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2024-09-23 28:51

神ファンドと良ファンドの違いが統計的に判明?!ほか【米国VCネタ】

Mai
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神ファンドと良ファンドの違いを統計的に分析した記事について話しました。Jason Shumanさんは「150以上のトップVCファンドのポートフォリオリターンと集中戦略を分析しました」とXで述べています。記事はこちらです!


START/FMは、"はじめる"を応援するPodcastです!連続起業家でエンジェル投資家の柴田陽と、起業家でラジオパーソナリティの関口舞が一緒にお届けします。 番組への質問は⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠こちら⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠から⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠お寄せください。(匿名で質問できます!)番組ハッシュタグ ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠#STARTFM⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ で感想お待ちしています! # Links ## Twitter: Co-host: Yo Shibata ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠@yoyoshibata⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ Co-host: Mai Sekiguchi ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠@mai_D_mai⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ## Ask Me Anything & Feedbacks ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠リスナー質問フォーム⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ (匿名で質問できます!)

00:07
始める応援するポッドキャストSTARTFM、おはようございます。起業家でラジオパーソナリティの関口舞です。
連続起業家でエンジェル投資家の柴田陽さんと、起業や独立を考えている方に役に立つ情報を楽しく語っていきます。
陽さん、おはようございます。
おはようございます。
何か最近面白いネタありましたでしょうか?
そうですね、今日は久々にベンチャーキャピタル関連ネタで、一個一個のネタがそんなに大きくないので、2本立てでいこうと思うんですけど、まず1本目。
これ、2024年、今年の4月ぐらいに投稿されて、バズってたブログなんで、ちょっと半年ぐらい古くなっているんですけど、改めて。
そんなに別に辞ネタってわけじゃないんで、改めてっていう感じで、いつだったかこのポッドキャストでも、パワーロー、べき定則っていう、ベンチャーキャピタルってべき定則ですよっていう話をしたと思うんですけど、
それの続編みたいな話で、The New Power Law っていう記事があるんですけど、これに基づいた考察になっています。
ジェイソン・シューマンさんというこの記事を書いた方は、VCであるということ以外には特にこのネタに関係がないので、プロフィール貼っておくので、もし気になる方がいれば見ていただき、もと記事も含めて見ていただきたいんですけれども、
このブログの内容を端的に言うと、eファンドと、記事の中ではグレイトファンズって言ってるんですけど、要はカミファンドみたいな、両ファンドとカミファンドの違いで何なんですかっていうのを統計的に分析したものになっています。
元データを先に気になる人がいると思うので話しておくと、2007年から2015年までに開始されたファンドのおよそ150個のファンドについて分析したものです。
