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[音楽]
真夜中コンビニの駐車場で このポッドキャストは一つの場所を72時間にわたって停電観測する
某公共放送局のドキュメンタリーを大好きな2人が番組についての感想や愛を語ります
[音楽]
今回は昭和開放に引き寄せられてという回について語っていこうかなと思うんですけれども
これ回自体は2016年に放送されていて
なんでこの回をそもそも扱うのかと言いますと
オリンピックがあってドキュメント72時間が約2ヶ月くらい
新作をやらないと
その代わりと言ってはなんだけど一気に祭り的なラインナップを発表して
その中の1本がこの昭和開放レコード展ですと
その他の4本についてもこれから毎週語っていければなと思っているという感じで
この1本を選びましたと
なんでこの1本が選ばれたかというと
ツイッターとかを運営のツイッターを見ると
ディープ5セレクションということで魅惑の原稿を5個選びましたみたいになってますと
で夏コミ会場のコンビニ、伝説のゲーセン、コスプレ専門ビル、サバゲーフィールド
そして昭和開放レコード展と
いうことなんですけど
どうですか本野さん
いやーこれはすごい5つを選んできてますよね
なんかめちゃめちゃディープというか
そうですね
わーこういうところがあるのかっていうのと
そこにこういう人たちがいるんだなっていうのがものすごくわかる
ドキュメント72時間ならではのチョイスかなっていうふうにすごく
まず全体感としては思いましたね
その中で今回昭和開放レコードっていうことなんですけど
やっぱりこの結構我々は特に20代で平成以降生まれなので
こういう昭和の文化を懐かしむみたいなのも
わかるような気がもすれば全然わかんない
生まれてないので知りませんっていうこともあったりしながら
なんでじゃあそもそもこういうのにはまってるんだっけっていうのを
ひも解くすごくいい回だったなというふうに思います
これあれですよね
あらすじを簡単に紹介すると
新宿にある昭和開放専門展ってディスクユニオンかな
だったと思うんですけどが舞台ですと
でこの昭和開放専門の基本的にレコードしか使ってません
CDももちろん扱ってるんですけど
基本的に昭和開放だけだと
そんなお店にどんな人が来るのかっていうのを
実際は若者が来たりとか外国人が来たりとか
いろんな人が来るんですけど
そういうのを3日間密着するっていう回ですと
2016年なんで今から5年前ですよね
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ちょっとそんな5年前の空気感っていうのもありますよね
なんとなくありましたよね
ところどころに
どこに引っかかりというか
取っかかりを感じましたこの回は
そうですね
まあ取っかかりとしては
やっぱり自分も同じ世代の人たち
若者がどういうふうに受け止めてるかっていうのが
まずは面白かったなあというのがあって
あの結構本当に全然自分が生まれてない世代の歌なのに
すごく知っていて
それを聞くと元気が出るとか
勇気が出るとかっていう感覚が出るっていうのは
まあ面白いなあというふうに思いました
あのちょっとどう言うか迷ったんですけど
結構これ自分もすごく当てはまっていて
実は自分も昭和歌謡曲めちゃめちゃ好きなんですよ
そうなんですか
レコードも持ってるんですよ
知らなかった
だから僕ここの回に出てもおかしくない人みたいな感じなんですけど
なのですごく話はわかるなあっていうのを
めちゃめちゃ思ったっていうのが
まあ結構一番大きいところですね
それってちょっとこの本題からずるんですけど
なんで昭和歌謡にハマったんですか
なんでですかね
結構これ難しいんですけど
その何かいわゆるその開古主義みたいな
昔を懐かしむということは
いいのか悪いのかって話にもなっていくと思うんですけど
