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2024-08-09 36:43

ゲスト回『屋台カフェ、おおきな魅力とちいさな暮らし。』(あいりさん)

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ゲストの方をお招きして、オススメの回を視聴いただき、お話を聞きました。 放送回:「小さな屋台カフェ 千夜一夜物語」(2020年3月6日)

ゲスト:あいりさんpodcast番組「おおきなかぶは抜けるのか?」より)

https://open.spotify.com/show/1meKi9s5f6iVVpbhj3wWVf


サマリー

このエピソードでは、屋台カフェに訪れる人々と兄弟の関係性に注目され、72時間をイメージした編集や動画素材の選択が特徴となっています。視聴者は居心地の良さや包容力を感じながら、この屋台カフェに行きたいと思うでしょう。家族経営の屋台カフェの魅力と歴史が描かれており、この場所は近所の人々だけでなく、遠くから訪れる人々にとって特別な場所となっています。

居心地の良さと包容力
真夜中、コンビニの駐車場で。このポッドキャストは、1つの場所を72時間にわたって定点観測する、某公共放送局のドキュメンタリーを大好きな2人が、番組についての感想や愛を語ります。
今回は、小さな屋台カフェ、千夜一夜物語という回について話していきます。
舞台は、栃木県の足利市の国道沿いに現れる屋台のコーヒー屋さんが舞台となっております。
メニューはですね、1杯400円のコーヒー飲みというストロングスタイルの営業なんですけれども、そんなですね、足利の国道沿いのコーヒー屋さんにはいろんな人がやってきて、そこに3日間どんな人が訪れるかという回になっております。
ということで、ここでいつもはですね、本田さんに振るんですけれども、今回はゲスト回になっております。ということで、自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか。
はい。ポッドキャスト、「大きな株は抜けるのか?」から参りました。アイリーです。よろしくお願いします。
アイリーさん、2回目ですよね。ポッドキャストで喋るのは。
そうですね。雑談ででも、あの後ちょっとお会いしたりしたことはありましたよね。
そうですね。たまたますれ違いましたよね。
前回のタップルームでは言葉か、言葉ということをテーマにしてお話してきたわけなんですけれども、今回もそんな中で、僕らはですね、実はこの屋台カフェについて、過去ですね、結構初期の方に僕ら実はポッドキャストでも喋っていて、実は13回目に僕ら喋ってるらしいんですよね。今も200回ぐらいやってるんですけど。
なんで、ちょっと僕もこの回を見直して懐かしいなみたいな気持ちで実はいたんですけど。
へー。
ちなみにアイリーさん、この回というか、そもそも72時間って普段見られますか?
いや、私実は、それこそ山口さんと本田さんと初めてお会いした時に、この72時間という番組があるっていうのも知って。
はい。
で、見たことがなかったんですよ。
うんうんうん。
で、今回お話いただいて、いいきっかけをいただいたので、今回初めて見たんです。
それは、逆にどう思ったか聞きたいですね。
いや、あのね、めちゃくちゃ贅沢なドキュメンタリーだなって思いました。
おー、というのは。
っていうのは、72時間密着してるじゃないですか。
はい。
で、それが、えーっと。
ま、30分ぐらい?
30分弱ですよね。っていうのが贅沢。
そうですよね。
そう。で、あのー、つい、ま、私あのー、もともと、今は言葉にまつわる対話型のセッションしたりとかっていうことをやったりしてるんですけど、
はい。
もともと編集者やっていたりもして、で、その時にドキュメンタリー映画を撮ったりした時もあるんですよ。
あ、そうなんですね。
そう。で、だからなんか本当になんかドキュメンタリーを撮ることの大変さとか、
はい。
あのー、本当にその編集の悩ましさとかって、ま、ほぼ素人みたいなものだと思うんですけど、ちょっと見てきた部分があり、
だからなんかこの72時間ついて、この20何分か30分弱に収められてるっていうのを見られる贅沢さ?
