ドキュメンタリーの紹介
真夜中、コンビニの駐車場で。このポッドキャストは、1つの場所を72時間にわたって定点観測する、
東航橋放送局のドキュメンタリーを大好きな2人が、番組についての感想や愛を語ります。
今回は、星に願いを、都会の七夕まつり、という回について話しています。
この回は、2020年に放送された回になりますので、決策戦というのを扱いで、今回やっていきたいと思っています。
舞台はですね、七夕なんですけども、そこのですね、東京タワーのすぐそばにあるお寺の七夕まつりに密着した3日間になっております。
はい、ということで、ここでですね、いつも本田さんを呼ぶんですけれども、今日はゲストの方に来ていただいております。
ということで、自己紹介お願いできますでしょうか。
こんにちは。民族学研究者の岸澤です。
優しい民族学というタイトルのポッドキャストを配信しています。よろしくお願いします。
お願いします。
多分こうやって、表でって言うと変ですけど、ポッドキャスト収録とかで喋るのは、多分1年半ぶりとかぐらい?1年元ぶりとかですよね。
うん、結構間が空いていると思います。
そうですよね。
はい、あの、前回ね、タップルームで、カロリーの艶ごとっていう漫画の話をさせてもらいましたね。
そうですよね。民族学の方なのになぜか漫画の話をしてもらって、ちょっと無茶振りみたいなことを。
いやいやいや。
それも配信中なので、検索いただければとするかなと思うんですけど。
そんな無茶振り続きで、ちょっとドキュメント72時間を見てもらえませんかと、僕らの方からご相談させていただきまして。
で、何の回がいいかなと思ったときに、ちょっといろいろこう思うこともあり、この都会の七夕祭りという回に来たんですけれども、その思うことは後々、話の中で話したと思いながら。
なんか正直どうですか?ドキュメント72時間って、結構普段見られたりします?
始まった頃、結構ロングラン番組ですよね。
そうですね、かなり長いですね。
そうですよね、始まった頃に、なんか面白い番組始まったなと思って、ちょこちょこ見てたんですけど、最近はそんな見てないかなっていう感じでしたね。
そうなんですね。
でもなんか今回、久々というか、しばらくぶりに、この七夕祭りの回を見てみて。
はい、NHKオンデマンドで見ました。
別に僕らそのオンデマンド普及促進活動とかしてるわけではないんですけど、一応別にそれがなればいいなとはね、もちろん思ってますけど、それ別になんか神前大使でもないので、あれなんですけど。
ちなみにどうでした?今回の会。
2020年の8月に公開されてるってことで、コロナ禍の映像でしたよね。
そうですね、はい。
それで、やっぱりその時のことを反映した内容で、コンサートに行きたいとか、やっぱその当時コンサートできなかったじゃないですか、中止でしたよね。
なんかこう、自粛みたいな言葉が叫ばれてっていう感じはありますよね。
なんかあの、最初は多分中止して、でなんかそれから、あのなんだろう、声を出さないで参加するみたいな、なんか徐々に緩和されましたよね。
ありましたね、そんなこと。
うん、なんかそれを、あ、そんな時あったなっていうのを、はい。
だからやっぱり願い事って時代を反映ある程度してるよなっていうのは見てて思いました。
やっぱこうコロナ禍の感じがその、ただなんか今回の会見てて思ったのが、その結構これこそ2020年の7月なんて、
細かいところはあれですけど、多分結構コロナ緊急事態宣言が出たりとか、なんかそういう、どういう扱いを要はこの疫病に対してすればよかったみたいなことがみんな分からず、
で、コロナ禍みたいなこととか、なんかアフターコロナじゃなくて、こうwithコロナ、もう結局一緒にやっていくしかないみたいな話だったりとか、
そういうのがいろいろ出てきてた時代なんだなーっていうのは僕も見てて、改めてこの時代感みたいなことを思い出したんですけど、
今回の会見て、なんかあえてそこを直接そのコロナのことを言ってる人が、あんまりインタビューしてなかったなっていうのが、なんか僕が見直した時の印象だったんですよね。
