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2020-04-02 17:57

ピクサー映画の知られざる裏側、ディズニーやジョブスやお金の話

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おすすめ本をご紹介します。「ピクサ世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話」です。ビジネス書としてもとても面白く、ノンフィクション小説としてもとても良かったです。次々と難題が見つかりページをめくる手が止まりませんでした。 #好きな○○について語る #ビジネス書 #本 #おすすめ本 #スティーブンジョブス #ピクサー #ディズニー #トイストーリー
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スピーカー 1
こんばんは、ユーチューバーのカグアです。リスナーのみなさん、今日も一日おつかれさまでした。
はい、今日はなんか風がね、強くて、関東地方は風が強くて、日差しはあったかいんですけども、ちょっと肌寒い日でしたよね。
まあ今日も自宅待機とかで、みなさん頑張れると思いますが、まだまだ今しばらくね、頑張りましょう。
スピーカー 2
今日は、私のおすすめの本のお話をしていきます。
カグア飯。この番組は、ユーチューバーであるカグアが、ユーチューブ界隈の話題やニュース、動画制作の裏話をゆるーりとお話しするラジオ番組です。
ぜひみなさん、よかったらフォロー・購読よろしくお願いします。
さて、今日の話はですね、みなさん、自宅待機でですね、時間をたくさんあるという方も多いんではないかと思いですね、おすすめ本の紹介です。
スピーカー 1
比較的ですね、私はビジネス書とかフィクションとか、あとね、結構自動書とかも読むんですけども、
その中でも今日はビジネス書ですね。
映画のディズニーピクサーのピクサー、コンピューターグラフィックスの映画会社のピクサーの、元ピクサーアニメーションスタジオCFO兼社長室メンバー、ローレンス・レビィさんという方の本です。
スピーカー 2
題名が、ピクサー、世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話、井口浩二さんの訳です。
スピーカー 1
はい、ピクサーという会社は、みなさんもね、名前は聞いたことがあると思うんですよね。もう有名なところではトイストーリーと。
で、あのみなさん、お気づきになられている方もいらっしゃるかもしれませんが、
ピクサー映画がテレビCMや映画館で見られると言った時に、ディズニーピクサーってこう横に並べられて、クレジットが出てくるんですね。
どっちが大きいわけでもなく、同じ大きさ、対等なパートナーとして、クレジットされるということで、ディズニー参加にはなったんですけども、
そうした同じような位置づけで表示されているのはなぜかというのが、この本には書かれています。
そのね、理由をこの本を読んで知ると、本当にね、もう一回やっぱり見たくなります。映画が。
スピーカー 2
で、この本は本当にいろんな方におすすめです。
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スピーカー 2
あらすじというかですね、大体の目次をまずお伝えしますと、このCFOになられたこのレビィさん、ロレンス・レビィさんなんですが、もともとはピクサーの会社の人じゃないんですね。
スピーカー 1
で、ピクサーに呼び寄せられた時には、もうピクサーがかなり緊張感高まる状況の中で呼び寄せられたという感じなんですね。
実はピクサーというのは、アップルが買収をして、スティーブ・ジョブズさんが経営の実験を握っていたんですけども、
まあ社内では、もともとのピクサー派とスティーブ派と派閥ができていて、かなりギクシャクしていたというところから始まるんですよ。
いや、この話、このシチュエーション、設定を聞いただけでも、なんかどうなるんだって感じするじゃないですか。
目次だけちょっと読んでみますね。
スピーカー 2
夢の始まり、運命を変えた一本の電話、事業にならないけれど魔法のような才能、ピクサー派、スティーブ派、ディズニーとの契約は悲惨だった、芸術的なことをコンピューターにやらせる、エンターテイメント企業のビジネスモデル。
スピーカー 1
そうなんですよ。これね、だからいろんな人にお勧めできる理由をこれからいくつか述べますね。
まず、私のようなフリーランス、もしくは経営に興味があるという人は、もう直球で間違いなくお勧めです。
具体的に広告費にいくら使ってとか、そういう話は、もちろん金額とかね、細かくは出てこないんですけども、契約上これこれこういう契約だから、あと何年後にならないとそれが解除されないから、じゃあ今回どう資金繰りしようとか、