ただ自分はまあ昔が懐かしいとか
そういうものよりも
自分の認識として自分が生まれるよりも前の曲とかって
知らない曲当然なんですよね
だけど古臭い曲ばっかりじゃなくて
いい曲もあったりとかして
そういうのがすごくなんというか
自分の中で新鮮であったりとか
全く新しいものとして受け止められたっていうのが
一番大きいと思うんですよね
これ多分ここで出てる若い人も
ほとんどそういう感覚で
お話ししてるなーって感じたんですけど
それを実際に青春時代として過ごしてきた人にとっては
過去の曲じゃないですか
でもそれが我々というか
その後に生まれた人間からの認識って
60年代の曲だろうが70年代の曲だろうが
80年代だろうが全部過去の曲で
でも全然知らない新しい曲なんです
そこに出会っていくっていうところが
今新しいバンドの新しい曲を聞くっていうのと
全然変わらない体験なんじゃないかな
っていうふうに思います
まさにこの番組の中でも
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カルメンマキの話が出てきて
カルメンマキとディープパープルを並べて語ってる
フランス人がいるじゃないですか
言いましたね、マニアックな
そんななんか並べ方
多分日本人でもできないんですよ
できないですね
それはやっぱり洋楽の方が優れてるというか
やっぱり海外のものを借りてきてる感覚が
どうしてもやっぱり日本の音楽というか
音楽をやってる人たちの中には
今はそんなにないけど昔はあって
だからその2つを並べて語ることって
日本人だと難しいんだけど
でも海外から外の目でフラットに見て
そうやって並べられて語られるんだなっていうのも
今本田さんが話してくれたみたいな
特に文脈に縛られないからこそ
そうですね
自由な解釈ができるっていう可能性ですよね
やっぱりどうしてもその世代を一緒に過ごしてる人だと
その時の自分の思い出とか記憶っていうのが
すごくこびりついて絡まっているので
もうそこから絶対抜け出せないと思うんですね
それに吹けるのも全然いいとは思うんですけれども
多分ここで出てる若者たちは
全然それとは全く別のルートで
ここの出会ったりしてるなっていうのはすごく思いましたね
それは本田さんはレコードを持ってるってことなんですか?
レコードも持ってます何枚か
でもあんまり聞かないですけどね
持ってるジャケットを持って嬉しいみたいなのがあるっていう
2016年っていうのが早いなら
多分サブスクサービスみたいなものが
世に伝わってなくて
もちろん2016年はちょっと正確なところを調べないとあれですけど
ただ聞き放題とか電子データで
音楽配信みたいなことはもう多分始まっていて
なんだけどでもCDの売り上げって
下がってる一方だと思うんですよ
サブスクサービスの時代って言われて体験の方にどんどん流れていったので
だけどレコードを所有したくなる欲望って何なんだろうなと思って見てたんですよ
それが本田さん的にはジャケットなんですか?やっぱり
ジャケットも一つですし
実際にレコードかけて曲流したこともありますけど
やっぱあのアナログな音っていうんですかね
デジタルにはない
それこそデジカメが流行った後にフィルムカメラが流行るみたいな近い感覚で
その機材揃えるのも大変だし
かさばるし大変だけど
なんか針を落とした時の雑音みたいなものも含めて
味が出るっていうところはすごくありますよね
だから僕これ今回の話ってちょっと二軸あると思っていて
いわゆる昭和歌謡という懐かしの含めた歌をどう向き合うかっていう話と
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一方でレコードっていうものを
カセット、MD、CDときて
今デジタルの中でなぜ今レコードなのかっていう面の
