1. 勝手に”ドキュメント72時間”をしゃべるラジオ
  2. 第13夜『屋台カフェ、ただただ..
放送回エピソード:特選「小さな屋台カフェ 千夜一夜物語」(2020年3月6日放送)
※特別編成により本放送が一時休止中のため、過去放送回からピックアップして語っています
00:00
[音楽]
真夜中コンビニの駐車場で
このポッドキャストは一つの場所を72時間にわたって定点観測する
某公共放送局のドキュメンタリーを大好きな二人が
番組についての感想や愛を語ります
[音楽]
はいということで今回はですね
あのドキュメント72時間がしばらくお休みということで
過去放送された分の中から
これは語るしかないだろうというところを
ちょっと語っていきたいなと思ってます
今回は2020年の3月6日に放送した
小さな屋台カフェ 千夜一夜物語になります
でこの小さな屋台カフェっていう通り
栃木県の足かが市の国道沿いに
小前を現れる屋台のコーヒー屋さんが舞台で
もうメニューは一杯の400円のコーヒーだけと
そのコーヒーをめがけていろんな人がやってくる
そこでの人間模様でコーヒーを飲みつつ
どんな話をしているのかみたいに耳を傾けた
3日間っていう会になります
これは2020年3月ってこともあって
いわゆるコロナに入るコロナ直前の模様なので
もうコロナのこういうマスクをしたりみたいなところが
ギリギリあるかないかみたいなところで
撮影された会になりますということなんですけど
本田さんいかがですか
いや本当におっしゃる通りです
コロナの直前の世の中とか社会って
こうだったよなって思うし
それがそのままこの後
このコロナの時代に突入していくのだな
っていうふうにも思うような会なので
ぜひちょっとここでピックアップした方が
いいんじゃないかなっていうのもあったかなと
あと単純にこのコーヒー屋台に行きたすぎ
ってしょうがない行きたい
常連になりたいっていう
まさにコーヒーのこのカルチャーに染まりたい
そう
それだけ
いやあまりにも好きすぎて
これそれしかも言えないんですよ
そう本当にねそれしか言えないですよ
本当にそうですよ
なんかこう
すぐなすべてがいいじゃないですか
全く同じですすべてがかっこいい
何が何がいいかって
兄弟でやってるんですよこのお店
はい
僕もねしかもお父さんと弟かな
かなんかが最初やってて
お父さんが亡くなって
で元々銀座で板間をやっていたお兄さんが
地元に戻ってきて
兄弟でカフェ屋台をやってるんです
コーヒー屋台を
それだけでもお腹いっぱいとか
100点じゃないですか
もう映画ですよね
そう
03:00
またこれもまたこれ銀座かっていうね
銀座の板間やってたお兄さんが合流すると
で放送当時ではもう48年やってると
もう少しで50年なんだっていうところで
この後ガッとコロナ禍になるっていう状況なんですね
であとはもう1個ポイントとしては
メニューがコーヒーしかないっていうとこですよ
はい
潔さ
100点
100点
もう何もケチがつけられないんですよね
文句が言えないもう
いやもう全部かっこよくないですか
全部やりたいこれ
本当にやりたい
夜夜通しでね
夜通しというか夜中近くまでやってるんで
あのねランプに火をつけてますよね
アラジンという名前もあって
そう
そのランプの明かりっていうのがまたいいし
でポットもなんかいいし
カップもなんかお湯で温めてあって冷えないように
その全部並べられてる感じとかもいいし
こう屋台でこうのれん的になって使われている
コーヒーのあの朝袋って言うんですかね
あれで屋台を囲ってるとかもう全部
もう全てかっこいい
そうなんですよ
もうね全部がいいんですよ
なんかこうそこでそのコミュニティというか
常連の人もいろいろ来てて
コーヒーのこのお店では
みんな平等っていう感じもするじゃないですか
ありますよね
それはSEをやっていて
でただ若者が来るんですけど
その若者がお店のホームページを作ってあげるとか
