別府貸間のお宿と鹿島の特徴について
真夜中、コンビニの駐車場で。
このポッドキャストは、1つの場所を72時間にわたって定点観測する、
某、公共放送局のドキュメンタリーを大好きな2人が、番組についての感想や愛を語ります。
今回は、別府貸間の人生物語ということで、
舞台は大分県の別府にある貸間と呼ばれるお宿なんですけれども、
宿泊代を安くして、接客があって旅館っていうよりは、
本当に部屋を貸すっていうようなお宿になってます。
そこは、当然、この別府で温泉地なので、
温泉に使われに来ましたっていうお客さんたちが、
それぞれ泊まりに来てるんですけれども、
結構リピートも多かったり、
あと、当時っていう意味で、長く滞在するような方もいたりっていうところの中で、
どんな方々が泊まりに来てるんだろうなと、3日間密着した回になっています。
では、山口さんいかがだったでしょうか。
日本にこんなとこあるんすねっていうのが、一番の感想ですかね。
あるし、まだ残ってるんだっていうね。
いや、そうなんですよ。
まずこの鹿島っていう文化をそもそも知らなかったんですけど、知ってました?
いや、全然知らなかったです。
これ知らないですよね。
どこにでもあるわけじゃないと思いますけどね。
とはいえ、鹿島っていう名前がついているけれども、
なんかウィークリマンションじゃないけど、今頃で言うと、
ワンディー使えるただの部屋みたいな感じなんだけど、旅館の中のワンルーム使えるみたいなことですよね。
エアビーみたいなね。
そうですね。今風に言うとエアビーですよね。
鹿島での料理や日常の光景
おかみさんのいるエアビーみたいな感じかなっていうことですよね。
なんかすごい、だって一泊4400円とかって言ってましたよね、6畳1間で。
はいはい。
で、何でしたっけ、場所によってはご飯も出て500円みたいな。
なんかやっぱり今だって、すごい上がってるぞホテルとか値段。
レップなんて多分モンセンチだしめちゃくちゃ高いと思うんだけど、
それよりもこんなに格安でいいんでしょうかみたいなのがありますかね。
だってお風呂付きですからね。
そうなんですよ。お風呂と謎の地獄窯っていう。
あれが最高なんですよ。
あれいいですよね。地獄窯っていうやたら熱い窯で、そこでみんな食べ物とかを蒸したりしてるんですよね。
温泉卵とか作る、要はあれですよね。
あれですよね。
中にあるっていう、その鹿島の。
でも本当にあれ見てて、温泉卵とかってイメージしやすいじゃないですか。
やっぱり鹿島とか回ってる人とかが結構今回多かったですか、常連というかよく来てますみたいな人が。
やっぱりそこまで行くと肉まんとかになってくるんだなみたいなと思いませんでした。
上級者はだって、ブロッコリーと野菜敷き詰めてその上に鮭ですからね。
ヤバいですよね。
最高だよ。
絶対うまいじゃないですか、あんな。いいですよ。
しかも目安みたいなのが書いてあるじゃないですか。
卵だったら何分とか。
書いてますよね。
焼き芋だったら何分みたいな。
電子レンジの何秒とかじゃないけど、そのレベルで集合地化されていて、すごい量あったじゃないですか。
いろんな野菜とかいろんなパターン、あんまり入れすぎると良くないものとか、しっかりやらないといけないものとか、
ちゃんとその知識も蓄積されていて、それが板みたいなのに書いてあって、またそれも渋かったりして。
あれは贅沢ですよね。
贅沢ですよね。結局だってその土地でそのものを買って、その場所の、だって火まで地産地消っていうかその場所のものなわけじゃない、火っていうか熱まで。
ただですからね。
ただじゃないですか。
そんな贅沢で4400円なんみたいな。
それこそ72時間で紹介されるとそのお店めっちゃ混むみたいなのあるじゃないですか。
鹿島もこれすごい来るんじゃないかっていう感じありますよね。
鹿島での出会いと別れ、高齢者の交流
そっと込みそうですよね。
しかも1月に放送されて、ここからまたさらに時期ですからね。
そうなんですよね。しかも多分この公営宿って電話でしか予約取れないみたいな。
おそらくね。
おそらくじゃないですか。ジャランとかそれ悪天みたいにするんじゃなくて。
そういうのも考えると、よりこの鹿島みたいな存在がすごい愛おしいっていうか、奇跡的に日本に残っていたとしか言いようがないぐらいの感じしますかね。
6畳1間でね、ちょうど品のすべてが昭和を残したままみたいな。
昭和から物買い替えてないんじゃないかみたいな。
