野嶋成美
だからきっとこの説明を受けて、ご自身がダブルケアだっていうことを自覚しているっていうパーセンテージなんだと思います、このアンケートの結果で。
岡大徳
事前にアンケートでダブルケアはどういうことかっていうことを言って、この回答例だと思いますね。
野嶋成美
結構高いですよね。
岡大徳
高い。そうなんですよ。
野島さんがこの男性とかに、っていう時にダブルケアについてお話をした上で。
野嶋成美
そもそも男性がいないですね。
あと、リクシスさんっていうところがビジネスケアラーについてのデータを出してくれてたの。
私が昨年見て、そこでビジネスケアラーについて興味を持ったんですけど、ビジネスケアラーとはお仕事しながら介護されている方のことなんですが、
ビジネスケアラーになった方の半数以上が、介護知識がゼロで入ってるんですね。
数年先に介護が来そうっていう予感がしてるってことは、もうすでに介護に入ってる状態なんじゃないかなと思うんですよ。広い意味では。
岡大徳
それで、自覚っていうことになるんじゃないかなと思ってて。
野嶋成美
どうでしょう?ちょっと今考えたことなんで、大丈夫かしら?
岡大徳
僕も思うところがあって、
例えば、アンケートでは文を読んで、丸とかっていう感じでアンケートを取ると思うんですけど、
野嶋成美
対面になった時に、男性が自分でやってるとか、自分も大変なんですよって言いづらいっていうところもあるのかなと。
あるかなとは思いましたね。
あとですね、社会通年的に、子育ても介護も女性がやって当たり前っていうのがまだ残ってますよね。
男性の日って、ちょっといつだか忘れたんですけど、
その日に新聞でアンケート結果が出てたんですが、男性は主に働いて家を守るものっていうことでアンケートを取って、
岡大徳
20代で40%の人がイエスって答えたんですね。
野嶋成美
60代だと60%以上になるんですけども、
20代でもまだ4割以上が男性は働くべきって思ってて、
そこでアンケート結果から男性の生きづらさを書いてあったんですね、新聞記事に。
っていうことは逆を返せば、まだまだ女性が家を守るものって思ってる人がいるってことですよね。
岡大徳
だけど一方でダブルケアって言ったら自分ごとって書いてる、アンケートでは書いてるっていうのは、
なかなかアンケートとかで男性も興味ないとも書けない天理もあるのかなとは僕は思いましたね、男からすると。
野嶋成美
わかりました。私の体感よりももっと男性も興味を持ってもらってるっていう解釈でしょうか。
岡大徳
逆に野島さんが思ってる、自分ごと体感して目の前で話して、自分ごとと思ってないと思うっていうのが僕は合ってると思っていて、
野嶋成美
だけどアンケートとかで書くときに、なかなか自分ごとと思ってないよと書きづらいところがあるのかなと思いましたね、男としては。
岡大徳
逆になってる。
だけど実際に地域包括センターって何とか調べようとかっていうところはない。
だから実際には自分ごととなかなか思ってないと思うような感じになってるのかなと。
野嶋成美
なるほど。
岡大徳
思いましたね。
女性と男性の違いもあると思いますし。
野嶋成美
女性もやっぱり興味ないですよね、やっぱりね。
岡大徳
いやどうですかね、女性で自分ごとと思ってるっていう人はどういうふうに思われて、野島さんは思われます?
