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2024-12-06 25:00

第168夜 『気象神社、晴れへの願い。』

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放送回:「気象神社 晴れを願って」(2024年11月1日)

サマリー

第168夜のエピソードでは、東京の高円寺にある気象神社を訪れる人々が晴れを願う様子が描かれています。この神社には、気象や天気を司る神様が祀られており、晴れのみならず雨の恵みの重要性についても触れられています。このエピソードでは、気象神社の特異性や、そこでの晴れへの祈りの重要性が紹介されています。また、映画『天気の子』との関連を通じて、気候変動と人々の気象への願いがどのように結びついているのかが語られています。さらに、気象神社における人々の祈りを通じて、深海誠の作品が持つ天気の重要性や文化的背景がどのように解釈されるのかについて考察されています。

気象神社について
真夜中、コンビニの駐車場で。このポッドキャストは、一つの場所を72時間にわたって定点観測する、某公共放送局のドキュメンタリーを大好きな2人が、番組についての感想や愛を語ります。
今回は、気象神社、晴れを願って、という回について話していきます。舞台はですね、東京の高円寺にある気象神社というですね、気候にまつわる、天気を司る神様が祀られている神社を舞台にした3日間になっております。
そこにですね、晴れを願うような人々が来たりっていうような3日間になっております。ということで、本田さんいかがでしょうか。
はい、今回なんかすごいこう、気象っていうことで、晴れを願う、晴れてくださいってやってるんですけど、ちょうど今年なんかね、台風が来るのか、来ないのか、とかなんかすごかったじゃないですか。
実際になんか雨もバーって降ってきたりとか、いろいろあって、天気も安定してなくて、なんかこれすごいタイミングいいなと思ったら、よく考えたらこれ台風シリーズ狙ってますよね、絶対。
撮影をね。
そう、なんかおかしいなと思ったんですよ、なんかすごい、3日後どうなるかみたいなところで、実際ちょうどよく女の子が誕生日3日後なんですけど、台風来るかもしれないんですとか話してて、実際それがどうなるかっていうのがね、結構この回を通してのちょっとなんか気象転結みたいなところがあるんですけど、
いやこういうのよく当てれたなーと思ってたんですけど、これ多分なんかもう企画あっためてた時から、これをやるなら台風シーズンに行かないと、みたいなことがあったと思うんですよね、でも台風シーズンって言っても9月10月ぐらいで結構変動するんで、そこは多分賭けだと思うんですけど、僕はなんか上手く乗せられたなーっていうのは、今のは僕後で気づいたんですよ、あ、これ台風シーズンだからやったんだみたいな。
お金を見てる最初は上手く乗せられて、こんなにやばい時にちょうどぶつかってどうなるんだっていうドラマに最初は乗っかりました。
なんかでも9月、今回9月28から9月30日までの3日間じゃないですか、9月って確かに体育祭とか運動会とか、なんかシルバーウィークがあったりとか、なんとなくこうそういう台風が来るって本田さん言ってましたけど、そういう天候の状態に対して晴れて欲しいイベントの数が多いような
秋イベントね。
時期な気がしますよね。
夏がね、暑すぎるってのがあるんですよね。
そうですね。
体育祭も冬とか夏できないから、秋春しかないっていうところなんですけど、結構春にやってるところも多いんですけど、当然秋にやってるところも多くて、そうすると結構台風シーズンとのバッティングっていうのが唯一発生するっていう感じで、
そういうのも含めて、なんかやっぱり何かイベントがあって、基本的には晴れてくれーの人が集まるところなんで、ある意味その神社に来てるんですけど、今度何する予定なんですかみたいな話がほとんどでしたもんね。
でもこの神社って、今の僕らって晴れてくれーを願うじゃないですか。でもなんかお祭りとか、こういわゆる豊作を願う祭りとか、そういうのの時代に遡っていくと、どっちかっていうと雨を降れの方が祭りの意味的にはなんか強いと思うんですよね。
そうっすよね。
だって実際そっちの方が稲作とかだと深刻じゃないですか。雨ふんないとか野菜の方が。なんで、なんか気象神社って実は今晴れの神様みたいにみんな来てるけども、なんか昔は実は意味違ったんじゃないかなっていうのは、なんかなんとなく見てて、これ調べてないんであれですけど、そんなこと思いながら僕は見てましたかね。
いやー、さすが山口さん。
なんですか。
