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2025-05-17 06:28

【採用革命】SkillCanvasで実現する母集団拡大とミスマッチ解消の両立

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多くの企業が採用活動で「より多くの人材を採用したい」と「適切な人材を見極めたい」という両立が難しい課題に直面しています。SkillCanvasは、候補者のスキルを可視化し定量的に評価することで、これらの課題を同時に解決する採用支援プラットフォームです。

SkillCanvasを利用することで、書類選考や面接準備の時間を大幅に削減でき、見極め精度も向上します。また、業界や職種を超えて従来見落とされていた優秀人材を発掘できるため採用人数の拡大につながります。さらに、スキルの期待値のずれが防げるため、入社後のスキルミスマッチによる早期離職や不活躍を防止し、長期的な活躍を支援します。

SkillCanvasの主な機能と特徴

SkillCanvasは、候補者のスキルを客観的に可視化することで、採用の量と質を両立させる採用支援プラットフォームです。従来の採用方法では、母集団を拡大すればミスマッチが増え、厳選すれば人材確保が難しくなるというジレンマがありましたが、SkillCanvasはこの課題を解決します。

利用方法は非常に簡単です。自社に最適なスキル要件をテンプレートから選択・作成し、候補者への回答用URLを送信するだけで導入できます。候補者は5分程度で手軽に回答でき、離脱の心配もありません。結果は管理画面ですぐに確認でき、スキルマッチ度や人材タイプなどが直感的に理解できる形式で表示されます。

SkillCanvasの特長は、専門スキル(職種固有の技術や知識)とポータブルスキル(業種や職種を問わず活用できる汎用的能力)の両面から人材を評価できる点にあります。これにより、従来の経歴だけでは見落とされがちだった潜在能力を持つ人材を発見できるようになります。また、スキルという客観的な指標を用いることで、採用担当者間での評価基準が統一され、より公平で一貫性のある選考が可能になります。

インフォマート社の導入事例と成果

株式会社インフォマートのプロダクトマネージャー(PdM)採用では、SkillCanvas導入によって顕著な成果が得られています。同社では、PdM職に求められる「課題設定力」「仮説構築力」「コミュニケーション能力」などの抽象度の高い能力を評価する必要がありましたが、従来の書類選考や面接では客観的な評価が難しい状況でした。

導入の背景には、評価軸が属人化していたため面接官ごとの判断がばらつき、「書類が弱い」「年齢が高い」などの形式的な理由で見逃される"ポテンシャル人材"の存在がありました。また、PdM組織が35名規模となる中で、スキルをベースにした育成方針の整備や適切な人材配置にも課題を感じていました。

SkillCanvas導入後、同社はPdM職に求められるスキルセットを明確化し、「職種専門性」と「ポータブルスキル」に分類。このスキル定義に基づき、候補者は選考過程でスキル自己評価を入力し、面接ではそのデータを活用した選考を実施しています。その結果、面接前の段階から「この候補者は課題設定力が高そう」「この人は経験は少ないが、仮説構築力が抜群」といった議論が可能になりました。

最も顕著な成果は「候補者の筋の良さ」を見極めやすくなったことです。従来なら書類選考でスルーしていた「経験不足」とされる候補者が、スキル自己評価からポテンシャルの高さを見抜かれ、面接通過・採用に至るケースが複数発生しています。実際に、スキル評価で高得点を出した候補者が実際の業務でも優れたパフォーマンスを示し、これまでの採用では取りこぼしていた逸材を獲得できるようになりました。

さらに、既存PdMメンバーへのスキルキャンバス展開を通じて、社内のスキル構造の可視化が実現しました。これにより「今うちの組織はどんなスキルに偏っているのか」「次に育てるべき能力は何か」といった育成課題が具体的に見えるようになり、社員からは「自分の強み・弱みを定量的に理解できた」「スキル分解された一覧があることで、何を学ぶべきか明確になった」といった声が寄せられています。

同社では現在、PdM領域での成功体験を基に、開発職や営業職、カスタマーサクセス職など他職種への展開も検討されています。

SkillCanvasが解決する3つの採用課題

SkillCanvasの導入によって解決される採用上の課題は主に3つあります。

まず第一に、業界や職種を超えた「隠れた優秀人材」の発掘が可能になります。従来の経歴ベースの選考では見落とされがちな候補者も、スキルベースで評価することでその潜在能力を正確に把握できるようになります。これにより採用対象となる候補者層が拡大し、採用人数の向上につながります。

第二に、スキル情報を定量的に把握できるため、書類選考や面接の準備時間を大幅に削減でき、見極め精度も向上します。スキルデータに基づいた面接が可能になるため、限られた面接時間をより有効に活用できます。また、選考に関わるメンバーそれぞれの評価目線も揃い、「このスキルが高いからこの職務に適している」といった対話が可能になります。