野嶋成美
実際親が弱っていくのを見るとやっぱり近いかなって実感するんじゃないでしょうか、動いていくのを見ると。
岡大徳
そうなんですね。
ということは、まだダブルケアとは認識してない女性と話をしていて、弱ってるこんな感じなんですとちょっと調べないといけないなっていう話を聞くと、野島さんは自分ごととして思ってくれてるなっていう感じに思うってことですかね。
野嶋成美
そうですね、もう一つダブルケアの話をしている中で、私はダブルケアではないんですけどとか、私はまだまだなんですけどっていう方の話を伺うと、ダブルケアで相当しんどい思いしてるんだろうなって思う話が結構あって、
まだまだっておっしゃる方がすごい多いのがちょっとあるんですよね。
岡大徳
女性の中でもそういった、なかなかダブルケアをしていることですね。
はい。
わかりました。
すみません、今日いろんな方来ていただいてありがとうございます。
たくさん集まって来ていただいたので、やっぱりダブルケアとはとか、そういったところからちょっと聞いてできたらなと思ってます。
野嶋成美
ありがとうございます。
ダブルケアとは、競技の意味と講義の意味がありまして、競技の意味、狭い意味では、介護と子育ての同時進行、子育て中に親の介護が始まるという意味がダブルケアになります。
講義の意味ではもっと広く捉えまして、複数のケア、子育てと介護に関わらず複数のケアが重なることをダブルケアと捉えています。
マスコミで扱っているダブルケアは、狭い意味での介護と子育てのダブルケアということで、子どもも小学校に上がったらダブルケア終了ですとか、親を施設に預けたらダブルケア終了とか、そういった誤解があるところもあります。
また、支援団体でも、ダブルケアの支援団体でも、介護と子育てに絞って支援をしているところがあります。
それは支援の対象が広がりすぎると支援が定まらなくなってしまうからです。
ですので、競技の意味でも、抗議の意味でも、どちらでもダブルケアと言いますが、私は広い意味でのダブルケアを皆さんにお披露目しようと思って伝えております。
岡大徳
はい、ありがとうございます。
そういったところで、どういったところが課題になっていますか?
野嶋成美
私が一番課題に思っているのは、先ほどからちょっと言っていたのですが、女性が一人で抱え込んでいて、それを当たり前と思っていて、できない自分を責めてしまうというところが課題だと思っています。
岡大徳
ありがとうございます。では、そういうときにどうしたらいいのかっていうのがあるんですか、ダブルケアっていうのは。
野嶋成美
どうしたらいいか。まず、当事者が助けてと言わないと支援ができないという話があるんですけれども、なかなかできない自分を責めているダブルケアラーは、自分から声を上げることは難しいと私は思っています。
私自身も助けてなんて言えないって思っていました。
ですので、助けてと簡単に言える環境、社会が周りがダブルケアをして、この人には支援が必要であるということを認識してもらうことが先決だと私は考えています。
岡大徳
やっぱり周りの手助けとか、そういった社会的に守るというか、気づくっていう仕組みが必要っていうところもありますよね、確かに。
野嶋成美
はい、そう思います。
岡大徳
よく考えるのは、そういった時に自分自身が僕の立場で何ができるのかなっていうのは思うんですけど、どういうことをしてほしいとか、こういうのがあったらいいなっていうのはあるんですか。
野嶋成美
もう本当にここでアクティブリスニングだと思っています、私。
周りの人が聞ける耳を持ってくだされば、助けての声も察知できるんじゃないかなと思います。
岡大徳
アクティブリスニングっていうのは、人として尊重して、信頼環境を築くっていうところがあるので、なかなか助けてと言えない人たちに寄り添っていけるのかなっていうのは僕も思ってますね。
野嶋成美
はい、私もそう思ってます。
岡大徳
岩田さんとかどうですか。
岩田恭子
アクティブリスニングでそういう方たちに寄り添えるっていうことは、すごくできるとは思うんですけど、寄り添える場を私は知らないし、どうしたらいいのかわからないっていうところがありますかね。
確かにそうですね。寄り添える場。
はい、どこに行ったらその人たちの話を聞いてあげられるのかとか。
野嶋成美
そうですね、これは特別なことじゃなくて、ダブルケアって特別なことじゃなくて、どなたでもあり得ることなんですね。
野嶋成美
例えば体調が、自分の体調が悪くって介護をしなければいけないですとか子育てをしなければいけないのも、ダブルケアの一つと考えていただければ身近に考えていただけるかと思います。
自分ケアと家族のケアということでダブルなんですけれども。