いや買い替えてないですよ。あの何かたてつけの悪そうな扉とかやばいじゃないですか。
たぶんちゃんと閉まんないっていうか、ガタガタ言いながら閉まるみたいな。
だから逆に言うとね、セキュリティみたいなものは逆に言うとなかなかっていうところとか、衛生面で気になる人もいるでしょうし、だけどそういうのが残ってるっていうのなんで。
特にね、地獄釜とか煙の映像とか、温泉で浸かる人たちのエモーショナルさとかっていうのもあって。
今回って、ドキュメント72時間ってたまにこうなんか本当にエモい光景をしっとり映し出すときってあるんですけど、今回ってその手法がもういらなくてただ映してるだけでエモいみたいになっていて。
すごいっすよね。
場所の力120%みたいになってて、これは正月からいいもん見たなーみたいな感じでしたけどね。
なんかお風呂場に仏様いるみたいなのあったじゃないですか。
薬師がね。
薬師がいて見守られながら入れるみたいな。そんなとこたぶんないじゃないですか、日本どこ探してもあんまり。
そうですね。
いやすごい、なんていうか画面越しにもご利益が伝わってきそうっていうか、温泉感が伝わってきそうみたいなのめちゃめちゃありましたね。
逆にそれがいいってことになってるんでしょうね、ここに泊まってくる人たちの声としてはね。
そうですよ。
実家みたいって言ってましたからね。
ここでこの中を見ていて僕が気になったのは、いろいろ気になるポイントあるんですけど、72時間いろいろ会があって、今回は特に超高齢化社会みたいなのを感じましたよね。
本当に。
一番今回の会で感じたシーンは、2軒目の鹿島かなに行ったときに、ここを取材させてもらっていいですかみたいなスタッフが入ってこうとするときに、一人おじいさんがいるんですよ。
ここの鹿島の方ですかみたいな。
違う違う観光客みたいな。
また奥からお母さん出てくるんですよ。
ここのおかみさんですかみたいな。
違う違う観光客みたいな。
どんどんおじいさんおばあさん出てくるんですよ。
笑っててくる。
あれあのシーンやばくないですか。
あれは狙って撮れたのだったらすごいけど、そうじゃないから逆にまたすごいんだよなーっていう。
あまりにも高齢社会を表す数秒間ですよね。
別にそれがいいとか悪いじゃなくて、現象として、結局それは小学校の同級生みたいなことですよね。
その後になんかすごい趣深い校歌斉唱のシーンが挟まれるんですけど、そういうのも含めて、なんていうんだろうな、夢幻っていうか。
あまりにも高齢社会すぎて、あるみたいな話とか牢牢介護とかいろいろ言うじゃないですか。
別に高齢者が多くなってみたいな話聞くけど、とはいえあんな光景を見させられると、考えさせられるものがあるというか。
やっぱ鹿島自体がそういう、割とその上の人が行くっていう場所なんだろうなっていうのをすごく感じましたね。
ペップ自体が温泉地っていうのもあって、基本的には当時で訪れるみたいな方も多かったんで。
いわゆる病気をしている方とか、青春の境をさまよって帰ってきた人とか、結構多かったですよね。
さっき山口さんが言ってた小学校の同級生みたいなのも、アルバムとか見せてもらってたじゃないですか。
あれ別に変な話、普通にあのアルバムの半分ぐらいは多分この世にいないと思うんですよ。
いやそうですよ、絶対そう。
それぐらい生き死にが近い、それを言ってしまえば高齢者ってことなんですけど、
それを抜きにしても、生き死にが近いところの中で、いわゆる出会いもあれば別れもあるみたいなのを繰り返して来ている人たちが交わっていくみたいなところになっていて、
それを鹿島が演出しているというか、その交差点になっているみたいなところがあって、
分かりやすく言うと途中でも3人組みたいなのが毎日繰り返していたら、あるとき一人で来ていた人を誘うみたいな、
あれも一人でいたいんだよって、もし彼が思っていたとしたらちょっと嫌だなっていう誘いも、
結局は飲みながらそれぞれのことを話していくと、
実はずっと独り身なんですよって言ったら、こいつもずっと独り身なんだよみたいな人がいたりとかっていうのがあって、
そういう中でみんな言っていたのが、家族との別れとか、もしくはずっと独り身だったとか、
そういうところも含めて、一回みんな帰ってきているんですよね。
要はそれぞれの家族とか、子を成してとかっていうのが、いわゆる20代、30代、40代あたりにあったとしても、
その後は嫌をなく人も死んだりとか、それぞれ子供が育ったりとかをしていくから、
