ったのにみたいなことですか。
そうですね、特になんか営業メールとか、もうめんどくさいから無視してるんだけど、
何回も何回も来る、返してないことでちょっと差してほしいみたいな感じですけど。
なんでそんなに送ってくるんだろうなとか、
あとはそんなにいないですけど、ちょっと修正の手室が遅れてるといつもらえるんだとか、
そういうのが何時だみたいな、せかしてくるようななんか。
時間でね。
やたら送ってくる人もたまにいないかなっていうのがあるかなと思いました。
まあね、フリーランスになってからの温心不通ってあんまり僕ないんですよね。
温心不通は自分がってことですか。
自分もお相手の方も。
まあそうですね、会社員の人がいきなり温心不通になるってのは多分あんまり。
ね、あんまりないですけども。
会社員自体でもフリーランスの方が何かとやりとりはしてたんですけども、
温心不通になることはなかったっすね。
僕多分人に恵まれてたんだと思うんですけど。
そうですね。
まあちょっとフリーランスの人にお願いしたときにレスが遅いなみたいなケースがたまにありますよねっていうことなのかなっていうのが一番目ですね。
突然の温心不通、たまにあるでした。
そうそうそう。
まあ書類社会だからしょうがないのかなと思いつつもね。
それが2つ目ですね。見積もりをくれない。
はい。
で3番目。お金関係が割とふわふわ。
これはまあ、逆にそれがよく働いてるケースもあるかなっていう意味で捉えましたね。
なんかウロスでお願いみたいな細かい作業をちょっといろいろ含んじゃって申し訳ないけど、予算としてはこれしかないからこの金額の中でやってみてもらえますかみたいな。
もちろんちょっと膨大にそこから作業量が増えちゃったらベッド相談みたいな感じで進むと思うんですけど。
ここはなんか逆にクライアントがふわふわしてる場合もあるし。
そうそうそう。そうなんですか。
そうですね。フリーランスだからいつもふわふわっていう感じでもないけど。
お客さん、僕の経験なんですけどね。お客さんの方が金額的な探りを入れてくるというか。
最初いくらって言われるんだろうっていうね。自分たちが予定した金額より安ければいいなっていう感じがたまに伝わってくるときがあるんですよね。
なるほどね。
そういうときふわふわしちゃうんですねやっぱり。できれば。
最初これでって言っとって結局ここまで下がるかみたいな。
お客さんの方でね金額が決まってるのであればそれをちゃんと正直に言っていただいた方が動きやすいというか。
そうですね。探り合いみたいになっちゃうのがちょっと一番良くなるんですよね。
そうなんですよ。それでふわふわってすることはありますね。僕はね。
初めにねびしっても正直にこの金額でっていうのがお互い分かれば払わって話せると思うんで。
そうなんですよ。
ふわふわしなくて済むっていう感じ。
スッといくんですよ。そっちの方が。
僕はね。
いや分かりますよ。
これも今フリーランスとして感じることとしては、とにかく値切ってくる人とかがたまにいるなって。
もうちょっとなんとかならないですかみたいな。
いやなんとかならないことはないんだけれどもっていうか。
値切り。
そう。あられを少しでも高く取りなさいっていう風に自分から言われたりしてるんだろうなと思うんだけど。
何の交渉材料もなしになんとかならんかって言われてもなりませんよねっていうか。
でも僕会社のときにそれ多かったかな。対会社に対して会社のときに全体の予算、1年間契約とかそういうのが多かったんで。
年間契約だとやっぱりコストを抑えたいわけですよ、お客さんは。
なのでそこでプラスアルファなんかありませんかみたいな。仕事増やすか金額減らすかみたいな感じにいくわけですよ。
そういうケースも。
そう。なのでそういうのはちょっと対会社のほうが多いかな。やっぱりフリーランスの方っていうよりかは。
