1. デザイナーの給湯室
  2. #029 現役デザイナーがおすす..
2022-07-14 33:23

#029 現役デザイナーがおすすめするデザイン本【第2弾】

ご好評につき、おすすめデザイン本企画第2弾です。今回は中級者から上級者向けの内容となりますが、デザイナー初心者の方も楽しめる逸品なので書店で見かけたらお手に取ってみてはいかがでしょうか。

 涙腺崩壊動画
 「支持されるWEBデザイン事例集」
 「広告の会社、作りました」
 「あるあるタイポ。誰でもできる文字加工のデザイン集」
 おすすめ雑誌4選(詳細は下記)
 EDトーク

【※】お猿さんの涙腺崩壊動画。https://youtu.be/e9j2eiT9-D8
【※】おすすめ雑誌4選・・・・「月刊ブレーン(宣伝会議)」「デザインノート(誠文堂新光社、不定期)」「デザインのひきだし(グラフィック社、不定期?)」「AXIS(隔月)」
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「デザイナーの給湯室」では皆様からのお便りをお待ちしております。デザインについてのお悩みやご質問、ご感想などなど、メール( pachi2.uta@gmail.com )やTwitter( https://twitter.com/des_q_ )のDMからどしどしお寄せください。Twitterで「#デザ給」をつけて投稿していただけたら泣いて喜びます。

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thanks!
タイトルコール:中西ももか・水瀬うみか

00:08
デザイナーの給湯室。
お疲れ様です。
お疲れ様です。
デザイナーの給湯室、第29回目だと思っておりますが、あってますでしょうか。
おそらくあってると思います。
utaさんに確認をするなという感じなんですけど。
僕もちょっと曖昧なんで。
今日ですね、冒頭、僕最近ハマってるYouTubeチャンネルを一つご紹介しようかなと思って。
珍しいですね、YouTubeチャンネル。
基本的にはものすごくYouTube見てるんで、毎日。
そうなんですね。
そうなんです。そんなことしてないで仕事しろって感じなんですけど。
ただ、僕の情報のインプットの一環と思っていただく。
そうですよね。
そうなんですよ。
あのですね、黒田アニマルトレーナーっていうチャンネルが。
黒田アニマルトレーナー。
ご存知ですか?
ご存知ないですね。
19万人ぐらいチャンネル登録者がいらっしゃる。
多分黒田さんって方なのかもですけど、アニマルトレーナーの黒田さんっていう方が運営してらっしゃるチャンネルなんですね。
僕も最近見始めたばっかりなんであんまりよくはわかんないんですけど、この中の動画が一つオススメに上がってきて、それを見てそこからちょっとハマってるんですけど。
アニマルトレーナーさんなんですけど、基本は多分メインは猿回し的な感じのことをやられてる方だと思うんですよね。
カイくんっていう日本猿がよく登場するんですけど、他にもいろんな動物が登場してくるんですよ。
何犬なのかな?ちょっと特徴的な顔してるワンちゃんなんですけど、僕犬の種類はわかんないんですが。
結構モヤちゃんっていう犬が白い犬なんですけど、これも多分結構老齢だったのかな。
みんな一緒に暮らしてるような環境っぽいんですけど、モヤちゃんが亡くなっちゃったみたいなんですよね、ついこの間。
動物の癌かなんかで。そのモヤちゃんとお猿のカイくんは結構仲が良かったらしく。
犬営の中ではなくだいぶ仲が良かったみたいで、お散歩とかをよく一緒に行ってたみたいなんですけど。
ただお猿さん頭いいとはいえ、生き物の死をあんまりちゃんと理解してないみたいな感じっぽくて、
散歩に行く度に犬のモヤちゃんが入ってた檻を毎回見に行ったりとかして、
そこに置いてある毛布の下とか見て、モヤちゃんを毎回探すみたいな行為があって。
03:04
それがそもそも結構泣けちゃうんですけど、
それをこのトレーナーの黒田さんがモヤちゃんの死をなんとか受け止めてもらいたいっていうことで、
モヤちゃんは仮装してお骨になって骨つぼがあるんですけど、
その骨つぼをモヤちゃんとして話しかけて、なんかその餌をあげるフリとかしながら、
モヤちゃんモヤちゃんみたいな感じで、
