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2025-11-28 30:19

「人生の曲がり角を乗り越えろ!」ミッドライフクライシスという心の危機から脱する

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【2025年11月28日配信】川口環さんをゲストとして迎え、ミッドライフクライシスについて伺いました。50代の折り返しで体験した心理的危機と、健康問題(椎間板ヘルニアと肺血栓のエコノミー症候群)、さらにはコロナ禍による事業への影響など大きな喪失感に見舞われ、ミッドライフクライシスを経験します。その後、健康回復とメンタルチェンジを経て、健康を取り戻して・・・。

★ゲスト:川口環さん https://x.com/tamakicks
1968年、愛知県生まれ。大学卒業後、TOTO株式会社を経て、Webマーケティング会社「株式会社ジェイティップス」を設立。20年以上にわたり多くの企業のWebマーケティング戦略やメディア運営を手がける。現在ではAI駆動のマーケティング手法開発にも注力し活動の幅を広げている。

★note
https://note.com/tamakicks/m/mdeb19ef259c1

★脱ミッドライフクライシス: かっこいい60代になるための覚醒の勇気 Kindle版
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#音声配信 #ミッドライフクライシス #クリエコニュース202511 #ニュース #クリエイターエコノミー #川口環 #ジェイティップス #50代の危機 #中高年

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パーソナリティ:吉田喜彦(カグア!)
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収録機材:TASCAM DR-07X
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BGM by OtoLogic(CC BY 4.0)
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サマリー

ポッドキャストエピソードでは、川口珠樹さんが自身の経験を通じてミッドライフクライシスの心理的な不安や健康問題について語っています。特に、彼がどのようにこの心理的な危機を乗り越えてきたのかに焦点を当てています。このエピソードでは、ミッドライフクライシスに直面しながら、人生の困難やビジネスの厳しさ、健康の回復について触れています。また、コロナ禍を通じて自分自身を見つめ直し、新たな挑戦に向かうきっかけを得た経験が共有されています。ミッドライフクライシスは多くの人に訪れる心の危機であり、自己理解や健康維持が重要であると述べられています。川口さんは実体験を基にした書籍を通じて、暗闇から抜け出すためのヒントを提供しています。

ミッドライフクライシスの定義
クリエイターエコノミーニュース。
おはようございます。音声配信の今がわかるラジオ、クリエイターエコノミーニュースへようこそ。
パーソナリティのカグアです。
毎回、クリエイターやビジネスマンをお呼びし、その生き様やクリエイターエコノミーについて伺うゲスト回。
今回のゲストは、私の旧知の友人でもあります大大大先輩、尊敬する大先輩の川口珠樹さんをお呼びし、
昨今話題になっています中高年の心理的不安ミッドライフクライシスについて、
私のリスナーさんや多くの方にさせる内容だと思いますので、川口珠樹さんをお呼びしてその話を伺いたいと思います。
それではどうぞ。
川口珠樹です。どうぞよろしくお願いします。
こんばんは。
ご無沙汰してます。
カグアさんに大大先輩なんて表されて、非常に照れながら入場しましたって感じでございます。
私はもう足を向けて寝れないぐらいのご恩のある人です。
川口さんはですね、今年の3月に脱ミッドライフクライシスというKindle本を刊行されました。
ここで簡単に川口さんのプロフィールをご紹介させていただきます。
1968年愛知県にお生まれになって中央大学を卒業後、東東株式会社を経てウェブマーケティング会社株式会社JTIPSを旗揚げされます。
そしてその後20年以上にわたり多くの企業のウェブマーケティングの戦略やまたメディア運営を手掛け、
現在ではAI駆動のマーケティング手法の開発にも注力をされているそんなビジネスマンです。
ただそんな川口さんがですね、50代にミッドライフクライシス心理的危機を体験され、そのことをKindle本で著述され、今回お話をお伺いします。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