いや神さん、あの別に僕がこれの色々なことを知っているわけではないんですけど、実際ね、途中でいたじゃないですか、雨男の人がいて、でなんか、あ、晴れをお願いしに来たんですかって言ったら、いえいえそうじゃなくて、やっぱ雨意外と好きで、で恵みの雨でもあるじゃないですかっていうところで、さっき山口さんが言ってくれた通りのその農作物とかね、そういうのも含めてっていうのがあったんですけど、
なんか晴れって基本的にやっぱなんか近現代的なエゴですよね。
まあそうですね。
晴れでなきゃいけないみたいな、まあ晴れの日とかもいますけど、まあちょいちょい意味違いますけど、でもそういうこう快晴であるのがイベントとして最高であるっていうのは、なんかすごいこう近現代的なイメージで、で実際ここの神社もね、なんか8つの天気から来てるっていう話でしたっけ。
あ、そうですね。
そういう意味合いがあるっていうことなので、別にその天気も多分雨とか晴れとか一極集中だけじゃなくて、多分いろいろなことを司ってるんですよね。
でもなんかすごい晴れ推しが多分この現代において増えてきてて、しかもなんかその、毎朝こう来てる近所の人たちっていうのがいたじゃないですか。
いましたね。
お供えをしに来てるんですよとか、で掃除したりとか、毎朝の日課で来ててっていう人でいたりっていう感じなんですけど、なんか僕はだいたい毎回こういう時に、なんかこういう人のお願いを聞かずして、なんかとりあえずいきなりよろしくお願いしますって来たやつの願いを誰が叶えるんだろうって思っちゃうんですよ。
未来への予測と祈り
神してんの話ですね。
そうそう、神してくれて。結構今回、別に微笑ましいんですよ。本当に旅行があるんで晴れてくださいとかっていうのって。微笑ましいんですけど、本当になんかある意味でなんかやっぱり現代人のエゴが集合した会だったなっていうのが全体を通しての印象なんですよね。
まあそうですよね。地球はやっぱり丸くて循環してるわけですから、どっかが晴れればどっかが雨だしみたいな。そういうふうに逆に回ってないとよくないわけじゃないですか、生態系というか地球環境的には。だから全部晴れりゃいいってもんでもないっていうのもあるんで、なんか自分とこだけ晴れてくれみたいなのは、それはそれで確かにエゴっちゃエゴですよね。
でもやっぱ神社側も乗っかって売ってるのは晴れのお守りとか、テルテル坊主とか、そんなんばっかりで、それを爆買いしてるお母さんとかいましたけど、すごいそこが乗っかってるなーっていうところと、やっぱり途中もね、結構出てきますけど、実際はこの災害とか、なんかそういうのとも関係してくるので、雨とか気象状況。
なんかそういうのもあるから、なんか無邪気になんか晴れを所望する人たちと、なんか結構いろいろな理由で、お願いするというよりは何か言語担ぎに来てる人っていうところが、なんか1割ぐらいだけいて、そこのコントラストがすごかったですけどね。
そうですね、途中に出てきた保険会社に勤めてますっていう女性の方とかは、災害がないように祈りに来たんですっていうので、保険会社だからこそ被災とか何かがあったときの手続きをするんですみたいな、子供時代も阪神大震災に遭われてっていうところ。
そんな経験があったから気象予報士とってみたいな話だったじゃないですか。そういうところでたぶん本来はこの気象神社ってさっきみたいな晴れを祈るとか雨を祈るとかじゃなくて、行き過ぎた晴れとか行き過ぎた雨を避けるための場所だった気がするんですよね。
いわゆる干ばつとか、逆に豪雨で洪水になっちゃうとか、そういう行き過ぎたものを避けるための本来は場所だったんじゃないかなっていうのは思いますよね、こういうの見てもね。
そういう偏りっていうのはね、まさにそこの気象予報士の資格を受けた女性はもう、おかえりモネのモネちゃんですよ。
モネちゃんですか。
2年くらい前のアサドラなんですけど、やっぱり東日本大震災をきっかけに気象予報士を目指すっていう、やっぱりそういう物語なんですけど。
まさしく本当にここでもありましたけど、やっぱり気象予報っていうのは未来を予測するものだと。
未来を予測するということは人を助けることにつながるということで、いろいろな、実際には震災というかそういう災害だけじゃなくて、いろいろなことを予測することで企業であったりとか自治体であったりっていうところの利益を助けていくっていうところも踏まえて、
リスクマネジメントの一環としてっていうところでビジネスを始めていくんですけど、そこがやっぱりリアルだなというふうに思っていて。
おかえりモネの中の話ですけど、やっぱり海と山と空がつながっているんだっていう考え方が非常にあって、結局海で起こったことがそのまま山につながり、そして空の気象条件につながるとか、そういう話が多くあって。
