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2021-12-14 15:19

第11回 『脱税の世界史から学ぶ経営戦略と納税意識(後編)』

第11回 『脱税の世界史から学ぶ経営戦略と納税意識(後編)』というテーマについて株式会社エービーエフキャピタルのメンバーが多角的な視点で語ります。


【ハイライト】

・イスラム教が普及した税制戦略上の理由

・ダブル・アイリッシュ・ダッチ・サンドイッチとは?

・過去から学ぶ脱税や腐敗を起こさない為に重要な事(後編)

・宗教改革と脱税の興味深い関係性

・「脱税の世界史」を会社の経営戦略に活かすと?

・日本での税金の使われ方と今後について

・ナチスヒトラー政権と源泉徴収制度の関係

・業務委託契約やFC制度とインセンティブ設計について


「脱税の世界史 (著)大村 大次郎」のリンクはこちらです。

https://www.amazon.co.jp/dp/4800293677


~お知らせ~

株式会社エービーエフキャピタルのメンバーがそれぞれ日々気になる事、書籍、日々の悩み等何気ないテーマから、経営戦略や投資実行等の広くビジネスに生かせる話題に至るまで、戦略コンサルタント、ファイナンスプロ、データアナリストのプロフェッショナルが多角的な視点で語るトーク番組です。


パーソナリティー:

熊原充志(株式会社 ABF Capital代表取締役)

東京大学理学部物理学科卒業後、同大学院理学系研究科物理学専攻に進学し、宇宙物理学を専攻。

新卒でBCGに入社、メーカー・ファンド・製薬・通信会社などの業界を担当。

その後アドバンテッジパートナーズに入社し、多様な領域への投資を実行。


伊達 慶明(株式会社 ABF Capital取締役)

京都大学農学部応用生命科学科卒業後、同大学院農学研究科に進学し、生命科学を専攻。

新卒でBCGに入社、通信・メディア・物流・電力・産業材など幅広い業界を担当。

一貫してビックデータ・地図を扱った戦略の立案を行う。


中野 拓真(株式会社 ABF Capital取締役)

東京大学理学部地球惑星物理学科卒業後、同大学院理学系研究科地球惑星科学専攻に進学し、気象学を専攻。

新卒でBCGに入社、小売・エネルギー・通信会社などの業界を担当。

経営戦略の立案だけでなく、成果の創出までクライアントを幅広く支援。


番組プロデュース:株式会社サンキャリア


カバーアート制作:小野寺玲奈


番組へのご感想、メッセージ等、noteでコメントどしどしお待ちしております!