はい。
なんか72時間費やした人たちがいるわけじゃないですか。
いや、そうですよ。
で、それをこんなにぎゅっと、
はい。
編集の選択と贅沢さ
見られるのが本当ありがたいなーと思って見てました。
いやー、すごい良いですね、そのめちゃめちゃこう、なんかもう僕ら72時間見過ぎても当然のように思ってたことがやっぱり、改めて初めて見た人からそうやって聞くと、なんかやっぱそうなんだなーって思いますね、やっぱり。
いや、私なんかあのー、でも30分じゃないですか、だから30分にすっごい詰め込んでますよね、要素を。
だから、本当になんか人生の縮図っていうか、なんか人間とはっていうのをすごく見せられてるような時間で、
はい。
でも、いちいち突っ込みたい、代わりにナレーションしたいぐらいに、いちいち突っ込みたくて、
ちょっとね、なんかあのテンポで見るのが、私は結構なんて言うんだろうな、結構一人一人の人たちに感情移入しちゃって、
あー。
結構ね、一気に30分見れなかったんですよね。
あー、じゃあなんか割とその、気持ちが追いついていかないっていう感じですか?
なんかね、追いついていかないっていうか、あのー、なんて言うんだろう、なんか大盛りの丼がどんどん出てくる感じ?
だから、まだ食べ終わってないんですけどっていううちにまたなんかおいしそうな丼が出てきて、
あー、食べきれない、あー食べきれないって思って、だからあのオンラインで見ててちょうどよかったんですけど、
ちょっと一旦一時停止と思って一旦一時停止して、でちょっと咀嚼して、味わって、ちょっとお茶飲んだりして、でまた再会してみたいなことをしてました。
すごいもう理想的な視聴者じゃないですか?NHKからしたら。
すごい嬉しいと思いますよ。
いやでも今回、72時間をそんな見たことがないっていう話を僕は知ってたので、どういう回にしようかっていう話をちょっと考えたときに、
この屋台カフェにした理由っていうのが明確にあって、
すっごいこの回って72時間っぽいんですよ。
えーそうなんだ。
なんでかっていうと、この回の特徴的なのって、
本当に編集で普通切るところを残してるっていうのがすっごい72時間っぽいなと思ってて、
3日目風強すぎて営業しないじゃないですか、今回のこの屋台カフェって。
なんですけど、それをちゃんと普通のドキュメンタリーで3日間撮るとかって制約がなければ基本そこをカットしたりとかすると思うんですけど、
あの3日目ちょっと風が強くて、寒いししょうがないからやめるかって言った後の4日目にめっちゃ晴れるっていうのがすっごい換気を利くじゃないですか。
ジャンルに固定されない魅力
そういうなんかこう、さっきのアイリーさんのおっしゃった捨てない贅沢さみたいなこと、すっごい72時間だからめっちゃ捨ててるんですけど、
でも捨てないとこはちゃんと撮っとくみたいな、意外と魚の皮美味しいみたいなそういうところじゃないですけど、
その魅力がめっちゃ詰まってるから、この回はどう思うんだろうなと思ってチョイスした部分はあるんですよね。
そう私ね、あれまさに今おっしゃったシーン見てちょっと伺いたいなと思ったんですけど、
72時間って本当に3日連チャン撮ってるっていう感じなんですか?
もうスタートから72時間なんで、何が起きてももうスタート始まったら72時間は撮り続けるというか、
じゃあ例えば4日多めに撮っておいてうち3日とかじゃなくて、
じゃないです。
すごい。
だからこそこういう今回みたいな風が強いとか、結構72時間を見てるとやっぱり外のロケとかも多いんですよ、今回みたいな。
そうなってくるとめちゃめちゃ雨で人が誰もいないとかもあったりするんですよ。
それも含めて今回みたいにそこが効いてくるというか、意外とよかったりするっていうのがあるんですよね。
なんかそんな今回すごい、ひたすら僕と本田くんがこの回を見た時に話した感想は、ここに行きたいっていう話だけだったんですけど、
ただただここに行きたいみたいな話しかしたりしなかった気がするんですけど、
アイリーさんこの回見てゆっくり止めながら見て咀嚼しながらってことでしたけど、どうでしたか?