結構その二軸の物語がこの中にあるなと思っていて
その中でもやっぱレコードっていうところはかなり
結局は何でもこれ同じですけど
そのなんか需求というか需要と供給があるというか
やっぱそれを求める人もいれば
売りたい人もいるっていうので成り立ってるんだなっていうのがすごく思ったので
なんか途中で全然聞いたこともない謎の曲が
めちゃめちゃ高いとかってあったじゃないですか
ありましたね
なんか田舎娘みたいな歌が
明らかに売れそうもない歌なのに
レコードとしてはものすごく価値を持っているみたいな
それって昭和歌謡好きっていうのと
また全然別の側面なんですよね
やっぱり希少価値というか
そこがレコードにあるなっていう
思いましたけどね
なんか今って
今その2021年現代ですけど
はい
でも多分CDデッキを持ってる人ってかなり少ないんですよ
そうですね
カセットレコーダー
テープレコーダーを持ってる人も少ないんですよ
レコード再生機を持ってる人も少ないんですよ
だから土俵が一緒なんですよ
みんな
なるほど
デバイスの時点で言うと
パソコンにもCD入らなくなってきてるじゃないですか
はい
今って
そうですね
だからもう立ってるポジションがみんな一緒なんですよ
デバイス
なるほどな
だからじゃあそうやって横並びになった時に
どの音があなたは好きですかっていうふうに
もう多分言われてる時代だと思うんですね
そうなった時に今本田さんが言ったみたいな
レコード的な温かみのある音と
もしくはカセット的な音ってもあるじゃないですか
はい
なんかFMラジオっぽい音なんとかもしてる
わかりました
はい
テープが巻かれる音も含めてですよね
がいいのかって言った時に
そう並ぶとどうしてもCDってやっぱ下がるんですよ
そうですね
一番中途半端なところに
CDならではの音の質ってもちろんあるけれども
それが今評価されることそんなにないから
だからレコードの再評価っていうふうに
割と言われているし
僕もそうだと思うし
確かに数字的にも売れてるらしいんですよね
うんうん
それはそもそもデバイスの環境
デバイス環境って非常に大きく寄与してるんじゃないかなって
思うんですよね
うーん
あの本当にカメラとかもさっき例に出しましたけど
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全く同じですよね
やっぱり結局スマホで基本的に写真を撮るので
一切デジカメとかも持ってない
でアナログカメラも持ってない
だったら土俵は一緒っていうことで
フィルムカメラを選ぶっていう
そうそういうことですよね
それで例えば映るんですとかが流行ったりとか
そういう流れは確かにそうかもしれないですね
そうそう
これってその最初の話にもちょっとつなげて言うと
こう歴史をつなげて考えるか切って考えるかっていう話だと思っていて
はい
でなんかレコードが生まれたのは
これじゃあ残酷な言い方をすると
レコードが生まれたのは
レコードが再評価されたっていうことではなくて
別にレコードの価値はずっと変わらなかったけど
それが世の中がそれに追いついたり
それを離れたりしてたっていうだけだと思うんですよね
はい
事実を言えば
でもやっぱりレコードって良かったよねっていう風な
いわゆるノスタルジー的なもの
文脈ではない
そういうこう切り離して
さっきの昭和会話もそうですけど
切り離して文化とか
そういうデバイスを考えるっていうことも
今この2016年ではあんまり見えないけど
2021年になるとそういうことも
持って考えていかないと
身につかないことなんだなっていうのは
非常にこれを少しずつ感じさせられたところでありましたね
うん
なんかまさしく所有欲みたいな話で
これってさっきも言った通り
今サブスクで音楽が聴ける時代で
音楽とか曲とかって所有しなくてもいいんですね
でも媒体的にCDはCDにも何曲も詰められるとか