https://note.com/dailylife_fund/n/nc8d303b1b01b


株式会社 ABF CapitalのHP

https://www.abf-cap.com/


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ファンドマンの日常 今日も始まりましたファンドマンの日常
ABF Capitalの代表の熊原です。同じく取締役の伊達です。 取締役の中野です。
というところが面白くて、しかも税金って結局その安くて楽な方にみんな流れるのは当たり前なんだけど
だからこれイスラム教への回収っていうところで、なんでイスラム教がこんなに急速な勢いで
広まったのかみたいなところも書いてあって イスラム教って当時の税金安いんだよね
当時の他のキリスト教国とか他の国に比べてイスラム教の国ってまず税金が安かったっていうのと
イスラム教の国でも商売できたけどイスラム教徒になると税金がもっと安くなりますみたいなメリットがついてたんだよ
まずイスラム教の国に行かないといけない
イスラム教は最強だったからどんどん侵略してたから半島広がっていってたんだけど
その征服地において基本的に別に何信じてもいいですよそんな我々強制しませんからって
なんか今のイスラム教とイメージ全然違うんだけど
イスラム教って元来めちゃめちゃ寛大なすごい寛容な宗教なんだけど
ただしイスラム教に回収しない奴は税金払いみたいなそういう仕組みだったっぽくて
ただそれはでも当時のキリスト教ってなんか収入十分の一でも業界に預けろっていうのがまず仕組みとしてあって
プラス国が課す税金とかもあって
もうすごい当時のキリスト教徒が税金にめちゃめちゃ苦手に出たらしいんだけど
イスラム教だとそもそも払わないといけない税金自体まず少ないし
イスラム教に回収すればもっと安い税金になりますみたいなので
みんなじゃあイスラム教になりますイスラム教になりますって言ってどんどんイスラム教に回収していって
こんだけ広がったってあって
言ってみれば今だとタクセイブンとか何だっけダブルサンドロイヤル
ん?違うなアイリッシュ
なんかねおいしそうになってる
アイリッシュダッチダブルサンドみたいなそんな感じの
いやあのアップルとかあの辺が使ってる税制スキームで
スナイルランドとオランダをアムスペルラムの子会社を使って節税するっていうスキームが
今はもう法律で禁止されてるのかな
少なくとも数年前まではアメリカの大企業が全部やってた税制スキームがある
そういう感じでねそっちやっちゃうよねって安かったらそっち行っちゃうよねっていう
あの日本人でもお金持ち今みんなシンガポールに移住してるし
あのシンガポール香港に行くしあとナナマ文章とかも出ちゃったけど
まあ主催者みんなタクセイブンとかにお金移したりとか
ちょっと繰り返しになっちゃうけど
場合によってはシンガポールに移住みたいな国籍まで捨てちゃうみたいなことが今平気で起きてるけども
まあそれと同じことだよねっていうのが
そうだね今では選べるからね
選ぼうと思えば我々は
そのイスラムもそうだよね選べるからそれはそっち行きますってなるよね
つまりこれは当時のこのイスラム教が今でシンガポールみたいな
03:04
シンガポール国籍みたいな存在だったと
なんかあれだね当時と昔で全然違うのは足がつくかつかないっていうのが
でっかい気がするけどな
映画とかでも原名も一番足がつかないって言うじゃないですか
でもやっぱみんな預金とか銀行とかに預けるから
それもやっぱりやりづらくなってるっていうのはあるはあるのかね
まあそれを裏書いてやるっていうのもあるかもしれないけど
たまにあの自宅に強盗がおしい現金何百万円もらってきました
自宅に現金何百万円置いたんだやべえな
そういう人たち絶対断然してんだろうって思っちゃう
あるよねたまになんかあるよねそういう事件みたいな
宝石買ったり何億円もする時計つけてたりするのはそんなにもんだよね
そういうので結構みんな必死なんですよっていうところがあって
ただ一方で国としてはちゃんとやらないといけないから
そうしないとインフラ維持できないから
どうやってそこのバランス取るのってなると
やっぱり何回も繰り返しになるけど必要以上取らないっていうのと
何が必要かっていうのをちゃんと透明にするっていうところと
何がにされるかわかんないみたいなと
そうだよね税金を結局その納得的形にするためには
必要以上取り立てないっていうのと必要な量を明確にするってところだよね
必要な量を明確にするとかその辺とかも
何だったら監視をちゃんと民衆が監視できるようにするっていうところと
その辺で言うとまだ例えばイギリスって