SPIという会社がデータの提供元になってくれたっていう風にクレジットが出てるんですけれども、ピッチレックとかそういうところから集めてきた、ちゃんとしたクリーニングされたデータで、この150個のファンドがポートフォリオの会社数で言うと5700社以上の投資案件について分析したデータに基づいて分析しましたよと。
ここまでは何か質問ありますか。
なんか大変そうな分析ですけど、めちゃめちゃそれだけデータがあったらすごい信頼できそうという感じで。
そうですね。アメリカのVCファンドのデータですね。
03:00
まず、両ファンドと紙ファンドっていうのに分けていて、両ファンドはだいたいリターンがファンド期間全体を投資したリターンが3.5倍。
もう一個と言いますけれども、要するに投資した金額に対して得られたお金の合計が3.5倍です。
VCファンドだいたい10年くらいなので、10年で3.5倍っていうのは良い方だと、この字の通りグッドファンドになります。
紙ファンド、グレイトファンドは、両ファンド3.5倍に対して18倍のリターンを返した。
これを紙ファンドとして分けました。紙ファンドと両ファンドですね。パフォーマンスの高い方と低い方。
なんでその差が3.5倍と18倍っていう差が生まれているのかっていうのを、いろんな因数分解していって、企業率みたいなのを分析していったんですけれども、
面白いというかですね、ポイントとなるファクトがいくつかありますので、それを紹介していきます。
めちゃめちゃ有益情報ですね、これは。
まず紙ファンドっていうのは、10倍以上のリターンをもたらす投資案件、10倍返しの投資案件の比率が両ファンドに比べて2倍あります。
両ファンドはだいたい10倍以上になる投資案件6.5%に対して、紙ファンドは14.1%になっています。
なので2倍以上ですね、6.5と14%なので。
これさらに面白いんですけども、10倍じゃなくて、ぼちぼちのヒット、2倍になりましたとか3倍になりましたとか5倍になりましたっていうものの案件の比率は、打率はですね、つまり両ファンドの方がむしろ多い。
あ、そうなんですね。
2倍ヒット、3倍ヒット、5倍ヒット、これらっていうか10倍以下のヒットですね。
両ファンドの方がむしろ多い、比率として。
だから紙ファンドっていうのは、10倍以上返しだけで紙になっているということになるんですね。
それより下の方はむしろ弱い。
紙ファンドの実際リターンの、さっき18倍になったっていう、それのリターンの91%は14%の案件で説明できる。
14%の案件から来ている。
そこに集中しているんだ。
だいたい20社投資していたら3社で15%なので、20社の中で3社でこれで9割のリターンを生み出している。
非常にスキューしている。
これをべき定則とかパワーローっていうゆえんでなんですけど、やっぱりデータでもそうだったんです。
06:05
やっぱりそうなんですね。
でもそしたらその分失敗しちゃってる案件も紙ファンドの方が多いのかなと思っちゃうんですけどどうなんですかね。
いいポイントですね。
失敗しちゃったやつ、つまり1倍も返せなかったやつ、ゼロになっちゃいましたよとか、二足三門で売却して1倍を下回ってしまった確率は実は同じで。
どうなんですか。
両ファンドが46%紙ファンドが48%ということで、どちらも50%をちょっと切るぐらいが失敗しました。
ごめんなさい、案件です。
ここは関係ないですね。
ここは関係ない。
どこから来てるのかというと、先ほど10倍返しが6.5対14%っていう2倍以上あるっていうことになってましたけど、
さらにすごいのが、これだけじゃお説明できないので、10倍以上リターンした中身をそれぞれ両ファンドと紙ファンドで比較すると、
つまり10倍以上だから20倍かもしれないし30倍かもしれないし100倍かもしれないしっていうことなんですけど、両ファンドは10倍以上で平均すると28倍ですと。
これもかなり夢のある話ですけど、30倍近くなっているということですね。
投資したものがその案件についてみると。
紙ファンドの方は68倍。
この10倍超っていうふうにくくられてたものの案件の平均すると100倍とかがあるってことですね。
100倍とかがあるので平均すると68倍になると。
ここで両ファンドが27倍、紙ファンドが68倍ということで、おおよそここでも2倍の平均が出ているので、
先ほどの両ファンド、ファンド2さんで3.5倍、紙ファンド、ファンド2さんで18倍という、およそ5倍ぐらいの差が生じているんですけれども、