出てる兄弟とかもそうですし訪れる人もそうですけど、印象に残った人とかシーンとか。
そうですね、それめちゃくちゃ話したいんですけど、その前に今山口さんがおっしゃった、
私あえて聞かないようにしてたんですけど、お二人がこの回話したのを。
お二人が行きたいって思ったのはどうしてなんですか?
それはですね、この兄弟、やってるこの兄弟のお二人に会いたいっていう気持ちだけですね。
それが何て言うんでしょうね、後半に、今回の回の後半に出てきた若者が言ってたんですけど、
50年前からこんな光景があるなんてすごいですよねみたいなこと、後半の方に若者が出てきて言ったと思うんですけど、
そういうことよりもなんて言うんでしょうね、結構環境としてここって正直、すごい車の音とかもインタビューに入ってたりするじゃないですか。
結構な多分車通り多い通りだと思うんですよ。その通りの隅っこでコーヒー飲むって、あんまりこうなんていうか、
心地よいことというか快適なことそうではないというか、すごい車通り多い国道の隅っこで飲むっていうことなんですよ。
なんですけど、ただこの映像を見るとそうだし、いる人もその表情からもそうなんですけど、めちゃくちゃ居心地が良さそうじゃないですか。
なんでなんかそれがどういうことなんだろうと思って。
いやそこですよね。まさにすごい、ちょっと同じの共有してると思いながら話したいなと思ったのもあって先に伺っちゃったんですけど、
私結構冒頭からうるうるしちゃったんですけど、冒頭でお店に屋台に入っていた途端、
大一世が、親父がまた入院しちゃってって言って入ってきた男性いたの覚えてます?
大一世、あれを言える関係値ってすごいなと思ったんですよ。
いやそうですよね、確かに。
あれを言わせることができる、お二人の兄弟の包容力。
それがあるから、大一世パッて多分、彼はずっと不安で一日中それを抱えながらあの日過ごしてたんじゃないかなって思いながら私は見てたんですけど、
言いたくて言いたくて不安で、入ってきてすぐパッてそれを言えるって、受け止めてもらえるって思ってるからパッて言える?
そんな場所を作ってる兄弟って、ほんとすごいなと思ったのが、まず冒頭すごい掴まれたところで。
ほんとそうですよね、あの一言に来たお客さんと兄弟の歴史っていうか、つながりを感じますよね。
ほんとに、ほんとそうなんですよね。
しかも、自分の中でそういう不安なことって、言う人によって例えばすっごく明るく取られるのが嫌だったりとか、逆にすごいネガティブに取られても嫌だったり、共感されすぎても嫌だったりとかすごく微妙な部分があるじゃないですか。
だから、この人たちにぶつけたら絶対大丈夫だよなっていう安心感がないと、ああいう言葉ってぶつけないんじゃないかなって私は思って、それが言える関係ってなんて素晴らしいんだろうと思って。
その後に、どなたかのお客さんの言葉で、ファミレスも近くにあるしコンビニも近くにあるんだけど、ここに来ちゃうんだよねっていう話があって、確かに飲食店っていう意味では一つのジャンルにできるのかもしれないけど、
そもそも全然ジャンルが違うんじゃないかと思って、飲食店っていう括りで語れない、そういうジャンルにできないお店なんじゃないかなと思って。
いやそうですよね、飲み屋とかともちょっと違うじゃないですか、近いのがもしかして飲み屋かもしれないんですけど、ただでも飲み屋の感じでもないというか、スナックでもないし何なんだろうみたいな感じ。