そのときに家族を作っていようが作っていまいが、そこに収束していくみたいな。
そこが鹿島にすごい収束されている感があって、
多分あれですよね、今回でMVPみたいになっていた99歳の、
仙人ね。
仙人みたいな、すごい真っ白なアゴヒゲを伸ばしきったおじいちゃんが、99歳で3年間泊まりっぱなしって言いますからね。
いやー恐ろしいですよ。
鹿島での新たな旅立ち
だって尾道から来て、1ヶ月泊まろうと思って来たら気に入っちゃって3年いるって。
確かに99歳の人からする3年って、僕らにすると2ヶ月くらいなのかもしれないんですけど。
ついつい気に入ってましたもんね。
そうそう。
いやーマジですごいですよね、あの仙人は。
あの仙人も子供に迷惑かけたくないって言ってたじゃないですか。
そうなんですよ。
あれって本当に子供に迷惑かけたくないっていう謙虚な気持ちっていうのも当然あると思うんですけど、
やっぱそれ以上に迷惑かけてること自体が煩わしいと思ってるんですよね。
だから彼にとってはこの3年間のほうが、ここの鹿島で暮らすことのほうがやっぱり悠々自適で、
セカンドライフっていうかもうフィフスライフくらいなのかもしれないけれども、
そういう新たな旅立ちみたいなところをこの鹿島ってすごく見れたかなと。
別に高齢化社会が悪いとかっていうよりも、年の取り方みたいなのをどうしたらいいかみたいなすごい考えさせられましたね。
仙人もあれじゃないですか、老後にはいい場所でみたいな。
仙人の1日みたいなの密着するじゃないですか。
仙人の1日朝公衆浴場に行ってストレッチして帰ってきて終わりみたいな感じの。
ヒゲとハットとジャケットで公衆浴場に向かう姿、めっちゃかっこよかったですか。
めっちゃいいですよ。やっぱさすがあと1ヶ月で100歳っていう人で肌ツルツルだし。
なんかやっぱああいうのを見てると別に迷惑をかけたくないからあそこにいてみたいなんで、
その人がその瞬間幸せかどうかとかよりも、ああいうのってすごいいいなと思うんですよね。
僕その途中出てきて本野さんが言ってた男性3人組、60代男性3人組ですよね。
すごいいいなと思ってて、それも結局もちろん家族で来てる人も今回いたんだけども、友達同士で来てますみたいな感じだったじゃないですか。
だからさっきの小学校の同級生もそうだけど、ちょっと学生みたいに戻ってきてるというか、ぐるっと一周して戻ってきてるじゃないですか。
いろんな出会いと別れを経て戻ってきて、あとは妻とは別行動でバイク旅の人みたいな。
そうそういました。
ああいうのも含めて必ずしも家族と一緒にいなきゃいけないってわけでもないしっていう。
結婚とか家族とかのその先を生きてる人たちなんだなってすごい思った。
まさしく。完全にそう思いますね今回の回って。
すごいそうですよね。
それこそ3人組の男性で若手で一人で来てますって言って一緒入り寝ようって言った人が54歳で一番その中で若手っていう話で。
結局年齢で言ったら6歳とかもう10歳ぐらいとか離れてるかもしれないけど、とはいえそういう旅で出会って仲良くなってみたいなことで。
家族とかその家族が住む場所ではなかなか得られない。
かといっていわゆるサードプレイス的なことでもない、出会えないような、止まってるからこそ得られる何かってあると思うんですよね。
いるからとか、終電機にしなくていいとか。
そういう気の抜けた関係がゆるっとした鹿島の場所だから成り立つみたいなことってすごく今回見てて思って、すごい貴重な場所なんだろうなっていうのはめちゃくちゃ思いましたね。
そのゆるっとした帰ってくる場所がもはやもうない人っていうのもこの日本社会結構いると思うんですよね。
いますよ。
それはつまりその、いわゆる生まれ育った場所がもう取り潰されて全然知らない団地になってるとか、
もう本当に連れ添った人が亡くなってとかもあるし、もう子供は育って迷惑かけたくないしっていうのもあるし、
昔戻りたいあの場所みたいなのが物理的にやっぱりない、存在できない人って結構やっぱりいると思うんですよね。
それは多分どんな人にでも今後起こりうることで、それをなんかこう疑似的にあの時に戻ったようにしてくれる。
で、もしくは新たな出会いも含めてそんな場所を提供できるっていうのも今回何か鹿島なんだなーって思って、そこはすごいありました。
自分たぶんこの年末年始とかって実家帰れなかったんですけど、その代わりあのメルカリがやってる実家に行ったんですよ。
あ、原宿の方。