本当に身近な人が耳を傾けてくれる話を聞いてくれるっていうのが一歩だと思っています。
ちょっと答えになってませんか。
いや、確かにその通りだと思います。
岩田恭子
やはりままともに聞いてもらえないから孤立するっていうのが多いんですね。
野嶋成美
やはり子育ての話はできるんですけど、介護の話をするとその場が暗くなってしまうんですとか。
分かってもらえなくてがっかりしてしまうんですとか、そういうことがあるのでままともでも話を聞いてくれる方がいればとか。
身近な人が耳をアクティブリスニングをできるっていうのは、
確かにあの私、ダブルケアじゃないですけど、介護じゃないですけど、ちょっと話が逸れてごめんなさい。
自分が離婚ですごく悩んでたとき、ダブルケアの話を聞いてくれる方がいればとか、
岩田恭子
自分が離婚ですごく悩んでたとき、ダブルケアの話を聞いてくれる方がいればとか、
自分が離婚ですごく悩んでたとき、誰にも相談できなかったんですよね。
だからままともに言えないっていう気持ちはすごくよくわかりますね。
野嶋成美
そうですね。もし安心安全な場で話を聞いてくれる人が一人でもいたら、孤立しないで済むと思うんです。私。
そうですよね。ままともとの関係性において、多分、そういう状況を抱えている自分がいるので、
岩田恭子
自分のその状態で考えると、多分ちょっとすごく劣等感があったり、悩んでいて、自己嫌悪になっていたり、
自分の状態で考えると、多分ちょっとすごく劣等感があったり、悩んでいて、自己嫌悪になっていたり、
だから、もしかしたら聞く耳を持ってくださった方が近くにいたかもしれないけど、それに一切気づけなかったっていうのはありますね。
野嶋成美
そうですね。ダブルキャアをされている方も、自分がダブルキャアと知らずにいらっしゃる方がいるんですね。
当たり前のことをやっている家族のことを、自分の状態で考えているときに、
自分がやらなければと言って頑張っている方々が、きちんとできないで自分を責めちゃっているっていうのが本当に、
そして、どんどん孤立しちゃうっていうのが、私は一番の課題かなと思っているので、
自分はダブルキャアで支援を求めても大丈夫っていうことをまずは知ってほしいなってご本人には思うし、
周りの人も一人で抱えてできるものではないっていうことをきちんと認識してほしいなと思っています。
岡大徳
やっぱり今のお話を聞いていると、
ままともとのお話とかしているときに、聞く耳を持っている人がいたかもしれないけど、
言えない、気づかないっていう状況が確かにあるのかなっていうのは非常に思いますね。
やっぱり、そういうところで言ってもダブルキャアをもっと知ってもらって、
そういう話ができる場があるんだよっていうのをもっと知ってもらう活動っていうのも非常に大事なのかなと思いましたね。
野嶋成美
一番はパートナーシップですね。
夫に話を聞いてもらえない人が多いんじゃないかな。
もし夫に話を聞いてもらえなかったら、やっぱり家族の中でも孤立してしまう。
気づかないんですね。私の場合はそうでした。
子どもたちも、お母さんそんなに大変だったんだっていうのを今の活動を通して知ったみたいな。
夫も新聞取材で私の記事が載ったときに初めて、こんなに大変だったんだって言われたっていう感じです。
やって当たり前と思われてたんですね。
岡大徳
やっぱりそういう意味でもアクティブリスニングっていうのは、
ノートにも書いたんですけど、常時自然体で息を吸うようにしていると、
そういった方がいたら、非常にダブルケアの方とか悩んでいる方とか困っている方がいたら、
非常に力になって寄り添うことができるのかなとは思いましたね。
野嶋成美
そうですね。100人いれば100通りのダブルケアがあると思っていて、
そのためにはその方が何を望んでいるかを知るためには、やっぱり聞くっていうことが一番なんじゃないかなと思うんですね。支援をするにしても。
同じ環境でももう少し親に寄り添いたい人もいるし、子育てに時間を割きたい人もいるし、
お仕事をもっとしたい人もいるし、自分の時間をもっと充実させたい人もいるし、
それによって支援の形も変わってくると思うんですが、それにはもう第一歩が聞くことだと思っています。
岡大徳
そうですね。ただ、やっぱりダブルケアについてお話をする場っていうのがなかなかないと、
ままともと集まると、ままともとの話になりますし。
野嶋成美
そうですね。
岡大徳
という意味では、ダブルケアっていうのを身近な問題と思っていたりとか、
ダブルケアっていう言葉を知っている人ってどれくらいいらっしゃるんですか?
野嶋成美
そうですね。ほぼほぼ知らないんじゃないでしょうか。
新しい場に行ってお話すると、8割9割ぐらい知らないです。まだ。
岡大徳
岩田さん、ご存知でしたか?
