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始めるを応援するSTARTFM
おはようございます。関口舞です。
この番組は、スタートアップや起業について楽しく語っていくポッドキャストです。
シリアルアントレプレナーで、エンジェル投資家でもある陽さんと一緒にお届けします。
おはようございます。柴田陽です。
既に起業している人、これから起業したい人、副業や独立を考えている人に役立つお話をお伝えしていきます。
国内だけでなく、海外事例についても取り上げていきたいと思います。
1日の始まりに気軽に情報収集。自分の可能性を広げたい方、ぜひ参加してください。
いよいよ第1回目始まりました。
始まりました。
最初なので、私たちが何者かというところで、自己紹介から始めていきたいと思います。
まず、ネット上に掲載されていた陽さんの輝かしいプロフィールを紹介させていただきたいと思います。
1984年、山形県生まれ。私の六甲上ですね。
2007年に東京大学経済学部を卒業。新卒でコンサルティング会社のマッキンゼー&カンパニーに入社し、その後起業。
バーコード価格比較アプリ、ショッピをはじめ、タクシー会社プラットフォーム、ジャパンタクシー、店舗集客サービス、スマポなど、ヒット作を次々と世に送り出しました。
このスマポの楽天への売却をはじめ、これまで3社を売却。現在はまた起業に挑戦しており、貸付投資のオンラインマーケットプレイス、ファンズをはじめ、複数の会社を創業しています。
スゴすぎはロタって感じなんですけどね。山形県というところにだけ親近感が湧くみたいな。
はい、田舎出身です。
まず、ジャパンタクシーめっちゃ使ってますし、スマポとかも有名ですしっていうところなんですけど、やっぱり何といってもいろんなサービスを作って売却をしてきたというところが大変興味深いポイントだなと思ってまして。
まあ、ポッドキャストなんでね、せっかくだからぶっちゃけた話を聞きたくて、私は早速みんなが気になるところを言いたいんですけど、ぶっちゃけこの楽天への売却って、おいくら万円?おいくら億円?おいくら全万円だったんでしょうか?
一応売却価格は楽天は公表してないんですけど。
まあね。そこをなんとか。
検索していただければ。
あ、検索したら出てるんですか?
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書いてあります?そこに。
書いてあります。
検索した結果、検索した結果なんて書いてあるんですかね?
検索した結果、20億円以上って書いてありますね。
20億円以上。
20億円以上。はあ、なるほど。
ただ、2013年なんですけど、これ。2021年の今となっては別に大したでっかいリールじゃないですけど、当時としては、たぶんその年は2番目ぐらいに大きいリールだったと思うんですけど。
いやあ、これあれなんですか?結構なんでしょうね、株主ってたくさん入ってたんですか?
まあ、VCさんが一社入ってました。ITVという。
一社。
じゃあ、あれですね。ぶっちゃけるとその20億円以上はほとんど洋さんの。
いや、そんなことはないんですけどね。社員の方も持ってましたし。
まあまあ、そりゃね、そうですね。そっか。いやあ、すごいなと。で、あとはそのやっぱり立ち上げてきたサービス、立ち上げてきた会社の数がすごく多いなと思うんですけど。
多いですね。
いくつだろう?
4たす7社ぐらい。
7社?