カイ君の前でこれがなくなっても骨になってるんだよっていうのを何回か見せるわけですよ、黒田さんが。
最初はなんかよくわかってないんですけど、途中からなんかいきなりハッとしたような顔をして、
その骨つぼをめちゃくちゃ抱きしめるんですよね。
このサムネはそれかな。
見ました?それ。
はい、見てます。
ずっとね、気づいてからしばらく抱きしめてじっとしてるんですけど、
基本サルなんで落ち着きないんですけど、
で、それの後からその散歩に行く時にほとんどモヤちゃんがいたケージをもう見なくなるようになって、
多分カイ君はモヤちゃんがいなくなって骨になったんだよっていうのを受け止めたんじゃないかっていう動画が、
多分それなんですけど。
ちょっと累戦崩壊系の動画なんで、ちょっと皆さんもぜひ興味があったら見てみていただきたいんですけど、
でも基本的にはなんか結構面白おかしい動画をいっぱい投稿されてるチャンネルで心がほっこり温まるような動画が多いので、
非常に他の動画もおすすめなんですけど、特にそれがですね、ものすごくグッときたというか最近。
でもこれ僕あれですね、見た形跡ありますね。
本当ですか。
再生した後が。
記憶にはない、記録には残ってるけど。
他の動画見てました、この方の。
そうなんですね。
おさるさんの他の動画見てました。
なるほど。
後で見てみます。
そうそうそう、泣きじゃくって仕事にならないかもしれないですけど。
19万人ぐらいいらっしゃるチャンネルなんでね、多分何かのきっかけでお勧めはされて。
そうですね、出ます。
出てるんですね、きっとね。
多分見てらっしゃるのかなという感じですね。
ちょっとコンパクトに話そうと思って、そこそこまた今日も冒頭時間が経ってしまいました。
今日は全然関係ないお話で、デザイン本の紹介の第2弾ということです。
前回というか、デザイン本の紹介をやった回があるんですけど、割とそれは皆さんお聞きいただいているようなので、今回は続編的な感じでやっていこうと思います。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
06:07
それでは、気を取り直してというか、
カイ君のことは一回忘れていただいて、この合間に動画を見てらっしゃる方がいたら戻ってこないかもしれないですね。
そうですね、戻ってこれないですよね。
余計なことしちゃったかな。
おすすめのデザイン本ということで、2人それぞれちょっと紹介していこうかなと思うんですけど、宇田さんからいきますか。
いきましょうか。
僕は2冊ご紹介しようと思います。
でですね、ちょっと僕のはデザイン本らしいデザイン本ではないんですよ。
なのでちょっと変わり種なものとして、
変わり種の対抗術ですね、僕は。
ちょっと聞いてみていただければと思います。
まず1冊目。
これちょっとタイトルが長いんですが、タイトルそのものがもう本当内容そのものなのでちょっとタイトル読みますね。
2万回のABテストからわかった。指示されるウェブデザイン事例集。
なるほど、事例集か。
事例集です。これABテストの事例集なんですよ。
面白いですね。
ABテストってちょっとわからない方がいらっしゃるかもしれないので、ちょっと軽く説明させていただきますね。
元のデザイン、これ改善が必要だなっていうデザインのサイトのページがあるじゃないですか。
それをAアンとBアン作るんですね。
で、その元のデザインとAアン、Bアンを同時に配信して、ユーザーをランダムに同じ数だけ振り分けるんですよ。
言っていること分かりますかね。
例えば3000プレビュー数のページを改善、ABテストするとすると、元のデザインに1000人振り分けて、Aアンに1000人振り分けて、Bアンに1000人振り分けて全部で3000プレビュー。
みたいな感じで振り分けるんですね。
で、この本はその良かった結果ですね。Aアン、Bアンの良かった結果の改善率を数字で表してるんですよ。
なるほど。
で、一応クイズ形式になってるんですね。
どっちが?
一応クイズ形式。
コンバージョン取れてるからっていう。
そうそう。どっちがAアンとBアンどちらが改善率が上がりましたかっていうクイズになってるんですね。
で、クイズって言ってもそんな大したクイズじゃないですけど。
2択ですね。
そう2択なんで、半分で当たっちゃうんで。50%のクイズで。
元のやつが一番良かったみたいな結果もあるんですか?