iPodタッチにも何曲も詰められるとか
そうなっていくと
やっぱりレコードが一番情報量が少ないんですよね
そうですよね
そうすると物としての大きさあるのに
情報量は少ないって曲が1曲とか
アルバム曲とかっていうのしかないっていうのになってくると
すごく所有欲が高められていくので
多分そういう意味でも再評価を受けてるんだろうなっていうのがあって
レコード屋さんとか行くと
キャリーパメパメとかの歌が普通にレコードで出されたりもしてる
ああそうっすね
結構邦楽のロックバンドとかもレコード版とか出したりしてるじゃないですか
そういうのもやっぱり一つ
その所有欲とかそういう情報をあえて
圧縮しないっていうところが
再評価につながってるんだろうなと聞いてて思いましたね
確かにレコード版が出るって言われたら
なんかCDを買うよりもレコードを持ってる方が
なんかレア度が高い気がなんとなくするというか
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そうですよね
っていうのがありますよね
確かに
で一方で最後らへんの方で
たくさん売りに来てた人いたじゃないですか
はいはいはい
もう1ヶ月半
1500枚買ったおじさんね
そのおじさんです
でやっぱりとはいえ
この2016年段階でも今でもあんまり変わんないと思うんですけど
実態としてお金を動かしてるのは多分この人たちなんですよね
一部の過剰なって言うと失礼かな
でもものすごく極端に気持ちが入っているファンみたいな人が
お金をこう継ぎ込んでいくことで
あそこにちゃんと店舗があるしっていうか
レコードもなくならずに今も市場に出回っているっていうのは
あの人たちに支えられてるっていうのは実態なんだよな
っていうのは思いましたね
いや本当そうですね
コアなファンというか
僕が何枚か買って楽しいと思ってる程度では
やっぱり当然ながらこの経済回っていかないんだよな
というふうに思いましたけどね
これ結構難しい問題で
この昭和通専門店でお金がやり取りすることって
アーティストには1円も入らないんですよね
ああなるほど
まあ基本的にもちろん新品があれば別だけど
基本的に中古だから
それって入らないじゃないですか
だからそこってちょっと切ない部分でもあるよな
と一方で思うんですよね
やっぱりその
例えばさっきの1500枚買った人っていうのは
音楽オタクだから
その人は何を推すっていう気持ちではないと思うんですよ
特には
途中出てきた自衛隊志望の17歳の青年いたじゃないですか
あ~本田美奈子ちゃんね
南の陽子です
南の陽子のディナーショーに行って聞いてる曲が
本田美奈子の「One Way Generation」です
僕も大好きな曲です
なんか彼とかは多分もう直下金したいわけですよ
そうですね
押したいわけですよ
でもやっぱ昭和歌謡の切ないところって
押したいけど押せないことが多いってことだと思うんですよ
直接押せないってわけですね
ディナーショーに行くとかで押してますよ彼は
いやそれこそ南の陽子さんは
まあ再デビューというかその頃ちょうどですね
改めて売り出しをしていて
そこもライブに行きかけたんですが
伝説号で行けなくてですね
ちょうどそう売り出してた頃だったんですよね
逆に聞いていた本田美奈子さんは
実はもうなくなってるんですね
18:00
だから押せないってそういうことですよね
なんかそれがこううまく押すシステムができればいいなっていうのは
なるほど
これだけやっぱり今レコードの再評価再評価って言われていて
どうしてもその円盤が動くことだけに
みんな目が踊っているけれども
それって別に本質じゃないじゃないですか
そうですね
なんか昭和歌謡が生産されることって言うのではなくて
それを作った人たちにお金が行くとか
じゃあ新しい
次の昭和歌謡って言うとちょっと不思議な表現になっちゃうけど