そんなね、なんかボコボコできるもんじゃないと思うんですけど、よくあれですね、疲れないですね。
せっかちなんで、一個やって、また一個みたいな、そうですね。
まあ、でかくなってないっていう、ただその結果としてたくさんあるっていうだけかもしれないですけど。
いやいやいや、割とサービスごとに会社を立ち上げたり、分野ごとに。
そうそう、それはそういう哲学で毎回会社を作ってます。
そっか、じゃあ一個のやつで何でもかんでもやるというよりは、分けるっていうような感じでやってきたということですね。
なので皆さん、こんなマジのすごい人、陽さんでございました。これからいろんなことを掘り下げていきたいと思います。
マイさんの紹介をさせてください。
はい。
関口マイさん、1990年群馬県生まれ、明治大学文学部出身。
新卒で広告代理店に入社した後、半年で退職して起業されて、
中学校時代にチャンネルに救われていたという経験からウェブサービスの企画を始めて、
その中には元大統領のドナルド・トランプさんにも利用されて話題になったインスタグラムサービスの2015ベスト9や、
精密性格診断のmグラム診断、これは使ったことある人いるんじゃないですかね、などをプロデュースされていました。
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現在は東京FMで音楽番組のパーソナリティなんかも担当中ということで、
企業家でもあり、声のお仕事もされていると。
そうなんですよ。
これはスタートアップ関連ポッドキャストをするために生まれていらしたと。
本当にね、そのために生まれたのかもしれません。
めちゃくちゃ珍しいと思いますよ。
企業家かつ、アナウンサーだったりパーソナリティだったりっていう、
アイドル企業家みたいなのはいると思うんですけど、そういうジャンルじゃないじゃないですか。
むしろ先に企業家があってっていうことで、
そうですね。
すごい珍しい人だと思います。
レアキャラということで、私もいろいろサービスを作ってきて、
主にSNSとかマッチングサービスとかを作ってきました。
初めて作ったアプリは、好きな人と両思いかどうかを確認できるという、
出会い系?
いや、出会いじゃないです。既存の知り合い。
フェイスブックですでに友達になっている人の中から、
確認できるみたいなね。
好きな人一人だけ選んで、
相手ももし自分のことを選んでいたときだけ通知が来るという、
エモいんですよ。
当時結構奥手っていうか、今の100倍くらいシャイだったんで告白ができなくて、
それを両思いだったときだけリスクなく確認できるといいなっていうのが、
私のデビュー作なんです。
それからいろいろ作っていった感じです。
そうですね。世の中学高校生はすごく使いにいざきそうですよね。
はい。フェイスブックの仕様が変わっちゃって、
そのサービスもできなくなり、
マーク・ザッカーバーグに私は手紙を書いたりもしたんですけど。
マジですか?
英語で?
一応英語です。
中学生レベルの。
内容としてはフェイスブックの仕様として、
フレンドリスト一覧を取得できなくなったんですよ。
当時スパムとかが結構あったから。
ただ、今日本でこういったサービスを立ち上げたところで、
常にその時点で8%の人が両思いになってて、ユーザーの。
意外と。
当時LGBTとかが今ほど意識が高くない時代だったと思って、
割と同性同士で本当は両思いなのに言えないって人が使ってくれたりして、
そうなんですよ。
せっかくこんなたくさんの人が待ってくれてるのに、
フェイスブックのフレンドリストが取れないことによって、
サービスができなくなる。つらいですと。
その時ちょうどマーク・ザッカーバーグが奥さんと結婚したばっかりだったんですよ。
チャン・ザッカーバーグ。
だから愛についてはあなたも最近いろいろお分かりだと思いますが、
みたいな意味わかんないご結婚に絡めて、
日本人っていうのはアメリカ人以上に告白っていうのがちょっとシャイなこともあって、
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だから簡単に言うと、
うちだけ特別にAPI使わせてくれないでしょうかっていう依頼。
都合のいい依頼をね。
さっきさらっと読み上げたんですけど、
マイさんの作ったサービス、トランプが使ってたってことですよね。
そうなんです。
それもお手紙送ったんですか?
全然全然。全く。
仕込みなしで。
逆にトランプさんにお手紙送った結果使われたら、
そりゃそうですよね。
それは寒いね。
どんな人脈。
でもオーガニックってことですか?何か仕掛けがあるんですか?