AでもBでもなかったっていう。
いや、それいいとこ気づきましたね。僕はその結果も見たかったんですよ。でも載ってなかったんですね。
そうなんだ。
そうなんですよ。
可能性としてはそういうこともありますね。
そう。失敗例も載せてほしかったんですけど、ちょっと難しいですよね。
09:01
なのでちょっとその成功例だけが35例載ってるんですけど、ポイントとしては実例なんですよ、全部。
35例、実例なんですね。
しかもその企業も結構有名な企業で。
そうなんですね。
ガリバーとかブックオフとか、あと地方自治体もあったかな。あと銀行とかもあったりとか、保険会社。スカパンも、フールとかスカパンもあったかな。
なかなか実績としてはすごいところ出してきたなっていう。
制作物としてはバナってことですか?
違うんですよ。ページそのものですね。
ページそのものなんだ。じゃあ結構違うものはガラッと変わっちゃってるっていう感じで。
そうですね。ガラッと変わってるところもあるんですけど、でもちょっと手こ入れしてる程度のやつもあって、結構勉強なるというか、ちょっと配置変えるだけでこうなるかとか、ちょっと色を加えるだけでこうなるかっていうのがあって。
とにかく僕的にはこれ本当に企業秘密レベルの情報だと思ってるんですよ。普通言わないですよね、これ。
そうですね。内部情報に近いデータだと思うんで。
そうなんですよ。これデザイン会社だけの情報じゃないじゃないですか、こういう情報って。
そうですね。クライアントが持ってる。
クライアントもちゃんと持ってる情報で、ちゃんとした許諾なしに載せられない情報なので、すごいなと思ってその時点で。
確かにあんまり見ないですよね、そういう。
そうなんですよ。しかもそれで改善率っていう数字化してるところがまたさらに素晴らしいんですよね。
だからどれがどれだけどんなふうにっていうのって、言葉で説明できても数字でどのくらいかって言いづらいじゃないですか。
だいたい1.5倍ぐらいに跳ね上がりますよとか言いづらい話なんですけど、
ただこれはもうちゃんと数字化されてるんで、180%とか。
ただこの中でも102%とか、そこまで大きくは跳ね上がってないですもん、ちゃんと紹介してて。
そういうところがまたリアルだなと思って。
どれぐらいの厚さの本なんですか。
えっとですね、こんな感じ、デザイン本ですね。
そこまでは厚くないんだ。
よく見るデザイン本の厚さかな。
200ページないぐらいですか。
そうですね、180ページぐらいです。
なるほど。
そうなんですよ。
興味深いですね。
ぜひね、デザイン本でセオリーとかテクニック、もう耳たこだよっていう方にぜひおすすめしたい本ですね。
いいですね。
本当実務的な内容がギュッと詰まってます。
そうですね、ウェブが特に数字とってなんぼというか。
12:02
そうなんですよ。
数字がすぐ分かりやすいやつなんで、ウェブデザインって特に役に立つんじゃないかなと思っておすすめしております。
僕もちょっと読んでみたいです、それ。
はい、じゃあ2冊目。
2冊目いきますか。
2冊目いきます。
2冊目はですね、これもちょっと変わりだねというかデザイン本じゃない枠なんですけど。
小説なんですよ。
小説が来た。
そうなんですよ、小説なんですよ。
小説のタイトルを言いますね。
広告の会社作りました。
っていうタイトルの小説。
小説なんですね。
そうなんですよ。
フィクションということですね。
そうです。
視聴者が中村広さんっていう方ですね。
で、これどういう内容かっていうと、ここで紹介するからには主人公デザイナーなんですよ。
そうでしょうね。
グラフィックデザイナー。