これの内訳としてはそもそも10倍以上になる案件が2倍あるのと、
その10倍以上の中身を比較すると平均値で27倍と68倍でこれも2倍ちょっと違うので、それぞれの掛け算でさっきの差になっているという説明になります。
これあれですかね、超簡単に言うと、めっちゃ紙ファンドは満遍なくいけてる会社、ちょっといけてる感じのところに満遍なく投資したのではなく、すごそうなところにすごい集中したってことなんですかね。
グッドポイントですね。実際今のはあくまで一つ一つの案件、例えば20社同じく投資するとしたら、2倍3倍5倍になる案件、失敗するのは両方とも10社ぐらい失敗します。半分ぐらい。46%48%失敗。
09:02
だから20社投資してたら両方とも半分はいなくなります。そこはイーブンです。2倍3倍5倍の案件を見るとむしろ両ファンドの方が多いです。
10倍以上になるやつだけ紙ファンドの方がそもそも2倍存在してるし、つまり20社中3社紙ファンドはなってるけど、両ファンドは20社中1.数社、1.5社ぐらいになってる。
そこで2倍違うのと、10倍以上の一握りの会社の突き抜け方っていうのもまたここで2倍ぐらい差がついてると。
ここまでだと運か、どんなに優れた、わかるのかもしれないですけど、ミス率はどのくらい同じなのでミスする確率っていうのは案件単位で言うと互角でしたよね。
そうですね。
3倍になるのか10倍になるのかっていうのはもちろんわかるのかもしれないけど、わからないかもしれないんで、もちろんマーケットの状況とかいろいろ競合の状況とかいろんな投資した瞬間では知り得ない要素が絡んでくるので、これ運ゲーかって言うとそうじゃなくてですね。
はい。
運ゲーじゃないこと自体はいろんなことで説明できるんですけど、実はこのカミファンドの特徴として勝ち馬にめっちゃ資金を集中させるっていう特徴があることがデータ上わかりましたと。
これもね、想像に硬くないとは思うんですけども、実際に数字で見るとどうなってるかっていうと、カミファンドはファンドの資金の39%なのでほぼ4割ですね。
をポートフォリオの23%、上位23%に投下していると。
両ファンドは19%の資金をつまり2割ですね。4割じゃなくて2割の資金を14%の案件に投下していると。
で、ちょっとこれ数字がたくさん出てきてわけわかんないと思うんで、また例によってポートフォリオ20社だとして5%刻みぐらいで考えられるように20社投資しているとして、カミファンドは勝ってる4社から5社ぐらい、4.5社ですね。正確に言うと。
に資金の4割をつぎ込みますと。
そう考えるとなんかすごいですね。
両ファンドは20社の中で3社に2割を切るぐらいを投下しますと。
いやーでもなんか普通に考えると後者の方が適度にリスク取って安全みたいに思っちゃいますけどねちょっと。
20社の上位3社に2割だとそんなに20分の1だと15%になるので、その20社満遍なくやっているのよりはちょっと勝ち上がりに支給しているっていう感じのイメージ感だと思うんですね。
はい。
上位3社に資金の20%なので、頭数で均等に割るとみんなそのパイの切り方をちょうど20等分すると3社で15%になるから、それが15%じゃなくて20%ってことはちょっと上位3社に寄せてるねというイメージになると思うんですけど。
12:21
神ファンドの方はこのパイが20個に切れてるとすると2倍ぐらい、2倍以上ですね、他から剥がしてきて勝ち上がりに投資してることになる感じになりますね。
4社利用もありなんで。
全体としては2割ぐらいしか占めてないところに両回り投資しているので、じゃあ勝ち上がりにできるだけ資金をつぎ込みましょう。
もし両ファンドが、この人のブログの一番面白いところはここで、この両ファンドがもしも勝ち上に神ファンドと同じぐらい寄せて資金の投下していたら、つまり勝ってる3つの会社に2割じゃなくて4割アロケーションしていたら、
実は両ファンドの総合的なパフォーマンス3.5倍っていうふうに冒頭に言いましたけれども、これが8倍ぐらいになる。
つまり投資先は変わらないんですよ。20社投資したという事実は変わらなくて、だから目の付けどころっていうか、ソーシングは変わらず、投資判断も変わらず、
投資の金額判断、いくら、よく調達すると、今回1億円調達しようと思いますと、御社どのぐらい投資してくれますかって言って、うちは2000万ぐらいかな、うちは4000万ぐらいかなとか、その金額の判断ですね。