川口さん現在はもうご健康ということで。
はい、おかげさまで現在はもう体も心も非常に元気な状態です。
そしてまた当時のお話をお聞かせいただけますか。
はい、そうですね、まずあのミッドライフクライシス、ミッドクライシスが何なのかっていう話題からお話した方がいいと思うんですが、
これはNHKさんなんかだとミッドライフクライシスって表現で、その他Webメディアなんかだとミドルエンジクライシスとかですね、2つの言葉がよく使われることがあるんですが、
いろんな定義があって、これは少々難しいわけなんですけれども、中高年、高年者の第二の思春期、そんなように言われることがあるんですね。
第二の思春期と言うと、なんか停滞してるイメージがありますけど。
そうですね、まさに停滞ですね、止まってしまうみたいなっていう、そんな事象ですかね。
確かに働き盛れの50代で停滞ってある意味辛いですね。
そうですね、もうそんなことが自分に起こるなんて思ってなかったんで、私自身とてもやっぱり辛い数年間を過ごしたといったところでしょうか。
NHKでも特集が組まれるぐらいですから、本当に広がってるんですよね。
そうですね、ちょっともしかしたらこれから注目のキーワードになっていくことなのかなというふうに思ってますね。
あとはこの話を聞くと、実は俺もそうかもっていうふうに思い当たる人もいるかもしれませんよね。
そうですね。
これですから、いわゆる心理的不安ということでは、いわゆる鬱病とはまた違うんですもんね。
そうですね、鬱と併合してミッドライフクライシスっていうのは、医師がそういう診断をするケースもあるようなんですけれども、
やっぱりこれ非常に重度、中度、軽度みたいのがあって、何をもってミッドライフクライシスかっていうのはちょっと判断が難しいところでもあるみたいですね。
川口さんの個人的なクライシス
という中では川口さん、具体的にはどんな停滞というか不安というか困ったことになったんですか。
一般的にミッドライフクライシスっていうのがどうも50代の人生の折り返し時点になって、それまで体験してないことに出くわしますと。
例えば、仕事をしている男性であればキャリアの行き詰まりみたいな、これ以上出世しないかなとか、あるいは役職定年が見えてきたりだったりとか、そんなこともあったりとか、あるいは親の介護とかですね。
さらにはその介護した中での親との別れとか、あと子どもとの関係ですよね。子どもが独立した喪失感になったりとか。
やっぱり多いのがですね、ご自身の病気みたいなところですよね。私はかなりその比率が高かったと思うんですけど、病気、健康不安みたいなところがあって、
そんなのがいくつかありますと。50代になると迎えますと。それが1つのトリガーで何か起こす場合もあるし、2つ3つ重なって起こる場合もあるし、
何て言うんでしょうね。私の場合は何かそれが複合的に7つ8つぐらいやってきてクライシスしたみたいな、そんな感じですかね。
詳しくは書籍を皆さん読んでいただきたいんですけども、言える範囲って何か具体的にクライシス、どんなクライシスがあったんですか。
そうですね。50代の前の40代までどうだったかって話を少しだけした方がいい。
さっきの紹介いただいた通り、30ぐらいで起業して、1年間ぐらいフリーで死に物狂いで働いて、そこから1年後に法人になってですね。
ベンワーゲティングの仕事をやってきて、20年間ぐらい、正直あんまり大きな成功も失敗もしてこなかったっていうか、
割と中ヒット連発みたいなところでうまくやってきたみたいなところがあったんですよね。
その延長線上の中で50代迎えるにあたって、後半ですかね、終わりがけ大きなチャレンジをしようと思ってた状況の中で、
これまでにしない動きをしていくわけですよ。海外に行って海外と日本をつなぐような事業をやってみたいだったりとか。
それは今までやったことないことで、それに着手をしましたと。そうすると自分のまずマインドセットも変えなきゃいけないし、
動きも変えなきゃいけないし、会社の体制も変えなきゃいけないし、環境も変えなきゃいけないしってことを一気にワーッとやったわけなんですね。
でもそれまでもそうだったように、中小企業のおじさん社長にありがちな、絶えず人道識取ってですね、先頭突っ走るみたいなことをずっとやってきてて、
それである程度の成功があったので、それと同じようなことをその時も起こそうと思ってやったんですけれども、長所を相手にするテーマが大きかったみたいなところで。
結果どうなったかっていうと、もう体を壊して、インドネシアのジャカルタでですね、倒れてですね、救急車に運ばれると。
それがミッドライフクライスの入り口ですね。
海外で病院に担ぎ込まれるって相当ですね。
そうですね。
どれぐらい入院手術?