そういうそのスキル交換
物々交換的なこともあれば
なんか知らないけど
ハマキを吸ってる医者とかもいるわけですよ
謎のね経営してる
そうそうそうとか
あのアイドルが実は好きです
みたいな常連のおじさんとか
はい
だからそういうのが同じ空間にいて
でしかも別にみんな飲んでるのはコーヒー
お酒とかじゃなくてコーヒーだけで
しかもこれ取材したのがちょうどその2月なんで
寒い時期なんですよね
うんうん凍えながら
凍えながら一箇所を
氷天下だみたいな話言ってましたもんね
言ってましたね
氷天下外でコーヒーをわざわざ飲んで
こういう人たちが何でもない話を
ただただしているっていう
もう100点ですよ
本当に100点
もう100点しかさっきから言ってないですけど
インタビューとかなんかそういうドキュメント
72時間的なものも全て関係なく
06:03
ただただあの場所あのお二人
かっこいいってそれだけなんすよねなんか
ある意味なんかこう特殊会というか
なんか全然違う会になっちゃってる部分もあるんですけど
もうそれだけすごくって
まあもう当然ちょっと遠いんで行けないんですけど
すごく行きたいなと思ってるし
それこそそのSEEの方が作ったっていうそのホームページ
はいはいはい
そこで見るとその
なんでじゃあお父様がそれをやったかっていうと
お父さんは外国船
外国を回る船の料理人だったらしいですよね
で外国の港で見た
そのコーヒースタンドっていうその文化を素晴らしいと思って
やっぱり日本でそれをやってみたいっていうことで
そのやり始めたっていうことらしいんですよ
でもそこのなんていうかその生きな感じ
その本当に海外のカルチャーを日本にっていうところと
それを自分でやるんだって生きな感じもあるし
でそのアラジンっていう名前もあって
そのたぶんそれを見たのが中東だったと思うんですよね
おそらくなのであのちょうど出てきたりもするんですけど
あの多分あれイスタンブールのモスクの絵とか飾ってあるんですよ
もうそのチョイスとかもいちいちすごくて
そう
いやかっこいい
あともう常連さんがこれをお土産って
おみじまんじゅうを広島のおみじまんじゅうを持ってくるんですけど
それをみんなに分けるときのあのナイフを
手の上にもみじまんじゅうを乗せて
かっこいいハンドナイフみたいなやつで半分切る
あれかっこよすぎですよね
かっこいいもうね全部いいんですよ
なんか本当に僕らのロマンがすべて詰まってる場所ですもんね
なんなんですかね
あのなんかすごい魅力じゃないですかそこ
はい
でも何がそうさせてるんですかね
やっぱり難しいですよね
でも本当に山口さんおっしゃってたの本当その通りだなと思って
どんな人でもあの場所では平等っていうのは
やっぱ大きいですよね
メニューも一つしかないから
まあはっきり言ってコーヒー代さえ払えれば
本当に期戦がないんですよね
金持ちの人はなんか
デラックスなコーヒーが頼めるとかそういうわけじゃないじゃないですか
選択肢は一つで何杯おかわりするかですけど
まあそんなにおかわりしないし
あと何回買えるかぐらいでしかないんでしょうけど
それぐらいあの場ではすべてがみんなフェアで
一人になりたい人もいるし
カップルみたいな感じで来てる人もいるし
常連同士で話す人もいるしっていう
09:02
なんかもうすべてが認められてるんですよね
その状態というもの
それが大事なんだなと思いますね
でもですね
これをそのちょうどその
まあドキュメント最初に冒頭にも言ったんですけど
オリンピックの関係でドキュメント72時間が
次の放送が8月の末ぐらいになっちゃうと
だから見るものがないって
語る話が毎週語ってるものがなくなっちゃうので
過去回をやっていこうっていうので
まあこれになって
でこれを見るわけですよ
そうすると街の整理計画でなくなる
そうですね
してたじゃないですか
毒砲してます?
いや検索しちゃいますよね
検索します?