仕掛けというか、
後ほどそれは。
そうですね。結構話長くなっちゃうけど、
簡単に言うと、
年末にちょっとヒットしそうなバイラルサービスを作って、
かつそれをどうやったら国内外のインフルエンサーに使ってもらえるかっていう意味での仕込みとか、
ありとあらゆるマーケティング上の工夫を一生懸命考えて一個一個実行していき、
まさかトランプさんまで使うとは全く思わなかったんですけど、
インフルエンサーがインフルエンサーを呼び、ここまで至ったというような形になっております。
なかなか企業家って言ってもいろんなタイプいると思うんですけど、
そういう企画とか戦略PRみたいに強い人あんまりいないから、
そういう意味でも珍しいタイプですね。
いやー、そう言っていただけてありがたいですね。
ダメだったサービスの方がもちろん多いので、
それはそれでまたいろんなダメだったサービスを供養する回もやっていきたいなと思います。
このポッドキャストは始める応援するっていうコンセプトで、
これから起業したい人とか起業して間もない人とか、
復業とか独立も含めて考えている人にお届けしたいなというふうに思っています。
ぜひそういう方々に参考になるお話がお届けできればと思っているんですけれども、
実は私たち、つい最近初めて会ったばかりなんですよね。
1ヶ月前ぐらいに、今お伝えしたようなコンセプトで
ポッドキャストをやりたいなと昔から思っていて、
会社のメンバーと遊びのポッドキャストとかも何本か撮ったりしたんですけど、
やっぱり素人同士が話していると結構聞くに耐えないというか、
お耳汚し的な感じになってしまうんですが、
自分の知り合いみたいな人が配信していて、
それを聞く知り合いの知り合いとか、
そのくらいだったら全然それでも楽しく聞けると思うんですけれども、
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やっぱり海外のポッドキャストなんかすごく収録のレベルが高くて、
演者の方もプロダクションのクオリティもすごく高くて、
それすごく聞きやすいなと思っていて、
逆に知りもしない人があまりレベルの高くないポッドキャストを流していると、
内容が面白い時もたまにあるんですけど、
長く聞き続けるのが結構苦痛だなというふうに感じていて、
僕はポッドキャストを1日2時間くらい聞く、かなりポッドキャスト中毒者なんですけど、
すごいですよね、それ。
こういうのをやりたいなと思っている中で、
そこで関口舞さんの登場なんですが、
企業経験があって、ポッドキャストをプロクオリティでできる人いない?
企業家の友達に聞いたら、1人だけいますと。
声かけてみますかって言われたので、はい、声かけてみます。
関口舞さんをご紹介いただいて。
そうなんですよね、本当にありがたいなと。
私は陽さんのことは前から業界内で有名な方なので、もちろん存じ上げていて、
私自身結構いろいろと、
今あんまり超サービスをバリバリ作ってゴリゴリ起業しているって感じでもなく、
次どんなサービス作ろうかなみたいなフェーズなんですけど、
そういう意味では、今までやったことを振り返ったり、
これからまた新しいことを勉強したりっていうのをやっていきたい時期でもあるので、
リスナーの皆さんと一緒にいろんな話をしながら、
自分自身も成長していけたらいいなというふうに思っております。
そうですね、いいポッドキャストにしたいですね。
ほぼ初対面みたいなレベルなので、
Facebookも最近フレンドショーにしていただいた。
いやいや、わざとじゃないです。
なので、全然知らないことばっかりなので、
いろいろ聞いていけたらなと思っております。
さあ早速ですが、リスナーさんから届いた質問にお答えするコーナーを実施したいと思います。
しかしながら、今この瞬間に生まれたコーナーのため、
当然ながらまだ質問やお便りが届いていません。
初回だからね。
そこで今回は特別に、
洋さんが知り合いの方から受けた質問というのが、
最近ちょうどメッセージで来た質問を見せていただいたら、