そうです。入院でですね、2週間ちょっとですかね、現地の救急車で、もちろん人生初めての救急車がインドネシアで、ものすごい勢いで運ばれて。
私からすると、日本の病院も好きじゃないのに、海外のインドネシアの病院、こんな言い方申し訳ないですけど、なんかちょっと野戦病院ぐらいなイメージで入っていて。
ちょっとそこでですね、結果的に言うと2週間ぐらいほぼ治療がないまま放置みたいな状況になったんですよね。
それつらいですね。その間、逆に仕事はどう回ってたんですか?
いろんなものが全部止まりました。見事に止まりました。
入院とコロナの影響
そうなると、川口さん自身も不安でしょうけども、社員の皆さんもかなりパニックになったんじゃないですか、当時は。
そうですね。ですから当時のことを振り返ってですね、今スタッフと話して、当時いろんなこと迷惑かけたねなんて話もしますし、当時のことを今だからこそようやくですね。
これは6年ほど前の話なんで、ようやく多少なんか食事の席の時にちょっと冗談を好めかしながら話ができるとかですね、いう状況になりましたっていう、そんなとこですかね。
本当に迷惑かけました。いろんな人たちに。
でも、それこそ病気っていう物理的なトリガーと仕事がもうすべて新しい環境になるっていう中で、いやーこれは抱えきれないですね。
そうですね。なかなか、なかなかしんどい経験でしたね。
いやでも私もやっぱり50代になってから、体力面とかも突然なんかこう大人いというかですね、トレーニングをしてもなんか増えない、変なもどかしさが増えた気がしますね。
それはとてもわかりますね。
毎日こうちょっとした筋トレとかタンパク質とか食べるんですけど、全然筋肉量増えないんですよ。
いや特に香川さんストイックなので、その香川さんをもってしてでも、やっぱりこう進化が以前ほどではないっていうのは、それがやっぱり50代の体っていうところですよね。
だからそれまでできてきたからこそ、無難になんだかんだこうこなせたからこそ、そういうもどかしさも多分真相心理的にあったんでしょうね、きっとね。
そうですね。ありましたね。そんなところもね。
そうなるとその心理状態を整理するのも、まして物理的に入院とかもしてると本当に大変だったですね。
本当にそうでした。大変でした。
いわゆるミッドライフクライシスって、メンタル面のことにフォーカスして言われることが多いんですけども、物理的なその入院とかは、その2週間後は帰国されてなんとかなったんですか?
そうですね。日本に帰ってきてですね、緊急手術だっていうぐらいの勢いで羽田空港からすぐ搬送されたんですけど、もともとはその倒れた原因の主な原因がツイカンバンヘルニアで、ツイカンバンヘルニアってこう背中腰の部分のですね、軟骨がこう出てやる。
それが神経に触れて腰から肝心が激痛なわけなんですけど、それがなんと3箇所出てたんですね。相当重症だったんです。
L1、いわゆるL4、L5以外もってことですか?
そうです、そうです。一番下までっていうところで。
一番下までですか?