今回来てた人にも、ちらちらそういう話をしてる方もいて、ここ実際にはその気象神社で晴れを願うとかっていうことよりは、そういうつながっていく循環のところが途絶えないようにってあったりとか、結局そこは気象予報っていう科学なんだけど、それでもやっぱり災害とかそういうのも含めて祈らずにはいられないそういう力とか、そういうのを感じれたのはすごい良かったなと思って。
これやっぱおかえりモネみんな見た方がいいなと思いながら、ここに来てる無邪気に晴れを奨望する人たちはですね、ちょっと行った方がいい、モネちゃん見ようよって言いたくなりましたけどね。
気象神社の特徴
ただですね、神社なのでちょっとスピカイ的な感じの話をした方がいいかなと思って、求められてるかなと思ってするんですけど、気象神社って他の神社と大きく違うのは、これまでも話してるように気候変動っていう、気象っていうものをターゲットにしてるじゃないですか。
めちゃめちゃ具体的です。
で、この神社はだから祈ると結果がわかる神社なんですよ。
だって、誰々が健康でありますようにみたいな話って、正直健康かどうかってその個体差あるじゃないですか、ですし、その人の判定もそうだし、それはでも人間としてはやっぱりお参りに行ったからこそあの人が良くなったとか、
出来事、二つの出来事を結びつけて思いたがるっていうか思うじゃないですか、どうしてもそれは。
でも気象神社はそういうこと抜きにして、基本晴れとかってめっちゃわかりやすいじゃないですか。
雨だったら失敗だしどう見ても。
で、なんですけど、ここの神社っていうのはそういうさっき本田さんが言ったみたいなエゴみたいなことも含めて、基本的にたぶんこの少なくとも50年ぐらいはたぶん晴れしか祈ってないわけですよみんな、ほとんどの人は、だいたいこの神社で。
そうかね、農家の人とかがね、お願いに来てるかもしれないし。
もちろんですけど、基本的にはでもなんかいろいろこう何、自分の都合に合わせて晴れてほしいみたいなことを祈ってるわけですよ。
それはそれでいいんですよ。
でもそれでもやっぱ人が絶えずいるっていうことは、それなりにここの神社は気候を司る力があるんじゃないかっていうのは思ってるんですよ。
天気の子との関連性
で、その祭壇がですね、これ見逃してる方ちょっと多いかなと思うんですけど、祭銭箱にセコムが付いてるんですよ。
で、祭銭箱にセコムって付かないですよ、普通あんまり。
観光地でもない限りは。
ということはセコム付けなきゃいけないほど治安が悪い場所か、セコム付けなきゃいけないほど結構祭銭が溜まるかのどっちかじゃないですか。
僕電車だと思うんですけど。
でも高円寺のそんなに悪い場所じゃないんですよ、そこまで。
いやいやいやいやいやいや、言っても高円寺で、夜中はみんなが夜遅くまで飲んでる街ですからね。
まあそうですけどね。
しかも地べたとかに座って缶ビール開けながら飲んだりすることが成立して、明日のご飯も知れない売れない芸人の方とかたくさんいるわけじゃないですか。
まあそれはそうですよ。
いや僕は後者だと信じて、だからここは本当はご利益があるんじゃないかなっていうのは、やっぱね、世界的大ヒットアニメ天気の子の舞台にもなってるということですし。
まさしく天気の子のプロットとリンクしていくような話ではありましたよね。
そうですね。
映画の中でもいろんな人がいろんな事情で、あれにしてくれっていうことをお願いして、それに答えていくわけですけど、実際答えるとね、すごいことになっちゃうっていう。
気候変動もはなはだしいみたいなことになっちゃうっていう映画だったじゃないですか。
まあそうですね。
あの自由意志の名のもとの暴走っていうのが生み出す結果をこの希少神社の会で見たっていう感じではあるんですけど。
でもなんかそのメッセージって多分伝わってないですよね、天気の子からね。
あ、本当ですか。
いやいやわかんないですけど、その天気の子、ちょっとこの72時間しかずれちゃいますけど、天気の子のメッセージはもちろんそうですし、それでそのやっぱ気候変動みたいな大きな物語と日常が結びついてないっていうことが課題だと思うんですよね。
で、天気の子って両方に対してもちろん、自分の個人の話からだんだん大きい物語になっていって終わる、でまた個人の話に戻っていくっていう大きな構成なんですけど、でもなんか見た感じだとすごい大きな物語じゃないですか、やっぱ世界系と言われるような、世界の滅亡みたいな話で。
そうすると、やっぱり自分の都合で人は晴れを祈ってしまうっていうことと、めちゃめちゃ気候変動があるっていうことを、あの映画を見て結びつけるっていうのが、今回の回もそうですけど難しいと思うんですよ。
人類と気候の関係
本当に?