そうですね。はい。なんかお父さんが、単身フニのお父さんがちょっと書いてたりしましたけど、直接はそんなになかったですね。
なんか間接的にその、なんて言うんですか、その、まあ飲食店が結構影響を受けちゃってとか、そういう話はもちろんいろいろあったんですけど、なんかそれがすごい、あえてそうしてるのかなっていうのが、結構見てて思ったんですよ。
インサートの映像とかでやっぱり短冊を映すと、みんなこう、早くコロナ禍が明けますようにとか、そういう言葉の文字っていうのはいっぱい出るんですけど、インタビューの人にはあんまりこう、その結局、たぶん実際撮っててもその話めちゃくちゃ多かったと思うんですよね、正直。
絶対だってみんなあの頃は、当然のように早く終わってほしいしってみんな思ってたわけなんで、実際七夕の数見てもそうでしたし、そこがなんかこう、でもそれをなんかあえて使わないというか、今回の編集上は、もうそれはもう、あの時期に放送するものとしてはみんな基地の事実としてあるから、
それを使わずに、なんかそうじゃない裏側のこう、七夕がそれこそ中国では恋人の日になってみたいな話があって、そんないい話なのかなと思ったらお金が欲しいみたいな、お金があればいろんなことが解決するからみたいな話があって、そういう結構コロナ禍なんだけど暮らしに踏み込もうみたいな、とか人々の生活を見せていこうみたいなことをすごく、僕はなんか改めて感じましたね。
文化的背景の考察
そうでした。そうね、その中国のカップルの、あれでしたよね、女性が中国から移住されてきた方で、男性が日本人のカップルの話も、その女性の方が、中国だと恋人の日っていうのも、日本でも高度経済成長期、ちょっと具体的にあれなんですけど、70年、1970年か80年代ぐらいに一時だけ、
その百貨店とか、百貨店なのかな、とかで、ちょっとバレンタインみたいな感じに棚渡をしようっていう、トイ組ってあったんですよね。
あ、そうなんですか。
そう。
えー。
なんて言ってたか、なんとかラバーデイみたいな。
はいはいはい。
そう、でもたぶん、結局うまくいかなかったんだと思うんですけど、バレンタインほどは定着しなかったみたいですね。
あと、中国の方のお金持ちになれますようにって、お金があれば、いろんなことを解決できるからっていうのは、石、なんだろうな、パワーストーンみたいなのあるじゃないですか。
はいはいはい。
あれも、中国の方、いろいろ身につける、インドとかでも身につけますけど、中国の方は、結局、そういうお金の石をつける方、すごい多いらしくて。
えー、そうなんですね。
そう、それは結局、ほんとその女性が言ってた通り、お金があれば、いろんなことできるからっていうことらしいですよ。
えー。
だから、それって結構、彼女個人の話じゃなくて、結構根深いものなのかなとかも思いながら見てましたね。
なんかそういうお国柄みたいなことじゃないですけど、やっぱ出るんですかね。
うん、まぁでも、実際そうですよね。
なんか、お金があればって言ってたけど、ちょっと日本人的にはギョッとするけど、まぁまぁでも、理にかなってはいるよね、みたいな感じですよね。
いや、ほんとですし、今回、舞台が象城じゃないですか。
島公園のところですよね。
結構なんで、海外からの方も、今の中国の方は日本でって話ですけど、ぷっくりさんのTシャツ着た女性のオーストラリアから来ましたみたいな方いらっしゃったじゃないですか。
で、今なんか幼稚園の先生ですかね、確かやってますみたいな。
で、なんか日本どうですかみたいな話を聞いていくと、オーストラリアはこう、みんな社交的だから、ちょっと内向的な自分には大変だったみたいなことをおっしゃっていて、
やっぱそういうのって、僕らがやっぱり遠目から見ると、国のナショナリティというか、なんとなくこの国ってこういう感じっていうイメージに、やっぱり当てはまらない人というか、そこがちょっと言い心地が悪くて来てるみたいな人もいるんだなみたいなのは、なんかちょっとそういうのを見て思いましたけどね。
まあそれはそうですよね。