それが一番難儀で。
なんと、それは。いやー、L4とL5はよく聞きますけど、L6、それは確かに、今聞いてる皆さん、L6ってほんとすごいんですよ。まずL6ないですよね。
帰ってきてすぐ、某大学病院で手術だっていう体制だったんですが、今度ですね、肺血栓って言われる、いわゆるエコノミー症候群って言われるものが発症してるっていうのがすぐ検査で分かって、
エコノミー症候群ってなかなか皆さん大抵ないと思うんですけど、いろんな血の血栓っていうのは足から順番に上がってきてしまって、それが心臓に行ったりとかすると心肺停止になったりとか、脳に行ってしまうと脳一血になったりとかっていうそんな疾患なんですけど、
それが相当な血栓が上がってるって状況で、とてもじゃないけれども、その追加ヘルビアの手術をするようなことじゃなくて、まずその肺血栓を何とかしないと下手すると1分以内に死んでしまうよって言われてですね、今度それの集中治療が始まるみたいな感じですかね。
いやー、こう言うとちょっと言葉悪いかもしれませんけども、海外での2週間の入院生活の動いてなさ具合もきっと影響してるんですよね。
いやー、あったと思いますね、今から思えば。
そういった風も重なると、メンタル本当にズタボロですね。
本当にもう、もう本当にズタボロでしたね。
仕事以外でプライベートの方とかでは、何かプライベートのそういうクライシスもあったりしたんですか、そのタイミングでは。
そうですね、それで入隊を繰り返して、いずれは良くなっていくって流れだったんですけど、その入隊してる時に、世界をパンデミックが起こすわけですよ。
そうだ。
コロナが2020年1月にやってくると。
いやー、これはこの先どうなるんだろうっていう不安がもろに降りかかりますね。
そうですね。ちょうどその頃、2回目の日本での入院の退院時期ぐらいで、退院しましたと。
なんかコロナっていうのが来てるよと。
コロナによる影響
ちょうど私がやってたその海外事業っていうのが、それまで一人で年間150日間ぐらいベトナム、カンボジア、ミャンマー、インドネシアなんかを渡り歩いて、リサーチしてパートナーを見つけてマーケティングすると。
で、政策開発を日本で自社でやってもらうみたいな流れで。
で、簡単に言ってしまうと、市場の中でキャッシュウロの長いビジネスだったんですね。
仕込んだエントリーがですね、キャッシュに変わるのが12ヶ月ぐらい。まさに1年ぐらい。
で、ちょうどそのコロナが来た年の2020年の4月から売り上げが一気にドーンと上がるっていうのは、それまでもう資金繰りが辛くて。
もう海外渡航するのも安宿を回ってですね、耐えて耐えて耐えてやってきて、そんな中体を壊して、でもね4月から売り上げ上がるよねっていうところだったのが、それが1月終わりのパンデミックで。
もう人々が日本に来れない時代に落ちるわけですよね。まあ大変でした。
目当てにしてたビジネスの成功も先延ばしになっちゃうわけですね。
そうですね。
先延ばしでもないんですかね。
そうなんですよ。先延ばしだと思ってたんですけど、まさかその後コロナがですね、入国規制が2年も続くと思ってなかったので。
結果的にその時バックオーダーとして予定していた2億弱ぐらいの売り上げが、その2年間で見事に溶けてなくなるわけです。
いやー。
なかなか痺れますよね。
いやー、ちょっとそれはヘビーですね。
いやー、なんか物理的にもメンタル的にも、これはなかなかヘビーですね。
いやー、これどう乗り込めるか、私って言ったら乗り込めるか全然わかんないなー。
で、なんかだんだんそうするとミッドライアンクライシスの不幸自慢になっちゃう話になるんですけどね。
はいはいはい。
で、そんなことやってるか中に、今度私のおふくろ母親が急に亡くなっちゃうんですね。
悪血病で急にもう対面して2週間後ぐらいに亡くなってしまって、ちょっと悲しい別れがあって。
で、そんなことやってるうちに、今度、うちの会社の社内が非常にゴタついてですね。
社内でちょっとしたいざこざというかですね、よろしくない事件が結構あり、
それが今度私たちのクライアントだったりとかパートナーにもちょっと影響があってですね。
まあその2億の売上が溶けていく入り口。
で、既存事業もどんどんなくなっていく。
で、コロナで外には出れない。
お客さんにも会えないみたいなっていう、まあ2022年春を迎えたみたいな。
で、おふくろは亡くなってるみたいな。
そんな感じでしたかね。
ミッドライフクライシスの経験