本当にね、戦略的なところをもうね、一つ一つ潰していく様がね、もう次から次へと出てくるんですよ。
特にね、このディズニーとの契約の悲惨さ、これはね、えーって感じですね。これはこの中でよくやったなというぐらい、そんな逆境を跳ね返したのという感じでした。
逆に言うと、映画を公開していたあの人たちは、作った人たちはこんなにもドキドキしながら成功するかどうかを心配しながら世に送り出していたんだっていうのを知るとね、本当にもう1回見たくなりますね。
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スピーカー 1
とにかくこのロレンス・レビィさんが会社に来てから、まず会社の内情を知る、それから映画制作について知る、それからディズニーとの契約について知る、特にね、アメリカはもう契約社会じゃないですか、ものすごい分厚い契約書があるわけで、それを契約書を読み解くだけの弁護士の方とかもね、やっぱり出てくるんですよ。
いや本当ね、すごいですよね。だから読み解くだけで何日間かかって、で、何日か後に分かった時に、なんとこんなことが書かれてたんだみたいなね、そういうことも出てくるんですよ。
で、スティーブ・ジョブズが契約した時にそんなことを見逃すはずがないとか思うじゃないですか。
結構アップルでもジョブズさん、一方で経営手腕に関しては色々ね、言われてるとこもありましたから、そんなことはないと思われるかもしれませんが、意外とね、こんな契約してたんだっていうぐらいちょっとびっくりな内容でした。
僕、素人の僕が読んでもまあ大変だなって感じの契約だったんですよね。
で、トイストーリーを作る、その後何本か契約書を作らなくちゃいけない、などなどを攻略していくわけですね。
ただ、その先に次に何が来るかというと、株式公開ですね。ジョブズさんはやっぱり公開したいわけですね、株式を。
で、それの時にまたね、いろんなリスクが伴うわけですね。
特にコンテンツ会社という意味では、なかなかですね、いい引き受け会社が見つからない、などなどの展開があってですね。
でもまあ、すごいクリティカルなドラマがね、この後展開するんですよ。
で、その後ディズニーを去る、ピクサーを去るまでの話も書いてあって、これ以上はね、もう言わないようにしますけども、
とにかくね、ビジネス書としてフィクションを読まれたい方にはもう間違いなくオススメの一冊です。
いろんな翻訳書を読みましたけど、なんかね、翻訳者の方によってはやっぱり癖があって読みづらいものとかもあるんですね。
で、ただこの本は本当すごい癖がなくて読みやすいです。
ですので、ビジネス書を読まれる方で、そういう経営戦略的なところが好きな方は間違いなくオススメの一冊です。
あとオススメしたいのは、ジョブズファンの方、スティーブン・ジョブズさんのファンの方っていらっしゃると思うんですよ。
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スピーカー 1
で、その方にもものすごいオススメですね。
なんかそのAppleの歴史の中からは語られないジョブズさんのものすごく人間臭いところが結構ね、出てきてます。
で、このローレンス・レビィさんもなんかね、上手いんですよ、距離感の取り方が。
なんか彼の身長を指して引くところもあれば、「いや、そこはそうじゃないんです。」ってこだわるところもあったり、そうするとね、ジョブズさんが折れる時もあるんですよ。
なんかね、ジョブズ本をたくさん読まれてる方もこれすごい楽しめると思います。
なんかね、株式を公開するあたりとかのジョブズさんとこのレビィさんとのやりとりなんかもね、結構生々しく出てて、すごい読みごたえあるんですよ。
あとはおすすめなのは、高校生とか、これからどういう社会人になろうかな、どういう業界目指そうかなって考えてる人。
あの、トイストリーとかディズニー映画、ピクサー映画知らない人って多分いないと思うんですよ。
で、エンターテイメント業界としてはもう本当一級のね、世界最高峰じゃないですか。
でも実はこういう経営のいろんな苦労があって、クリエイターの方が尊重されるようなカルチャーがあってっていうバックボーンを知っておくことはものすごい役立つと思うんですよね。
やっぱりクリエイターさんもお客さんあってのだとは思うので、何かこれからその進路を考えてる人で、いろんな視野を広げたいっていう時に
エンターテイメント業界で、さらに世界の最高峰でこういうやりとりがあるんだっていうのを知っておくのは悪くないことじゃないかなと思います。
ましてそのね、ピクサー映画とかみんなが知ってるものですから、あ、こんな裏側があるのかっていう、何かまみ知識的なことを吸収できるだけでも読み応えあると思います。
でも本当にもう一回、あ、あのシーンはそういうことなのねっていうのがわかって、やっぱりもう一回見たくなること間違いなしです。
なんかね、やっぱり最後の最後はね、このレビィさんね、そのクリエイターさんをね本当に尊重するんですよね。