それがすごく、私も含めてみんなが気になるであろう内容だったので、
そちらを紹介したいと思います。
ズバリ、核心に迫ります。
出し惜しみしなくていい番組だな。
さあ質問を読み上げます。
何だろう。
しばよーさん、どもども。
時々MA、これはM&A売却ってことですね。
時々MAっぽい話が出てくることがあるので、最近検討しています。
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会社の売却ってどのような感じで進めているのか。
交渉時に気をつけるポイントなど教えてもらえませんか。
という質問でございます。
確かにそんな話が出てきましたね。
はい。
どのような感じで売却を進めているか。
交渉の時に気をつけるポイントですね。
はい。
やっぱり会社買いませんかって言い出すのって、
一番最後でいいと思うんですよ。
うーん。
交渉ごととして先にそれがあると、
あんまりお互い遠慮もあったり、
うまく理解が進まないまま、
判断を迫る感じになってしまって。
例えば面接で言うと、最初から取る取らないっていう路線で
面談しちゃう人と会っちゃうと、
本来知れたようなことも知れなかったり、
だからカジュアル面談があったり、
友達との紹介の採用が一番安心だったりするのと
結構近いかなと思って。
だから仮にM&Aに至りそうっていう相手だとしても、
まずはどうやって協業できるのか。
一緒にアライアンスを組んで、
お互いのビジネスを拡大していけるのか、
ということにまずは話の焦点を持っていく。
そうすると、仮にM&Aに至らなくても、
何かお互い共同で営業しましょうとか、
クロッセルしましょうとか、
送客、トラフィック送り合いましょうとかですね。
そういう話にもなるし、
もし相手がすごく、いいねいいねみたいな感じで
乗り切りだったら、ステップ2やったら
ステップ2は、もしその相手の事業と
自分が運営している事業が仮に一つの事業だったら
こういうことができませんかね、
こういうことができますよねっていう
ビジネスプランみたいなものを
事業計画を作ると。
勝手に作って持っていくと。
そうすると、当然その2つが1個になっているので
シナジーというか、こういうこともできるよね、
ああいうこともできるよねみたいな
絵姿になるんですね。
そうすると、これすごい価値あるよねっていう風になって
じゃあ本当に一緒にやれんの?
っていう時に初めて、
自分が仕事をしているときに
じゃあ本当に一緒にやれんの?
っていう時に初めて
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売却っていうオプションもあるんですけど
っていう話をすると。
そこで始めて、
どうしても我慢しきれなくて
途中で資本提携とかどうですかとか
出資ってどうですかみたいな
行きがちなんですけど、そうすると
どうですか?バリエーションいくらなんですか?
それで何してくれるんですか?みたいな
ギブアンドテイク的な話にめっちゃなっちゃうので
それは本当に一番最後に
フルポテンシャルをお互い見た後で
こういう一緒になったらこういう結婚生活あるよね
みたいなのをやった上で
付き合うかどうか決めましょうと。
めっちゃわかりやすい。なるほど。そうですよね。
確かに最初に
私も過去にサービスが
若干のバイアウトみたいな雰囲気が出たこともあったんですけど
なんかギスギスっていうか
ちょっとドキドキのお互い腹の探り合いみたいな感じで
こっちが
この会社と組んだらというか
この会社にこのサービスを引き取ってもらえて
一緒にやれたらいいなと思っても
よかったら買いませんかみたいなことを言っちゃうと
もしかしてこの会社困っているのかなと思われたり
やっぱり売りに出ているって思うと
普通は売りたい理由があるんだろうなってなっちゃうから
本当なの?みたいなモードに買う側としてはなっちゃうんですよね
確かに
グロースレート月次で15%って言ってるけど
本当?みたいな
アクティブ何人いるの?