しかもまだあれかな、新人のグラフィックデザイナーって設定だったかな。
で、その主人公うだつの上がらない新人デザイナーっていう設定で、
突然勤めていた会社が倒産しちゃうんですね。
で、ややあって、第2の主人公であるコピーライターさんとビジネスパートナーになるんですね。
で、その主人公的には不本意ながらフリーランス生活がスタートしてしまうっていう話なんですよ。
なるほど。
本当はフリーランスじゃなくて安定した会社に入社してデザインをやりたかったっていう主人公がフリーランスになるっていう話ですね。
で、それでですね、それだけじゃなくて、ただこの業界の悪い部分ですよ。
コンペとかあるじゃないですか。
ああいうのって大体、現在の会社に引きつくためにこういろいろとデキレースが取れてることありますよね。
そういったデキレースにこの2人が立ち向かうっていう話なんですね。
なるほど。
で、その中で仕事とは何か、そして会社とは何かっていう問う青春物語っていうところですかね。
この方は広告業界の方なんですかね。
いや、違うと思うんですね、これ。
デザイナーさんが身近にいたのかもしれないんですけどもね。
取材なりなんなりして、そういう業界の。
そうなんですよ。
作物を見ると広告とかデザインの方は。
そうなんです、そうでもないんですよ。
出してないですもんね。
これだけなんですよ。
結構でも有名な方なのかな。
どうなんですかね、僕もこの書籍以外は知らないんですよね。
ラノベ的な感じのものが多いのかな。
かもしれないですね、イラストがそれに近いかもしれない。
ライトノベル。
全然間違ってたら恥ずかしいですけど。
でですね、僕の感動ポイントというか、ちょっといくつかご紹介しますね。
感動ポイントがあるんですね。
15:00
感動ポイント、まずデザイナーが主人公である小説っていうのがもうそもそも稀有な存在で。
そうですね、あまり一般受けしないというか共感を見づらい業種ですからね。
そこがまず感動ポイントでした。
感動ポイント、超個人的な感動ポイント。
そして2つ目が広告業界とかクリエイティブ業界、制作業界でもそうなんですけど、
ちょっとそのリアルな現場がちょっと垣間見えるというか、
先ほど言ったデッキレースだったりとか色々とリアルなところが垣間見えるんですよ、この小説の中で。
そこをまたお勧めポイントかな。
なるほど。
で、ここが一番僕大切なんですよ。
大切な部分があって。
小説でインデザインっていうキーワード初めて見たんですよ。
インデザインヘビーユーザーの宇多さんにしたら。
感動ですよ。
小説でインデザインってキーワード読む日が来るなんて思わなかったんで。
そうなんですよね、なかなか。
すごい感動しました。
そうなんですよ、アドビデスラー出てこない。
なかなか出せない。
それを飛び越えてインデザインですかね。
フォトショップいられ飛び越えてインデザイン。
すごいな。
すごくないですか、僕それに感動しちゃって。
最初のうちはそればっかり覚えてたんですよね。
そればっかり覚えたんです。
インデザインが出てきた小説だっていう。
なるほど、そういう位置づけだったんですね。
そういう位置づけだったんですけど。
よくよく考えてみたらいい小説だったなと思って。
それで2冊目がこの小説。
報告の会社作りました、でした。
なるほど。
僕は以上です。
以上の2冊。
はい。
デザイナーの給頭室。
じゃあ僕はですね、僕のほうに行きますよ。
僕のほうは、まずはですね、インジェクターEさんの最新のほうがあるんですよ。
あるある台本。
それツイッターで見ましたよ。
そう、ツイッターで。
僕も見てて、欲しいって思いました。
まだ中身はご覧になってないですか?