なんか現場に行って、いろんな人の話をちゃんと丁寧に聞いて、で、この方財務の方なのでお金の計算とかそういう戦略上のいろんなことを考えながら、まあ選択肢をいろいろ考え出すわけですよ。
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スピーカー 1
で、その中ですごいね、クリティカルな劇的な運命の分かれ道みたいなものが良い方に転ぶというか、いろんなことがあるんですよ。
だからね、この本は本当に久しぶりに、読むページをめくる手が止まらなくなった本の一冊、本の一つですね、これは。
本当に、なんかね、やっぱり途中、ジョブズさんとの掛け合いがものすごい面白いんですよね。
次どんなこと言ってくるんだろうとか、なんかね、ハラハラドキドキするんですよね。
で、しかもそのディズニーとこんな契約してたんだとかですね、次から次へと難題が降ってくるわけですよ。
スピーカー 2
なんかあの夢のある映画がこうして作られて、世に出されているんだっていうことが分かるだけでも、なんか見方が変わると思うんですよね。
スピーカー 1
コンピューターアニメーション、コンピューターに描かせてるとはいえ、本当大変なんですよね。
僕も初めて知ったんですけど、コンピューターアニメーションって結局、映画であれば、実写であればプロジェクトが決まって、俳優さんが一堂に集まって、
用意した後で撮ります、で解散する、映画撮影が終われば解散するってなるじゃないですか。
でもアニメーションってやっぱり会社で作るものなので、作るものがない時でも会社に必ず人がいて、その分のコストがかかるんですね。
やっぱりそのものづくりってそうそう、やっぱり誰かが必ず止まっちゃうところがあったりして、なかなか効率よく作るって本当に大変なんですよね。
やっぱりストーリーが決まらないと絵も描けない、絵ができないと音入れもできないっていう風に、やっぱり順序があって、どっかが止まっちゃったら本当に全てが止まっちゃう。
だけども人件費はかかるっていう制作の流れになるので、ああそういう難しさもあるんだっていうのも初めて知りました。
だからコンピューターで絵描かせてるんだから楽じゃんとか思う人がいたらそれはもう絶対そんなことないです。
もう手描きとも全然変わりないと思いましたね。
でもディズニーももちろんね、そんな無限な契約をしてるわけではなくて、直に対面をするシーンとかも何回か描かれてるんですけども、
そういう時にはだいたいクリエイターの意向を尊重するような感じの流れが多かったかな。
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スピーカー 2
だからそういった中高生が読んでも夢を壊されるということは多分ないと思います。
スピーカー 1
なので本当にこの本はある程度、ビジネスがある程度わかる大人の方であればもう間違いなく楽しめます。
それからそうじゃない方でもジョブズファンはもう間違いなく楽しめると思いますし、
これから社会に出ていこうという方でやっぱりこの経営ということをちょっとでも知っておいた方がいいという時にわかりやすく、
そしてすごく身近なもので書かれていると、そしてドラマティックな展開で次から次へとワクワクするような展開で飽きさせないという意味で本当におすすめの本です。
ぜひですね、興味湧いた方はいろんなところで売っていますので手にしてみてください。
私はちなみにGoogle Playで音声読み上げでウォーキングをしながら読みました。
Google Playはですね、スリープをしてもちゃんと読み上げをしてくれるのでとても助かっています。
もう一回題名言います。
ピクサー、世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話。
著者、ローレンス・レビー。
スピーカー 2
役者、井口浩二。
スピーカー 1
発行が、出版が、文芸者、株式会社文芸者さんですね。
井口浩二さんです。失礼しました。大変失礼しました。井口浩二さん。
井口浩二さんの他の書籍を読まれてもすごい面白いと思います。
ベゾスさんの本は読みました。
やっぱりこの人が書いたんだって後から知ってびっくりしましたね。
本当に面白いです。
スピーカー 2
というわけで今日はおすすめの本の話でした。
スピーカー 1
今日はおすすめの本の話でしたが、皆さんぜひこういう感じのテイストでよければおすすめの本いっぱいありますので、
ぜひぜひ感想、リクエストなどいただければ答えていきたいと思いますので、
どうぞお気軽にご意見ください。
ツイッターでしたらハッシュタグかぐあめし。
それからスタンドFMであればもうレターでいただければと思います。
というわけで今日もご視聴ありがとうございました。
止まない網はない。明日が皆さんにとって良い日でありますように。
おやすみなさい。
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