いや難しいですよ、それは。
意図的にそういう演出がなされてる気もするんですけどね。
いやでもそれはね、それが分かっていたらね、こんなに晴れを祈ってないですよみんな。
まあそうなんです、それはそうなんですけど、それをもってしてもみたいなところがね、あるんですけど、いやなんかやっぱこれってすごい人類の発展とも関わってきてると思うんですよ。
はい。
すごい、やっぱりなんかすごい、今日なんかスピーカー屋なので壮大な話になるんですけど、やっぱりなんか人類自体がその未来を予測して計画を立てて、なんか計画的行動と組織行動を取ることによって、やっぱその社会ってものを発展させてきてるじゃないですか。
はい。
その未来を予測するのうちの一つに、まあ気候を変えれるかどうかは別としても、まあ気候を感じ取るとかそういうのも含めて、やっぱり気候を操るっていうのが一番特に原始的なやっぱ力を持ってると思うんですよね。
なんか基本的にはなんかあれじゃないですか、ヒミコとかもなんか占いで祈祷して、明日雨が降るようにみたいなことでなんか権力を得てきたみたいな、すごいざっくりとした説明ですけど。
まあでもやっぱりすごい特に古代ぐらいからかなりその天候っていうのが力を持って、それを司る、操る、予測するっていうことに対してのなんかこう権力が生まれてきたっていうところになってきていて、それがなんかもう今やデジタル化によってなんかもうみんながニュース見て予測できる世の中なわけじゃないですか。
で、そういう世の中でもやっぱりまだこのその希少神社に通うっていう、ここにかけるなんかやっぱ思いみたいなところの、まあこれ話堂々巡りになっちゃうんですけど、その一つ一つのなんかその自由意志の行動によってやっぱ気候変動が生み出されていってるなっていう、なんかこの結論にやっぱこの回を見てなんかそのだからすごい天気を操る力っていうのはもう凄まじいものだっていうのは、
そういう意味では同意なんですよね、山口さん。
なんかこう難しいですよね、その途中にえっとイギリスから来ましたみたいなイギリス人女性の方がいて、なんかGoogleで見つけてここに来たんですみたいな、でイギリスはだいたい天気悪いんですみたいに言うじゃないですか、でも確かにイギリスってねずっと曇ってるわけですよ基本的には。
デフォルトがね。
デフォルトが曇りなんで、なんか晴れが逆に珍しいみたいな感じの国なんですけど、そういうなんかまあ環境もあると思うんですよね、まあ今なんかね最近その異常気象だなんだって言われてあれですけど、まあとはいえイギリスみたいにずっと曇ってるとかじゃないじゃないですか。
割とちゃんとそのもう四季みたいなものは崩壊してるけれども、その一日の中で晴れだったり曇りだったり雨だったりっていうその空の変化っていうのはまだあるじゃないですか。
そうですね、アジアは結構多いですよね。
あるものだからこそ、なんかまあその自分にとって良い状況を求めてしまうっていうのは、なんか他の国に、特に今回ではイギリスとかに比べると、なんかそこの距離感がちょっと違うんだろうなっていうのは思いますかね。
いやだからやっぱりアフリカから人類が出発してヨーロッパを経てアジアに行くにあたって、やっぱその気候変動と一緒に多分移動してきているんで、まあそれこそ氷河期が終わってとかね。
だからなんかすごいこう人類の発展とその気候を司ることの魔力性みたいなものって、こんなにも結びついていて、それがなんか現代にもこの日本のかなり数少ないとはいえね、あのここの希少神社っていうところに残ってんだなーって思って、やっぱなんかみんなスピリチュアル好きだよなと思っちゃいましたね。
いや好きですよそりゃ。恋愛の神社とかその直接ね、自分の交友関係だったりとか人生に影響を及ぼすみたいなその度合いで言うと、希少神社ってまあなんか今回の中で言うとその雄々の日に台風が来るみたいな、そういうすごい大きいことがない限りはその家族でディズニーランドに行く日がちょっと雨じゃないようにしようとか。
それってまあその一瞬はその悲しかったりとかっていうのはもちろんあると思うんですけど、とはいえ長く見るとそんなにだったりするじゃないですか。だからなんかこういうすごいこれまでの話ってすごいなんか壮大な話をしてるんだけど、この希少神社自体はすごいこう人間の若者に付き合ってきた神社なんだなっていうのが。