そういう話になって
こっちも買う気もないのに
なんでそれを開示しなきゃいけないんですかみたいな
ちょっとあるじゃないですか
多少真似されたら怖いみたいなのがあるので
それはあんまり
何事もMAに限らず
交渉のスタンスとして
相手のテーブルのちょうど反対側に座っちゃダメって
よく言うじゃないですか
できるだけ同じ方向を向いて
ことに向かうみたいなのを作っていかなきゃいけないので
それの売却というところで
法則を当てはめると
今みたいな話になると思います
なるほどね
出資検討いただく時とかも近いかなと思ったんですけど
割と
出資してもらえませんか?みたいな空気から入っちゃうと
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向こうからされる質問とかが
一つ一つどっちかっていうと
荒探しに聞こえたりとか
攻められてるように聞こえたりとか
こっちもなるべくよく見せなきゃいけないみたいになって
本当はお互いにとってメリットがあることを探りたいだけなのに
なんかすごい精神を消耗するみたいなことがあるので
そこであえて確かに
反対側のテーブルについてやり合ってるとかではなく
一緒に
1たす1は2以上になる事業を作るっていう
お互いその自分が知らない部分
例えば仮に補完的な感じだったら
すのこのケースでいうと
僕らは来店ポイントサービスをアプリベースでやっていて
楽天さんは当時ポイントカード
TポイントカードみたいなやつのRポイントカードっていう
サービスがあるんですけれども
それを立ち上げようとしていて
それはフィジカルのカードで
購入に対して付くポイントです
僕らはアプリベースのサービスで
来店に対して付くポイントです
僕ら先行して営業とかして
使ってくださる会社も100ブランドぐらいあったので
僕らが見えてるところってのもあるし
彼らしか見えてないところってのも当然あるので
お互いでアイデア出し合って
こういうふうにこのマーケット攻略したらいいんじゃん
っていうのを作ると
当然片側で片方ずつ作るより
いいものが絶対できるので
それで付き合う人も相手に感謝してもらえるし
うまくいけばそういう協業だったり
MAだったりっていう結末になるっていう意味で
これはすごく僕はお勧めな
仮に売り木がないとしても結構お勧めな
大企業と何かコラボレーションするにあたっての
アプローチかなというふうに思います
そうですね
ちなみに楽天さんとかっていうのって
どうやってそこでまず話が始まってるのかなと思って
そこはラッキーでやっぱり共通の知り合いがいて
割とカジュアルに話せるっていうことが一つだったのと
お互いを認知していたので
Go WidePointをやるっていうことも認知してたし
向こうはライテンポイントっていうジャンルが世の中にはあって
スマホっていうサービスがナンバーワンなんだってことを認知してたので
今はOMOっていうんですかね
オンラインマージズオフライン
当時はO2オンラインとオフラインっていうふうに呼ばれてた
リアルとネットの効率上での融合みたいなアングルなんですけど
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そこのプレイヤーってそんなに多くないので
楽天に限らず我々はポンタっていうサービスがあったり
Tポイントっていうサービスがあったり
ドコモが似たようなサービスやってたり
リクルートさんが似たようなサービスやってたりっていう中で
我々は全員と会話はしていて
関係値があるところに関しては
そういう一緒にやったらどういうことができるんだろうね
みたいな話をしていました
これちなみにここで何でしょう
この人たちとそういう話をしながら
同時進行で別の人たちともそういう話をしている
みたいな状況があったって感じなんですかね
はいそれはもちろん交渉に入ると
本当にM&Aの交渉に入ると
エクスクルーシブにこの何ヶ月間は交渉してくださいね
みたいな覚書が締結されるので
その期間はもちろんしていないんですけど
それに入る前の段階で
お互いこれって真剣に考えるべきなんだろうかっていう
探り合いをしているフェーズでは当然
事業の経営者としては
誰が最適なパートナーなのかっていうのを
探索する義務もあると思うし
探索すべきだと思うので
そこはいろんな会社さんと
お金少なかで話はしていましたね
なるほど
めちゃくちゃ納得ですね本当に