いや、見たんです、立ち読みで。
見ました。
ちょっとパラメミしたんです。
今回はもうタイプグラフィーに振り切って作られてるんですけど、
全部多分架空の制作物だとは思うんですが、
それにしてはちょっとクオリティがやべえっていう感じなんですよ、全部。
力の入れ方が半端ない印象で。
それぞれのタイプのレベルが高すぎる。
一応分類別に構成されてるんですけど、
本当に淡々とタイプを延々やってるだけの本なんですけど、
18:01
それがもう本当に潔くてですね、
僕はなんかいろんなネタを組み合わせて本を書いちゃうんですけど、
一つのネタだけでやりきってる潔さがめちゃくちゃかっこよくてですね、
思わず即買いしてしまったんですけど、
タイプグラフィーってやっぱり考えなしに作ると結構難しいじゃないですか。
難しいですね。
ですよね。
とはいえ、しっかり考えを先に構築して、
こういうコンセプトで作るっていうふうに作り始めても難しかったりしますよね。
難しいですね。
そうなんです。論理的に作っていくと結構崩壊したりとか、面白くなかったりするんで。
だから結構ケース、こういうパターンというか、
こういうふうに文字を削字するとうまく見えるみたいな法則がやっぱり結構存在していて、
その引き出しをいかに持ってるかっていうのが問われる分野の仕事かなと思うんですけど、
それが偏りなく本当に幅広く網羅されてるので、
最近デザイン本ってデザイナーじゃない人が買うものみたいな風潮が結構多分あって、
そうなんだ。
そう、アドビの製品もそうですけど、
無料で使えるデザイン関係のツールっていうのがどんどん出てきてるから、
デザイナーじゃない人がちょっとそのアプリケーションに頼って、
なんとなくかっこよくデザインできるっていう状況があるもんだから、
もうちょっと踏み込んでデザイン学びたいっていう人多分すごい増えてるんだと思うんですけど、
だからそのデザイナーじゃない人でもわかりやすく書かれた本ばっかりが売れてるような印象なんですけど、
今回のものはむしろデザイナーがバイブル的に持っておいてほしいなというか、
僕も常に参考書的なものとして置いておきたいっていう感じだったので、
逆にデザインに関して素人の人が読んでもちょっとそれを再現できないんじゃないかなっていうのもあったりするんですけど、
そこにあまり向いてないのかなっていうのが良かったです。
デザイナー向けに参考書的に書くのって多分すごく内容がちゃんと充実してないと満足されないと思うので、
そうですよね。
そうなんですよね。誰にも書けるものじゃないんですよ。
そこをちゃんとやれてるインジェクターさん本当にすごいなっていうか脱帽的な印象だったので、
まずそれを激しく最初お勧めしたいっていうのが結構あります。
あとは僕はどの本っていうのもあるんですけど、
デザインの雑誌を読むといいですよっていうのを最近ちょっと動画でもお話ししてて、
何がいいのかっていうところなんですけど、結構メリットとしては2つぐらいあるかなと思ってるんですが、
まず1つは雑誌を読むと結構モチベーションを維持っていうか向上させることができるかなっていうふうに思います。
21:05
やっぱり雑誌なのでデザインの制作物だけじゃなくて、
それの制作の裏側みたいなものとか裏事情みたいなものを結構書かれてることが多いので、
そういうものを知ると自分も頑張らなきゃなというか、
そういうところに自分も行きたいなって思ってもらったりできると思うんですよね。
ネット上でそういう情報って結構最近溢れてるのかもしれないですけど、
どこぞの誰かが知らない人が発信してる情報ってやっぱり主観が強かったりとか、
内容がやっぱり薄かったりすると思うので、
雑誌っていうのはやっぱりちゃんと編集者が記事をその変算しているので、
客観的で具体的な情報を正しく届けてくれるメディアだと思うので、
情報の密度も濃いのでそういうものに触れていくと良いかなっていう感じですね。
それがまず一つのメリットとしてあります。
雑誌を読むメリットとしての二つ目は、
そのトレンドを把握しやすいっていうのがありますよね。
定期的に新刊が発行されるっていうのが雑誌の強みだと思うので、
今その時の流行りのものっていうのを正しく情報として届けてくれるっていうのがありがたいかなっていう感じですね。
ネットでそういうものも収集できなくはないと思うんですけども、
ネットで収集するのはデザインに関してはニュースみたいなものの方がいいのかなと思いますね。
その時々知りたいイベントみたいなものをネットから情報として仕入れる。