そういう土着的というかなんていうかね。
すごく土着的ですよね場所に対してね。
でねやっぱそれこそその毎日お供えをしてるとかっていう方いらっしゃるけど、そうじゃなくてなんかお願いしたいことがあってきましたみたいな人が行けるっていうその緩さっていうんですかね。
なんかやっぱりなんかそういうこうスピリチュアルなものって何かの積み重ねがないというまあ修行みたいなものとかね、まああとはお勤めみたいなものがないといけないかっていうと、やっぱそういうのがなくフラッと来てよろしくお願いしますって言えるっていうこのやっぱりルーサンはすごい日本の神道泉的な土着性があって、
気象神社とその文化的意義
いやーなんかここに日本人はいたりみたいなことをなんか思っちゃったりもするなーっていう精神性をすごい表している会でもあるなーと思って、別に僕もあるんですよそういうなんかこう都合のいい時だけお願いする精神っていう、これがなんかいかにここまで内面化されてるかっていうところをこの神社の会で見れたっていうところなんですけどね。
そうですねまあ都合のいい時だけ神が出てくる国ですからね基本的には、日本は比較的ね、まあそのもちろんね宗教で信じているものがあれば別ですけど、なんか基本的に無宗教でみたいに言われる中で言うとまあ宗派関係なく何関係なく何でも祈るし何でも祝うじゃないですかみたいなことがあらせると、すごくなんかこう海外の人が来て面白いなって思ったりするのも分かるし、
それに振り回される神様も大変だなーみたいなのが思うわけですよね。
確かに。
本当に。
いやだからある意味あの天気の子という映画を海外の人がどういうふうに授与しているのかとかは、なんかちょっと聞いてみたい気がしてきましたね。
そうですね確かにそれは気になりますよね。
どういうふうに感じ取りましたみたいな、結構みんな天気願っててクレイジーでしたみたいなことになるのかもしれないし、分かる分かるって感じかもしれないし。
深海誠の表現で言うと雨とか晴れとかってすごい重要な要素じゃないですか昔から、そういうのの雨の中で突然晴れるみたいなのがやっぱり深海作品ですごいね水たまりに映る光だったりとか、
突然雪が降るとか。
そういうところもね、僕らとしてはそれがすごくドラマチックというか、すごく劇的で何か感情を揺さぶるようなものに見えるけれども、それの背景の移り変わりがどう捉えられているのかっていうのはもしかしたら違うかもしれないですね、海外の人とかは。
それは意外と聞いてみる価値があるなって思いましたし、やっぱりその個人個人のエゴが気候変動につながるっていうことが分からないっていう話も含め、それについてもどう思いますかみたいなことを聞いてみたいですね。
だってこれグレタさんが見たらぶち切れる映画かもしれないでしょ。
いやそうですよ、そういうことですよ。そういう世界、逆に絶賛かもしれないですけどね。
絶賛かもしれないし。
あの映画もそうだし、今回の回も重ねてみるとそこが結構難しいところですよね。どっちにも撮れるっていうね。
今回の方も一個一個の思いとか、何かを楽しみにしている気持ちとか、それ自体は全く否定するものじゃないじゃないですか。当たり前ですからね。
なんだけどっていうところをここまで、あまりにも逆にドキュメント72時間のスタイルで神社に密着して、いろんな人が当然お願いに来るっていうところを映し取るので、そういうふうに見えてしまったっていうところありましたね。
72時間だから描けたというか、結構みんなが同じものを願うとか思うってあんまないじゃないですか、72時間って。結構バラバラじゃないですか、みんな思うことが。
だけど今回って割とみんな晴れを祈ってたりするから、そういうところでも逆に72時間ウォッチャーの我々としては違和感があったのかもしれないですね。
ぜひ天気のこと合わせて見てもらえればと思います。
では今回は以上となります。ありがとうございました。
ありがとうございました。
25:00

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