まあ日本でもありますよね、なんか関西人だからみんななんかお笑い的なのできるんだろうみたいなこと言われて困ってるみたいな話も聞きますしね。
ありますよね、そういうのね。
なんなんですかね、あれね、別にそんな関西人だからって言ってね、できるわけじゃないんですけどね。
まあイメージの話なんですよね、きっとね。
まあいろいろメディアに乗っかって、そのイメージが増幅されるみたいなところとかも、あと血液型のイメージとかもそうですよね。
すごいありますよね、A型がどうとか。
そういうイメージの話で、僕が今回見ててすごいもう一つ思ったこととして、なんか七夕ってあんまりその子供の頃とかの記憶やっぱあるんですよ。
洋学校で書きましょうって言われて、願い事を書きましょうみたいな。
で、ずっと、まあそういうのは子供の時とかはね、そういうのをやったりしましたけど、あんまりなんか、そもそも大人になってから書いたことないなみたいなのを、結構これ、この回見てて思ったんですけど、
はい。
なんか、七夕さんにとかってどうですか、花ばたとかって書いたり、やってやったりします?
私も子供の時は、小学校に上がるか上がらないかぐらいの時は、祖父母と一緒に住んでたので、祖父が田舎だったんで、普通に竹もあったので、切ってきてくれて、それに書いたりとかしましたけど、
でも、逆に大人になってから、あとあれだな、私大学がそういうのやる大学だったので、大学に笹が、七夕前に笹飾りつけて、みんな書くっていうのは、書きたい人が書くんですけど、とか、
あとは、東京に来てから、スーパーとかで、結構入り口に笹が置いてあるのとか、あんまり実家のほうでは見なかったかなって、逆に、
なんか結構、都内ってスーパーとか、商業施設に、ご自由に書きたい人を書いてください、みたいなのあるんだなって思いましたね。
こういうスーパーとか、そういうとこは、やたらありますよね。各店舗ごとにありますよね、結構ね。
季節感の情勢っていうか、アピールなのかなと思いますけど。
なんかさっきの、一時期百貨店が流行らせようとしたみたいなことじゃないですけど、やっぱそれも結局、それでバレンタインとかもそうですけど、商売のためというか、それが売れていくと季節感も出るし、チョコレート業界とか百貨店も盛り上がるみたいな。
ちょうど夏の盛り上がりとして、七夕をたぶん狙っての百貨店の話だと思うんだけど、スーパーもたぶんそういう別に恋人の日とかではなくて、シンプルに願いを笠につけるみたいなこととしてやってるんでしょうね、たぶんね。
あとは、やっぱりその七夕にそうめんを食べるとか、あとなんかの、ちょっと七夕レシピみたいなのも今あるなと思って、なんかゼリーを、星型のゼリーを作ってあげるとか、なんかそういう、スーパーからしたら、そういった七夕のご飯を買ってきてほしいから、
あとは、ついでに七夕を意識させるための飾りとかもあるんだろうなーとか。
え、七夕ってそうめん食べるんですか?
なんかそうめん食べるっぽいですね。
あ、そうなんですか。全然そんななんか、あれですか、なんか天の川的なそういう、どういうあれでそうめんなんですかね。
夏、夏イコールそうめんみたいな印象はすごいあるんですけど、七夕の時期、もちろんかぶってはいるんで、それがセットになればすごい、スーパー的にはすごいいい話だなと思いつつ。
七夕にそうめんみたいなレシピが今ネットにいっぱいあるんですけど、それに書いてあるのは、昔その気候伝っていう風に七夕のことを言ってたりして、
芸事とか、女性で言うと旗を織るとか、そういったことが上手になるようにとか、あとその字が上手になるようにみたいな、何か芸事だったり技術みたいなものをうまくなるためのお願いをする日として日本では育っていっていて、
七夕の起源と伝承
で、その旗織りの意図とか、そういう連想で、七夕にそうめんみたいな説明で、ネットレベルだと書かれたりしてますけど、
でもそもそも七夕って今回、当然のように僕らは笹があって短冊があって、それに願い事を書いてすると、その願いが叶うというか、っていうイメージがあるんですけど、そもそも七夕ってずっとそういうもんだったんですか?