第三に、スキルの期待値のずれが防げるため、ミスマッチによる早期離職や不活躍を防止し、長期的な活躍につなげられます。採用時に測定したスキルデータを入社後の育成や配置に活用することで、個人の強みを活かした活躍支援も可能になります。

インフォマート社の事例からも明らかなように、SkillCanvasは単なる採用ツールではなく、スキルを起点とした組織づくりのプラットフォームとしての価値も持っています。採用だけでなく、育成や評価への展開も視野に入れることで、より総合的な人材戦略の推進が可能になります。

新機能「スキル要件AI」の紹介

SkillCanvasでは最新のAI技術を活用した新機能「スキル要件AI」の提供を開始しました。この機能は、求人票などのポジション情報をアップロードするだけで、業務内容を整理し、スキル要件候補を自動生成します。

スキル要件AI機能開発の背景には、スキル要件の定義には専門知識が必要で多くの採用担当者にとってハードルが高かったことや、求人票から適切なスキル要件を抽出する作業に時間と労力がかかっていたという課題がありました。

具体的な利用方法は、(1)求人票や職務要件を記載する、(2)業務リストが提案される、(3)スキル要件リストが生成される、という簡単3ステップです。この機能により、スキル要件設定の工数を大幅に削減(従来比約80%減)でき、専門知識がなくても適切なスキル要件候補を短時間で生成できるようになりました。

この機能開発には、日本発のAIプラットフォーム「miibo」が活用されています。miiboは既存の開発基盤からの独立性を確保しながら、概念実証段階での柔軟な実験を可能にし、開発の複雑性を最小限に抑えることができました。特にスキル要件AIのような自然言語処理を必要とする機能において、スピード感を持って開発できたことが重要な要素となっています。

まとめ

SkillCanvasは、スキルの可視化を通じて「母集団拡大」と「ミスマッチ解消」という両立が難しい課題を同時に解決する採用支援プラットフォームです。候補者のスキルを定量的に把握することで、隠れた優秀人材の発掘や選考プロセスの効率化、ミスマッチ防止を実現します。

インフォマート社の事例では、SkillCanvas導入によって「候補者の筋の良さ」を見極めやすくなり、従来なら見逃していた優秀な人材の採用に成功しています。また、スキル可視化の取り組みは育成や人材開発にも波及し、社員の自己認識と学習意欲を引き出すきっかけにもなっています。

さらに、新機能「スキル要件AI」の導入により、スキル要件設定の工数を約80%削減できるようになり、より多くの採用担当者がスキルベースの採用に取り組めるようになりました。この機能開発には日本発のAIプラットフォーム「miibo」が活用され、スピード感を持った開発が実現しています。

SkillCanvasを通じて、従来の経歴ベースの採用から、個人が持つスキルを中心とした採用へと転換することで、より効果的で公平な採用プロセスの構築が可能になります。



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サマリー

SkillCanvasを利用することで、企業は採用時にスキルを可視化し、ポテンシャルのある人材を見逃さずにマッチングを最適化することができます。これにより、採用から定着までの一貫したプロセスが実現し、業界や職種を超えた人材発掘が進むことが期待されています。

