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  2. S4 ep16 3Dプリント陶芸の黎明..
2024-10-15 1:06:24

S4 ep16 3Dプリント陶芸の黎明 ぐちゃぐちゃ体験レポート

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これまでも陶芸にはそれなり触れてきた志保が初めて体験した3Dプリンタを使った陶器作りのワークショップ。まだまだ方法論の確立されていないこの分野。結果はいろいろとぐちゃぐちゃなところもある一方で、今後の可能性も感じるレポートです。


【今回の話題の関連リンク】
ワークショップ:「プロシージャルデザイン×セラミック3Dプリンタ」 釉薬と土、そしてお茶とお菓子と私
https://www.d-lab.kit.ac.jp/events/2024/procedural-design-workshop/

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⁠パーソナリティ:岩田篤 蔡海 福原志保

サマリー

このエピソードでは、3Dプリント技術を活用した陶芸の新たな挑戦について語られています。特に、プロシージャルデザインを用いた3Dモデルの制作からプリントまでのプロセスや、ワークショップでの体験レポートが中心となっています。参加者たちは、土の特性や混合の過程、そして失敗から学んだ経験を通して、陶芸の新しい形を模索しています。探求される内容には、3Dプリント技術を使用した陶芸の新たなアプローチ、試行錯誤の過程、そして独自の経験が含まれます。また、デジタルファブリケーションと伝統的な陶芸の関係についても語られ、そこにある課題や可能性が示されています。京都デザインラボやワークショップの内容、参加者の失敗談とそれから得られる楽しさが掘り下げられています。さらに、3Dプリントと陶芸にまつわる新たな体験が紹介され、クリエイティブディレクションやプリンティングディレクターの役割についても深く探求されています。

