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2021-11-02 14:55

第5回『日露戦争と高橋是清から学ぶ資金調達戦略(後編)』

第5回『日露戦争と高橋是清から学ぶ資金調達戦略(後編)』というテーマについて株式会社エービーエフキャピタルのメンバーが多角的な視点で語ります。


【ハイライト】

・日露戦争時に日本はどのように資金調達を行ったか?(後編)

・日露戦争時の日本とロシアの戦力の比較

・多様な資金調達方法の確保の重要性

・個人投資家を集めるためのIR戦略について語る

・紆余曲折あっても諦めない心を持つ大事さ

・江戸時代は日本が金融の先進国だった!


~お知らせ~

株式会社エービーエフキャピタルのメンバーがそれぞれ日々気になる事、書籍、日々の悩み等何気ないテーマから、経営戦略や投資実行等の広くビジネスに生かせる話題に至るまで、戦略コンサルタント、ファイナンスプロ、データアナリストのプロフェッショナルが多角的な視点で語るトーク番組です。


パーソナリティー:

熊原充志(株式会社 ABF Capital代表取締役)

東京大学理学部物理学科卒業後、同大学院理学系研究科物理学専攻に進学し、宇宙物理学を専攻。

新卒でBCGに入社、メーカー・ファンド・製薬・通信会社などの業界を担当。

その後アドバンテッジパートナーズに入社し、多様な領域への投資を実行。


伊達 慶明(株式会社 ABF Capital取締役)

京都大学農学部応用生命科学科卒業後、同大学院農学研究科に進学し、生命科学を専攻。

新卒でBCGに入社、通信・メディア・物流・電力・産業材など幅広い業界を担当。

一貫してビックデータ・地図を扱った戦略の立案を行う。


中野 拓真(株式会社 ABF Capital取締役)

東京大学理学部地球惑星物理学科卒業後、同大学院理学系研究科地球惑星科学専攻に進学し、気象学を専攻。

新卒でBCGに入社、小売・エネルギー・通信会社などの業界を担当。

経営戦略の立案だけでなく、成果の創出までクライアントを幅広く支援。


番組プロデュース:株式会社サンキャリア


カバーアート制作:小野寺玲奈


番組へのご感想、メッセージ等、noteでコメントどしどしお待ちしております!