いやー、不幸自慢っていう言葉はともかく本当に重なったんですね。
そうですね。
でも逆に言うと、やっぱり50代って何かしら重なるっていう時期なんですよね。きっとね。
それは言えてますね。
まあましてもね、親の不幸っていうわけではなくて、まあ介護とかはね、絶対あるでしょうし。
そうですね。
で、仕事も確かに今本当に延々と就寝雇用とかはもうね、なかなか厳しい中で50代ぐらいにもう選択を迫られる企業も増えてますもんね。
そうですね。そうなってきましたね。
そうなると、いやー、自分の父ちゃん母ちゃんも介護をしてにゃあかんで、会社でも選択を迫られる。
でも子どもたちはもうちょっとお金が必要とか、いやー、いっぱいいっぱいになりますね。
なりましたね。
で、川口さんは本当にそういった会社、仕事と会社と、まあ物理的な体力、体の故障というところで、
いやー、前半ヘビーな話をお伺いさせていただきました。
ハッシュタグクリエコー。
さぞ大変だったことと思います。
はい。
そんな中、川口さんは何かこう、現状のこう、に向かうきっかけみたいな、当時何かあったんですか。
結局ですね、まあいろんなことをこうやろうとしたりとか、悶々としている状況だったんですけれども、
なんか言ってしまえば、まあちょうどそのパンデミックが来た頃って、まあ51歳ぐらいだったんですけど、50を超えたぐらいだったんですけど、
そっから4年間ぐらいどっぷりミッドライフクライスに使われるわけですよ。
4年間。
4年間ぐらい。
ああ。
まあでもやってて思ったのが、なんかこんなに辛いこといっぱいあると、こんなに苦しいなと。
不悪の40代と言われた年をとうに超えて、まあもしかしたら人生のこう刈り取りみたいなタイミングに来てるはずだったのに、
なんかこう50を超えてみて、自分こんなにきついぜみたいな状況なんですけれども、
でもなんかこう、この年になってもまだ体験しないことってこんなにあるんだって。
なんかこれからビジネスでもプライベートでもすごく安定的に、少しなんかともすると楽していけんじゃないかなと思うのがそうじゃない現実になったときに、
なんかこれはこれできちっと自分の中で受け止めて、また次のステージ行くっていうようなことなんかをやれと言われてるんじゃないかななんていうふうに。
まあ本当だいぶ経ってからですよ。だいぶ経ってからちょっと気持ちを切り替えられる状況になってきて。
そっからですかね。なんかこう変えていこうっていうのが起きてた。
その切り替えられるようになったというのは、4年間の中で徐々にこう自分の中で、
なんとなくもう切り替えなきゃダメだなっていう気持ちが醸成されていったんですかね。
そうですね。本当に川上さんのように、なんかこう多分なんかいろんなものを重ねていって、どっかでなんとなくっていう部分が一番大きかったと思います。
で、あともう一個は体の健康ですね。結局その倒れて体を壊してしばらくは杖の生活だったんですね。
ずっとリハビリをしながら杖の生活でちょっと後遺症が残ったもんですから。
で、医師から言われているのが、おそらく残りの人生はなんとなくやっぱり杖を作って害死するっていうのは杖の生活になるでしょうし、それがいいでしょうと。
で、あと右足のちょっと麻痺が結構あったので、車の運転は絶対できないですとかですね。
いろんな制限がかかったわけなんですけど、なんかちょっとそこを乗り越えて結果的に杖もいらなくなって歩けるようになりましたし、車の運転もできるようになったしって状況が見えてきた段階だったので、
なんか体が健康になってくると気持ちもちょっと動き出すっていうのが、その時感じましたかね。
いやでもそれものすごく当時自信になったんじゃないですか。
そうですね。リハビリはもうめちゃめちゃ頑張ってですね、自信になりましたし、なんて言うんでしょうね。
本当に体のことっていうのは、今まで不節制なことしてきましたけど、何があっても体です、健康ですっていろんな人言うじゃないですか。
ほんと月並みの話なんですけど、本当にそうだなっていうふうに、その時初めて感じました。
いやでも実際50代って背負うものも多いじゃないですか。そういう中でどうしても生活優先で稼ぐために仕事っていうふうに割り切らなきゃいけない人もいる中では、なかなか難しいですよね。
ほんとそうですね。そういう意味だと私の場合、コロナっていう時間が、もしかしたら自分自身を立ち止まる時間でちょうどよかったのかもしれないですよね。
周りに世の中も止まってる、いろんなことも動けないっていうので、ちょっと立ち止まりながら準備することができたっていうのがあって、