この使ってる素材本当に大丈夫なのかなとか不安になることあるでしょうね。
僕が思ったのはフリーのカメラマンさんかなと思って。
カメラマンさん。どこまで使っていいかってこと?写真を。
写真撮って例えば風景写真だったりした時に人混みが多いところで撮っちゃうとやっぱり顔がわかっちゃう人が入ってきちゃいますよね。
その時に人声あったかどうかとかね。
そういった肖像権ですよ。
その辺のところをちゃんとクリアしてるかどうかとかね。
やってるかどうかなのかなって思ったんですけど、
デザイナーでこれクリアしてないっていうのはなかなかないと思って。
あとはデザイナーに全てを委ねる問題でもないような気はしますよね。
中側もそこは意識持っておかないといけないなっていう感じかなと思いますし。
確認すればいいかなって感じだと思うんですけど。
会社員からフリーランスっていうよりはフリーとして今ちょっと思うこととしては、
著作人格権。この制作物は僕が作りましたっていうふうに世の中に発信していい権利。
その制作物に対して他の人が手を入れないでくれっていう権限を行使すること。
著作人格権っていう、著作権とは別にものを作った人には発生するんですけど、
それを契約書に著作人格権を行使しないっていう項目を作って渡してくれるクリアントが多いですね。
多分弁護士事務所とかにお客さんがデザイナーとの契約書のやり取りの取り交わしのときに、
どういうテンプレートがあるかっていうのを多分相談して作ってると思うんですけど、
そういうときに弁護士が著作人格権をデザイナーが行使しちゃうと一のちいろいろめんどくさいですよって、
多分アドバイスが入るから行使しないと一文が必ず追加されるんですけど、
それやっとくと自分が作ったものを自分が作りましたって言えなくなっちゃうんで、クリエイターが。
そういうもんなの?人格権っていじれないんじゃないんだ。
著作人格権を破棄するとは言えないんですよ、クリアントから。
だから行使しないでくれっていう契約書に出てなってるんですけど。
行使は基本的に法で守られてないってこと?
行使していいんですよ、本当は。だから契約書上は、
デザイナーは著作人格権を行使しないことっていう契約書が多いので、
そこは相談して、お客さんもよくわからずにテンプレートそのまま渡してきてる場合が多いから、
もちろんこっちも何か改変するときは一言ご連絡いただければ、
確認すればもう大丈夫ですよとか、そういう注釈を入れて、
OKですっていうことをやる場合も多いですよね。
そのあたりとか、あとは逆に負けたプレゼン案件のデザインを
お客さんが勝手に無断で使ってるみたいな話をよく聞くじゃないですか。
僕は体験としてはないけど。
俺もないけど嫌だな、それ。
嫌ですね。それこそ権利問題がクリアなのかどうかって、
お互い意識したいところかなっていうふうに思いますよねって感じでしょうかね。
6番目。大きい仕事に耐えられるか不安。
これはフリーランス耐えられない。
耐えられないですよね。そりゃそうだよなと。
フリーランスに大きい仕事出してはいかんよって思いますよね。
僕も1回あったんですよ。
今としては受ける側としては出さないでくれって言えるんですけど、
波中側としてはそういう不安を感じるのはしょうがないかな。
そうですね。一人に。
僕やったときだって一人で100ページ近いやつやったんですよ。
一人で。
もちろんほとんどデザイン出来上がった状態で、要するにDTP作業的なやつなんですけど、
100ページですよ。
しかもスポーツ大会のスポーツ選手たちに配るガイドラインみたいなやつ。
それを作ったんですけど、間違いない。
お客さんのほうもスケジュールがタイトな上にイレギュラーがいっぱいあるわけで、
スケジュール通り来ないんですよ。
出し崩しになっちゃいますもんね。
その後どんどん詰まっていくみたいな。
そういうことですよね。