近所にいるおじさんの家に遊びに行くというか、あの二人から僕がすごい思ってたのは商売系を感じないというか、それも居心地の良さの一つな気がするんですよね。だらだら居ていいみたいな。
だらだら居ていい場所としてるし、私は見てて小学校とかの保健室に近いなと思って見てたんですけど、お腹が痛くないのに行ってもちゃんと扱ってくれるっていうか、
屋台カフェの魅力と歴史
なんかちょっとそういう場所、何もなくても行っていい場所みたいな感じだなと思って、だけどなんかこの兄弟の素晴らしさって、僕たち保健室みたいなところなんですって言ってないところなのかなと思ったんですよね。
自分たちでさりげないですよね、全部が。
そう。
一人の人の時には基本話しかけないようにしてるとか、たぶん彼らが50年やってくる中でなんとなくの暗黙のルールってあると思うんですけど、それをあんまり表にしない感じがいいですよね。
そう。なんかね、このやってることの素晴らしさを全然自覚してないんじゃないかっていう感じさえして。
そうなんですよ。
後半でちょっとオタクなおじさんが出てくるじゃないですか。
娘ってやつですよね、モーニング娘じゃなくて、娘って言うんだよっていうおじさんですよね。
そう、モーニング娘をね。
たぶんライブ帰りで丸めたポスターとか2枚ぐらい買ってて、もしかして推し2人いるんじゃないかみたいな、一人に絞れてないんじゃないかみたいな感じさえするおじさん。
あのおじさんがなんかちょっと軽口叩きながらちょっと面倒くさい客来たなとか言っていじったりもするじゃないですか、お姉さんが、店主がね。
なんだけど、ほっといたらだんだん日向で居眠り始めちゃって。
そのシーンですよね。
そう。でね、思わずメモったんですけど、店主がお兄さんが、本当に日向で居眠りしてる風景を見て幸せだなと思ってって言うんですよね。
その言葉聞いてすっごいゾクってきて、同時にその幸せな光景作ってるのはあなたですよって言って、本当にナレーションを付け足したくなったっていう。
あなたですよっていう。
わかってますかみたいな、あなたがいるからなんですけどっていう。
なんかその、なんていうか、本当に幸福を生み出す無自覚さっていうか、それが本当に尊いなと思って。
これだけ、ある意味自我がなく、あるがままにいることでこんなに人が集まってきて心地いい空間が作れてるって、これをいろんなところでできたらどれだけいいのかなって思いながら見てました。
すごいですよね。しかもこれが親父の代から続いてるっていうのもすごくないですか。
本当に。
途中お父さんがやってた時の写真とかって、今じゃ考えられないくらい人がいっぱいいる屋台の写真とかも出てくるじゃないですか。
それも経て、今の感じになってるっていうか、時代の流れもあって、あの頃はみんなお金使いさが良かったんだよみたいな話もありつつでしたけど、そこも含めて、あれが一代で兄弟が最初から始めてっていうのじゃなくて、ずっと歴史があるから途中も出てきますけど、お父さんお母さんがよく来てて、自分が来るようになったんだよみたいな人。
しかもその人はここで知り合った女性と結婚しててみたいな、そこまでの物語にこの場所が行き着いてるっていうのがあまりにもすごすぎて。
本当そう思う。しかもあの中では語られてないけれども、紹介はされてないけれども、お父さんの話をしてたのが、ちょっと貨物層に見える弟さん、弟さんですよね、貨物層なん。
貨物層なのがお兄さんでしたっけ?