https://note.com/dailylife_fund/n/nf9cfe0deb2cd


株式会社 ABF CapitalのHP

https://www.abf-cap.com/


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今日も始まりましたファンドマンの日常、ABF Capitalの代表の熊原です。
同じく取締役の伊達です。 取締役の中野です。
そんな状態の中、欧米の銀行から資金調達しないといけないというところで、誰が交渉に行くんだみたいな感じで、しかも日英同盟当時結んでたんで
イギリス同室からバックアップあるだろうと思ってたら何もない、何の協力も得られないというところで、誰も行きたくないみたいな感じで
高橋是清も絶対行かないからなみたいなことを言ってたけども、最終的には折れて、じゃあ私が行ってきますと
なった時に、高橋是清が行ってくれるぞってなった時に、山縣友とか伊藤博文みたいな三重寺のいわゆる政治家たちが医療停で肩を抱き合って泣いたらしいんだけども
その様子が実はその医療停のお上さんに見られている、記録にちゃんと残っているね。そういうおじさんたちが肩を抱き合って
泣いたのは資金調達してくれる人が現れたからなのか、高橋是清だから喜んだのかというとどちらか
高橋是清だから喜んだっていうのもあるし、必走感で、これでダメだったらもう俺たち死ぬしかない。国がなくなっちゃうし、もう死ぬしかないみたいな感じで
そういう状態も相まって肩を抱き合って泣いたと言われておりますと
さっきロシア、国力違いますよねっていうのもあったんだけど、GDPもさっぱり違うっていうのもあったんだけど
政府の力も全然違って、日本は明治維新が起きたばっかりなんで、中央政府はそんなに強くなくて、そんなに強力な政権を持っていなかったりとかして
一方でロシアは帝政ですごい権力を持っていたので、税金とかも取り放題で、ロシアってお酒の税金、酒税だけで日本の国会予算ぐらいあったんですよね
そういう絶望的な状況で陸軍の人数も、戦機兵だけでも10倍ぐらい違うし、予備兵器といって緊急時に呼び出せるロートルみたいな
合わせても3倍ぐらい兵力の差があるみたいな、世界どう考えてもこれもうロシア勝つでしょみたいな、日本も終わったなみたいな感じで
国際が投げ売りされている状態だった、状態で海戦が始まっちゃいますと
皆さんももしかしたらどのぐらい知っているかわからないけども、最初初戦は基本全部そうなんだけど、日本ってロシアに対しては
戦争、初戦全部勝っている海戦、海の上でも陸軍の上でも基本は
争いには全部勝っていて、ただ勝てば勝つほどなぜか金流が上がっていくっていう不思議な現象
日本がロシアを占領できるって誰も思ってなかったんで、勝てば勝つほど戦線が広がっていって防御しないといけない領域が増えるし、
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戦線まで武器とか弾薬とか食料を運ぶための補給さんが長くなるんで、お金がもっとかかるようになるんですね、勝てば勝つほどお金がかかるようになるんです
資金需要がどんどん生まれるんで、戦争を継続する能力ないでしょうって日本に、このまま破産するだけでしょうみたいな感じでやっぱり金流がどんどん上がっていくみたいな
そんな状態で、そんな状態の中、高橋くれき夫はロンドンとニューヨークで資金調達をしに行くっていうところなんだけども、ここ実はさっき言った少年時代の銀行家の繋がりとか
そういうので結構頑張っていくんだけども、そのために高橋くれき夫のすごさみたいなのはそこで結構人を巻き込んでいくっていうところとかそういったところもすごいんだけれど、ここでなんか結構面白いなと思うのはIR戦略と資金調達先の対応性の大事さみたいなところが実はここ生きてきていて
まず日本って、戦争した時に敵のロシア軍の有名な将軍、すごい世界から尊敬されるような有名な将軍が戦死した時に、日本ってニューヨークとかロンドンとかでマカロフ中将という人なんですけど、マカロフ中将に追悼の意を示す文を新聞に出したりとか、あとはパーティーの場で追悼したりとかことをして、サムライだ、騎士だみたいな感じで
殺したのは自分たちなんですね
そう、自分たちが殺してるんだけど、まあでも追悼の意を示すことで、なんか結構サムライっていうか武士みたいな、騎士道みたいな感じで、イギリスとかアメリカとかで日本がすごい人気になっていくんですね
逆にロシアは、アジアのチビどもがみたいな感じのネガティブキャンペーンをしまくってて、人気がどんどんなくなっていって、だからロジックとはまた別に環状面で日本の人気がどんどん高まっていって国債を買ってくれる人が増えてきたんですよ
金利がどんどん下がっていって、みたいなこともあり、あと資金調達の多様性っていうところで、日本はニューヨークとロンドンで資金調達してたんですけど、
当時そういう大きい金額取引できたのって、ニューヨーク取引所とロンドン取引所とパリの取引所、フランスとロシアは同盟関係にあって、日本とイギリスが同盟関係にあったんで、日本はフランスで資金調達ができないし、ロシアはイギリスで資金調達ができないみたいな、そういう状態だったっていうところで、
あとロシアもフランスだのにフランス一本で資金調達やってたんで、どんどんバルチック艦隊とか、最後の方バルチック艦隊とか、鎮められた時とか、パリのロスチャイルド家が手を引くんですよね、その資金調達とか、ロシアも戦備調達ができなくなって、もうこれ以上戦争ができないっていうので、和平を結ぶしかなくなったっていうのがあったりしたんですけど、
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ちなみに当時日本もギリギリだったんで、さっき言った18億調達して、もう国家予算の何倍もの4年分とかの借金を、もうこれ以上戦争できないみたいな、ロシアもパリの資金調達先がなくなって、もうこれ以上戦争できないみたいな状態で、それで講和に向かっていったっていう、実は戦争を生かすんじゃなくて、お金がなくなったからっていうのが実は一番の理由なんだけども、
そういったとこでもIRがうまくいってなくて、権利が高いままだったら、そもそも多分資金調達できてなかったし、資金の調達先も日本で、ロンドンだけじゃなくてニューヨークからもかなりお金を借りてたんだけども、調達先はロンドン一本とかだったり、ロシアみたいにパリ一本とかだったら、多分戦争が継続できてなくて、どっかのタイミングでもボロボロになってたと、