次の昭和歌謡的な人々を魅了する歌なのか
何なのかができていくためにお金が回っていくっていうのが
本質的な姿になって
僕は非常に思って
これを見ていたんですよね
市場的なスパイラルとしては
半分閉じちゃってるっていうところがあると思うんですよね
だからちょうどこの時本当に昭和歌謡ブームとかもあったりしていて
そういう専門のバーとかカラオケ店みたいなとこって
すごい流行ったりもしていて
逆にそういうふうに文化を守るというか
継続するみたいなところの市場は回るんだけれども
一方で実際のコンテンツを作ってるというか
そういう歌手の人たちには特に一線も入らないわけで
難しい問題があります
カラオケとかだといくらかの
印税的な形でいくじゃないですか
そうですね
でもそれこそなくなってる人もいるわけですし
こういうのを本当は
今更じゃあ税に対して適用するっていうのはあれかもしれないけど
何か今出ている歌に対しても
じゃあ取引されたらその数パーセントいくとか
そういう仕組み作りってもう少し
単にじゃあレコードが盛んだから
よっしゃみたいな話じゃなくて
そういう方がいいんじゃないかなというのは
これを見ていて
その方が多分彼ら彼女らとか
出てきた人たちも嬉しいと思うんですよ
だって誰のために買ってるって
もちろん自分が聞きたいために買ってるんだけど
それは応援したい南の陽子のためでもあるし
途中で出てきたバイトの青年で言うと
山口本音のためでもあるし
野本田美奈子のためでもあるし
岡田由悲子のためでもあるし
みたいなところなんですか
だからそここそが実は本当は考えなくてはならない
ポイントなんじゃないかなっていうのを
これを見つつ
そんなことを思ってましたね
そうですね
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そういう意味でいくと
やっぱアイドルとかって難しいですね
誰とは言わないです
でも例えば南の陽子さんとか
もうすごく綺麗ですよ
今でもだからこそ今でもサイブレイクというか
売り出しでも売れる
でもなんか違うんだよなとか
やっぱあると思うんですよね
失礼な話
今の誰々さんじゃなくて
この頃の誰々さんを推したいのだよなっていう
結構そうなんですよ
閉じ込められた
そうなんですよね
それによってさらに
そのアイドル性が高まるんですよね
だってもう本当にアイドルって
本当に偶像なんですよ
いわゆる今スキャンダルも起きなければ
一緒に時を経ているわけではないので
ある意味この中だけにいる存在としての
アイドル性みたいなのが高まっていくんで
バンドとか全然別だと思うんですけど
アイドルとかってそこの難しさもあるなと思っていて
確かにね
確かに時が止まっていることこそが
昭和歌謡の一番の魅力であるっていうのは
そうかもしれないですね
それはそうだな
あとやっぱ昭和歌謡っていう話で言うと
最初の最初かな
なんかあの音楽プレイヤーの中には
全部歌謡曲みたいな
なんか踊りも完璧に踊れますみたいな話が
いましたね
いらっしゃいましたね
女性が
そう
なんか昭和歌謡って僕の印象だと
そのアイドルものとかは
割と踊りもみんなこう完璧にできるみたいな
印象がある
なるほど
それってカラオケに近い
欲望なんじゃないかなと思って
なりたいというか
変身願望みたいな
そこに近いからみんな割と踊りも
しかもテレビ時代のやつじゃないですか
テレビ時代って言っちゃいますけど
テレビってやっぱり一体化していた時代
そうですね
だから踊りも含めて
昭和歌謡曲だけじゃなくて
踊りも込みで昭和歌謡なんじゃないかなっていうのを
あれを見て思ったんですけど
その辺はどうなんですか
昭和歌謡好きとしては
いや難しいですよね
これ結構さっき最初に言った話と
通じるんですけど
僕らからすると
やっぱそこの年代的なニュアンスって
全然見えてなくて
見えてない