その金額を勝ってるところに、2000万って言うんじゃなくて、いや4000万お願いしますって言ったとしたら、投資するという事実は変わらなくても、さっき言ったファンドのパフォーマンスが3.5倍から8倍になる。
8倍っていうのは神ファンドが18倍なので、18倍ほどは言ってないですけど、でも3.5倍とはだいぶ違うじゃないですか。
だから神ファンドに手が届くところまで金額を寄せるだけで、実はなったというのが、ちょっとこの記事がバズってた背景だと思うんですけど、なかなか面白いシミュレーションですね。
もちろん実際問題はどうやって勝ち上手に寄せるんだって言うと、おそらくシードで投資して、こいつ伸びてるぞってなったらシリーズAでプロラタ以上にガツッと入って、さらに取って、
さらにこいつまだ伸びてるぞってなったら、さらに入れるみたいなことをどんどんバイプしてバイプしてしていくと、さっき言ったことが実現されるんで、そこがこの会社に入れ込みすぎなんじゃないかなみたいな風に、どうしてもバランス悪いよみたいな。
15:05
この会社こけたらファンド全部こけちゃうじゃんみたいになるかどうかっていうそこのジレンマがあるので、今はアップサイドだけを見てるんでこういう議論ができるんですけど、実際の現場ではもちろんダウンサイドって考慮しなきゃいけないんですが、とはいえ神ファンドを目指すことがどっちかというとVCというアセットクラスのポイントなのかなっていう気もするので、そういう意味ではそうなっていますよと。
へーすごいこれ面白い。面白いですね。ちょっとねVCの皆さんはね、今いい感じのところにもっと出資してはいかがでしょうかみたいな感じですけど。全然無責任なこと言ってますけど。へーありがとうございます。面白い。
なのでね、この記事の受け売りみたいな話なんですけど、もう一個VC関連のトピックで最近話題になってるというか思ったことがあってですね、ちょうどアメリカって今大統領選挙が日本でもニュースやってると思いますけども、11月の大統領選挙の当日に向けてヒートアップしてるところなんですけど、
僕らの大好きジェイソン・カラカニスがホストしているですね、オールインっていうアメリカのビジネス界では最大人気のポッドキャストがあって、ベンチャーキャピタリスト4人でやってるポッドキャストなんですけど、そこで1ヶ月前ぐらいかな、ドナルド・トランプがゲストとして呼ばれて、1時間ぐらい喋ってたんですね。
あ、そうなんですね。
VCの人たちと。
えー。
で、トランプポッドキャストに出んだ、しかも別にね、そのポッドキャストは別に右派のポッドキャストとかじゃないんで、むしろ4人中3人は民主党の支持者なので、どちらかというと、アメリカでいうと左寄りのポッドキャストなんですけど、出てくんだと思ってたんですけど、それでなんかこれポッドキャストいいかもって思ったのかなんか知らないですけど、
その後も結構トランプさんは、ジョー・ローガンのポッドキャストとか、それ以外でも結構ビジネスリーダーがよく聞いてるようなポッドキャストに結構出ていて。
へー。
で、やっぱトランプは話すのうまいんで。
まあそうですね。
なんか結構聞いてて面白い時もあるんですけど。
で、それと一応思ったのは、いやこれ日本で、スタートFMはいざ知らず、いざ知らずっていうか別に政治家を呼ぶことは考えてないし、そもそもゲストも呼んだことないんですけど、
別に僕らじゃなくても、ベンチャーキャピタリストの方がやってるポッドキャストに、今で言うと自民党総裁選やってますからね、日本。
河野さんが出てくるみたいなことって、あんまり想像できないなと思って。
いや本当ですよね。なかなかもうね、政治家を引退して文化人やってるとかならまだわかるんですけど、現在進行形でみたいな方がね、それあんまりイメージ湧かないですよね。
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そうね、アメリカ見てるとやっぱりその、これちょっと感覚値で全然厳密な分析じゃないんですけど、ベンチャーキャピタリストもそうだし、もうちょっと広い意味で投資家、アメリカで言うとキャピタルアロケーターって言いますけど、その資本を、人の資本を預かって行使をしている人たちと、政治家の距離がやっぱりすごい近いなって感じがするんですね。