出資を検討いただくときの感じと似てるってことですね
似てる似てる
私わけわかんなくなっちゃって
結構怒られてる気持ちになっちゃったりとか
デューデリーがですか
最初はこのサービス面白いじゃんって声かけてもらって
そうなんですよ今実は資金調達しててみたいな
いい感じに楽しい感じで話をしていたんだけど
いざ出資いただくってなったら当然
エンジェルさんとかで独断でポンって出せるってなったら
また違うと思うんですけど
相手が大企業さんだったりすると
上に上げていくにあたってのいろいろな審査もあるので
本格化していけばしていくほど
ぶっちゃけここの数字ダメじゃないかみたいな話が
後から出てきてやっぱりさようならみたいなこととか
それは悲しいですよね
もちろんそういうこともたくさんあると思うんですが
また趣旨もM&Aも別に99回空振りしても
1回だけ当たればいいので
そうですね
1個のイエスさえあればいいので
そういう意味ではストレスはかかりますけど
そういう意味ではあれですね
結構例えば出資を検討いただくとか
M&A検討いただくときに
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いちいち最初にその切り口で付き合ってください
みたいな感じで入って
そうするとめっちゃ振られたみたいになって
結構ダメージあると思うんですけど
そういう風にせずにもしかして私たちが組んだら
こんなことできて面白いかもしれないですね
って話をふんわりと同時進行でいくつかしていくとか
そうですねモードにもよるけど
特に日本の大企業なんかは
そういう風にアプローチした方が
話が進みやすいかなっていう風に思っています
いいですね
もしこれから企業を検討している
あるいは企業していてM&Aを検討している方がいたら
まずはいきなりどうですか
うちの会社買えませんかとかではなく
この会社シナジーありそうだなっていうところと
お互いに同じ方向を向いて
話をこうやったらいいかもねって進めていくというところですね
ちなみに一つの会社で事業を広げていったりとか
いろいろ伸ばしてやっていくっていうパターンもあると思うんですけど
毎回割と複数回売却して
また新しくゼロベースで起業してきたと思うんですけど
それってどういう
そもそも何で売ってるんですかっていうところを聞きたいですね
一番は私の性格的に始めることが好きだっていうのが
あるとは思うんですけど
僕好きな映画が2つ挙げるとしたら
オーシャンズイレブンと
めっちゃ好き
ザ・ゴッドファーザーなんですね
めっちゃ好き
両方ともギャングの映画なんですけど広い意味でいうと
結構組織の価値観みたいなものすごい違ってて
オーシャンズイレブンは最初にプランがある
カジノのお金を盗むプランがあって
そのためには自分以外にあと10人必要っていう
体柔らかい中国人が1人必要とか
詐欺師が2人必要とか
コンピューターに強い人が1人必要とか
決まっててそれを集めていってプランを実行して
最後のシーンみんなじゃあねみたいな感じで
みんなバイバイするじゃないですか
解散するじゃないですか
解散して噴水がドカンって上がって終わるっていう
超いいシーン
超いいですよね
ゴッドファザーってその名の通り
家族の物語なんですよね
だからコルリオーネファミリーって
最初オリーブオイルを輸入するビジネスからスタートして
いろいろギャングっぽいことやったり
ラスベラスでカジノっぽいことやったり
みんな結構多角化というか
事業自体は割と何でもよくて
彼らのゴールには
ファミリーとしてできるだけ長く
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反映するっていうのがゴールにあって
そこのゴール設定って
オーシャンズイレブンのゴール設定と
全然最初から違うんですよね
確かにそうですね
おそらく企業も二通りの目的があって
自分と自分が大事にする仲間だったり家族だったり
っていうことが
永続的に反映するっていうことをゴールにすると
これは一つの会社でいろんな事業やりましょうとか
仲間なんだから
例えば今までやっていた事業で
新しい事業にスイッチしてピボットして
前にいた人たちはスキルセット合わないよね
じゃあいなくなってもらおうってことには
なんないわけですよファミリー
確かに
スタートアップって新しいアイディアで
乗るか反るかみたいな
急成長するかもしれないし
失敗するかもしれないっていう