検索しちゃいましたけど
これね
6月末で移転らしいんですよね
だからでも今調べたところによると
まだやってるっぽいんですよね
そうなんか白紙になってるんですよね
移転先をちょっと一回
7月17日現在
そうですそうですそうです
そうだから本当にこれ
いや早いうちに行きたいってめっちゃ思うんですよね
いやまあそれ本当にそうですね
たぶん下手したらもう亡くなる可能性ありますしね
亡くなる可能性ありますよ
だってあれです
かなり大変ですよ
屋台組み立てて
いや本当そうですね
もう本当に別に
本当にお金のためじゃないじゃないですか
もう早い絶対に
もうなんかこの
それこそ始めたお父様の思いとか
あとはやっぱり常連の人たちの思いとか
もうそういうのを一心に背負っていらっしゃる
なんかもうそういうことではないし
それがやっぱり50年とかって
この区切りが来ると
で移転先とかもちょっと今難しいってことになると
怪しいですよね
やっぱりそれは
でもねこれでこう終わっても
それはそれでかっこいい気はするんですよね
いやまあ収まりはいいですよね
別になんか終わってほしいとかじゃない
全然違ってなくて
けどここでまあじゃあ
結局難しいしなかなか厳しいから
やめようかってなってそうだねってなって
やめるっていうのも
それはそれですごいこうかっこいい終わり方というか
めちゃくちゃいいなって思うんですよね
わかります
またこれが続いていって
じゃあその次の世代が引き継いでいって
また新しい物語が始まるっていうビジョンも
それはそれでいいんですよ
それはそれでいいですね
かっこいいですよね
どう転んでもかっこいいんですよ
いやもう完成されてますからね
これはもう
しかもこれ見直して
12:00
完全に見た時忘れてたんですけど
風邪で中身一日休みになってるんですよ
なってますなってます
もうあれですよね
あの栃木とか群馬のあのから風邪って呼ばれるやつですよね
だから実質48時間なんですよね
確かに企画としてはそうですね
これなんかだからこそ
結構こういう話になったのかなっていうのを
改めて見て思って
72時間描けなかったからこそ
常連の今回すぐバランスいいんですよ
その兄弟の野帯をやっている
兄弟の物語もちゃんと描いているし
常連の物語もちょうど半々ぐらいで描いてるんですよね
はい
でこれは多分一日もし回転していたら
もしかしたら店の人だけ
常連だけの物語になったかもしれないですよ
そこでなんかこう会って結婚してとか
そういうその話になったかもしれないですけど
なくなったことによってそれが半々店の人と
常連がさらに半々になったから
だからこそこの場所とかお店が
めちゃくちゃ魅力的に見える会になったんじゃないかなと
改めて見直して感じましたね
なるほど
中身が風邪で亡くなったからこそ神会として
そう
すげーな
やっぱりこの亡くなることが
この話を作る上では実は必然だったんじゃないかなっていう
なるほど
確かにな
それでいくとその翌日めっちゃ温かく晴れて
すごい光満載で終わるじゃないですか
そうそうそうそう
あれはなんかもう演出としか思えないですよね
もう最高ですよ
平和だなとか言いながら終わるっていう
そうなんですよ
なんか何も起こらないっていう素晴らしさがあるじゃないですか
この話って
本当にそれがねいいんですよね
やっぱりみんな
じゃあ家近いのかって言われると
そうじゃなかったじゃないですか割とみんな
割とだって1時間半駆けてくるって人いなしたもんね
とか家はあっちなんだけど
職場から家一回通り過ぎてきてんだよみたいなおじさんもいたりとか
いましたいました
なんかそれって結構家も近くにないからこそ
いいっていうところはあるような気がしていて
そうですね
行動で遊びに行く距離感だからリフレッシュになるんですよ
そうなんですよ
あえてあそこに通うっていう
すごい寒い日とかね
やっぱりっていうとこも含めてなんですよね
あのコミュニティって
15:00
それでまさにそのこの今一つ前というか
一個前で話していた
コーヒー豆スタンドというか
コーヒーを入れる動作に結構近いなと思うんですよね
なるほど
コーヒーを入れる手間みたいなものが
このカフェアラジに行く手間って言うのが変わっていて
それが本当にそのコーヒーを飲む体験っていうのを持つ贅沢さを
よりこうリアルな空間で置き換えてる
なるほど
思考の一杯ってことですね
その距離があるとかあえて遠いからこそ
この一杯が美味しいみたいな
いやーわかります
寒い日にみたいな
そう寒い日にわざわざ外で
そうなんですよ
いやめちゃめちゃわかりますね
そういうの
もうねこれはねもう
言うことはないんですよ
言うことはないですよね本当に
もうねこれはねかっこいいし行きたいし
もう行ってくれっていう感じなんですよ
もうなんか本当夢とかロマンが全部詰まってるんですよね
もう
いやーやっぱりあのだから
あのお二人の兄弟の話もめちゃくちゃ聞きたいじゃないですか
もっと深呼吸して
そのそれこそ現状で痛まいしてきた時の話とか
お父さんとやってたの
お父さんはなんで逆にそんなに
若い時からすぐにお父さんと一緒にやり始めたのかとか
そう
すっごい聞きたい
でもねそれがないことがいいことなんですよ
描かれてないですよね
それをね描かないことこそがその余白なん
まさしく情報がねいいところで止められてるんですよ