いや、日本に伝わってきた話の大元はやっぱり中国から伝わってきていて、よく引かれるものとしては、慶祖祭時期っていう中国の6世紀の、中国の南部のほうの、いわゆる年中行事のことが書いてある文献が8世紀ぐらいに日本に渡ってきただろう、
っていうことは言われていて、そういったものを当時の貴族たち、文字を読めるような人たちと、その周辺にいた人たちの中で共有していったんだろうっていうことは考えられていて、
その中で伝わってきたことっていうのは、いわゆる県牛植女っていう、彦星と織姫にあたる星の話ではあるんですけど、その日に芸事とかが上手になるように祈るって話だったね。
女性が、張り仕事の上達を祈るっていうのが、中国ではされてたみたい。
じゃあ、なんかその別に男性女性切るわけじゃないですけど、女性のためというか、女性が割とメインのイベントだったっていうことなんですか?
中国だとそういう感じだったみたいですね。
それで江戸時代の後期ぐらいになってくると、すずりとか筆とか、そういう色紙でいろんなものを作って形にして、笹を飾って短冊も書くみたいな。
短冊的な今の漢字に近くなってくるわけですね。
ちょっと飾りをつけるっていうのも、結局そのすずりとか筆とか、あとそろばんとか、それもその上達してほしいことに関連してる飾りなんだと思うんですよね。
はいはい。
だからその上達、何らかが上達しますようにっていうのは、江戸時代の都市部では、ある程度その気候伝の伝承が影響を与えてたんだろうなとは思うんですけど、
なんか今は多分その何かがうまくなりますようにっていうのは、ほぼ関係なくなってきてるかなとは思いますね。
現代の願い事の多様性
今回の72時間も、今年も平成ジャンプに会えますようにっていう短冊もありましたもんね。
もう何でも何か願いをかけば叶うみたいなイメージになってますよね。
そうですね。
映像の中でちょっと何秒か抜かれた短冊だったんですけど、兄がYouTuberで一攫千金という浅はかな夢を早く諦めてくれますようにっていうのが、これすごいなって思って。
いやーこれ、でもちょっとこれ2020年ぽいなと思って。
いや、思いますね。
今ってまたその、ちょっと前ってその小学生の夢YouTuberみたいなのがあって、今はまたYouTuberじゃなくなってるっていう話になってるから、
まあこのお兄さんもYouTuber諦めてくれてたらいいなって思いましたけど。
確かに今もこの短冊に乗って、今どっちかですよね。諦めてるかすごい有名になってるかのどっちかだと思いますよね。
そうですね。
ずっと地下で5年間やってるのはよっぽど多分強い人なんで。
ね、そう思いました。
確かにそういうのありますよね。なんかでも面白いなと思ってそれが。
なんていうんですかね、お祈りするみたいにとって、すごい極端な話を言うと、別に神社に行ったりとか、お祈りするって別にできるじゃないですか。
お祭典を入れてとか、それをなんかこの七夕のタイミングにあえてやるみたいな。
そこがなんかその、それが何ていうの、契機っていうかタイミングとしてこう、あのイベント化されているっていうのが改めて面白いなと思ったんですよ。
そうですね。
逆に七夕があるから短冊を書かなきゃいけないから願いを考えるみたいな。
なんかちょっと逆転してるんですけど、なんかそれがすごいなんか今っぽいし、逆にそれがあるから自分の願いをこう。
だって普段からその、その人はわかんないですけど兄がずっとYouTuberになってほしくないって常日頃思ってるのかもしれないですけど。
なんかちょっとそこで、まあなんか連れてこられて書かなきゃいけないからなんか面白いこと書こうかと思って書いたかもしれないじゃないですか。
なんかその言語化するタイミングとして、なんか棚渡ってあるのかもなみたいな。
そうですね、今はそうなってるかもしれないですね。
まああとそのお寺でやるっていうのも、まあちょっと面白いなとは思いましたね。
あの映像の中で最後祈願絵。
