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  2. 第4夜『ユニフォーム、選べる..
放送回エピソード:「ユニフォーム店 真新しい白衣で」(2021年4月23日放送)
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真夜中、コンビニの駐車場で。
このポッドキャストは、一つの場所を72時間にわたって定点観測する、
某、公共放送局のドキュメンタリーを大好きな2人が、番組についての感想や愛を語ります。
今回のエピソードはですね、ユニフォーム店、新しい博位で、ということになりますと。
タイトルの通り、ユニフォーム専門店っていう、ちょっと変わったところが、この舞台で、
そこに72時間密着するっていうのが、今回の回ですと。
時期が新年度を迎える春っていうことで、いろんな仕事着を買おうとする人とか、
いろんな新しい人生とか、人生の節目みたいなところに、みんな迎えてる人が来ている。
その人たちがどんな思いを抱いているのか、みたいなのを追うっていう回でした。
ということなんですけども、本田さんどうですか、この回は。
これは、スクラブって意外と好みで着るんですね。
スクラブって、お医者さんが、医療のドラマとかで出てくる、
切り込みの入ったV字のシャツっていうんですかね。
あの服、確かにああいうのが存在してるっていうのは知ってましたけど、
結構色も意外と自由とか、いくつか試着して、こっちがいいねとか、
そのテンションで選ぶもんなんだなっていうのが、全然知らなかったです。
全然知らない業界の話でしたね。
なんかその、ユニフォームって、僕らがユニフォームって言われたときって、
決まってるもののイメージじゃないですか。
制服とかそうですよね。
そうそうそう。
あのスクラブを選ぶ子もそうだし、ここがユニフォーム専門店で品揃いが豊富っていうこともあって、
みんな選ぶじゃないですか。
会社から支給されたとかじゃなくて。
そこがなんかすごい、結構新しい世界というか。
そうですね。ですし、会社から支給されてないっていうことは、
出てくる人たちはほとんど反自営業的な。
本当に大手とかではないとか、そういう私業みたいなのに携わってる人とか、
飲食店開いてるとかっていう感じの、やっぱり結構独立独歩した人たちっていうのが、
逆に集まってるなっていう印象で、
そういう人たちの世界観とか仕事感みたいなもので、
すごく参考になるし、なんか尊敬するような考え方してるなっていうのは、
まず思いましたね。
そもそもこういう店があるんだっていう。
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田舎の郊外とかだと、作業服の専門店って。
はいはいはい。
もちろんワークマンとかそういう系で。
それに近い匂いは確かに感じます。
そこからさらに薄い、特に調理師、もしくは医療関係の人たちの薄いっていうところに
フォーカス絞ったお店って、東京じゃないと存在しないかなと思うんだけど、
こういう場所ってまだあるんだなっていう感じですよね。
試着とかしてるっていうのが面白い。
意外でしたよね。
機械的に買ってるのかと思ってた。
そうそう。なんかもう買わなきゃいけないから、
これなんか選択肢2つしかないしみたいな、
そういう感じじゃないじゃないですか。
それがなんか面白いし、
あとはコロナ禍というか、今コロナ禍のタイミングで新年度を迎えるっていう、
飲食店が厳しいですっていう話の人とかもいくつか出てくるわけじゃないですか。
でもやっぱり思うのはコロナ禍になって1年とか経ってるわけですけど、
服とか靴とかはコロナ関係ないんですよ。
だからこれは絶対買わなきゃいけないものだったり、
新しく買わなきゃいけないものだっていうのも別に当たり前のことなんだけど、
そういうことを新しくすることによって止まってしまっている時間が実は動き出す。
それは自分の気持ち的にも動き出す。
新しい服を着て頑張るぞみたいな、
そういうユニフォームが自分の背中を押してくれる存在になっているっていうのも出てくる人によっては見えたんですよね。
見えましたね。
仕事着として買わなきゃいけない。
それを買うことによって新たな、本当に新生活の方もたくさんいたし、
もう一度やり直すじゃないけれども、また改めてっていう人もいたし、
ここの気持ちはすごく伝わってきましたよね、今回。
そうなんですよね。
でもやっぱ、その中でユニフォーム専門店にユニフォームじゃない買い物をしに来てる人いたじゃないですか。
いましたね、いくつか。
いましたじゃないですか。
あれも撮影で、みたいな人いたじゃないですか。
いましたいました。
OLのパンプスを買いに来てた。
みんな大変なんだなと思って。
そうなんですよ。ここでも結構業界の人たちっていうのがまた来てたなと思ってて。
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ちょっとしかなかったけど、スタイリストさんみたいな人も来てたじゃないですか。
そういう感じで業界の人みたいな人結構いたなって感じました。
そこら辺もやっぱり仕事専門のお店なんですよね。
そういう意味で業界の人とかも含めて専門店っていう形であるんだなっていうのは、
本当に単純にファッションみたいな服屋さんというところと一線隠してるなと思いましたし、
そういう世界がまだあるんだよなっていうのは感じましたね。
専門店シリーズって結構ドキュメント72時間好きじゃないですか。
秋葉原の電気街とか。
電気街ありましたね。
ああいうのとかはやっぱりその自由研究というか、工作分で工作するためとか、
あとはもう本当に業者というか、直そうと思ってみたいな人が来たりとか。
あの電気街は割ともうちょっと趣味とか仕事とかが入り回ってた世界だったと思うんですよね。
本当にこのユニフォーム店はマジで仕事じゃないですか、みんな。
本当そうです。
近い奴でいくとあれですよね、厨房機器のお店。
厨房とかに入ってるキッチン台とか冷蔵庫とかを売ってるお店の時も似たようなところで、
本当に業界というか仕事で来てる人しかいないという感じでありましたね。
なんかみんなしょうがなく来てるというか、必要に迫られてこのお店に来てる人たちが多いんですよ。
そうですね。
基本的には。
だけどやっぱそれが本当に最初にしたことが全てで、
それをじゃあ仕方ないから適当に何か選ぶとかいうのはもちろんそういう人もいるんだけど、
そうじゃなくて何色にしようかなとか、
ちょっと派手な色にしちゃったら浮いちゃうかなとか思いながら選んだりとか、
そういう仕事とかユニフォームみたいなものから見える世界っていう感じですよね。
そうですね、確かに確かに。
ユニフォーム、仕事着だけれどもそういう自分らしさとか、
自分に合うものとかっていうのをちゃんと吟味してやってるっていうのは感じましたよね。
ユニフォームとかって、今仕事とかでは別に着てないですよね?
