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2022-04-05 11:26

第22回 『最近の就活事情から考えるコンサルファームでのキャリアと働き方(前編)』

第22回 『最近の就活事情から考えるコンサルファームでのキャリアと働き方(前編)』というテーマについて株式会社エービーエフキャピタルのメンバーが多角的な視点で語ります。


【ハイライト】

・最近の東大生・京大生がプロコンサルティングファームを目指す理由は何か?

・コンサルティングファームで働く上で一番大事な事とは?

・コンサルティングファームのリアルとABFメンバーの思い出

・もう一度プロファームに入社するなら大学時代に何を学ぶ?

・鼻を折られる『挫折』を経験する大事さ

・経営理念の大事さについて語る


~お知らせ~

株式会社エービーエフキャピタルのメンバーがそれぞれ日々気になる事、書籍、日々の悩み等何気ないテーマから、経営戦略や投資実行等の広くビジネスに生かせる話題に至るまで、戦略コンサルタント、ファイナンスプロ、データアナリストのプロフェッショナルが多角的な視点で語るトーク番組です。


パーソナリティー:

熊原充志(株式会社 ABF Capital代表取締役)

東京大学理学部物理学科卒業後、同大学院理学系研究科物理学専攻に進学し、宇宙物理学を専攻。

新卒でBCGに入社、メーカー・ファンド・製薬・通信会社などの業界を担当。

その後アドバンテッジパートナーズに入社し、多様な領域への投資を実行。


伊達 慶明(株式会社 ABF Capital取締役)

京都大学農学部応用生命科学科卒業後、同大学院農学研究科に進学し、生命科学を専攻。

新卒でBCGに入社、通信・メディア・物流・電力・産業材など幅広い業界を担当。

一貫してビックデータ・地図を扱った戦略の立案を行う。


中野 拓真(株式会社 ABF Capital取締役)

東京大学理学部地球惑星物理学科卒業後、同大学院理学系研究科地球惑星科学専攻に進学し、気象学を専攻。

新卒でBCGに入社、小売・エネルギー・通信会社などの業界を担当。

経営戦略の立案だけでなく、成果の創出までクライアントを幅広く支援。


番組プロデュース:株式会社サンキャリア


カバーアート制作:小野寺玲奈


番組へのご感想、メッセージ等、noteでコメントどしどしお待ちしております!