岩田恭子
言葉は知っていましたね。
言葉は知っていました。あと、NHKか何かで、
ヤングケアラーって、中学生とか、もっと子どもらしく、
自分のことだけ考えて過ごしていいような年齢の子どもたちが介護で、
学業もままならないっていうのを見たことがあったので。
野嶋成美
そうです。
岡大徳
もとこれさんは、ダブルケアってご存知でしたか?
野嶋成美
キキセンって書いてますよ。
岡大徳
じゃあ、みーちゃんはどうですか?みーさんは。
竹内友美
はい、私はもちろんダブルケアについては存じ上げておりました。
そうなんですね。
はい。
岡大徳
どういった時に耳にしましたか?
竹内友美
実際、もともと私、看護学校の教員をしてましたので、
そういったところでももちろん聞いてましたし、
今まさに訪問看護をさせてもらっていて、
そういった現場を目の当たりにしますので、
まさしくこれがダブルケアだなーっては思いますね。
岡大徳
一方で、ダブルケアについて話す場がどこにあるかっていうのはご存知ですか?
そうですね。
竹内友美
もちろん看護学校ではそういったことは、
講義で説明はしますし、
きれいにでも、私は小学生の学生さんにすると、
やっぱり親もまだ40代とかで若いですし、
なかなか大学で、
ピンとこないっていうのが現状でして、
後は野島さんみたいに活動されている方が、
実際問題少なかったですね。
なので、耳にするっていうことはそもそもない。
なので、さっきからずっとお話を伺っていて思うのは、
野川さんも今実際病院で勤務されてますけど、
そういったところで、
入院して退院するとき、
できることとしては退院するときに、
こういう状況なのでっていう引き継ぎをするとか、
できることとしてですね。
私も例えば退院前にカンフォレンスに行ったときに、
そういった情報をキャッチするとか、
今できることってそうだなーって考えていました。
確かにそうですね。
岡大徳
地域包括ケアシステムっていうものがあるので、
医療・介護・福祉・在宅・生活支援をすべて、
生活の場から広げていくと、つないでいくという部分でいうと、
やはり医療も介護も福祉も生活支援もすべてが協力して、
生活されている方、困っている方に寄り添うという部分が
必要なのかなとは思いましたね。
そうですね。
竹内友美
さっき京子さんがおっしゃっていた、お話を聞きたくても
なかなかバーがないところにあるのか分かる。
まさしくそうだと思いますし。
なので野島さんのように活動されている方を知ってもらう、
とにかく広めていくこと、
なんでしょうね。
僕も今日こうやってクラブハウスでクラブを作って
岡大徳
ルームを開くこと自体がダブルケアについて話す場ができる
というので、なかなか最近知ったばっかりなんですけど、
自分自身ができることかなと思ってすぐ開かせていただいたんですけど、
皆さんがいたからやろうと思ったんですけど、野島さんに教えていただいたので、
竹内友美
一番本当に一人ではできないなと思ってたんですけど。
岡大徳
ありがとうございます。
ダブルケアを知ってもらってすごく嬉しかった一つとして、
野嶋成美
病院の方にお話を伺っていただいたんですけど、
その方が在宅医療を手掛けるようになりまして、
女性が退院するときに娘さんのお家に帰るということで、
普段でしたらそれでOKだと考えていたんですけども、
その後に娘さんのお家に帰るときに、
その後に娘さんのお家に帰るときに、
引きこもりのお子さんがいたっていうのを知って、
娘さんにそのまま預けるのではなくて、
女性が独立して生活できるまでの支援を考えたっておっしゃって、
これはとても嬉しかったです。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
岡大徳
僕はダブルケアカフェと名前を付けさせてもらったんですけど、
ダブルケアカフェ、本にも載っていたんですけど、
ダブルケアカフェって本当はどういうところなんですか。
ちょっとあまり理解していなくて。
野嶋成美
ダブルケアカフェとは、ダブルケアの支援を考えていて、
当事者の方々が集まってお話しする場を作っている方が
全国にいらっしゃいます。
主催する方がご自身もダブルケアだったりします。
そういう方たちがやはり自分も話をしたかったということで、
ダブルケアカフェを開いています。
また地域包括、地域包括じゃないな、