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僕実は着てるんですよね。
はい、着てます着てます。
じゃあそれは会社から支給されたやつ?
会社から支給されてますね。
いわゆる作業着的な?
そうですね。
着てた時もあったし、着てなかった時も所属の部署であったんですけど、
だからこそ彼らが言ってることは結構分かりましたね。
それですごく思ったのは、仕事着とかユニフォームの大事さ。
本当に単純に衣服を変えるわけですから、
やっぱり私服の時の私っていうよりも、少し何か自分の中で変化が起きるんですよね。
特に今回は調理系の方もしくは医療関係の方が多かったので、
そういう職業倫理を感じましたよね。
これを着ることによって私はその職業の人間になって、
そこで大事な倫理とか大事な正義みたいなところをしっかり考えて、
そうなれる変身ベルトじゃないけれども、
そういう役割ってやっぱりユニフォームってあるんだなっていうのが、
すごく今回感じたっていう。
確かに変身っていうのはあるかもしれないですね。
ありますよね。
よく言われているアニメのパトレイバーっていうのは、
職業倫理をもとに彼らが独立無連的に行動していくわけですけれども、
やっぱりそれも彼らの非版の時以外は制服を着てたんですよね。
そういう制服を着てるとか、あれだとロボットに乗るとか、
そういう身体感が変わっていくってすごく自分を変えるのに大事で、
それが悪い方向に働くこともあるかもしれないけれども、
今回の番組の時に見て思ったのは、
そうやって弱い自分も後押しするっていう話もあったし、
改めて新しい生活へっていう時の背中を押してくれる存在としての
ユニフォームっていうものの存在を感じましたね。
本当そうですね。ユニフォーム確かにね。
僕はユニフォームとか全然してなくて、
本当にだからスーツとか制服とかユニフォームですらないですけど、
そういうものしか僕はもう体験してないので、
ただやっぱりスーツを着るとちゃんとなっていくとか、
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でもあるな。大学生の時にバイトしてて、
それがそのバイト先に行くのにスーツじゃなきゃいけなかったんですよ。
だから僕、大学は普通私服で行ってもめんどくさいからスーツだけ持って行って、
着替えてバイト先とか行ってたんですよ。
その時は確かに変身感じゃないけど、
ちゃんとしなきゃいけないみたいな自分の中でのスイッチは切り替わってたかもしれないですね。
確かにそれはあったな。
別な意味で言うと、それを脱ぐと個人になれる良さもあるんですよね。
だから弱くていい。個人は弱くていいんだけど、
せめてこれを着た時は自分はその仕事に対して真摯に向き合おうとか、
真面目にやろうって思えるっていう切り替え面があるから、
そういう良さがあるんですよね。
ユニフォームを着ることによって、
匿名になれるっていうのが一個あるかなと思っていて、
ありますね。
例えば本田さんとか、固有名じゃなくて、
ユニフォームを着ることによって、
ユニフォームを着ている人、例えば医だったらお医者さんとか、
コックだったらコックさんとか、
あるわけじゃないですか、
そういう、ある種ちょっと匿名化して、
匿名化する、職業で呼ばれるみたいな、
警備員の人とか、
そういうことによって、
ここが薄まることで、ちょっと楽になるというか、
それがあるかもしれないですね、ユニフォームって。
確かに。
だからこそ、結構危険もはらんでいると思うんですよ。
個人的な倫理観とかを害して、
その職業の倫理で行動してしまうとか、
正常な判断を失ってしまうとか、
その危険性もユニフォームって、
いろいろな意味の制服でいくとあると思うんですよね。
それこそナチスのシーンみたいな制服みたいな。
だけれども、今回の話でいくと、
もうちょっとどっちかというと緩い、
フワッとした変身で、
かつその変身前の自分っていうのは弱くてもいいんだよ。
でもこれを着ると、やっぱりちゃんとしなきゃなと思える、
みたいなレベル感。
こういうところはすごく大事だなっていうのが、
思いましたね。
本当に。
ユニフォームみたいなものに、
向き合わないですよね、真面目に。
向き合わない。生活に全然向き合わない。
向き合わないですよね、本当に。
まだこれも知らない世界というか、
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いや、まさしく知らない世界ですよね。
いや、すごい世界だな。