いわゆるフランス革命的なこと起きてないんだけど
そうやってイギリスはそういう仕組みが大昔からある
国王が勝手に税金を変えちゃいけないみたいな
必ず議会の承認を通すことみたいなのがあって
これマグナカルタ
あれはそういう決まりが書いてある
国王が勝手にちょっとやりすぎだから
ちゃんと検証を作って勝手に税金変えちゃいけませんよっていうのが書いてあって
議会の承認を通してくださいって
実際それで王様が暴走したときはいつもそれで
議会に引き戻されるっていう仕組みができてて
今でもちゃんと働いているっていうので
だからイギリスは多分変な革命が過去起きてないはずなんで
少なくとも中世以降
もっと言うとイギリスのスーパー脱税スキム
国を挙げたスーパー脱税スキムが
なにそれ
さっきも言ったけどイギリスだけよって
カトリックにローマ教会に
就任の十分の一を収めないといけない
今は多分その仕組みないと思うんだけど
昔は決まりとしてそうなっていましたと
実際国も一緒で
国の集めたお金を十分の一を教会税って言って
ローマに収めないといけなかった
06:00
で変理発生それ嫌だって言って
なんでなんでみたいな
なんで自分のお金をそんなカトリックに収めないといけないのだっていうのを
ちょっと反発して
当時その宗教革命っていうのが
宗教改革っていうのがすごい流行ってたから
プロテスタントにカトリックからプロテスタントに別れるみたいな
より元の教えに近づくみたいな
これいけるじゃんみたいな感じで
もうイギリスカトリックやめようみたいな
教会税払いたくないわって言って
一般には何か離婚したいから変理発生が
カトリックって離婚禁止されてるから
その離婚して新しい奥さん迎えたいから
国境をプロテスタントに変えたって言われてるけど
まあそれだけじゃなくて実は脱税したかったっていうのが
10%だもんな
デカすぎるよね
っていうのがあったらしくて
何かねこれわざと
10%大きいね
10%大きいよね
急遽変えて10%なのは
国の利益10%変わっちゃう
そうそうだからそうだ
変理発生その離婚が認められないから
もうダメダメみたいな
なんか嫌だって言って
国境に変えたって歴史上で書いてある
それ事実なんだけど
ただそれだけじゃなくて
実はなんかもうすでにその前に
もうカトリックとイギリスって
関係が悪化してたみたいで
そもそもそのしばらく前から
その10分の1税国境税を
国境税は教会税を払ってなかったらしいのよね
変理発生
でカトリックから怒られてて
お前早く払えよみたいな
ところでさらにちょっと離婚したいんだけど
ってカトリックに言って破本された
っていう経緯があるから
そもそも離婚の以前に
そもそも税金払うのが嫌だった
っていうところも明らかになってるから
結構このイギリスのプロテスタント
宗教改革も実は脱税が関わっていました
っていうのが面白いな
面白いね
税金が世界史を作っている
これでじゃあみんなちゃんと宗教すぐ変わった
だからここまで実はすごい
これは税金の話とはまた離れちゃうんだけど
ここも結構激しい争いがあって
カトリックとプロテスタントのバトルっていうのは
イギリスが最終的にちゃんと国境を
プロテスタントにするっていくまでは
めっちゃその中で戦争も結構挟まれるんだけど
ってか当時のヨーロッパってすごい複雑で
なんかフランスの伯爵が
イギリスの王様になってたりとか
なんか例えばスペインだと
ポルトガルってもともと同じ王様が
兼任してたりとか
なんか結構親戚関係とかで
結構複雑になってるんだけど
イギリスの王様もイングランドの王様が
基本的にイギリスの王様なんだけど
スコットランドの王族の人が
実は王位刑証権を持ってて
王様になったりとかそういうので
結構プロテスタントでカトリックで変わったりとか
それが嫌だからまた戦争が起きたりとか
そういう複雑なちょっとここは話すと
これだけで2時間とかになっちゃうから
ちょっとあれなんだけど
結構ね一筋はねもちろん行ってない
行かないんだよね
けどやっぱりやっぱり人間お金払いたく
なんだろうお金の魔力っていうところで
09:01
最終的にはやっぱり
なるべくお金払いたくない方に落ち着いていくっていう
まあそうだよな
脱税の世界史っていうのをまあ
経営に仮に
確かにねなんかフィードバックありますか
僕らは脱税はしないけど
脱税から勉強になるのはありますか
すごい人を動かすとか
そういうところだよね
確かにね
インセンティブ設計がすごい大事ですっていう
これは経営も大事
だからこれ経済の世界だと
国と国民という関係だけど
経営の世界だったら
経営者と
もしくは株主と
従業員という関わりだから
どこの会社でもそうだけど