子育て支援の方とか、支援をされる方も
地域の方もダブルケアカフェを開いてくださる方もいらっしゃいます。
ですが、まだまだ数は少ないです。
ありがとうございます。
僕、クラブハウスで勝手にダブルケアカフェって名前付けたんですけど、
大丈夫ですかね。
大丈夫です。ありがとうございます。
ちょっとズレてないかなっていうのが分かってなくて。
岡大徳
いえいえ、大丈夫です。
ありがとうございます。
ダブルケアになった時に一番最初に頼る外部の方というか、
家族以外はどういったところがあるんですか。
私は救急で父が運ばれたので病院だったんですけども、
野嶋成美
まず介護は地域包括支援センターって皆さんおっしゃいますが、いかがでしょうか。
みんちゃんはどう思います。
竹内友美
そうだと思いますね。
やっぱり地域包括ケア、もしくは病院であればまさにお母さんが所属されているところですよね。
隊員調整をされる方、もしくはテキストにもあるんですけど、
そういうふうに書かれてますし、病院からもそういうふうに説明はされます。
野嶋成美
そうですね。
岡大徳
例えば脳梗塞で倒れた時にどういうふうになるかというと、
救急車で脳神経外科とかそういった脳外科の病院に運びていただいて、
手術をするかしないかと。
その後に5日とか、今でしたら5日くらいリハビリをして、
その後に回復期リハ病棟とか、回復期リハの病院に行っていただいて、
在宅復帰を目指すと。
あるいは、そこのあたりとかで介護が必要な方は介護の福祉のサービスですね。
ケアマネさんにつなぐとか、そういったところありますね、確かに。
地域包括支援センターとケアマネって地域でも違うと思うんですけど、
どうですか、みーちゃんのところは。
竹内友美
地域包括ケアセンターにケアマネさんは存在しますね。
岡大徳
ああ。
竹内友美
なので、そこからの依頼があったりとか、
なので、ちょっと自分の仕事のことを言うと、そこを狙って私も営業とか行ってましたので、
なので、存在はしますね。つないでくれますね。
岡大徳
地域包括支援センターは、4保健師さんと社会福祉士さんと看護師さんとケアマネさんみたいな感じですかね。
竹内友美
そうですね。まさに保健師さんもおいてますし、はい、その通りです。
岡大徳
僕のイメージでは扱っている看護とは、養子園1,2とかからもだと思うんですけど、
これは一緒ですか。
竹内友美
一緒です。養子園1,2と養介護1から5の方を対象に、そこは関係なくご依頼はありますね。扱っておりますね。
岡大徳
それは地域包括支援センターの中にケアマネージャーさんもたくさんいると。
竹内友美
そうですね。それは個性によるかと思うんですけど、おいでますね。
なので、タイマイカンファレンスとかも保健師さんも来ますし、ケアマネーさんも来るし。
地域包括ケアセンターから、居宅のケアマネージャーさんに回してとか、ご依頼をしてとか、そういったケースもありますね。
岡大徳
地域包括支援センターは市の管轄ですよね。
竹内友美
そうです、そうです。
岡大徳
そうなんです。僕が住んでいるところではほとんど養子支援と養介護の配備になって、養介護になるともう居宅にお願いすると。
なるほど。
強くて、なのでだいたい濃厚職とかで倒られてお家に帰るときはもう居宅なんですよね。
竹内友美
そうなんですね。
岡大徳
介護になっているので。
野嶋成美
もちろんヤングケアラーにしてもそうですし、ヤングケアラーの家族はダブルケアであることも多いと思っていて、ダブルケアだからこそ子どもがヤングケアラーになるっていうことも多いと私は考えてます。
あとは8050問題もこれもダブルケアの一例なんじゃないかなと思って私は捉えてます。
岡大徳
8050問題って具体的にはどういったものですか。
野嶋成美
失礼しました。80代の親が50代の子どもを面倒を見ていることですよね。引きこもったり、親の年金で生活している50代の子どもですよね。
岡大徳
これ今の認知症とかそういった方に対してのダブルケアから見た視点でいうと、僕一つ欠けてるなっていうものが本にも書いてあったんですけど、ケアの範囲っていうのをもう少し介護とか定義というか認識をもう少し広げていくっていうのも大事なんだなって思いましたね。
野嶋成美