そうそう、メルカリで取引されてる商品だけで実家感を再現しましたみたいなとこがあって、行ってみたら本当にいわゆる昭和とか平成初期ぐらいの部屋の雰囲気が再現されててみたいな。
で、やっぱ自分も行っておおーって思いましたし、行ってる人たちもみんななんか実家に帰った気になってたんですよね。
で、たぶんそういうのってそういうひとつのテーマパーク的に残していかないとたぶん残らないから、鹿島ってだからこれは本当にそれが季節してギリギリベップ川温泉地であるとかそういうところの外部的な環境もあって奇跡的に残ってると思うんですよね。
子供部屋の再評価
だからそういうなんか実家感みたいなのってもうすでに実際の実家がない人たくさんいるのでめちゃめちゃ求められるんじゃないかなっていうのがこの場所見てて思いました。
なんかそのよく最近の言葉で言うとその子供部屋おじさんとか子供部屋おばさんみたいなのあるじゃないですか。
ありますね。
実家にずっと住み続けて一人暮らししない人みたいな現象としてはそうなんだけど、とはいえ子供部屋ってちょっとこう再評価するべきだなみたいな最近すごい思っていて、そこはなんか自分だけのお城っていうか宇宙っていうか自分だけのものじゃないですか。
そういうプライベートな空間と子供の時ってそこと外部っていうのがあったわけじゃないですか。
自分の子供部屋と家族が住んでる空間みたいな。
それはちょっとこう扉が子供部屋があった人に限っての話かもしれないですけど、とはいえそういうのはあって。
でもなんか大人になるにつれて子供部屋っていう概念じゃなくてそこが寝室とかそこがリビングとか機能で分けちゃうようになるんですよね。
そうすると家自体が全部自分のものっていう風になるんだけど、でもとはいえ自分の身体感覚としてそんなに隅々まで制御できないっていうか。
子供部屋の中ってギリ制御できるじゃないですか。
いろんなもの配置とかも含めて。
今回の鹿島でいうと千人のおじいさんが住んでる部屋が分かりやすいで、あの人も超カスタマイズしてたじゃないですか。
自分が使いやすい。
分かんないですけどベッドとか持ってきてる可能性あるなと思ってるんですよ。
どこかね。
他の部屋布団なのにあの部屋だけベッドじゃないですか。
それは年取ってる方とかベッドの方がいいみたいな話って結構あって、それはそうなんですけど。
そういう鹿島の良さってそういうカスタマイズできるっていうか何にもない部屋だからこそ別にどれだけ住んでもお金払えば別に暮らしてもいいし、家具持ち込んでもいいし料理してもいいしみたいな。
そういう自由さっていうところがさっき本田さんに言ったところにも繋がってくるというか、なのかなってすごい思ったんですよね。
ゆるさというか子供部屋感みたいなこと。鹿島のもつ。
温泉地との相性
それが割と年を取ったからこそ子供部屋に帰ってきたくなるじゃないけど、そういう拠点というか思って、子供部屋から外で子供みたいに青春のようにいろんな人と語り合ったりとか初めての感覚みたいなのをちょっと味わうっていうのはしたくなってくるんじゃないかなと思ったんですよね。
ここがね、子供部屋がたとえ今も残ってる人でさえ外部の環境とか、親御さんとか家族とかとの関係性とかがどんどん変わってきてしまっている中なので、いわゆるあの日の子供部屋にはやっぱりなってないと思うんですよね、実際には。
そういう中でさっき言ったように鹿島っていうところはそこをなんか自分の好きなようにある程度設定できるし、見立てることができるみたいな感じで。
そうですね。
実際にはそこに住んだことがなかったり、地元ではないのに地元のように思うことができるみたいなんて、結構新しいっていうか、今後必要になってくるのかなっていうか、日本の社会とかいろいろな理由がどんどん変わってきて、いや往々なく変わってしまうからこそ、
なんかもうある程度そういうふうに見立ててやっていくっていうことで、そのノスタルジックさを回収させるみたいなのはあるのかなーっていうのは思ったんですけど、なかなかこれがねベップだからできるみたいなところが。
温泉があるっていうやっぱり激ツヨコンテンツがあるみたいなのがありますよね。
激ツヨコンテンツね。
激ツヨなんですよ温泉はやっぱり、別に正直嫌どうかボロかろうがなんだろうが温泉があれば行くみたいなのあるじゃないですか。
そういうところがあるからこそ、多分鹿島っていうビジネス自体も数は減ってるとは言ってたけれども、今まで生き残ってきたのってそういう観光客がそもそも多い場所だったっていうのはあると思うんですね。