みたいなところで、このIRとファイナンスの多様性みたいなところっていうのはめちゃめちゃ大事だなっていうのと、これは今でも多分変わらないんですよ。
なるほどね。ちなみにその資金調達はどこからしてたの?だってニューヨークとロンドンからしてたみたいなんだけど、どこが出してたの?
出してたのは勤労部招待のシフみたいな、イギリスのマーチャントバンクの超有力人の人が個人で会社された分と、あとさっきも言った通り日本って侍とか物資とか当時日本人気すごかったので、結構個人が買ってくれてたんですよ。
しかも金利が結構高かったから、それで戦争勝ったらいけるっしょみたいな感じで結構個人が買ってくれていたっていう。
面白い、なるほどね。すごいな、でもその一人、誰かがボーンって入んないとその風向き変わらないから、その誰かが一番まず最初のその大きい人を取ったっていうところとさっきのIR戦略か。
そう、この勤労部協会、勤労部協会かニューヨークのシフだったかな、ジェイコブシフみたいな感じの超大富豪がいるんだけども、どっちかが最初に日本の国債を1億だか引き受けをして、それで世界中があいつがお金入れたんだったらもう大丈夫でしょみたいなので一気に風向きが変わる。国債がどんどん増えていった部分もある。
なるほどね、いや面白いな。でもそのあれだよね、資金調達とかのことを考えるとまさに今もそうだもんね。
似てるね。
あのエンジェル投資家が入れたならいけるねみたいな、そういうのを見てめちゃめちゃあると思ってて、だからやっぱり今も昔も変わらない。
あとはあの会社はなんかすごい面白いぞって思ってもらって個人投資家を集める。まあ機関投資家はなかなかそういうのだけじゃ集まりづらい部分もあるかもしれないけど、個人投資家を集めるためのIR戦略みたいなものは非常に面白いね。
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あとまあやっぱり調達先の多様性っていうところで、我々飲食店の支援をやってるわけだけども飲食店は個人でやろうと思ったら最初は政策金融広報か信用金広報ぐらいしか調達先ないけど、そういった意味でファンドっていうらしい調達先があるっていうのも飲食店にとって大事だなっていう。
そうだね。
そうね、確かに。飲食店側にとってもそうという話か。
まあ僕としてはやっぱりIRとか話はもちろんあるけど、その右を曲折に至る過程の諦めないっていうことが大事なんだなって思いましたっていう、こう非常に小並感のある感想なんだけど。
でも今回のアレに関しても諦めたら国亡くなるから、諦められないんだよね。
何回も失敗して、発散しててもなんとか這い上がって最終的にはそこまで行けるっていうのが、普通の会社員やっててもそうだし、自分たちで会社やってても大なり小なりうまくいくこともあればそうじゃないこともあるので、諦めずに頑張ろうと思いましたっていう感想で。
実はこれは後日談というか、約束はちゃんと守りましょう。
まあIRとかPRとかにもまた関わる話だけど、約束はちゃんと守らないといけないなっていうのがこの後の後日談みたいなのにはあって。
ちなみにロシアはこの後ロシア革命が起きてデフォルトするんだけど一回。
だからパリはダイソンが攻めるんだけどそれで。
日本にこのユダヤ系の資本というかニューヨークとロンドンからのたくさん資金が入ってきた理由って、これもともとマンシュをアメリカとかロシアもお金入れたがってたんですよね。
中国はお金が欲しかったんだよ。だからロシアを追い出すのに協力してくれたっていうのが一個あるんだけど。
高橋コルキアもそういうのを前提で一緒に鉄道を作りましょうね、マンシュ鉄道を一緒に作りましょうねみたいなことを言ってたんだけど、
結局手放すのが嫌になって、マンシュの権益を日本で独占したんで、これでまた日本の評判がどんどん下がっていって、
外からお金が借りれなくなって、最後また第二次世界大戦という方向に向かっていくんだけど、
そういうとこで、約束を守ることは大事ですな。
大事ね、それも。
なるほど、面白かった、伊達くんの話。
自分がひたすら喋ってるだけになってしまったけど。
全然問題ない。
こんなに広がるといえば、やっぱり歴史を学ぶのは急ぐかい。
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そうだね、特にやっぱり金融の明治時代以降、もしかしたら江戸時代もそうだったかもしれないけど、やっぱり金融がメインなんだな、もうその頃から。
金の戦いだ。
江戸時代はね、実は金融先進国って実は日本で、一応中学の教科書とかにも載ってるんだけど、
道島米取引所だったっけな、最近そこが閉鎖されるっていうので、またニュースになってたけど、大阪の道島っていうところに。
道島ロールとかのやつだよね、ホテルだよね。
あそこに世界初の酒物取引の場所があって、そこも結構面白いね。
当時、お米が通貨の代わりだったから、ただお米で運ぶの大変だから、このお米3ヶ月後に持ってきますよ、みたいな。
そういう打官紙幣みたいなものを発行して、取引所で取引がされてて、
そうすると元手になる米がないのに、ちょっとお金が欲しい班とかが、ちょっと余分に発行したりして、交換してくださいって言うまでは、その米ってどこでやってもいいから。
本当は1万石しかないのに、3万石の件を発行して、資金調達して、調子に合わせるみたいなことをしてくる班とかがいて、そうすると米の値段が高騰したり暴落したりとかで、
そうすると幕府としては、通貨安定しないと困るから、ちょっと酒物取引を抑えてみたいな感じで、結構規制をしようとするんだけど、
総理はそこを飼いくぐって、取引をどんどん続けていって。
今のリーマンショックだったりとか、そういうような金融の暴走みたいなところとか、資本主義の腹強さみたいなのが、
実は幕府vs資本主義みたいな、そういうところが起きた。今でも今の金融事情にも通じるような現象が起きている。
なるほど。面白い。
米取引の、酒物取引のちゃんとしたルールが整ったのって、日本だと江戸で、日本以外だとボストンとかの取引所が確か最初だったっぽいけど、
それでも確か1890年とか1910年とかそのぐらいに開設されているから、だから150年ぐらい実は日本の金融先を行っていたっていう。
すごい。知らなかった。
それはもうちょっと誇っていい?
いや、ありがとうございます。
今週の伊達くんのトークはここまでとして、
また次回は私が担当させていただきますので楽しみにしていてください。ありがとうございました。
ありがとうございました。
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