そうなんです。広くお伝えしているのは自分ごととして捉えてもらい、本当に支援を求めてお互い様っていうことを考えてほしいと思って広く範囲を広く子育ても大人になっても子育てになるし、介護も電話で口を聞くのも介護のうちの一つだとお伝えしています。
岡大徳
そうですね。介護っていうのが身体的な介護だけじゃない。入浴とか食事の介助とかそういった身体的な介助とかそういうものだけじゃなくて、ちょうどの認知症の方のように、園圏外にいても気にしてるけど気にしてない、なかなかこうできないとか、連絡できない長男さんとかそういった方も介護してるんだよというふうに。
そういうふうに認識していただくと、介護サービスへのつながり、もっと早く地域包括支援センターの方につなぐことができたのかなとか、そういった部分でもダブルケアっていう本を野島さんに教えていただいた本を読んで思いましたね。
野嶋成美
ありがとうございます。そうなんです。広くお伝えするとやはりぼやけてしまうっていうデメリットはあるんですけれども、本当に身近なものとして当たり前のこととして捉えてもらって、皆さんに認識していただければと思います。
岡大徳
一般の人が例えば介護してると思うと、介護の専門家に連絡取ったらいいんだというふうになると思うんですけど、そうなった時になかなかどこに電話したらいいんだっていうのがわからないですよね、正直。
野嶋成美
まずご両親、親御さんの担当の地域包括支援センターを知っておくだけでもいいんじゃないかなと思います。
岡大徳
そうですよね。
野嶋成美
かかりつけのお医者さんがあれば、そちらもご自身、子どもたちが把握してるっていうのも大事だと思います。
岡大徳
地域包括支援センターっていうのは市とかにあって、大体私が住んでいるところは2つの中学校区の中に1つだけですよっていう決まりがあって、そういった意味でも地域密着で、そういった方たちに対する啓蒙活動とか、あるいはお困りごとの相談を受けるような窓口になっているので、そういったところを知っておくっていうのも大事ですね。
野嶋成美
あと、民生員さんってご存知ですか?
岡大徳
そうですね、民生員さんもいらっしゃいますね。
野嶋成美
民生員さんと顔つなぎしておくのもいいかなと思います。
岡大徳
そうですよね。
野嶋成美
あと子育ての方も家族でっていうのではなくて、チームで支援を求めてもいいんじゃないかなと思っています。
岡大徳
そうですね、本当に。チームでっていう、子育てっていう部分を言うとどういったところはありますか?
野嶋成美
そうですね、どうなんでしょう。お母さんたちは自分の時間が持てないとかっていうのってあるんでしょうかね。
おっ子さんと一緒にいるのが楽しい方もいらっしゃると思うんですけれども、もし自分の時間が欲しいときに、理由は何でもいいから預かってくれるNPOの団体ですとかもありますし、
あと子育てで悩みを聞いてくれる場所もありますよね。ちょっと私子育てから離れちゃってるんで詳しくはないんですけれども。
岡大徳
そういったところを知っておくっていうのも大事かなと。
野嶋成美
ただ一番は本当にパートナーさん、家族が話し合える関係性が一番だと思っています。
岡大徳
この子育てと介護が外で言うと、助けて支援していただく方で言うと別々っていうののリスクもありますよね。
野嶋成美
そうなんです。あと介護がお父さんとお母さんの介護って言った時に全く別ですよね。一言で介護って言っても。
全く同じ症状じゃないですよね。2人とも認知症でって言ってもやっぱり症状も違いますし対応も違いますし、子供との関係性も変わってきますので、
本当に一人一人対応していかなければいけないので、それを一人でできると思わないでほしいです。
岡大徳
男女でも違うと。
野嶋成美
ギリでも違います。ギリの。
あとおじさんおばさんとか、兄弟もありますので。
あとパートナーさんっていうこともありますので。
岡大徳
子育てと介護をつなぐダブルケアなので、両方介護のところに相談に行かせていただいても、子育ての方がなかなかカバーできない。
子育てのところに相談行っても介護のところがなかなかカバーできないという行政の部分もあると思うんですけど、
京都かどこかは本に書いてあったんですけど、両方の研修をされるという取り組みもあるみたいですね。
野嶋成美
京都ではダブルケアを経験された方たちをサポーターとして研修会を設けて要請するということをやってます。
これ全国に広がればいいなと思ってます。
岡大徳