距離が近いというのは、さっきのね、ポッドキャストに呼ぶとか、そのポッドキャストのあれは、オールインの中の一人がトランプの、日本で言うと何ですかね、選挙パーティーって言うんですかね、そういう資金を集めるための、資金集めのための集会を開催したので、それのバーターなのか、それとついでなのかわかんないですけど、それで出演してたんですけど、
ただ、そういうことが行われるということで、そんなに日本とアメリカは制度が違うので、一対一に比較できないですけど、有名な話だったピーター・ティールが、シーコンバレー系の人の中では、一番最初に2016年のトランプの時に、指示をして、結構話題になってたし、
逆張りの人ですね。
あと、今回もイーロー・マスクとかが、トランプの指示を表明していたり、逆の果てにトランプが勝ったら、財政改革担当大臣なのかアドバイザーなのかわかんないですけど、それを俺がやるとかってなっているんですけど、ビジネスよりすごい近いなっていう、そこの距離感っていうのが。
なんか、それと思ってて、日本だとそういうの起こらないなって思って、なんでだろうなっていうふうに考えていたんですけど、政治家と投資家って結構似てる部分があると思うんですね。
まず、投資家も企業家と違って、テーマ横断じゃないですか。もちろんね、ソフトウェア中心に投資してるとか、エネルギー中心に投資してるとかあるかもしれないですけど、結局お金に色はないので、別にある日牧場買って、ある日不動産買って、ある日Googleのカブ買うみたいなことができちゃうと。
政治家も別に、もちろん地元とか族議員と呼ばれるようなスペシャリティーがあったりとかっていうのはあると思いますけど、基本的には国の政策に決定に関わっていて、一票を持っているので、別にちょっと労働系の法案は僕詳しくないんで投票しませんとかっていうことはやってないわけですよね。
基本的にはジニアリストでテーマ横断的に全体的なことを考えて判断してるっていう類似事件があると思うし、あといずれにせよ投資家は自分が預かっているお金っていうものを資源配分するのが仕事だし、政治家はもちろん国の予算が一番分かりやすいですけど予算とか、あらゆる国が持っているリソースっていうのを適切に配分していく。
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っていうのが仕事なので、そういう意味でもすごい似てるかなと思って、結構共通点はもともとあるような感じがするんですよね。
だから逆に考えると、距離が近いのっていうのは比較的理解できるなと思っていて、目線がすごい似てるので。
で、もちろんより実益的なところで、例えば自分が太陽光関連の投資案件をたくさん抱えてるから、それに有利なような規制改革とかをロビーングすれば自分が儲かるっていうところもある。
ただ、それって結局資本主義である以上は、どちらも世の中のリソースをできるだけ最適に配分すると。
その中で投資家っていうのは理順っていうのが動機になっているし、政治家っていうのはもう少し別の動機でやっているわけなんで。
ただ資源配分を何の目的関数で最適化するかっていうのは違いがあるにしても、最適にされてないところへより余っているところから持ってくるっていうこと自体は同じなので。
そこのコラボレーションだったり、お互い知恵を出し合うっていうところはすごく一定メイクセンスするかなっていうふうに思ってて。
じゃあなんでアメリカではいて日本でいないのかっていうのも政治的な、政治制度的な違い以外って僕が思ったのは、
AppleとかGoogleに投資して巨万の富を築きましたみたいな人っている。実際いるんですよね、投資家で。
でも日本だとやっぱり結構楽天をバックアップして巨万の富を築きましたとかソフトバンクをバックアップして巨万の富を築きましたっていう人って僕は聞いたことないなと思って。
なんかあんまり浮かばない。
いるのかもしれないけど。
どっかにはいるんでしょうかもしれないですけどね。
一つの理由はもちろん早く上場しちゃうので、いわゆるVCとかプライベートエクイティみたいな感じで、よりたくさんのシェアをガツッととってリスクとってそれで大きく儲けるっていうよりは、
上場株だからいつでも取引できるので、様子見ながらより流動的に投資していけるので、そういう意味ではガツンってオールアナッシング的に巨万の富を築くみたいなムーブにならないっていうのもあるかもしれない。
し、実際新しい企業が、新しいアクテンとかソフトバンクみたいな巨大な企業があんまりたくさん出てないっていう、そういう残念な話ももちろんあるんですけど、なんかその違いはありそうと思っていて。