そうなぜなら生まれてない私たちにとっては
それ全て過去なんですよね
そうですね
だから誰と誰
どっちがデビューが先かとか知らないんですよ
知らない
だけど生きてた人たちからすれば
いやこっちの方の方がデビューが先だ
みたいな話になるわけですよね
そういう意味でいくと
昭和歌謡みたいなところに行くと
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多分80年代がそういう
やっぱりアイドル一大盛期みたいなところで
80年代初頭とか中盤ぐらいまでが
やっぱそういう踊るって
みたいなところがあったと思うんですけど
結構中には今回の中では
60年代とか70年代の結構ものも出ていて
そこはどっちかというとフォークとか
そうですね確かに
なんかそっちの逆に何て言うんですか
それも時代で
学生運動とかまでは言わないですけど
若者の中でちょっとヒッピー文化みたいな感じで
みんなで円になってギターを弾く
みたいなので青春を過ごしてた人もいるし
なんかそれぞれ多分入り方ってあるんですよね
その時代の色みたいなのが
多分確かにそこにはある
みたいなところがあると思うんですよね
どこが自分の欲望みたいなものと
合ってるかっていうところがあるかなというふうに
思いましたけど
昭和歌謡って面白いのは
みんなヒットを狙おうとしてるから
世の中の空気をちゃんと読んでるんですよね
だから世の中と同一化しようとして
歌謡曲ってやっぱり世の中の器であることっていうふうに
よく言われてするんですけど
だから時代と寝てるものなんですよ
歌謡曲って基本的には
そうですね
昭和歌謡もやっぱり目指すゴールは
テレビのベスト10だったりとか
そういうものだったわけじゃないですか
やっぱりどんな歌謡でも
やっぱり時代と寝るというか
その時代の空気感をいかに取り入れるかによって
みんなたぶん勝負してきたんだと思うんですよね
だけども今の例えば曲になってくると
なんか時代と寝るっていうことよりも
どう新しいことができるかとか
自分の思いを素直に伝えるかとか
違うゲームになっちゃうか
とは全く違うゲームになってるなっていうのは思いますよ
なんか結構本質的には一緒のゲームかなと思うんですけどね
でてもうやり尽くされたからこそ
違うゲームをやったりとか
その歌いてみたいなところから発生していく物語だったりとか
それこそ時代感じゃないですか
なんか今の
それは中心性の問題だと思っていて
昭和の一番強いメディアってテレビだったわけですよ
なるほど
今の時代ってその一番強いところが何かって言われると
人によって分野によって違うんですね
バラバラになっている
中心がないっていうことですよね
だからある人はTikTokの雰囲気とネタ方が
27:00
売れる曲になるかもしれないし
もしかしたら曲だけじゃなくて
ミュージックビデオを作り込んで
それをパッケージングして
YouTubeで出した方が売れるっていう人もいるかもしれないし
逆に顔を出さないで音楽だけでやっていく
みたいな雰囲気にした方が受けるかもしれないし
なんかロックスとかはあんまり出し
自分は曲は書きたくて
才能はあると思うからボカロをやるみたいな
人もいるわけじゃないですか
例えばね
そういう戦い方がメインがいっぱいあるからこそ
いろんな戦い方があるんですよ
戦国時代みたいなもん
そうそう
だからそれによってこの時代性が
ある意味それが時代性なんだけど
僕も言いたかったのはある意味それが時代性で
ただ僕らがその世代として共有はできないっていう話なんですよね
だから後から振り返った時に
これはこういう時代感だったよねっていう風に
昭和か洋歩道振り返れないと思うんですよね
いやまさしく2010年代って本当にそうじゃないですか
いや本当そうっすよ
振り返る人ごとにどんな10年だったかって
全然違うっていう
だって知ってます?