本を見てて、これすごいいい取り組み、すごいなと思って読んでました。
野嶋成美
一番最初に堺市がダブルケア窓口を作ってくださったと思います。
岡大徳
そうですね。堺市にも書かれてましたね。
野嶋成美
ただ、これが機能しているかどうかはちょっと耳に入ってこないんですね。窓口作っただけになっちゃってるかもしれないです。
岡大徳
これはダブルケア支援の窓口ってことですよね。
野嶋成美
はい、ダブルケアの相談窓口になります。
岡大徳
両方行政として扱えるっていうのはいいことですよね。ダブルケアの方に対しては。
野嶋成美
私としては介護の窓口も子育ての窓口もどこの窓口に行っても皆さんダブルケアを知っていて、必要な支援につなげていただけるっていうのが私の望みです。
岡大徳
そうですね。僕もそう思います。
岩田さんとかどうですか。
今日はこういった形で、僕すいません、本読んで野島らさんに聞きたいこととか、いろんな方集まっていただいてお話できたらなと思って開かせていただいたんですけど。
岩田恭子
さっきお話に出たみたいに、窓口を分けないっていうのもすごくいいことだなと思うし、
分かれていたとしてもそれが一箇所にあって、子育ての悩みできたけれども、実は介護の悩みも抱えていてっていう人は何月何日にどこそこの場所に行ってではなくて、
その場で何かしらのご相談ができるみたいな、そういう窓口を分けないとか、一箇所で何かご相談ができるっていうのはすごくいいなって思うのと、
アクティブリスニング、やっぱり聞く人と話す人がいると思うので、聞ける人、寄り添って聞ける人と、話す人が安心して話せればここにあるよみたいな、両方の底上げって言ったらいいんですけど、ごめんなさい、うまい言葉が見つからなくて。
両方から聞ける人も増えて、話す人が安心して話せれば待ってっていうのが理想なんだろうなっていうふうに思います。
野嶋成美
私もそう思います。ダブルケアに限らず、介護でも子育てでもお悩みを聞いていると、家族間の会話が不足しているってすごく痛感するんですね。
本人に聞いたって言ったら、そんなの聞けないとか、そんなこと言えないとかっていう方が本当に多くて、聞けない家族関係をやはり皆さん支援の方も分かっていらっしゃって、そこを何とかフォローしようって頑張っている方達もいっぱいいて、
そういうのを見ていると、家族間でお話がもっとフランクにできるようになったらいいなって本当に思います。
岡大徳
そういったところもアパクティブリスニング大事な部分かなと思いますね。
野嶋成美
はい、そう思います。
岡大徳
みーちゃんはいかがですか?
竹内友美
ちょっとまた事案を思い出したんですけど、まさにですね、ダブルケアの方が今お客様に、40代の男性が神経菌難病で今寝たきりなんですけど、
マクさんはパートをして介護をしている。子どもさんは幼稚園と小学生だと思うんですけど、まさしくヤングケアで、子どもが父親のお世話をしている。
私、1回だけ同行したんですけど、ちょっと異様な光景を感じました、その時に。
本来であれば子どももっと自由に遊んだりとか学校に行っている時間なのに、家で寝てたんですね、ちっちゃい子が疲れてというか。
普通がないかもわかりませんけど、これ絶対にそうだなって思ったんですよね。
私も初めての同行でしたので、とりあえずケアの内容の確認と、環境を知るというところで、その日はとどめたんですけれども、実は妻もつらいかもしれないし、言えないかもしれないし。
ここから私は変えていこうと思っているんですけど、スタッフが訪問から帰ってきたら、全然妻の話が出てこないんですよね。
私は自分はそこの訪問がついていないので、世に生きるし、受け持ちせいというところで、任せておいたんですけれども、妻の話が一切出てこないことに、ちょっとあれって思ってて。
ケアのこととか、お客さんからこう言われたとか、そういったことばっかりだったので、ちょっとこれはおかしいなと、話してたのをみんな聞いてないなっていうのは、ちょっと私の今の思いであって。
まずじゃあ自分に何ができるかってなったときに、やっぱりまずスタッフの育成で話を常に聞きましょうっていうところが、やっぱりちょっと今私がすぐにできることだなっては思っています。
はい。なので、実際身近なところでありますので、本質的な悲鳴が聞けてないんじゃないかとか、そこにちょっと私今かなり疑問を抱いてますので、そこはあえて私が訪問に行くとか、何回か。