そう
もうあれはわざとですよね
そうそうそう
ないものこそが想像をかき立てて
そのバランスがね非常にいいんですよ
あんまりこう深く語られないところが良くて
結局じゃあその来てる人がどういう人かっていうのも
大してわかんないじゃないですか
この話って
お医者さんだとか二次のパパだとか
そういう属性ぐらいわかるけど
もうちょっとその人がどういうことを考えていて
なんでこのお店に来てみたいな話って
なんでこのお店に来たんですかっていう質問が
あんまりされてないじゃないですか
まあそうですけど
それは使われてないじゃないですか
すごいいいんですよ
そここそは
なるほど
だってなんでこのお店に来たかとかって
もう多分常連の人とかはないんですもん
うんわかる
ないんですよね
そうそうそう
18:03
あるから来てるっていうことの
その先がこれで描かれてる
ですよね
非常にいい回ですこれは
いやもういい回です
もういい回って何回言ってるかよくわかんないけど
いい回なんですよね
いい回とかっこいいね
全てが合わさってますよね
だからその演出とかそういう
機構という運命的なものとか
本当に選ばれたその舞台設定含めて
全てが合わさって紙界に昇華してる
すごくいい回ですよね
そうなんです
いやーこれでも行きたいな本当に
まあちょっとそろそろ危ういですよね
まあでもね50年だもんだ
50年だっていつだ
1970年
そうですね
意外と70年代かと思うと
なるほどと思います
あーでも
70年代初頭か
まだ60年代的なもの引きずってるんでしょ
そうそうってかもうまだ60年代です気持ちは
まああの写真で描かれていたような
世界もあったんでしょうね
まあいっぱいバブル的なところに
突入していくわけですよね
そう
なんかそれを別に
多分そういうバブルとかの時って
儲かってたと思うんですよ
家を見せて
それこそチップとかあるじゃないですか
はいそういう文化だね
多分儲かってたと思うんですよ
これはもう完全に妄想ですけど
うん
実に屋台じゃなくてもよかったタイミング
絶対あるはずなんですよ
なるほど軌道に乗ってきてみたいな感じですね
テンポを持つ可能性
絶対あったはずなのに
でも今屋台なわけじゃないですか
はい
その意味とか理由みたいなことも
妄想というか考えたくなりますよね
いやもう絶対そうでしょうね
絶対そうですよ
本当にそういうコーヒースタンドっていうものを
広めたいとか憧れてっていうのがあって
始めてるわけですから
テンポにした時点でも意味ないですからね
そうそうそう
ラーメン屋の屋台が
いつかラーメンのうちのテンポを持ちたい
っていうのは全く別のあれで動いてるので
そうそうそう
でも絶対周りからは
なんでお店持たないんだよって
絶対言われてると思うんですよ
まあそうですよね
だってわざわざ組み立てに1時間かかってとか
うん
たずけにまた1時間以上かかってるみたいな
絶対そうですよね
そうそうそう
21:01
散々言われてるはずなのに
でもやっぱり小さな屋台なんですよ
うん
そうですね
あんまり今回の話でいくと
ちょっと塩こしょう程度のスパイスなんですけど
やっぱりこれ
栃木県足かがしっていったことは全然ないですけれども
地方都市のリアルっていうことになっていくんですよね
やっぱり移転を迫られてる理由も
市民会館が取り壊されて
道が潰されるっていう
そういう都市計画になってるっていう話
でこれってやっぱり市民会館潰すって
これ本当に地方都市の今リアルなんですよね
うん
まあもちろんそのバブルの時代とかに
無理やり建てすぎてて
本当はいらないっていうのもあるんだとは
思うんですけれども
やっぱり今いろんな地方都市で
そういう旧来の昭和の箱物とかがどんどん取り潰されて
うんうんうん
でそれによって周辺の土地も
なんか再開発とかされて
再開発されてたらまだいい方で
なんかあんまり特に何も決まらないまま
たぶんちょっと僕もよく調べてるわけじゃないですけど
この多分足かがしっていうのも
それこそこのアラジンの移転先が決まらない問題から見ても
何かそういうあまり前向きではない
なんとなく進んじゃっている地方のリアルというか
そのまあ本当にその70年代とか80年代に
栄えてた頃のもう見る影もないんだろうなっていう
まあそのそこも一応ちょっと
垣間見える瞬間がいくつかあるっていうのもあるんですよね
この地方都市のリアルだし
それが東京じゃなくて
この栃木県のその足かがしっていうところにあるっていう
なんかその本来昔都市とか地方が持ってた
多様性っていうのが
じわじわと失われていった瞬間っていう感じなんですよね
いやーいいですね
そういうやるせなさみたいなのも
哀愁としてなんかスパイクになっていくという
いやーもうやっぱね全部がいいんですよ
かっこいいしもうねそれだけに尽きる回ですよこれは
本当そうですね
もう選んだのもなんかこうネタがあるからとかじゃなくて
ただただ二人とも語りたかっただけ
ただかっこいいなみたいな気持ちでね
ネタ性はほとんどない広げれないっていう
すごいなんかね
ここがこうでこうみたいなことじゃないんですよね
じゃあない
ただただかっこいい
ただただ見てほしい
そう是非見てください
24:05
ありがとうございました
はいありがとうございました
♪~
24:15

コメント

スクロール