今カラオケのランキング
え?全然知らない
知らないですか?びっくりしましたよ
この間たまた調べて
ジョイサウンドのカラオケランキング上から10位
割と知らないっていう
結構びっくりしたんです
それはあれじゃないですか
山口さんがシーンから離れてるってわけではないですか
そうなんですけど
でもそこってイコールだったじゃないですか
なるほどシーンとか追ってなくても
あれねってわかっちゃう時代が
それこそAKBとかぐらいまではそうだったんだけど
っていうことですね
1位は有利のドライフラワーですね
知らないです
すみません有利ファンの皆さんすみません
2位はアドのうっせえわですね
ごめんなさい知らないです
これはね本田さん知ってたほしい
そうなんですか
3位はですね夜遊びの夜にかける
これは知ってますね
4位はリサの小村ですね
リサですねリサは知ってない
5位が猫でディッシュ
わからないですすみません
もうちょっとこれ以降はちょっとあれですけど
こういう感じなんですか今
多分それ推測すると結構ジャンルバラバラってことですよね
そうでもないです
まあバラバラでもこれを聞くそうっていうのは
若者ですか
10代かな20代前半かなって感じかな
そうやっぱここの
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昭和歌謡とかカラオケと結びつけて考えることが多いじゃないですか
だから今のカラオケの1位から5位を出してみたんですけど
あーなんかやっぱりわかんなくなって
やっぱりカラオケとはヒットというか
売れてないのが多分もう差別かなくなってきてるんですよね
もう今わかりやすく
なんか2010年代って本当にそうで
人によって生きてる時代バラバラだったと思ってて
それこそこの間って言ってもちょっとコロナ前ですけど
友達とカラオケ行った時に
あのよく2000何年のヒットメドレービューあるじゃないですか
僕2010年代ほぼ何も歌えなかったんですよ
世界の終わりとかやつとか全然歌えなかったんですけど
それってやっぱり僕はもう全然そのそういうのと生きてないんですよね
なんて言うんでしょう人生を
でもそれが2007年とか8年とかになってくると
なんかシュージとアキラとか歌えたりするんですよ
そうですねいやわかりますよ
だからやっぱりその2010年代って結構おっしゃる通りで
本当にいろいろなそれぞれの人生を生き始めてるんじゃないかな
というのは思いました
でもですね本田さんに一ついいイメージがありまして
はい
今TikTokで話題の曲いろいろあるんですけど
はい
オレンジレンジです
ははは
オレンジレンジがなんか再評価みたいな
そうですTikTokで今再評価されてるっていう
はぁ
そうなんですよもう恐ろしいことにオレンジレンジがリバイバルされる年なんですよ
なるほど
わかります
昭和歌謡の最注目とかレベルではなく
オレンジレンジですらそういうなんか立ち振る舞いになってしまっているという
なるほど
だからちょっと前にみんながラッツ&スターの恵の人をやった感じで
オレンジレンジのいけない対応とかやるってことですよね
なるほどなぁすげー時代だ
しかも彼らは現役のバンドなのにそういうことが起きて
しかもそれが現役のバンドにフィードバックされて
彼らがその曲をやるっていう結構面白い時代になってるんですよ
あーなるほどそれありますよね
そのこの多分昭和歌謡曲のリバイバルの曲って
では起きていなかったことって何かっていうと
そこのアーティストへのフィードバックだと思うんですよね
あー
もちろんその現役で長くやられている方へのフィードバックあるけれども
やっぱり一線で走ってた人ってどうしてもそれやらなくなっちゃったりしてるじゃないですか
まあそうですよね
そこが今のそういうその短期間でリバイバルが起こることによって
すっごい短いフィードバックが起きるんですよ
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あーそのスピードってすごい年齢早まってますよね
うん
ファッションとかも含めて
そうそうでまあそれが良いことなのか悪いことなのかっていうのは
もうちょっと様相を見ないとまだ決めるには早いけれども
そうですね
現象としては結構面白いことなんじゃないかなと
誰も今まで経験してなかったことが今実は起き始めているっていうので
いやそうなんですよ
これそれこそ2016年昭和歌謡だったじゃないですか
これってまあ60年代70年代80年代初頭ぐらいまでの話だったと思うんですけど
これ今って結構界隈でそういうの人気になってるんだってシティポップじゃないですか
そうですね
これだから90年代に移ってるわけですよね
だからそんな感じでなんかかなりそういうふうに追いかけてきている感覚が自分もやっぱりあって
そういう意味でいくとまあそろそろやっぱり
2000年代の曲とかがそういう風になっていくのももうすぐなんじゃないかな
まあオレンジレンジ関してはすでにそうなっているというので
確かに期待したいですね
期待っていうかなんていうかって感じですね
いやそんなもんですかね
そんなもんですね
何かありますか大丈夫ですか
いや大丈夫ですはい
はいそんな感じでありがとうございました
はいありがとうございました
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