たぶん何日か置いておいて、最後に祈願絵をして、それでまた後でお炊き上げするっていう風に書いてましたけど、
やっぱそのお寺はごまとかあるからお炊き上げなんだろうなぁとも思ったんですけど、
日本でのその棚渡の笹だけの処理の仕方っていうのは、その川に流すっていう方法が取られてきてたんですね。
そうなんですね、確かになんかあんまりあの最後に出てきたような、お炊き上げするイメージは僕もなかったんで。
おそらくはその棚渡の伝承っていうのは中国からもたらされてるんですけど、
民間ではその7月7日の頃にお盆、お盆がもともと7月の13、14、15だったんですね。
回歴以前は。それに先駆けていろいろなこう、実際の汚れもあるし、心身の汚れみたいなものを流そうっていう考え方が民間の中でもあったと見られていて、
そういったその汚れを流すみたいなものもその竹笹を流すっていう引き継いでると考えられると思う。
だからやっぱこう汚いものを流すみたいな感覚って日本にはあったんだと思うんですけど、いろいろな民族行事を見ていても。
それがだんだん川に流すと汚れるみたいな。
逆に川が汚れるみたいな。
そういう話が環境汚染みたいな価値観が出てきて、自治体がゴミに出してくださいみたいなことをあるときから言うようになって、なかなか流せない。
ってなってるっていうのがあります。
あんまりあのでっかい竹がもう僕が生きてるときはもう川に流れてるの見たことないですからね。
なんか、すいませんそう、ギリギリ私が大学生のときとか調査に行った場所とか、山村の方だとなんかギリギリあの川の、なんていうんだ、淵みたいにこう溜まってるところにあったりしましたね。
でもだんだんダメになっていくでしょうけどね。
結局その本当にこう竹、竹笹と紙なら結局流してもこう変えるじゃないですか。
変えりますね自然にというか。
でもやっぱプラみたいなものが付くようになってっていうのはあると思うんですよね。
飾りにもプラとかがね。
紐もね細かいくといえばそれがなんかスズランテープとかだったらダメなわけじゃないですか。
普通のただの麻の紐とかだったら全然いいんですけど、そういうのもありますよね。
使ってるものも変わってきてる。
確かにその先ほどお話に出たこうスーパーの竹とかはどこ行ってるんでしょうね。
いやまあ普通に回収されてゴミになってるんじゃないですか。
その辺はちょっと儚いっていうか。
そうですよね。
かわいそうですよね。
なんかちょっとまあねお店側も捨てにくい感じはあるでしょうね。
やっぱりでもまあなんか書く側としてはどっちこう結構書いて吊るすっていう行為でなんか完結してるというか。
正直その先がなんかどうなるかってあんまりもう現代の僕らは考えない気がしていて。
そうでしょうね。
だからでも昔はそこを流すとこまでがワンセットだったってことですよね。
そうですね。はい。まさしく。
それもなんか面白いですね。
なるほど。なんか他にも最後にここはどうしても気になりましたみたいなところあります?この回で。
いやなんかちょっと時間かかりそうな話なんですけど。
いいですよ全然。
あの男女で結構性反対な人が出てきたなと思って。
ちょっとこれ若干センシティブな感じになりそうだから話し方難しいんですけど。
なんか女性は10年片思いしてる男性にまた会いたいっていうお願い事をする。
でなんか男性がもうその性反対だなって思う男性は、彼女と同棲してたけど喧嘩して出て行っちゃったから、
あのね、まあ誕生日前、彼女の誕生日前だったから、なんかアルバムも作ってたから、それをなんか店になんか会いに行って、なんか仲直りして結婚したいみたいな。
なんかえ、怖っと思って。
あれ結構やばいですよね、あれね。
なんか若干申し訳ないんですけど、なんか男性結構目座ってる感じだったじゃないですか。
絶対に行くんだっていう気持ちのなんか感じでしたよね。
でなんかあの本当こう言っちゃあれなんですけど、なんかあの両方の話聞かないとわかんないじゃないですか。
