福岡への帰還
はい、りんご荘九十六日目です。
おとぞいですね、丹心不倫先に帰ってきました。
はい、帰ってきました。
どこに帰ったかっていうのも、いっぱいね、あちこちね、
丹心不倫先があるもんで、もうね。
今回はね、福岡の方にね、帰ってきてるんですよ。
あの、虫の侵入がね、もうほんと嫌なので、
まあ、2階なら虫の侵入があまりないかなっていうことで、
ちょっと2階をね、選んでるわけですけれども、
今日、初めて、住み始めて、今4ヶ月ぐらいなんですけど、
初めてね、窓際にね、なんか黒い物体を見つけまして、
なんかいるぞ、と思って。
で、まあちょっとこう、ね、もうコンタクト外してたんですよ。
仕事から帰ってて。で、よく見えないので、
メガネかけてよく見ると、なんかでかいね、
カメムシみたいなやつがいたんです。
もうよく、よく見るっていうか、もうよく見てない。
もう多分カメムシみたいなやつ。
もうね、どうしようと思って。
部屋のね、あの、隅にとりあえず避難しまして、
えー、どうしようかなと思って。
ただ、ちょうどですね、長崎に帰る前に、
次ね、とうみょうを買った時に使えるかなと思って、
あの、ロックアイスのね、この空き箱っていうのを洗って取ってたわけですよ。
とうみょうをね、育てるためのロックアイスの空き箱だったわけですけど、
とっさにね、それを持って、
で、壁からね、下に降りていく虫をずっと見てまして、
まあ、その間、たぶん、まあね、どれぐらいかな、
たぶんね、5、6分はあったと思いますね。
床に降りたところを、そのロックアイスの空き箱で、
バッとね、こう、伏せようと思って、
とりあえずね、動きを止めたかったわけですよ。
で、床に降りてくるのを待って、バッとロックアイスのその空き箱をですね、
カプッとかぶせたわけですけども、
そこからね、どうするか。かぶせたはいいけど、
このね、カメムシみたいなやつが死ぬまで共存するか。
いや、でもね、毎日そいつを見ながら過ごすっていうのもものすごく苦痛なんですよ。
もう私はほんとね、虫が苦手で、あらゆる虫が苦手です。
なので、いや、共存は無理だな。
いや、いくら単身不倫先のこの寂しいね、
一人住まいのね、アパートでも、
虫と共存はちょっと無理だなと思いながら、
いや、もう何とかこいつを、でもね、死なせないように、
こいつも一生懸命生きてるんだと。
私が一生懸命生きてるように、こいつも一生懸命生きてて、
ただね、たまたまこの部屋に迷い込んだだけなんだ。
とかね、いろいろ考えながら、ちょっと遠く離れて見てたんですよ。
で、どうしようかなと思って、
Xの方で、とりあえずこういう状況なんですけど、
どうしたらいいのかなということを相談して、
そしたらね、いろんなアイデアが出てきて、
そこの方にね、そのまますっと新聞紙か何かを挿入させて、
で、新聞紙でガツッと掴むかっていう話とか、
まあいろいろあって、
いや、もう新聞紙はないしな、新聞撮ってないしな、
なんかないかな。
とにかくね、下に蓋をしないといけないよねと思って、
でもね、部屋の中を見渡していろいろ考えてたわけですよ。
でも私がちょっと仕事で使おうと思ってた、
あのノート、キャンパスのノートが目に入りまして、
いや、ちょっとね、このキャンパスのノートで蓋をするかと思って、
とりあえずね、ちょっとだけ浮かせて、そこに入れて蓋をして、
で、蓋をしたところいいんですけど、
もうその後どうするかという話なんですよ。
ひっくり返して、蓋をしたままの状態で運ぶにしても、
2階なので階段を下りないといけない。
で、もうこの抑えるっていうのもロックアイスの空き容器なので薄いから、
手でこう持つと虫が動く振動が手に伝わってくるという、
もうそれが本当に無理で、しばらくその状態で、
ちょっとじっとね、見つめてたんですよ。
そしたらカメムシもね、そのロックアイスのボックスの中で、
何が起こったんだ?え、何ここ?みたいな。
俺どこにいるの?みたいな感じでね、動いてて腹が見えて、
もう無理、もう無理、もう無理って思いながら、
でもね、しばらくね、じっと見てたんですけど、
まあね、その時間がね、大体どれくらいかな?
30分ぐらいはかかってたかもしれない。
そしたら、まあいろんな意見がある中で、
そのロックアイスのボックスごと外に投げ捨てればいいとかね、
まあいろいろね、意見がありまして、
無事な結末
よし、じゃあもうとりあえずこのね、
ボックスごとね、ちょっと外に投げようかなと思ったんですけど、
まあまあね、ここアパートやし、2階なので、
下に投げ捨てるっていうのは、すっごい音するぞと思って、
近所迷惑やなと。
やっぱり下まで持っていかないといけないよなと思って。
で、ちょっとだけね、ノートごと持って、
おみこしみたいにワッショイワッショイみたいな感じで
持っていこうとしたんですけど、
ノートを持つと、ノートが曲がって、
ちょっとだけ隙間ができるので、
この間からこのカメムシが出てきたらどうしようとか、
まあいろいろ考えて、
とりあえず玄関のところまで引っ張りながら、
ちょっとずつちょっとずつ移動しまして、
で、階段のとこまで来たときに、
まあちょっとこう、ワッショイスタイルでね、
ノートを持って、で、やーっと下に降りまして、
ビャーンと外に投げ捨てたんですよ。
で、まあね、これもう病気かもしれないんですけど、
やっぱりね、このXでね、こうやって質問をしたときは、
最終どうなったかっていうのをね、写真に撮って、
みなさんにね、お知らせしないといけないなと思って、
ポケットにね、スマホを入れてたんですよ。
で、そしたら、なんかもうすごい焦ってたのか、
なんかスマホが途中こうバイブブブっとなって、
通知でね、ブブッとなって、
で、そのときにまず一回ビビったんですよ。
ああ、怖い、ああ、携帯か、みたいな。
携帯がね、ブブッとなったんだと思いながら、
真下にとりあえず降りて、で、やーって外に出してるときに、
なぜかね、なんでかわかんないですけど、
あの、コテツのLINEになんか通話が繋がってて、
で、コテツは仕事中なんですよね。もちろん出ない。
で、私それ見て、いやーってやった後に、
もうパニックになってるから見て、
何、LINE電話今?みたいな感じで、
もう一回こっちから電話かけたんですけども、
こっちから通話が繋がってた状態だったので、
ご操作ごめん、とか言ってね、LINEに送って、
まあ無事に終わりました。
まあまあでかいね、カメムシ。
なんかね、親指くらいのサイズの、
なんですかね、緑色じゃなくて、
灰色のカメムシっぽいやつ?
カメムシかちょっとわかんないんですけど、
もうごめんなさいと思って、
でもパイってしたら、地面をね、
よちよち、よちよち歩いて、
何が起こったんだ?みたいな感じで帰ってましたね。
どこに帰ったかわかんないんですけど、
お互い無事で良かったかなと思います。
カメムシみたいなやつも、私も無事で良かったかなという、
平和な一日でございました。
こんな感じです。
それではさようなら。