そうですね。
とはいえこういうところが多分これからも残り続けていくというか、誰かの実家として、一人暮らしの子供部屋として残り続けていくと、それを求める少年のような目をした少女のような顔をしたおじいちゃんおばあちゃんたちがどんどん集まってきて、
日本社会にとってはいいのではないかみたいなことをすごい思いますね。
どこまで温泉地でこういうのが残ってるのかわかんないんですけど、確実に今回のでよくわかったのは温泉との相性はめちゃめちゃいいってことだけはよくわかるので、各温泉地にはこれをめちゃめちゃどんどん残していってもらいたいなっていうのは思いますよね。
エアビーとかはこういうのやればいいんですよね。
まあまあ確かに確かに。
エアビーも結局箱貸しみたいなことで今やってるじゃないですか。
エアビー&ビーと民宿鹿島
エアビー&ビーって民泊サービスですよね。
あれも結局豪華な豪邸の一軒家を貸し出して、それを要は一軒家を貸し出すだけだから別に受け取るホストというかホテルの人がいるわけでもなく、ただ単にその場所の鍵をポストの下に貼り付けてあるとかそういう鍵みたいなの取って開けたりするやつなんですけど、
それも実際そうやって箱を貸すだけじゃなくて、今回の鹿島の良さって、おかみさんがいるとかだと思うんですよね。
そういうところも実は今後ケアできていくと、単に部屋を家を貸すだけじゃなくて、そういうおかみさんも一緒についてきますみたいなことを鹿島的に使えるみたいなことはかなりいいんじゃないかなみたいなのは思いましたし、
すごく需要ありそうな気がするんですよね。
あとはだから温泉も含めてですけど、地獄釜のギミック、要はそういった時に何となしに交流できるギミックが必要じゃないですか。
おかみさんとかが結構それで話してくれたりっていうのでっていうのはあると思うんですけど、やっぱそれ以上に今回見てて思ったのは地獄釜のところであれ今使ってますかとかシェアしてるからのキッチンシェアみたいなもんですよね。
待ち時間あるからいいですよね。
そう、待ち時間の中で何をセットしたんですかみたいな感じのコミュニケーションが生まれる中で、実際に飲みますみたいな話になってたんですよね。
あの辺は別にそれは実際に飲まなくてもいいし、そうなんですねっていう会話をちょっとつなげる間としてのギミックとして地獄が最高だなと思っていて、それに似たようなものがあればなと思うんですけどね。
そうですよね。
鹿島っていう名所がやたらここでしか聞かないだけで、自分も結構民宿とかには割と何回も泊まったことあるんですけど、民宿もそれなりの古びた場所に行けば同じような感じの交流は結構あって楽しかったりとかっていうのはあるんで、民宿鹿島っていう感じですかね、その辺の。
あとはそのね、民宿に3年住めるかどうかだけですよね。ここはもう極端に緩いっていうね。
それはなんというか、そんなの明治とかの文学作品とかでしか読んだことないじゃないですか。
ほんとですよ、1ヶ月住もうと思って3年住んでるみたいな、そんななんか、それでなんか。
なんかぽっちゃんの登場人物とかでそんな人いなかったかなみたいな。
ほんとですよね、その時代の話ですよね、そんなエピソードある話って。
だからやっぱ千人、あの千人があんだけ居心地がいいって言えるぐらいの場所は相当すごいんだろうなっていうのは本当に思いますよね。
でも100年経って21歳で終戦をジャカルタで迎えてるってやっぱもう歴史の意気承認なわけじゃないですか、もう本当に。
かっこいい、かっこいい。
すごいですよ。
微妙にね、ああいう立体的に場所感が浮かび上がるっていうか、あの人も尾道から来ましたって。
そうですよね。
あの辺のね、瀬戸内海とか四国、松山あたりと大分って実は結構繋がってるみたいなね。
そうですね。
文護水道みたいな海で繋がってるみたいな、ああいうなんか世界観もちょっとその尾道とかから匂いを感じ取れたりっていうのもあって。
そういうのも含めてね、この回は結構良かったなと思うんですよね。
いやあ、いい回でした。
はくねつしましたね。
あともう行きたいですね、普通に。
普通に行きたいっていうのは。
普通に行きたいっていうのは。
かしわよろしくお願いしますって感じでしたね。
そうですね。普通に行きたいっていうことだけ最後言い残して。
言い残しておきましょう。
はい。
では今回以上となります。
はい。
ありがとうございました。
ありがとうございました。