だって、これ、
あれですけど、ネットで買えるわけじゃないですか。
いや、はっきり言ってそうですよね。
ぶっちゃけ、だって。
ネットで買ってる人も多分それなりにいるんでしょうね。
いるじゃないですか、絶対。
ここに来てる人がネットで買えない人とかそういうことではなくて、
でも、やっぱり来てる人って、
ちゃんと試着したりとか、写ってたところだけど知ってたじゃないですか。
それってやっぱりこう、実際お店に運んで、
お店に足を運んで、着たいとか、
どういう、それを着た時にどういう自分になるのかっていうのを
イメージした上でユニフォームを選びたいってことなんですよね。
うん、うん、明確なイメージが。
そうそう。
それがやっぱり、このユニフォーム専門店が
実店舗を持っている意味というか、
強さですよね。
そうそう。
これってそのコロナ禍で、
飲食店困ってるんですって言ってるけど、
実際このユニフォーム店なんて実店舗なんだから、
それ、あるわけじゃないですか。
そうですね。
ガクンと落ちることはないだろうけど、
でも、あるわけじゃないですか。
でも、このユニフォーム店っていう場所に足を運ぶ人が
その人々。
その人々がまたコロナを乗り切ろうと頑張ってたりとか、
新しい仕事に、新しい生活に向けて頑張ろうとしてるみたいな、
結構その全体が割と前向きというか。
本当そうでしたね。前向きな回でありましたよね。
非常に前向きな回だなと思って見てましたね。
大変さはあれど。
うん。
そう。
そんな感じでした、僕は今回は。
はい。
あとはあれについては言及しようけます?
女性の日本食職人さん。
ああ。
どうぞ。
いやいや、あれじゃないですか。
真っ先にやっぱりおいしんぼの。
はいはいはい。
女性の江戸前寿司の。
分かりますよ。
名前なんでしたっけ?宇多子さんじゃなくて。
宇多子さんアイスクリーム屋さん。
ああ。
アイスクリーム屋さんなんだけど。
分かりますよ。
あのねー。
僕一番言いたかったのはそのあの時に、
うん。
その女性の調理師さんが、
いろいろこう大変だった事を思い出して泣いてたんですけど。
その横のその定員さんが泥絵泣きしてるっていうのが一番印象的でしたね。
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あ、泥絵泣きしてました?
してました、してました。
見てないや、それ。
いやー、あれもいいんですよ。
マジか、それちょっと見直そう。
関係性わかんないですよ。
店員さんはその人が常連で結構お相手をしてるのか、
またはその時お会いしてるのかわかんないんですけど、
話を聞きながら完全にもらい泣きしてるんですよ、店員さん。
それ、そうかー、それ見なきゃ。
やば、そんな重要なシーン俺は見逃しちゃう。
いやー、重要なシーンだよ。
申し訳ないけど、あの方が泣くのはまあ確かにそうなるよなと思いつつ、
チラッと横で店員さんが泣いてる。
マジかー。
すごいいいシーン。
見直そう。
いやー、だから店員さんも多分さっき山本さん言ったみたいに、
そのお店自体は結構大変だったと思うんですよね。
で、多分明らかに調理系の本当にコロナで大変だっていう人、
もしくは医療関係でそういったコロナの危機と直面してる人みたいな、
結構両極の大変な人が多分メインのお客さんだから、
店員さんも結構そのいろんな大変エピソード聞いたりとか、
お店自体の大変っていうのも結構あって、
だから単純にその人のその話だけで泣いてるんじゃなくて、
ただそういうの包括して泣いてるんだろうなと思っちゃう。
その全体感含めてちょっと僕も泣きそうでしたね。
そっかー、そこにその思いが凝縮されてるわけですね。
全部凝縮されてるなっていうのを感じ取ってしまいました。
そうかー。
わかんないですけどね。
いやー、まだまだだなー。
いやいやいや、そういう細かいところに僕はなんか。
そっかー、見なきゃ。
人の感情を押し量っちゃうって言ったり。
見直しましょう。
ぜひどうぞ。
いやー、NHKオンデマンドでぜひ。
NHKオンデマンドで何回でも繰り返し見れますよ。
回し物みたいになってる。
何ももらってないです。
何ももらってないけどね。
良いものは良いからね。
良いものを良いと言ってるだけですからね。
何にもステレス的なマーケティング的な何かではないです。
そんな感じで。
そんな感じで。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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