ツンドクと陶芸の導入
CRA出しRADIOは、さまざまな手法で物を生まれ変わらせるコレクティブ、コンクラのメンバーが工芸を軸に、物と人との関係、物を作ることについて皆さんと一緒に考えていく番組です。
コンクラの岩田です。
ウミです。
シホです。
よろしくお願いします。
だいぶ長くなってしまったツンドク回。ツンドク回だったのか、あれは。
ツンドクってやっぱりゆるい概念なんですね。そういう意味で言うと、トークもゆるい。
ツンドク家であることを宣言した回。
ツンドク家であること。
全員がね。
おそらく聞いてる人も何らかのツンドク家ですよってことがなんとなくわかった回でした。
だと思います。
3Dプリンタープログラムの概要
そのツンドクで出てきた釉薬の話なんですけど、陶芸とシホさんっていう新しい趣向の話です。
意味わかんない、そのタイトル。
今俺適当に言ったけど、陶芸とシホさん。
誰が聞くの?そんな。
いろんな人が聞く。
ありがたいことにリスナーもちょっとずつ増えてるので。
これ聞いてくれるリスナー優しい人たちだと思う。
今までの話を聞いてくれてる時点で優しいですよ。
そうですね。ありがとうございます。
私そんなに陶芸、うみくんほど陶芸やってないんですよね。
引き合いに出すなよ、俺は。
今毎週毎週通ってるじゃないですか、学校に。
学校というか、後継者育成プログラムという京都の産業技術研究所が設けているプログラムにお世話になってます。
何を後継するんですか?
絵付けという、染め付け。
絵付けなんだ。
ゴスというコバルトをですね、それを素焼きの状態に書いて、だいたい磁器でやるんですけど。
先週もちょっと最後の一瞬、磁器の話になったんですけど。
コバルトを水で溶いたものを書いて、それを焼くと青くなるっていう。
朝鮮とか京都口はわからないけど、中国の時期とかで、結構明朝のやつとかで、白い地に青っぽい細かい絵が描いてあるのが結構あるんですけど。
見たらこういう感じのあれねっていうのでわかるんですけど。
どうやって検索したらどんな単語だと出てくる?
なんだろう。ゴス?
その話で言われても。
ゴスカタカナしか出てない。
ゴスロリのゴスになっちゃうと思うんですよ。
そうだよね。
ゴスは語彙通しの語と。
わかんないその説明。語彙通しの語。
いちご屋の語とか。わからない。
いちご屋の語は違う感じですね。
じゃあなんだ。
語服の語じゃん。
そうだ、語服の語だ。
語服の語と大須観音のスですね。
須藤さんのス。
須藤さんのス。金属工芸さんのス。
なんでそういうゴスって名前になったんだろうね。
わかんないですね。
コバルトじゃないと青って出ないんですか?
でもわかるのはコバルトって金属の一種なんですよね。
釉薬の話が先週出たんであれなんですけど、
基本的に1200度以上温度を上げて残るものって金属なんですよ。
有機物はだいたい燃えちゃうので。
プラスチックでもなんでもかんでも。
残るのは金属とあとはシリカって言われてるガラス系の物質です。
ガラスも800度くらいとかで溶けちゃうの?
溶けます。だけど残ります。
物質として残ります。
燃え切らないですよね。
なんでガラス、すごい雑に言うとガラスと金属が混ざったものとかと、
あとプラスアルファいろんな要素で釉薬ってのがおそらくできるんだろうという感じです。
すっげえ雑だなあ、説明が。
わかりやすいので言うとベンガラとかってありますよね。
陶芸とかに限らず赤い鉄を溶いたココナのやつを木にも塗ったりとかするし、
漆にも混ぜるベンガラ系の赤漆みたいなのもあるし、
いろんなところで使うベンガラは錆びた鉄ですよね。
だからあれも金属で、ベンガラも水で溶いて絵付きに使ったりとかします。
京都でよくやってる上絵の赤絵っていうのかな?
赤絵はどっちかって言うとあれじゃないですか。
ベンガラじゃないの?
アリタとかクタニとかでやってる赤いやつですよね。
でも京都はその赤と金を使うって設定を受けまして、私それ使わせてもらった。
すごいすごいすごい。
とにかくワークショップのっていう風にうみくんは今…
俺の話じゃないじゃん、今日。
いいじゃん、別に。
なんで、深田司法のスペックをやり返すと、
陶芸、初心者って本人は言いますけど、結構やったことはありますし、
どう見ても初心者です。爪がまず長いから、
心構えとして初心者。
心構えとして、まず陶芸に向いてないじゃんっていうところ。
深田司法が作ったシノジャワンっていう茶器とかは僕よくお茶買い出すときに使う。
嫌がらせですね、完全に。
でも作ったことあります。
ろくろも結構、ちょっとうまいかどうかはわかんないけど、
何時間も練習したこともありますからね。
2日間練習した。
2日間みっちり練習したこともあります。
巻き釜もやったことある。
結構いろいろやってますね。
結構いろいろやってますよ。
それが3D CGと3Dプリンターを掛け合わせたデジファブ。
なんて言えばいいんだろう。
3Dプリンターでクレープリンターって呼ばれるのかな?
とか3D陶芸プリンターとかそういう言われ方をするんだ。
今のところ正式名称は私はわかってないですよ。
だからまだ未開の分野なんですよね。
3Dプリンターってみんないろんな人がどういうものか認知する時代だとは思うんですけど、
それで陶芸の年度もやれるのかやれないのかって結構みんなが知りたいけど情報がまだ揃ってない分野だと思うんだけど、
なんで揃ってないかというと技術がまだ未完成だからってことですよね。機械の多分。
とはいえ多分それのワークショップが開催されたことって何でかってあると思ってて、