https://note.com/dailylife_fund/n/nc43c93b25eae


株式会社 ABF CapitalのHP

https://www.abf-cap.com/


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ファンドマンの日常!
今日も始まりました、ファンドマンの日常。
ABF Capitalの代表の熊原です。
同じく、取締役の伊達です。
取締役の中野です。
始まりました、ファンドマンの日常。
今週は、伊達君の回ですね。
今週は、先週に引き続きコンサルの話という感じになりますけども、
最近、あまりにもコンサル行きたい東大・京大生が多すぎるんじゃないかという問題を、なんとなく思ってまして。
結構、いろんなところで学生と関わる機会がちょっと多くて。
その人たちの話を聞いていると、明らかにプロファーム向いていない人なのに、
ゴールドマンだったり、BCGだったり、マッキンゼだったり、
そういうところで仕事するのは明らかに向いていないタイプの人。
結構チームプレーが苦手そうな。
どっちかというと、ゴリゴリ営業マンやったりとか、
もしくはベンチャー企業に行って、新規事業の担当者になって、
ゴリゴリ人を巻き込むというか、
とにかく自分が思うままに進むような方が向いているような人だったりとか、
明らかにコミュニケーションに難があるような人とか、
そういう人がこぞって、BCGに行きたいんです、マッキンゼに行きたいんです、
ゴールドマンサックスに行きたいんです、みたいな感じで、
そこにも借りたい、借りたい、みたいな感じで。
そこがダメだったら、いわゆるTier1と言われているところがダメだったら、出る人でもいい。
ちょっとこれ中列とか優劣をつけるわけじゃないですけど、
少なくとも新卒市場においてはって意味で言うと、
まあ出る人でもいい、みたいなことを言ったりとか、
台話証券でもいいから、みたいな。
それはなんでなんだ、みたいな。
君本当にコンサルの仕事をしたいと思っているのとか、
君本当に投資銀行業務をやりたいと思っているの、みたいな。
そもそも業務内容も知らずになんか行こうとしている人が、
ちょっとあんまりにも多いなっていうのと、
同じようにちょっとふと疑問に思うのが、
会計士になりたい人ですかね。
新卒でです。
途中から会計勉強してなる人は全然話し違うんですけど、
会計業務を知らずに会計士になりたいって言ってる人多いなっていう印象もあって。
確かにね。
なんか弁護士とか医者はわかるんです。
医者は身近にいるし、ドラマもよくやってるし、
弁護士も弁護士ドラマってすごいやってるから、
かっこいい弁護士になりたいってわかる。
会計士になりたいってなってる人って、
最初になりたいと思ったきっかけなんだろうとか、
ちょっと話2つ逸れちゃってあれなんだけども、
新卒でそういうとこ入るっていうところに関しても、
我々3人とも全職が、
というか新卒で、
外資系のいわゆるT1のコンサルファームに入って、
何年かやってきたわけですけども、
我々が少なくとも入社したときって、
だいぶ人気は高まってきてた時期ではあるけども、
やっぱり少なくとも我々理系院卒でそこに行くってなると、
結構どっちかというと、
落ち込まれて言うと言い過ぎですけど、
まあなんかセキュリティから外れちゃった人たちが、
集まった集団っていうイメージだったのが、
今の受験みたいになってるなっていうのは。
僕らの時よりも結構あれなんだ。
すごく多い。
すごい。
信じられないぐらいもうなんかみんな、
とりあえずコンサルみたいな。
飲み会で最初、
生ビール注文するぐらいの感じで。
とりあえずコンサル。
とりあえずコンサルみたいな。
03:00
あざぶたが学生が、
とりあえず東大みたいな感じで、
とりあえず石井みたいな。
前もちょっと話したかもしれないけど、
なんかとりあえず東大ってやっぱ感覚は近いと思う。
とりあえず会計士の論点はちょっと一回置いといて、
コンサルってその後いろんなところに行けるから、
やりたいこと分かんないから、
とりあえずコンサルに行くっていう、
その気持ちは分からんでもない。
なんかね、それはすごい良いと思う。
就職でコンサル入るのって、
何者かになりたいけど、
何者になりたいか分かんない人が行く場所だと思ってるから、
ビジネスですごい上手いことやりたいなって思ってるけど、
ただ何していいか分からない。
そもそも自分のやりたいことが分かんないっていう、
結構迷子な人が、
オムラトリアムで行く場所だと思っているので、
ただそこまで超厳しいけどもっていう。
ただやっぱ向き不向きもあると思うし、
みんなが行く場所ではないと思ってるんだけどもっていう。
なるほどね。
そうだね。
コンサルって割と誰でも働けるって思ってた時期もあったけど、
辞めていろんな周りのコンサル行きたいって人たちを見て、
確かに君は向いてないよって思う子はいるね、それは。
その気持ちはすごくよく分かる。
何が大切なんですかね?
いろいろとコンサル、
そもそもの社会人でも求められるって話もあるだろうけど、
コンサルで働くにはいくつかあるじゃないですか。
こういうのはできた方がいいみたいな。
うん。
あると思うんですけど、
何が一番大事なんですかね?
何が一番違うんですかね?
難しいね。
あとはダデ君が明らかに向いてないって言ってるのは、
やっぱりどういうところが一番ネックなのかとか。
やっぱりコンサルって裏方の仕事で、
決して表に出ることはまずなくて、基本的には。
で、プラス、結構意外と泥臭いというか。
うん、そうだね。
結構メディアに出る感じだと、
すごいキレッキレな面積だったりとか、
そういう先生的な、
大学の先生的な感じのイメージを持つ人も多いかもしれないですけども、
めっちゃ手も足も動かすし、頭も下げるし、
基本的にイエスしか言っちゃいけない仕事だしみたいな、
そういう、
毎回系な部分もあるよね。
それもあるし、
あとは当然、コンサルティング業務なので、
ディスカッションができないといけないっていうこと。
あとは、そういう体力的な面以外にもコミュニケーションの点であったりとか、
あとやっぱり客商売なんで、