お兄さん、お兄さんですね。
間違えた、私ここまでお兄さんと弟を別、逆で言っちゃってたんですけど、貨物層なのがお兄さんで、割と弟さんの方が結構積極的にお話しするじゃないですか。
お父さんの話を貨物層なお兄さんがしてたっていうのもすごく印象的で、お寿司屋さんで修行されてたっていう紹介もあったじゃないですか。
前の台のお父様が活躍されてた時の写真って、お父様も見るからにイケイケで、女性にもモテてたって言ってたし、明らかにキャラクターが違う。
もしかしたらちょっと弟さんは受け継いでる部分があるのかもしれないけど、でも時代の追い風もあるから圧倒的に何か違う。
で、寡黙なお兄さんなんて、もしかしたらお父さんを真似しようって思った時もあるかもしれないじゃないかなってちょっと思ったんですよ。
長い歴史の中ではね。
そうそうそうそう。でも、圧倒的にお父さんのスタイルは自分はできないしって思った時期もあるんじゃないのかなと思った時に、朝の準備の風景で、寡黙なお兄さんが倉庫から荷物を出して全部手入れしてたじゃないですか。
で、その時に、その倉庫もすごい整ってて、ちょっと儀式のようにさえ見えるというか。
だからなんか多分ここに来るまでに、多分いろんなお父さんがやってたからこそそれを受け継ぐっていう時にいろんな葛藤が多分あったと思うんだけれど、
でも葛藤がありながらも、今多分本当に自分が一番できることをただただお兄さんはやってらっしゃるんだろうなーとかって思った時にまたすごいグッとくるというか。
グッとくるポイント。
そう、グッとくるポイントがありすぎるんですけど、なんかその兄弟と家族の歴史。
すごいなんかその、全部感じますよね。屋台もすごい朝の風よけとかそういうのも含めて結構年季入ってるじゃないですか、全体的に。
なんかそういうのも含めてすごい来るものがあるんだけど、ただコーヒーを入れる道具だけはやっぱピカピカだったりとかして、そこもなんか職人というかやっぱり大切なところはするしっていうところ。
なんか全てあの屋台を構成してるっていうか、あの兄弟を取り巻くもの全てがなんか本当に映画みたいっていうか物語なんですよね。
本当に、なんか道具に対してのなんか愛を感じましたよね。
あの本当、コーヒーカップもそうだし、あの一個一個本当にちゃんと温めて、お湯に入れてコーヒーカップを温めるあの時も。
ストーブでね、ストーブの上にたらいが乗っててカップを温めてるんですよね。
でそれもなんかガシャーってコーヒーカップをなんか雑に入れてるんじゃなくて、ちゃんとこうカップを重ねて絵になるように。
あの美しさ、なんかそりゃイメージカットあれだけ撮れるよなぁとか思いながら。
絵が持つんですよ、それで。
本当に綺麗だった。
なんかやっぱ狙って撮れないというか、やっぱり生活があるからあの重みが出るみたいなのが全部の部分に出てますよね。
出てますよね。
そう、だからさっきあの山口さんおっしゃってたけど、本当にその結構車通りも激しくて、だからあの排気ガスとかも気になりそうだけど音とかも。
屋台カフェの空間と安心感
でもなんかあの空間のこう、なんかちゃんと正されている感じ、なんか整えられている感じが、多分あそこに入ると妙な安心感があるんじゃないのかなと思って。
そうですね。なんかこうリアガーデンみたいな無秩序さとはまた違うというか、単にこう場所があってお酒飲んで好きにはじゃいでいいですよみたいな場所ではなくて、なんかこう別にすごい静かなわけでもないし、今おっしゃってた車もすごい通るんだけど、なんかこう落ち着いたシーンがあるというか。
一定のなんかあの場所はあの場所なりのルールっていうとちょっと重いですけど、なんかこうありますよね雰囲気というか規定する何かが。
ある。だけどなんか寄せつけない感じではないし、なんか神経質な感じでもなく、なんか本当になんかニュートラルな佇まい。
なんかすごい不思議そうなんですよね。不思議だなって思うから行きたいんですよね。
なるほどなー。なるほどなー。なんか自分で確かめたいってことですか行って。
そうですし、あとはもうあのお二人に会いたいですよね。やっぱり素直に通に会って、話すとかじゃないんですよ。別に話すことはないんですよ正直。
お父さん来てる時どうだったんですかってそういうなんか聞きたいことはあるんですけど、ただなんかそういう話を聞くっていうよりも、ただ座ってあの屋台の隅っこでコーヒーを飲みたいっていう。