スキル可視化による採用の最適化
採用活動って、たくさんの人に来てほしいっていう気持ちと、でも本当にマッチする人がいいっていう、この2つの願いがありますよね。
えー、ありますね。永遠の課題というか。
まさに、このジレンマ、多くの企業が抱えていると思うんですが、今回はですね、お預かりした資料をもとに、SkillCanvasっていうサービス。
これが、候補者のスキルを可視化するってことで、この難題にどうアプローチしてるのか、ちょっと一緒に見ていきたいなと。
はい。従来の履歴書とか職務経歴書は中心だと、どうしても経験の有無とか、そういうところに目が行きがちだったんですよね。
あー、わかります。
その結果、すごくポテンシャルがあるのに見逃しちゃったり、逆に入ってみたら、あれ、なんか違うぞ、みたいなミスマッチが起きたり。
うーん、それは避けたいですよね。
SkillCanvasは、そこをスキルっていう、より客観的な物差しで解決しようとしているわけですね。具体的にどういう仕組みなのか、掘り下げてみましょうか。
お願いします。資料を見ると、使い方は驚くほどシンプルみたいですね。
そうなんですよ。企業側は、求めるスキルを選んで、そのURLを候補者に送るだけと。
え、それだけなんですか?
いえ。候補者の方も、5分くらいで答えられるっていう手軽さらしいです。
5分。それは負担が少ないですね。
結果も、管理画面ですぐ見れて、スキルがどれくらい合ってるかとか、どんなタイプの人材なのか、みたいなことがわかるようになってるんですね。
なるほど。
ここで大事なのが、いわゆる職種固有の専門スキル、これだけじゃなくてですね。
はい。
業界とか職種が変わっても活かせるようなポータブルスキル、これもちゃんと評価できるっていう点なんです。
あー、ポータブルスキルですか。確かにそれは重要そうですね。
いえ。これでその経歴書だけじゃ見えてこなかった隠れた才能というか、そういうのを発掘できる可能性が広がるわけです。
なるほど、なるほど。しかも評価基準が統一されるんで、面接官によって判断がブレるみたいなことも、まあ抑えやすくなると。
スキルという軸で見ることで、違う景色が見えてくる可能性があるということですね。
まさに。
具体的な事例も資料にありましたね。インフォマート社さんのプロダクトマネージャーPDMの採用の話。
あー、はいはい、ありましたね。
PDMに必要な課題設定力みたいな、ちょっと抽象的な能力ってどうやって客観的に測るのっていうのが結構難しかったみたいで。
そうなんですよね。どうしても導入前は評価がその面接官の感覚頼りになっちゃう部分があったと。
うん。で、ちょっと書類が弱いかなとか、年齢がね、みたいな理由で、実はすごくポテンシャルのある人を見送ってたかもしれないっていう話でしたね。
うわー、もったいない。
それがスキルキャンバスを入れてからは、スキル評価をもとに、経験はまだ浅いけど仮説を立てる力はすごく高いぞ、みたいな候補者を見つけ出して。
おー。
で、実際に採用したら期待以上に活躍してるっていうケースが出てきてるそうなんです。
へー、それはすごいですね。まさに従来のやり方じゃ取りこぼしてた逸材をちゃんとひごいらげられたっていう。
そういうことですね。明確な成果と言えると思います。
定着率向上と将来の働き方
しかもそのスキル可視化を今いる社員さんにも展開してるっていうのがまた面白いなと思って。
あー、それも書いてありましたね。
組織全体で今どんなスキルを持った人がいるのかを把握して、じゃあ次に何を育成すべきかっていうのが明確になったりとか。
社員さん自身の学びというか、キャリアを考えるきっかけにもまってるみたいで。
そうですね。採用だけじゃなくて育成にもつながってる。スキルキャンバスが特に解決するって言われている課題は資料だと3つ挙げられてますね。
1つ目が今話したみたいに業界とか職種を超えた隠れた優秀人材の発掘。
2つ目が定量的なスキルデータを使うことで先行時間を短くしつつ精度も上げると。
時間削減と精度向上両方ですか?
3つ目がスキルの期待値のずれ。これを防ぐことでミスマッチを減らして定着率も上げようと。
なるほど。採用から定着まで一貫して見てるんですね。
そういう視点ですね。
最近はさらにAIも活用してるとかスキル要件AIっていう新機能が出たそうですね。
そうみたいです。求人票をアップロードしたらAIがこのポジションならこういうスキルが必要じゃないって候補を自動で提案してくれるらしいんですよ。
それはかなり便利そうですね。スキルを定義するのって結構大変そうですもんね。
そうなんですよ。言葉にするのが難しかったり、何を選べばいいか迷ったり、その手間が資料によると約8割も減らせる可能性があるっていうのはかなり大きいですよね。
8割減!それは導入のハードルがぐっと下がりますね。
スキルベース採用を始めたいけどどこから手をつければって思ってる企業にとってはすごく助かる機能じゃないかなと。
日本のAIプラットフォームmiiboを活用してスピーディーに開発したっていう点も注目ポイントみたいですね。
そうですね。
今回スキルキャンバスの取り組みを見てきて、スキルをちゃんと可視化するっていうアプローチがたくさん集めたいっていう量の話と、
本当に合う人を見つけたいっていう質の話、これを両立させるための一つの有力な方法になり得るんだなと感じました。
インフォマートさんの例みたいに、経験っていう物差しだけじゃなかなか測れないポテンシャルをうまく引き出す助けになるのかもしれないですね。
そうですね。採用する側、される側、両方にとってこのスキルっていう共通言語を持つことの意味ってすごく大きいと思うんですよ。
これを機に皆さんもご自身のスキルセットであるとか、あるいは自分のいる組織が本当に必要としているスキルって何だろうって改めて考えてみるのも面白いかもしれないですね。
確かに。自分自身の棚下ろしにもなりそうです。
それで最後に一つちょっと問いかけというか、考えてみてほしいことがあるんですが。
はい、何でしょう。
もしこれから私たちの働き方において、経験とか学歴以上にどんなスキルを持ってるかっていうそのスキルそのものが評価の中心になっていくとしたら、私たちのキャリオの作り方とか、あるいはいわゆる資格を取ることの意味合いってどういうふうに変わっていくと思いますか。
うわー、それは深い問いですね。スキルが軸になる世界か。
ちょっと考えてみる価値はあるかなと。
はい。
06:28

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