自分だけが正しいと思うことやっててもダメっていうところとか、
やっぱり他のどの職種でもそうなのかもしれないけども、
そういうことが得意である必要はないんだけども、
少なくともできないといけないっていうのと、
それをだいぶ苦にしてしまう人だと辛いっていうところがあるなあと思う。
それは確かに。
結構かっこいいイメージは僕も持ってましたけど、
理想と現実とまでは言わないけど、
まあそういうかっこいい面ももちろんありつつ、
とはいえね、入って最初にやるアソシエイトとか、
一番そのジュニアのジュニアがやるような業務って、
めちゃくちゃ泥臭い業務ばっかりですもんね。
06:03
そうだね。
ちなみに泥臭い業務で思い出残ってるのある?
あー、スーパー。
スーパーで外でずっと立ってて、
中に入ってくる人たちの動線を一人一人全部メモしていくとか、
ああいうのは泥臭かったなあ。
あとは、同じスーパーだとどの商品がどこにあるとか、
そういうのを全部メモするとかね。
やったなあ。
アソシエイトの時にショッピングモール行って、
クライアントの店舗と競合店舗とディスプレイ全部見て、
どういう風に人が通りかかった時に目線がどうなってるかとか、
全部計測したりしてた。
そうだよね。あれは泥臭い。
でもなんだろうな、楽しかったけどね。
あれが嫌だっていう人もいるのか、いるだろうなあ。
そこで楽しみを生み出すというか、
それも自分のちゃんと考えるところの基礎として、
土台としてやらなきゃいけないっていうのをちゃんとわかって、
やれる人だったらいいだろうけどね。
自分の聞いた話の中で一番こいつ根性あるなって思ったのは、
物流系の案件で、
競合というか調べないといけない相手のデータとかがあんまりなかったから、
トラックの運転手の面接受けに行って社長と直接話すっていう時間を獲得するっていうことをやったしね。
ああ、でも俺もそれやったことあるよ。
デュデリの時に競合他社の面接受けに行った。
あなたの経歴はなんで来たんですかって詰められて終わってしまったそうで。
明らかに怪しい。
一応話はしてくれたけどね。
あとまあ単純にいろいろできて楽しいっていうのはあるけども、
多分他でも楽しいと思う。
なんて言ったらいいんだろう。
コンサルでできることって、
コンサルの方が密度が高かったり、いろんな幅が広かったりとか、
あとはスピードが変わったりみたいなことあるかもしれないけど、
ビジネスのサポート全般我々やってるんで、
他の会社でもできることはできるなっていうのも結構あったりして。
なぜここまでコンサルというものが新生化されてしまったのかというのは、
個人的にちょっと危惧しているのが、
みんなコンサルになっちゃったら、
新卒で普通のメーカーとか行く人少なくなったら嫌だなっていう。
まあね。
なんでみんな行かないのかっていうのをヒアリングしてみたら、問題のあれが見えてくるね。
やっぱり給料安いし、出世まで時間かかるっていうのが一番な気がするけども。
やっぱお給料の問題なんだよね。
でも我々の時だってお給料の問題は確実にあったはずで、
その他のあれかな、我々の時はもうちょっとコンサルの採用人数が少なかったのかな。
だいぶ少なかったと思う。
コンサルとか会社系以外も、ニケ企業も結構給料上げてきてるから、
だんだんそれも収まってくるのかなと思ったら、そりゃそれでいいなと思うんだけど。
ちなみに話がまたガラッと変わっちゃうんだけども、
もう一回、今大学4年生もしくは大学院1,2年生でBCGに入ってもらってますっていう状態の時に、
どういうものを勉強したきゃよかったみたいなのってあるかな。
09:00
あるかなー。
確実に英語なんだけど。
そうかもしれない。どれも思ったよ。
頭を下げまくる訓練をしておいたほうがいいかもしれない。
飲食店とかのバイトとかやっといたほうがいい気がする。
確かに。それは間違いない。
花っ端を折られまくる経験っていうのは、東大とか業大で、しかもいわゆる外資系のいいとこに来てする人って、
負けなしの人生を、基本得意なことばっかりやってきて、しかも負けなしで来てる人が多いと思うから、
入社すると最初は花っ端を折られまくるけども、
先になんか自分が全然できない環境に身を置くっていうのは大事な気がする。
確かに。
体制つけるために。
それは本当にめっちゃ思うわ。
飲食店バイトももちろんそうだし、なんか自分が全くできないところに飛び込むっていうのは、もっとやってよかったな。
でもそんくらいかな。
うん。
なんか後はどうせ入らないと学べないことだった気がする。
そうね。エクセルとかスライドライティングとか、そういうのをちょろちょろってやってみても、どんぐりの姿勢が楽にしかならなくて。
そうそうそうそう。
一応はやらなくていいね。
1日2日でキャッチアップできちゃう。
うん。
スキルって言えばマインドセット的なところかもしれないですね。
うん。
いやでも後はあれだな、ちょっと話戻っちゃうけど。
なんでマッキンジーなの?なんでBCGなの?っていうところまで考えてる人はいないなって思うな。
どうでもいいっていう。
でも実際入ってみるとだいぶキャラが違うから。
採用する側はちゃんと見てるなって思う。
そうだよね。
入ってみて感じ。
就活してる時、リネンとかクソくらいだと思ってたけど、シャフとかリネンとか本社のリネンガーとかみたいな。
コンサルに聞かれたこと一回もないけど、そういう感じの質問は。
でもなんかよくテンプレート、就活テンプレート、本社のリネンガー的な話。
学生の時、気持ち悪いってずっと思ってたけど、絶対そういうこと言わないって決めて就活してたけど。
いざ入社してみて、コンサルやってみて、いろんな会社見てみると、リネン以上に大事なものないなっていうのをすごい実感する。
なんかリネンが生きてて。
リネンがちゃんと現場や管理職の人にも役員だけじゃなくて、下の人たちにも浸透してて。
そのリネンに従って意思決定ができる組織がもう圧倒的に強い。
いい会社っていうか、我々が見てきたような会社の中でもうまくいってる会社って基本そこがちゃんとしてるっていうのがすごい実感する。
それは間違いないね。
後編へ続く。
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