で、あの兄弟がやってで常連のお客さんとかでやり取りしてたりとか、コーヒーをゆっくり入れてたりとか、もうそのシーンを寝がまくば昼と夜見たいっすね。
いいそれ。
昼もいいじゃないですか。
いい、いい。あのちゃんと日に当たる外で飲んでみたいですよね。
見たいんですよ。もうそういうすごい素晴らしい会なんですよね。この会は本当に。
いや本当に素晴らしかった。なんか本当、これってどうやったら自分もこういう空間って作れるのかなと思ったり、なんか近くで、あの全然屋台でコーヒーっていう形ではないかもしれないけど、
なんか近くでもこういう空間ってもしかしたらあるんじゃないのかなっていう気持ちでなんかちょっと街を見てみたくなったっていうのはあります。
わかります。なんか屋台の、それこそ最近減っちゃいましたけど、おでん屋さんとか、なんか深夜だけ突然現れるラーメン屋さんとか、ちょっともう最近はあんまないですけどあったじゃないですか。
なんかそういうのとかをなんかちょっと街中でやっぱ改めて探してみたくなりますよね。
そうそうそうそう。
そうなんですよね。
本当そう。なんか私、実家が神奈川の久芸沼で、でちっちゃい時からえのでんに乗ってたんですけど、えのでんって、なんかもうちょっと昔は乗ってる人の量とかも少なくって、観光客とかも少なくって、
駅員さんとも全員顔見知りで、寝過ごしそうになったら車掌さんが起こしてくれたりしてたんですよ。
そんなだったんですね。
そう、それで。だからなんか、車掌さん忙しいからそこまでおしゃべりはできないんだけど、なんかその車掌さんがいつもなんか見守ってくれてる安心感みたいなのはなんとなくあって、なんかちょっとそれを思い出したっていうか。
確かに。そういうのってもうなんか街の中に一つあるだけで違いますよね。
そうそうそうそう。なんか自分の生活に積極的に介入してくるでもなく、それぞれのちゃんとスペースは保ちながらも、なんかちゃんと見てくれてる人がいる安心感みたいなことを。
なんかそれが、今多分、昔はね、それこそ近所の人ともうちょっと身近だったりとか、おばあちゃんと住んでたりとか、なんかもっと見守ってくれてる人が多かったんだと思うんですけど、
なんかそれが今本当に少なくなってる分、なんか逆に家族じゃなくてもそういう役割を果たせる人がいるんだろうし、果たす意味があるんだろうなーって思いますね。
なんかこの屋台カフェが、そういう昔のご近所付き合いみたいなものと、それを経て今もなんかこれからもこの屋台カフェって僕は残っていくだろうなと思ってて、なんでかっていうと、わざわざこれ行かないと出会えないじゃないですか。
屋台カフェの場所と訪れる人々
なんかご近所とかってもう住んでて隣だから、会いたくない時も会わなきゃいけないみたいなことだったりとか、それが多分トラブルになっちゃったりとかして、でまぁ昨今でいうと、なんかあんまりこう近所付き合いしなくなって、それがめんどくさいトラブルに繋がるからやだっていうのになっちゃって、繋がりがなくなってきちゃってると思うんですけど、
今回の屋台カフェって、結構車で来ましたみたいな人とか、なんか職場、家通り越して来てるんですよみたいな人も結構いたじゃないですか。
いたいたいた。
なんかわざわざ行って、そこでちょっとこう休憩というか、ほっと一息つけるっていうのが、なんか家から車で10分ぐらいの距離にあるみたいなことが、なんか結構今っぽいなと思ったんですよ僕は逆に、その感じが。
すっごい家の近くで歩いて行けて、徒歩10分ぐらいの人しか集まってないっていう場所じゃなくて、結構みんな遠くから来てるんだなっていうのが、すっごい今っぽいけど、
でもこういう形が、今っぽいけど普遍的でこれからも残るんじゃないかなっていうのは思ったんですよね。
すっごい深くうなずいてますけど。
深くうなずいて、そうそうこれ映らないですもんね、ついやりがちなんだよな。
ごめんなさい、ありがとうございます。
全然いいんですけど。
でもあとこのコーヒーっていうのも、なんかすごい効いてますよね。
効いてます効いてます。
このあったかい、暑いから、ふうふう言って深く呼吸せざるを得ないじゃないですかコーヒーって。
そうですね。
なんかちょっとこの、なんていうんだろう、呼吸がドキドキしてて呼吸が浅い状態でも、コーヒー飲むってなると、なんか呼吸が浅い状態で熱々のコーヒーなんて飲めないから、ちょっと自分をクールダウンさせなきゃいけないっていうか。
分かります。今回の回って湯気がいい仕事してるんですよね、全体的に。
してる!