いやいやわかんないですわかんないです。
でなんか喧嘩も多かったみたいなニュアンスの話を男性がしてたから、いやこれ結構もう彼女はもう限界で逃げた可能性があるけど、
なんか男性はまだ復縁できると思ってるあたりが、あ怖っと思って。
でなんかその一方で、その10年片思いの女性の方は、なんか会えたらいいなって思ってますみたいな、連絡取れよみたいに思って。
いや会えたらいいなじゃなくて、なんかアドレス知らないの?みたいな、すごいこう10年もったいないっていう気持ちとかになっちゃったりして。
すごい儚い話ですよね。
10年大学時代に告白されたんだけど、それ1回振ってるんですよね。
それをなんかずっと後悔して、今もう10年経ってみたいなことですよね。
そう、だからなんか行動力ありすぎる、まあその男女かーっていう話じゃなくて、あの番組の中の彼女彼の話でいうと、なんか彼は行動力ありすぎるし、なんか彼女は控えめすぎるみたいな、って思いましたね。
でもなんかそれは、すごい願い事のパターンとして2つあるような気がしてて、そういうその、もう直接的にダイレクトに叶えたい夢みたいなこと?
運の要素というよりも本当に、もう会いたいみたい、また会いたいみたいなことって多分連絡先なんとなく知らないんだと思うんですよ。
知ってたとしても連絡もできないから、本当に神頼みですよね。
けどなんかやっぱり諦めたくはないみたいな、結構そういう任せるタイプと、あとはなんか自分で行動することに後押ししてほしいみたいな、風邪を吹かせてほしいみたいな、さっきのその仲直りして結婚したいんだみたいなことと、結構すごい2つあって、それも面白いなと思いましたね。
愛と行動の対比
まあそうですね、復縁するにも別れるにも円満に行ってくれたらいいなって思う男性でしたけどね。
そういう意味では、その商売につながるとかはあれ置いといて、そういう恋人とか誰かを思う日のなんか抗議ではそういう意味ではあるんでしょうね、花畑って。
そうですね、もしかしたらあの男性も織姫と彦星に賭けて結婚したいって書いたのかもしれないですね、今思うとね。
もしかしたらね、目すわってましたけどね。
いや目すわってた。
完全にすわってましたけどね。
そうそう、なんかトラブルになってないといいなって思っちゃう感じでしたね。
確かに2020年これが放送されてるわけなんて、今は5年後ですからね、あの人は今ですよね、本当に。
まあなんか違う恋愛できてるといいなって思いますけど。
私は片思いの彼女は会えてたらいいなって思いますよね。
あとなんだろうな、私欲しいものを全部手に入れようとするタイプなんですよ、私は個人的に言えば。
だから若干彼女のあの感じはあんまりわからなかったんですけど、10年待てるのそんな欲しくないんじゃないかなってちょっと思っちゃったりとか。
いや私ほんと欲しいものすぐ欲しいんですよ。
いやなんかもう本当に例えば何か欲しい、時計欲しいとか服欲しいだったらすぐ買っちゃう、本欲しいとか。
欲しいがあんまりあれがないんですけどね、物欲はそんなにないんですけど、でもまあ本だったり、欲しいものが出てきたらもうすぐ手に入れたいっていうタイプなんですよね。
人々の願いと本心
欲しいものはそんなにいっぱいないんですけど、だからまあ彼女は、私としては別に他の人と一回付き合ったらその人のこと結構好きになるかもよとか、
なんかそういう方向の幸せのなり方とかもあるんじゃないかなみたいに思ってましたけどね。
それはまあね、僕はこれすごいうがった見方かもしれないけど、10年ずっと好きっていう可能性と、一回告白されて振ってるってことは多分誰かとその後別の人付き合ってるんじゃないかってうっすら僕は思っていて、
それでなんかやっぱり違うっていう瞬間があった気がするんですよね。
それを実は10年間の間に何回かやってるんじゃないかっていうのを僕は徹として唱えていて、今その一番直近に別れたのかいつ別れたのかあれですけど、またそのピークがやってきているタイム。