我々マウスに我々がいた前職時代
のコンサル会社とかって
自分のもらっている給料の
10倍分くらいクライアントにチャージしていたはずで
ってなると
90%税金で持っていかれているようなものだから
我々としては
その90%が何に使われているのか
1割は多分バックオフィスだと思う
ほとんどはパートナーと呼ばれる人たちの
給料だから
そこに納得性があるかどうか
っていうのをちゃんと
実践しながら我々も
今は自分たちが
納得するアウトプットを出すか
っていうところとかを
しっかり見られているって
いうことだよな
結局その還元率がいいところにみんな流れていっちゃうから
この歴史を見ると
そうだよね
間違いないインセンティブ設計
っていうところは
まさにこの税金の設計と一緒だ
と思うよね
今のじゃん日本が
税金がどうかっていうところも
あまり深掘りするとあれかもしれないけど
何に使われているかって
透明なのかな
透明は透明だけど
納得いくものかどうかわからない
自分としては
60歳になったら気持ち変わるかもしれないけど
社会保障に
30兆円とか使って
教育に1兆円2兆円しか使わないっていうのは
ちょっとおかしいと思う
比率逆だろうって思っちゃうから
そうだよね
これだから追加投入
そもそも人口比率で考えるっていうのもあるし
今更やめられないってのもあるんじゃないかな
一回投入したの
じゃあ減らしますってなる反発
そっちを減らさず
教育を純粋に増やすのであれば
じゃあ税金を増やさなきゃいけないけど
それも反発だもんね
まあやっぱ
少子化が進めば
どっかしらで確実に歪み
出ちゃうからね
難しいよね
難しい
税金に
日本の偉い方々みんな苦しんでるだろう
大変だろうな
ちなみに日本の場合
厳選聴取というものがあって
意外とみんなすんなり税金を収めてるんだよね
それが逆に
みんなどんくらい税金払ってるか
っていうのをみんなが分かってなくて
12:00
いつの間にか重税になっているっていう状況はあるんだけど
これでも分かる
世界もそうなのかな
納税感覚がないよね
それはね
アメリカとか
どんなアルバイトでも確定申告しないといけないから
自分がどんだけ税金払ってるかって理解してる
日本とかは
厳選聴取制度取ってるから
サラリーマンの人は
自分がどんくらい税金払ってるか全く分かってない
ちなみにこの厳選聴取
開発したのヒトラーだね
実は
ヒトラー自身は脱税しまくってたらしいんだけど
聴取の方はめちゃめちゃ得意だったみたいで
厳選聴取という仕組みを開発して
すごいうまく
税金を取るっていうのが
仕組みをつけて
これいいなってなって
世界中でいろんな国がこれを真似している
っていう状況が今ある
面白いなぁ
ちなみに日本は
昭和16年にこの厳選聴取制度が
導入されて
輸入されたものみたいな
知らなかったもんね
そう実はね
ちなみにヒトラー自身は
我が闘争
ベストセラーであるものすごい印税が入ってきたんだけど
印税払ってない
その辺の税務署から
払え払えって言われてたんだけど
相当になってから
払わなくていいですって言われて
払わなくていいですって言った
税務署の所長はその翌年に
財務長の長官になってた
そういう事するとダメなの
財してるね
面白いな
経営と同じだけど
インセンティブ設計
もちろんそうだし
例えば業務委託とか
経営の場面で言うと具体の場面で
フランチャイズ契約とか
そういう所の
インセンティブ設計って
むちゃくちゃ大事だなっていうのは
常々感じてるけど
そういうのを繰り返して人間が
長い歴史の中でも繰り返してきたんだなって
面白いね
取り過ぎない
透明性納得性
頑張るインセンティブがあるか
っていうところだよね
そう
そうしないと結局安い方に流れちゃうから
間違いない
僕の感想です
脱税はしないけど
自分が払ってる税金どうなってんのかなって
今一度
見直してみようかな
気にはなったから
まさに
厳選聴取の話で
上手く
払ってない感覚
みたいな感じになると
上手いよね
システムとしてはね
不平不満が
国じゃなくてよく分かんないけど
会社に行くみたいな
給料安いみたいな
そういう意味でもやっぱ裏で
僕らも
自分たちの給料を決めて
自分たちの手取りの額とか見て
こんだけやっぱ
給料飛んでるなって分かるからね
そこら辺は
15:00
シャロー氏の先生が一番お詳しいから
あと税理士の方
そういう方々に
支援いただきながら
自分たちもしっかり確認した方がいいだろうね
税金の話になって
っていう感じで
今週は以上です
ありがとうございました
15:19

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