確かに。
そう、全部なんかこう、急にその仕事のトラブルの電話が鳴り止まないみたいなシーン途中で挟まるじゃないですか。
なんかスプリンクラーが壊れちゃってみたいな。
それもなんかその電話の背景でずっと映像は湯気が出てるコーヒーだけが映ってるんですよね。
それとかもなんかこう、なんて言うんでしょうね、あのなんかシーンの妙ってすごいなと思ってて。
本当ですねー。
なんか本当にあのシーン見ると、いかにあの屋台コーヒーがエスケープできる場所なのかっていう感じがすっごいしますよね、あのシーンだけで。
ほんとします。すっごいですよね、あのシーン。
すごかった。
そうなんです。やっぱああいうところもなんか切らないっていうのが72時間っぽいというか、あそこを生かしてああいうふうに見せるっていうことができるのがなんかすっごい贅沢だし、すごい判断だと思うんですよね、編集上の。
それすごいなと思って。
分かる。私これ何人で作ってんだろうなーとかって気になって、あのエンドロール見てたんですけど、人数すっごい少ないじゃないですか、5人ぐらい?
毎週やってますからね、やっぱファンとしては多くても毎回はそんなに多分人数は下げないと思うんで。
だからすごいチームワークがいいんだろうなーとかって思いながら見てました。
すごいですよね。そうなんですよ。この回はやっぱりそういう編集的な目線も含めてすごい良い回だと思ったんで、そこもそう話せればと思ったポイントだったんですよね。
本当に恋愛の話もあれば、未来に対してちょっと不安入り混じる期待っていうか夢を語る青年も出てきたり、なんかすごい濃いですよね人間模様が。
そうなんですよ。特に濃い回を選んでしまったっていうのもあるんですけど。
嬉しい。それが本当に小さな小さな屋台で起きてるっていうことがすごく尊いっていうか。
そうなんですよね。あそこがしかも屋台でなおかつ国道の片隅っていうのがいいですよね。
ねー。あれぐらい逆に小さな場所だからそれぐらい濃い物語が生まれるのかもしれないですよね。
人間模様が濃い
それもあると思いますね。
関係性が濃くなるというか、多分大きなところだとあんな関係性生まれないじゃないですか。
生まれないです。
働いてる人もおのずと多くなるし。
いやーすごいですね。やっぱりこう、あんまりこう、普段僕ら72時間の話ずっとしてて、見たことない人ってこの回どう思うんだろうみたいなのが実は思ってたりしたんで、なんか素直な感想が聞けて今日はすごい良かったです。
なんか私他の、他にもおすすめいただいたじゃないですか。
あーしました、はい。
他のも見ようっていう気持ち。
これでファンを一人増やせたかもしれない。
いや本当、私友達にも話しましたもん。
あ、そうなんですか。
見たことある?とか言って。なんか宣伝しちゃいました。
ありがとうございますって僕が言うのも変なんですけど、別にNHKの人ではないので、勝手にやってるだけなんで。いやーでもありがとうございます。
こちらこそですごいいいきっかけいただけて。
そんなところでもそろそろ、この番組的にはですね、だいたい放送が30分くらいなんで、30分めどでだいたい締められればと思ってるんですけれども、最後アイリーさん告知とかありますか?
大きな株は抜けるのかっていうポッドキャストを、世代もジャンルも異なる不思議な3名でお送りしておりまして、毎週土曜に更新しているので、ぜひ聞いていただけたら嬉しいです。
ありがとうございます。
僕とそれこそアイリーさんと石橋さんが出てもらったタップルームを雑談の方から聞けると思うので、そちらもぜひ聞いていただければと思います。
ということで、今回はゲストでアイリーさんをお迎えいたしました。ありがとうございました。
ありがとうございます。
36:43

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