あーなるほどー。
いうのを思ってました。どっちかわかんないですけど真実をね。
でも手に入れてないものって美化されるじゃないですか。
されますされます。思い出補正みたいなことですよね。
その可能性もあるんじゃないかなーとか思いますけどね。
それはあります。
付き合ってみたら思ったのと違ったなーみたいなのと、付き合う前の好きって言われた時の感情ピークの時で止まってるのと結構違いますよね。
違います違います。
それがでもね、そのピークが止まってるにしても、ちょっと10年間は冷凍保存しすぎな感じしますけどね。
そうですね。そうそう。だから彼女はね、なんかいい人そうだったじゃないですか、雰囲気が。
すごい言い方そうです。
そうそう。だから幸せになってくれてると、幸せも人それぞれで、その人のことを好きって思ってる自分が幸せって思ってるかもしれないですが、
なんか彼女なりに幸せになってくれてるといいなーって、それが一番大きかったかなーって感じですね。
いい話ですね。
一、ただの個人として見てたら、そこが一番おおおって思ったところですかね。
それが連続で出てきてますからね。
片思い中の方と、今前に話した男性とね、結婚したいって書いた男性とね。
本当にこういう棚渡を通してだから、そういう願い、願いというか、願いと本性ってちょっと違うじゃないですか、本心って。
ああいうとこに書くのって微妙に違うと思ってて。
だってみんなに見えても大丈夫なものを書くからね。
それがこうね、いい意味で、その裏側も含めてちょっとのインタビューだけで見えるっていうのが、なんか面白いなーっていうのは。
そうですね。
それはもうね、本当にそれこそ本心は神のみぞ知るなんて、正解は別にない話だから、こうやってね、あれこれ言うしかないんですけど。
なんか面白い、改めて見るとそういうとこも面白い回ですね。
そうですね。人間模様がね。
めちゃくちゃ人間模様です。
なんかこういうなんかすごい、そのなんかなんていうか、俗感も含めてやっぱ現代っぽいし、すごい今っぽくなってる棚渡なのかもなーっていうのは思いましたね。
そうですね。
ということであっという間にお時間が来てしまったわけなんですけども、後編の方で今話せなかった話だったりとか話もしていただくんですが、前編はここまでとなります。
告知とイベント情報
じゃあ最後に告知等々あればお願いします。
はい、告知2つあって、1つが優しい民族学というポッドキャストの番組配信してると最初にお話ししましたが、それが単行写さんという京都の出版社さんから書籍化されました。
それで今書店で購入いただけます。
ポッドキャストの内容を画質修正して文章にしたものになっています。
タイトルも同じく優しい民族学という本です。
それと10月4日から10日にセンショイズラブというポッドキャスターによるセンショイベントに参加してます。
場所は東中野のプラットフォーム3という書店です。
こちらも優しい民族学とあともう1冊私が選書していて、他にも何人ものポッドキャスターさんが参加されているので、ぜひ足を運んでいただいてみんながどんな本選んでるかなっていうのを見ていただければと思います。
はい、というところですね。
ありがとうございます。
このセンショイズラブの企画で言うと、このポッドキャスターというよりも最初に吉田さんとお会いしたタップルームの方でゲストに出ていただいたラジオの方だったりとか、シャークさんだったりとか、そういう方々がいろいろ出たりされてますので、
ぜひ10月4日から10日までですね、それこそ東中野雑談の近くというか同じエリアにある本屋さんですので、ぜひ行っていただければと思いますし、本も全国書店という感じですかね。
そうですね、はい。
って言っておりますので、ぜひご全員にとっていただければと思います。
はい。
ということで今回は以上となります。ありがとうございました。
ありがとうございました。