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で、単に言いたいこととしては、より今後の日本ダイナミックに何か変化を誘導していくとすると、なんかそういう人が現れて欲しいなって思ってるっていう、VCの皆さん頑張ってくださいっていうメッセージなんですけど。
なんか質問とかありますか。
何だろう、なんか私は個人的にちょっと思うのが、最近は昔に比べたら結構、Xとかでも特定の政治家とかについて応援しますとか支持しますとか、もしくはこの人はなんか支持しませんとかを表明する人は増えたような気はしているものの、なんかそこの文化の違いとかもちょっとあるような気がするんですけどね。
なんて言うんですか、VCの人とかがVCに限らずですけど、特定の何かを支持したりすると、アメリカよりも日本の方がなんかこうデメリットの方をみんな気にしてるのかなみたいな。
そういうのもあるかもしれないし、やっぱりちょっとね、投資家、裏方にできるだけあんまり表に出ないようにしていたほうが、もろもろ都合がいいっていうこともあるかもしれない。
でもアメリカだって多分全員が全員そのツイッター芸をしているわけじゃなくて、まあそれこそね有名な、悪い方で有名なコーク兄弟とか、非常にこうロビングパワーの強い浮遊な人たちがいますし、まあその人たちは全然表に出てこないで、裏でいろいろ拡作してるんですけど、
まあでもそれとも全然いいかな。僕のポイントはなんかそのプロパガンダしていきましょうということよりは、やっぱり結構似ているところがあるし、力を合わせることによって、よくね、官民連携みたいなことをよくこう政策あると思うんですけど、そういうの。
なんかそこが、まあ日本の場合だとやっぱりその基本的には産業政策みたいなものを官僚の方、官僚の方が優秀な人が多いので、官僚の方が主体となって考えてるなっていう感じがして、よりこう利益誘導的なUSと結構違うなっていうところがあるのと、まあ良くも悪くもですね。
あとやっぱり日本でこう経済界とかで力を持ってる人って基本的には企業の事業会社の経営者の方がすごく多いので、まあ事業会社だったり銀行さんだったりの経営者の方が多いので、でもそうすると結局さっきのテーマ横断的とか、資源配分が仕事であるっていう共通点があんまりないので、どうしてもなんだろうな、こう。
僕自身もちょっと感じる、自分の限界として感じるところなんですけど、事業してるとやっぱそれが一番優先順位高いんで、事業に関係ないところは正直あんまり知らんっていうか、特に踏み込んでいく動機もなければ、専門知識もないっていうところがあるし、自分のところに対して利益誘導したらしたで、それはそれで非常に利益誘導的に見えるので、
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それがあるから多分、ビジネスマンが政治に介入するのはダーティーみたいな、こういう感じのイメージになっちゃってるんだと思うんですけど、それは多分立場のせいも結構あるんじゃないかなと思っている。
だから多分、国の政策っていうところで貢献できるアングルが違うんじゃないかなと。
同じ三木谷さんとか孫さんみたいに同じくらいお金がある人でも、会社の経営者なのか、本当にピュアに投資をしている人なのかっていうことで、結構ムーブが変わってくるだろうなって感じがしてて、
確かに。
公社のムーブっていうのは、なんか僕は一定価値があるんじゃないかと思っている。
ちょっと是非、日本のVCの皆さん頑張っていただいて。
そうですね、でもここは確かにそういう動きがこれからでもどっちかっていうと増えてくるのかなみたいな。
そうですね、この間の東京地裁選とかもIT系の人が検討しましたけど、
そうですね。
ちょっとずつ距離が近づいていくと、より変化という意味ではいいんじゃないかなとは個人的には思っています。
はい、ありがとうございます。
スタートFMではあなたからの質問やメッセージを募集しています。
ポッドキャストの概要欄から送ってください。
そして最後まで聞いてくださったそこのあなた、チャンネル登録、高評価よろしくお願いします。
今回も聞いてくださりありがとうございました。
ありがとうございました。
それでは素敵な一日をお過ごしください。
28:51

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