デザイントレンドみたいなものはあまりネットでは追っかけられないかなって個人的には思っています。
ウェブデザインは別だと思いますけど、
実際あとは街に出てデザインを見るっていうのもいいかもしれないですけど、
ネットではニュースを収集して雑誌からはトレンドを学ぶっていう感じですかね。
ちなみに書籍から獲得できる情報っていうのは多分ニュースでもトレンドでもなくて、
その考え方とか技術とかテクニックなのかなっていう感じだと思うんですけど、
一応ちなみに動画でもお話ししてるんですけど、
おすすめのデザイン系の雑誌っていうのを4つ軽くお話します。
話すまでもなく知っている方は多いと思うんですけど、
まず1つはブレーンですね。
宣伝会議さんが発行している、
デザイナーならこれは聞いたことないという人は多分いないんだろうと思うんですけど、
宣伝会議さんは多くのデザインに関して、
宣伝会議さんは多くのデザイン系のセミナーとかイベントを開催している出版社さんなんですけど、
イベントを中心にやっている会社さんというイメージが強いかもしれないですけど、
そもそも宣伝会議っていう雑誌を出している会社さんですけど、
そうですね。
まずややこしいんですよね。宣伝会議の宣伝会議とブレーンがある。
24:01
ブレーンは中でも結構広告とかクリエイティブに偏った内容になっていて、
これは本当にとにかく今日本、主に日本でしょうかね、
第一線で活躍しているデザイナーさんたちのクリエイティブの作例とか事例の紹介がとても多いので、
とてもありがたい。
ただ首都圏のものに限って掲載されてそうな雰囲気もあるんですけど、
実際意外にそうでもなくてローカルで頑張っているクリエイティブとかもちゃんとピックアップして特集してくれるので、
そういうのも見れるのも非常にありがたいなという感じですね。
ちなみにデザイナー系の求人広告がめっちゃ載ってるんで。
そうなんだ。
ネットでは。
それが見るかっていう。
そこを目的で見てしまうっていうのも良いんじゃないかなという感じです。
それが一冊目ですね、ブレーン。
二冊目がデザインノートですね。
こちらはもうちょっと技術寄りなのかなという感じだと思うんですけど、
青文道振興社さんという会社が出されてます。
技術賞を中心に出されてる出版社さんですね。
青文道振興社さんはアイディアっていう雑誌出してるんで、
こっちの方が有名かもしれないですけど。
僕の好きな雑誌だ。
そうです。いつぞやの会に出てきたアイディアですね。
アイディアのロゴはちなみに亀倉雄作さんという有名なデザイナーさんがやられてて、
今はちょっとそれを少し細めに現代っぽくアレンジしたロゴになってますけれども、
2004年に刊行されてるんで、18年くらいも経ってるんで、
結構古い雑誌かなとは思うんですけど、
こちらはそうですね、技術的なことが最初は多かったような気がするんですけど、
最近はブレーンとの差別感もあんまりされてないような雰囲気はあるんですけど、
こっちもその制作のプロセスとかに結構フォーカスしてくれてるので、
クリエイターというかデザイナーがどういう趣向でデザインと向き合ってるかっていうのを
とてもよく見られる雑誌になってますね。
これは定期刊行じゃないんですね、今ね。
そうですよね。半年に一遍くらいじゃないですかね。
そうですね、不定期ですね。
直近では水野学さんの特集の号が最新なんですね。
そこで僕の書籍のプレゼント企画を出してもらって、
水野さんの手書きのメッセージの横のページに僕の書籍のプレゼントコーナーがあって、
すごい恐縮しちゃってる感じなんですけど。
それが2冊目のデザインのときですね。
3冊目はデザインの引き出しですね。
これはもう有名なグラフィック社です。
グラフィック社が作っている雑誌なんですけども、
これの何がすごいかっていうとちょっとおまけがやばいっていうやつですね。
本当にそれ思いますよ。
どっちが本名かちょっとわかんないような。
27:00
あれでも実際赤字覚悟のレベルですよね。
じゃないですか、ただかなり初回のロットは少ないんでしょうけどね。
すぐ店頭から在庫が消えちゃうんで。
新刊が出てると思ったらすぐ買わないと多分買えないものだと思います。
書店で買うのだったら。
主にその印刷とか紙とか加工なんかに特化した
グラフィックデザイナー向けの技術紹介の雑誌っていう感じ。
その実際の用紙とか加工とかそういうものを手に取ってわかりやすいように
サンプルがめちゃくちゃ入ってるっていう。
入ってますね。
本紙の5倍ぐらいの厚さの付録が付いてたりするっていうちょっとわけわかんない。
サンプル雑誌ですよね。