他のお客さんに大きく迷惑かけちゃって、
それでもう次やらないってことになっちゃったんですよ。
フリーランスでもネットワークがあって、
大会が利くようなバランス取りながらスタッフ組んで、
チームで対応してほしいっていう要望なんだろうなと思うんですけど、
そこまでできる人できない人っていうのがやっぱりいるから、
全員フリーランスにそれを求めるっていうのはちょっとまた違うし、
自分が発注先をコントロールすれば案件によっていいのかなっていう気がしますし。
これも逆の立場の意見としては、
大きい仕事ほどお客さんの中でもいろんな人が関わってくるじゃないですか。
だから現場の担当者とやり取りしている中ではOKだったんだけど、
上に行くにつれて全然OKが取れなくなってくるっていうのはよくあると思うんですけど。
そこの調整をするのが多分担当者の役割なんだけど、
それをなかなかしてもらえないっていうケースがある。
上の人が言ってるからもう直すしかないみたいな感じで話が来ちゃうと結構、
作ってる側としてはふむふむって感じになっちゃうし。
あとは最後の考慮寸前で一番偉い人が見て、
まるっきりひっくり返るみたいなケースも何回か経験はあるんで。
しょっちゅうでしたよ、僕。
そういうのはほんと勘弁してほしいなって思いますよね。
そうなんですよ。
恐怖でしかないですよね、それこそ。
恐怖ですよ。
で、7番目。
シンプルに能義が守れるか不安。
これは結構どこなんでしょうね。
僕、目がせっかちなんで、これは結構思ってたことあるかもしれないですね。
ああ、そうなんだ。
本当に大丈夫かな。今日本当に諸行上がってくるのかなとか。
ああ、なるほど。それは確かに。
でね、実際上がってこなかったとか忘れてたみたいなのってちょいちょいあるんで。
ああ、そうなんだ。
能義っていうか、タイミング、タイミングでスケジュール出して渡してるけど忘れられてるみたいなのがちょいちょいあったんで。
そこはちょっと不安っていうのはすごくわかるなっていう感じでしたね。
ちょっとデザイナーさんもフリーランスと関わったことがないので、
ちょっと会社側の意見としてはわかんないですよね。
だいたいいつもカメラマンさんとかライターさんとかは何人か関わりあったんですけど、
まあそういった方々は往々にしてちゃんと能義守る方が多くて。
恵まれてるんですよ。
そうなんですよ。僕たぶん恵まれてるんですよ、人に。
僕が恵まれてないってわけでもないんだけど。
まあこういう方いらっしゃるんでしょうね。
すごくしっかりやってくれる方もいっぱいいるし、前倒しでむしろ出してくれる方もいっぱいいるんで。
たまにこういう人がいるっちゃいるけど、それはフリーランスだろうが会社員だろうがっていう感じで。
だから逆に全く同じ不安を今僕は会社員の人に感じてるっていうか、
スケジュール通りにこっち出してるんだけど、スケジュール通りに返事が来たことないとか、
気づいたらもう終わってますとかなんかあるじゃないですか。
あります。僕のお客さんで安定して1日遅れる方いらっしゃる。
そうなんですよね。だからこれはまあお互い様かなっていう感じかなという気がします。
で最後ですね。最後は情緒の爆弾っていうすごくパワーワードがすごい面白い表現されてるんですけど。
それはなんだろうな。フリーランスはあんまり背負ってるものがないからすぐ感情的になってくるみたいなことなのかな。
なんかこう言い返してくるんですかね。ちょっと僕もよくわかんないですけど。
そうですね。仕事上でちょっとお互い感情的に何か言ってもいいやみたいなことは、
フリーとかで限らずあるかなと思うんですけど。
ありますよね。
爆弾っていうからいきなり切れるとかそういうことなんでしょうかね。
だと思いますよ。でも僕ね、僕じゃないんですけど、他の部署の方で、
そのディレクターがいてね、そのフリーのデザイナーさんにお願いしてて、