なんかこういい乗り越えるための発車台ができた時間だったのかななんていうふうに、ちょっと今お話し聞きながら思いましたね。
ちょっとゲスはのことを聞いちゃうんですけど、コロナってやっぱり資金繰りとかも大変だったと思うんですけども、そのあたりって、いわゆる当時コロナの助成金もあったじゃないですか。
ああいうふうにフル活用されたんですか。
新たな挑戦に向けて
いやー、あれがなかったらですね、会社なくなってましたね。
やっぱりそういうことですね。
本当に、これが今度変な話で、香川さんおっしゃるようにコロナの巧妙みたいなところで、コロナ禍があったので、今までじゃありえないような非常にハードルが低く、
ほとんど無利子、当然無担保で、いろんなところからお金が借りられるっていう状況が2020年の4月ぐらいから始まったので、
それがなかったら、本当にもう資本金、わずか1300万の会社なんてあっという間に食い潰してしまうので、完全に沈んでたってありますよね。
だから本当に妙ですよね、そうやって考えると。
でも言い方変えると、やっぱり知恵で乗り切ったって感じですよね。
そうですね。
でもその情報のキャッチとかは、やっぱりそこだけは支出しなきゃっていう気持ちでアンテナを立てたんですか。
そうですね。当時はもう本当にやることないですから、案件もまだ予定してた案件が、ウェブマーケット案件も止まったりとかあったので、
あとは動けないですし、そうするともうパソコンに向かって何かするしかないので、いろんなことをリサーチしながら、補助金助成金なんかも、
それまで使ったことなかったのが少し調査してみたりとか、当然制度融資だったりとか、
政策金融広報の優遇措置だったりとか、そういうのを徹底的に調べて、徹底的にシミュレーションをして資料を作って、
お金をお借りして何とか乗り切ったみたいな、そんな時間でしたね。
でもそうです。やっぱり私、外部の人間からするとちょっと軽く聞こえたら申し訳ないんですけども、
やっぱりその時、とにかくできることをやるっていう感じなんですかね。
本当そうですね。
でも健康が回復してきて、気持ちが切り替わっていくっていうのはすごいわかる気がしますね、やっぱり。
でもなかなかそれが難しいですよね、50代って。
難しいですね。本当に難しいですね。
なんかいろんなことを自分でコントロールしたくなってる年代じゃないですか。いろんなことができるようになってて。
でも香川さんが言うように、自分でその時にできることをしなきゃいけないっていうような、そんな事態だったと思うんですよ、あの時って。
コロナという、誰も経験していないような未体験ゾーンに入りましたと。
このコロナ事態っていうのは、僕自身がいくら頑張ったって変えようがないし、
海外に人々が渡航できないのもどうしようもないしっていう時に、やっぱりそういうことをちゃんと近くにいる友人とかなんかで言ってくれる人がいるんですよね。
自分でそのコントロールできないことを憂いて、そこでクヨクヨしててもしょうがないじゃないって言ってくれる人がいて。
それでなんかガッと頭の考え方が変わって、今目の前にあることをやろうと。
目の前にあること、そこに集中しようと。
なんかそれがミッドライフクライシスを脱する中での大きな考え方になったし、今現在脱した後も大きく考え方が変わったところですかね。
なので今回出版までされて、やっぱりこのことを伝えようっていう気持ちになったっていうことですかね。
そうですね。
もちろん楽屋裏話でいくと、香川さんの促しが多分にあって、悪気になったっていうのはあるんですけど。
私もぜひとも大先輩に書いていただきたいと。
多分それがなかったら書いてなかったかもしれないっていうぐらいの話なんですけどね。
でもやっぱり当時この話をお伺いしたときには、やっぱりこれはやっぱり残さなきゃっていう、何か使命感的なものはありましたよね。
ある意味当時こういう、今今日話してるようなことなんかも含めて、なんか善用ですね。
ミッドライフクライシスの理解
意外と伝えられる人って誰もいなくて。
いろんなことが蓄積されて蓄積されて、ミッドライフクライスでどっぷり使ってる中で、何か満を持して香川さんに相談したみたいな感じでしたもんね。
だからね、我々の出会いも本当に何か満を持しての出会いっていう、携帯で連絡が来た、当時の。
懐かしいですね。
付き合いの始まりでしたからね。