それを収集するために買ってるみたいな感じになってますね。
僕も一時期3年ぐらい買い溜めてましたよ。
毎回買ってて。
今度は入り切れなくなってなくなく処分したんですけど。
付録だけ残ってるみたいなオチですか。
いや付録も全部売っちゃいました。
好きな方はやっぱり好きなと思うんで。
メルカリに出したら多分秒で売れるのかなって感じですけど。
それが3冊目です。
最後4冊目はアクシスですね。
アクシス。
僕もこの間橘さんに聞いてその雑誌初めて知ったんですよね。
本当ですか。
そうなんですよ。
僕ずっと一番好きな雑誌で、ずっと読んでるかと言われればずっと読んでもないんですけど。
特に学生の時にものすごく好きでワクワクしながら読んでたんですけど。
グラフィックとかウェブっていうよりはデザインっていう大きな括りで編集されてる雑誌なので。
そのプロダクトとかその建築アーキテクトとかそういうデザインのものも多いんですけど。
すごいバイリンガル仕様なんですよね。
英語も本文の横に必ずあるっていう感じの。
あれそうなんだ。
そうなんですよ。
その雑誌読みでパラリンしたんですけど。
そうなんですよ。ずっとそういう仕様で徹底してやられてる感じなんですけれども。
六本木にアクシスビルっていうのがあって僕はそこに学生の時に行くのが夢だったんですけど。
この雑誌のために開発されたアクシスっていう書体があってですね。
それが好きで結構一時期使ってたんですけど。
そのアクシスっていうフォントを普通に買うと多分高くて皆さん買えないかもしれないんですけど。
そうなんだ。
会社でもし購入の機会があるような場合は是非導入されてみるとよいかなっていう気がします。
本当に何だろうな。日本語版のリンとでも言ったらいいのか。
割と無機質で工業製品っぽい感じの書体なんですけど。
それに漢字も入ってるんですか?
もちろんあります。
そうなんだ。
オシャレなフォントなんですよ、これは。
アクシスフォントっていうふうに検索すると多分出てくると思いますけど。
30:02
本当だ。出てきた。
フォント作るのって大変ですよね。いつも思うけど。
そうですよね。
何万文字作るんだろうっていう。
是非使う機会があれば使ってみていただきたいなと思う書体の一つですね。
欲しいな。
ワンウェイト25470円。
え、ワンウェイト?
そうか。
そうですね。7ウェイトセットのCD-ROM版13万2000円とか言ってるんで。
でも買い切っちゃった方がいいのかな。
オープンタイプ以降ずっと買わないですもんね。大きくバージョン変化しないから。
そうですね。
これはなんかどっかで提供してくれないかなと思ってるんですけど、アドビフォンツとかに入ってくれたらすごいありがたいなって。
是非ね。ありがたいですね、本当に。
そう思うんですけど、多分まだどこも抱え込んでない動画ですね。
素敵。
素敵ですよね。
ちょっと見てて素敵ですよ。
そうなんですよ。アルファベットとの相性もすごく良くて。
ね、抜群ですよね。
そうなんですよね。
こういうやつ欲しいってやつと日本語がガッチャンコしてて、いいなって思って今見てます。
是非ちょっとこれ初体に眺めるだけでも。
そうですね。是非とも。リンク貼っときますので、皆さんもご覧ください。
そうですね。という感じでございました。
はい。
はい。
デザイナーの給頭室。
はい。いかがでしたでしょうか。今週のデザイナーの給頭室。そろそろお別れの時間となりました。
はい。
今日はおすすめの本、第2弾ということで。
はい。
宇田さんの方は2冊。
そうですね。2冊ですね。
はい。
2万回のABテストからわかった支持されるウェブデザイン知恵集と広告の会社作りました。
はい。
の2冊でしたね。
はい。2冊。
僕の方はインジクターイーさんの最新の書籍ですね。あるあるタイポっていうのがまず1つ。
あと雑誌を4冊ですね。ブレーン、デザインノート、デザインの引出し、アクシスこの4冊を軽くですけど紹介させていただいた感じになります。
はい。
デザイナーの給頭室では皆様からのご意見ご感想をお待ちしております。
TwitterのDM、YouTubeのコメント欄などからドシドシを寄せください。
またハッシュタグデザッキーをつけて投稿していただければリプライやリツイートをしに参りますのでお気軽に投稿してください。
33:03
次回は7月21日木曜日21時頃お耳にかかります。
本日もありがとうございました。
お会いしたいのは私パチパチと、
うたでした。
バイバイ。
33:23

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