割とリスクの高いアイディアを
実行していきましょうっていうモードなので
どちらかというと僕の中では
オーシャンズイレブンに近いなと思っていて
ゆえに企業の中身によって
必要とされている人が
集めるべきチームが
違うんじゃないかなと思うんです
今ファンズっていう
金融のサービスやってますけれども
社内に弁護士が2人いて
会計士資格持ってる人が2人いて
金融とか証券会社出身の人が
半分ぐらいを占めていて
みたいなサービスと
例えば来店ポイントで
小売店に対して
スマートフォンアプリで
超音波が出るハードウェアを
使ってみたいな
時に必要なメンバーって
全然違う
例えば弁護士2人とか会計士2人
いらないし
金融出身っていうことも必ずしも
必要とされないし
その時は例えば
反則とかマーケのバックグラウンドを
持ってる人がすごく多かったり
エンジニアがすごく多かったり
っていうサービスだったし
なんかそういうふうに
自分がこのアイディアが
いいって思った後で
じゃあどういうチームを
集めたらいいんだろうって
考えるので
そうすると必然的に
同じ会社でやると
なんか違うってなっちゃって
だったらゼロベースで
スクラッチでやった方が
楽しいし
最適なんじゃないか
って思っちゃう
だから毎回
ちょっと面倒くさいんですけど
ゼロから始めて
会社とかも毎回違う
そうですね
いる人が違えば
時間軸も違うし
っていうことで
33:00
一つの会社でやるイメージは
あんまりないんですよね
逆に一つの会社で
多角化していくのは
それはそれで僕は
リーダーシップがすごいなと思ってて
結局どちらかというと
その人と働きたいとか
その会社で働きたい
っていうモチベーションじゃない限り
あんずはなおきみたいに
お前はこっちへ出向だ
と言われて
分かりました
っていうカルチャーになってないと
いけないと思うんで
それでスタートアップだとなかなかね
それはそれですごいと思うんですよ
やるサービス
これやりたいから入ったのに
何だよってなっちゃいますよ
ネット系の会社で
日本だと特に
一個一個のマーケットが
小さいからだと思うんですけど
それはそれで僕
よくそんなのは
運営できるなって
感心して見てますけどね
別に皮肉な意味じゃなくて
本当にそういった意味では
いろんなプロフェッショナルの人たちが
それぞれの専門性を
最大限発揮できるような組織を
サービスに合った組織を作る
っていうところで
そのための手段として
都度都度会社を立ち上げると
そういう方法もあると
いうことですね
オーシャンズ派か
ゴッドファーザー派か
私は
でもやっぱりオーシャンズ派かな
というのも
私自身がそんなに組織を大きくしたい
とかいう思いが
もともと全然なくて
ただ自由に思いついたものを
面白く作りたいなっていう
割とたまにメディアとかで
経営者とか
IT経営者とかやると
結構やめてくれと思って
自分がクリエイターですって
言い張ってるんですけど
経営していくとか
っていうよりも
本当その時その時面白いものを作る中で
必要なみんなで集まって
みんなの得意分野を持ち寄って
やっていけるといいよねと
いうのは思っていますが
ただなかなかそれで
急に作って
上手くいって
みんなに十分な
何でしょうね
報酬などをちゃんと払ったり
組織やっていくのって
大変だなっていうのは
そうね
思って
私はなるべく小さく
なるべく小さくできるのは
それに越したことないんじゃないですかね
本当にそうなんですよね
もし小さくやって上手くいって
何らかの形でお金に余裕ができたら
ちょっとリスクのあることを
やってみたりみたいなことも
イエローマスクさんの
超ちっちゃいバージョンみたいなことも
うっすら考えたりは
するんですよね
だったりします
なので聞いてくださっている
皆さんの中にも
多分自分が理想とする企業スタイルとか
こういうふうに働きたいなっていうのが
36:00
たくさんあると思いますし
何が正解とかね
これのほうが偉いってことも
全然ないと思うので
どういうのが自分はいいのかなっていうのを
一回フラットに考えてみていただけると
いいんじゃないかなと思いました
スタートFMでは
あなたからの質問やメッセージを
説明欄のリンクから
送ってください
というわけで
第1回目聞いてくださって
ありがとうございました
次回はですね
今注目のサービスについて
お話ししていきたいと思います
それでは
素敵な1日をお過ごしください