なるほど。そうしましたら、今ですから50代に差し掛かる人たちが多分いろんなものを抱え、プライベートも仕事もいろんなものを抱えて、
自分じゃコントロールできない何かとぶつかって、やっぱりそういう精神的な停滞に遭遇すると。
それこそがミッドライフクライシスであると。
ただそのミッドライフクライシスも、やっぱりその時にできることをやって粘り強く何とか、まずは健康回復から持っていくと。
そうですね。何かこれ、健康が理由じゃなくてミッドライフクライシスになってる人に見えることだと思うんですけどもね。
健康な状態で例えば、親の介護だったりとか、家族の何か理由でクライシスになったって人も、私お勧めしたいのはとにかくその手前よりも健康になりましょうと。
いわゆる体増強しましょうと。ここ何か強くお勧めしたいですかね。
体がアクティブになることによって人ってこんなに前向きになれるんだっていうことなんかは、
俺はやっぱりここ1年間ぐらいで非常に感じたところがあってですね。
体大事ですね。好きなみですけど。
でも先ほどからのお話を聞いていても、そのマインドチェンジがかなり大きいんだなっていうのは思ったんですよね。
でもそのマインドチェンジができる前提としてはやっぱり健康ですもんね。
そうですね。ほんとそうですね。
特に50代過ぎるとその健康を維持するのがそもそも大変ですもんね。
言えてます。
私も筋肉量全然増えないんですよね。
一応週一でプール行ったり、ジム行ったりとかしてるんですけど、増えないですよね。
いやいや、そこはもういろんな人たちよりもストイックにやられてるのはよく存じ上げてます。
それからこれってちなみに男性女性とかってあるんですかね。
どうなんでしょうね。なんとなく私が感じてるのは、女性ってもしかすると体の変化っていうのが40代50代あって、
ともすると医学的に高年期みたいな言い方ばれちゃうじゃないですか。
男性の場合ってそれまで高年期みたいな言い方なかったのが、どうもなんか昨今男性にも高年期あるよねっていうところで。
それがニアミッドライフクライシスみたいなところっていうのは私の印象で。
これまで仕事に集中してきたっていう典型的な私みたいなタイプなんかが、
横っ面から親の死とか愛護とか健康不安とかいろんなものに当てがられて、
クライシスするっていうパターンが多いんじゃないかななんていうのはちょっと肌感覚として思ってますけどね。
人生の変化に一方で男性の方が弱いような気もしますね。
そうかもしれないですね。
そうしましたらぜひですね、この川口さんの書籍、
NATSU ミッドライフクライシスなんですけども、書籍を読んで読むのがお勧めの方々に向けて何かメッセージをいただけたらと思います。
ありがとうございます。
そうですね。
ミッドライフクライシスって誰にでも突然訪れて、
そういう可能性があってですね、抗うことができないっていうそんなものだと思うんですね。
でもその事象に陥った時に必要なのって、まずなんか深い自己理解みたいな部分って言うと、
そこが非常に重要だと思うんですよね。
私は決してミッドライフクライシスの専門家でもないし、
医学的な立場の人間じゃないんですけれども、
割と私自身が陥ったこのミッドライフクライシスの出来事っていうのを本当に等身大でセキュラルに書いています。
ですので、もしかしたら読んでいただいたらですね、
さっきあったように不幸自慢っていうようにたくさんいろんなクライシスの理由が書いてありますので、
その中の1個2個がご自身の何かこう事象と当てはまるんだれば、
なんかこう暗闇から抜け出すような一つのヒントになればいいななんていうふうに思って書きましたので、
川口さまきのメッセージ
ぜひ機会があれば読んでいただけだと思います。
川口さまきさんの脱ミッドライフクライシスはAmazonでKindle本、それからPaperbackの2携帯で販売をしております。
ぜひご興味ある方は概要欄のリンクからご購入してくださると、
私もアフィリエイトとしてこの番組のサポートになりますのでどうぞよろしくお願いします。
ありがとうございます。
というわけで本日は株式会社JTIPS代表取締役の川口さまきさんをお呼びして、
ミッドライフクライシスを脱するためにというテーマでお話を伺いました。
本日はどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
30:19

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