その辺からちょっと翔さんの話が聞けるといいのかな。
じゃあちゃんと説明すると、マテリアル京都ですね。京都5条にある。
我々もお世話になりまくりな。
カブカフェ京都別名ですね。
もうこのワークショップちょっと終了しちゃったんだけど、
ワークショップのタイトルがめちゃくちゃ長いです。
どうぞ。
プロシージャルデザイン×セラミック3Dプリンター
湯薬と土そしてお茶とお菓子とわたし
ちょっと土とわたしで韻踏んでますね。
あとYシャツとわたしみたいな。
いやいや。
え、違う?ずっとそう思ってた。
部屋とYシャツとわたし。
とで単語を繋いでいく。
最後わたしって言う。
なんでこのタイトルなんだろうっていう気になりましたね。
気になりますよね。今気になりました。
はい。説明がセラミック括弧陶器3Dプリンターを題材に
プロシージャルデザインの手法による3Dモデルの造形から
3Dプリンターでの出力、湯薬表現、調整までを
短期間で実践的に学ぶワークショップです。
主催京都工芸繊維大学京都デザインラボ
運営協力ファブカフェ京都です。
5万問したんですよ。
なかなかですよね。
陶芸プリントの技術的挑戦
5万問ってよく考えたら激安だった。
そうだよね。
1日だってトータルで何日もあるんですよね。
3週間にわたって、まず最初はオンラインで
いろんなわからない単語が出てきたと思うんですけど
プロシージャルデザインってなんじゃい?
全然わからない。
わからないでしょ。
私も日本語でプロシージャルって初めて聞いてね。
調べちゃったもん。プロシージャルって何?
オンラインのやつを横丁で聞いてたときがあって
プロシージャルっていうワードがわりと連発してるから
結構共有してる概念なんだ。
そうなんですよ。
プロシージャルを検索すると
プロシージャルとは手続き型と訳される
数式や処理を組み合わせて何らかの操作を行うことを
全般をプロシージャルと言う。
なるほど。
具体的にはプロシージャルテクスチャーとか
画像の生成という意味なしですね。
他にはアルゴリズムやルールに基づいて
データやコンテンツを自動的に生成する技術です。
アニメーションとかだといちいち大変じゃないですか。
直すの。
リターンキーとかで戻してこことかやってたら
一生アニメーションは終わらないから
それでパラメーターとかをちょっと変えられるように
プログラミングしていって
でもまだわからないです。
物作りとかにあまり使われない手法ですと
説明を受けました。
半自動生成みたいなことですか?
むしろノードっていう言葉をみんな使うんですけど
なんて説明したらいいかな。
一応プログラミングするんですね。
オブジェクトって言って
例えば丸を作りたいとかしたら
サークルっていうノードをオブジェクトで読み込んで
そのサイズから全部数値で入れる。
普通のほかのもっと簡単な3Dのやつって
クリックして丸のボタンとかがあって
それをクリックすると丸がポコーンと出てきて
それを引っ張っていったり削ったりするじゃないですか
そういう感じにもちろんできるんだろうけど
その時点から全部自分でプログラミングをして
作っていくのがすごい大変なんだけど最初
今聞いててどっちかっていうと
パワーポイントでサークルツールとか使うというよりは
関数の数式で丸を表現するという話に近い印象でした。
関数までいかないんだけど
オブジェクト執行的なプログラミング
マックスMSPとか触ったことあったら分かりやすいんだけど
僕はなんとなく分かるけど
くらだしラジオのリスナーはその概念共有難しい。
なんて説明すればいいんだ。
いいですよ、プロシージャル一回飛ばしましょう。
ただしこの絵がすごい肝なんだっていうのは
後々分かったんですよ参加して
なんでかっていうと3Dプリンティングをする時に
丸削るって間違えたって言ったら
そこの場でだいたい画面で直せるでしょ
リターンキーするなりとか
でもついでに3Dプリントを押して
リターでずっと出してもらいますっていうのが
みんなの知っている3Dプリントのイメージなんだけど
クレープリントだったりセラミックプリント
または陶芸プリンター、陶器プリンターっていうのは
もう2つの問題がある
まず1つは土の柔らかさがすごくむずいわけですよ
固すぎても抽出されないし
詰まりそうですよね
あと水でビショビショにすると何が起きるかって言うと
プリントしている横からドロドロと流れて
形がなさない
これをもう形45度とかだと
べしょってなっちゃうなって分かるから
そうするとリターンキーとかでここだけとか直すって
すごい絶望的な気持ちになってくる
ここの角度の部分だけ50度に直したいとかを
今度ぺぺって数値だけ変えてあげたら
ピーンって3Dでデータで出してくれるから
最初の準備は大変なの
形の準備をするプログラミングは
もうわけわかんない
初めてHoudini
どういうソフトを使ったかってHoudiniっていう
H-O-U-D-I-N-Iですよね
アニメーションでよく使われるツールだって聞いてます
建築とかで使うような
建築もあんま使わない
じゃないって聞いてましたね
オブジェクトではとにかく
世界的に見てもあんまり前例が
そういう人が本当に数人数えるしかいないので
YouTubeとかで探したんだけど
本当に情報少なかったんですよ
CADで3DCGを起こして
それを粘土プリンターでやるというプロセスで
CADソフトというか3DCGソフト
Houdiniを使うってこと自体が異例っていうか
プロシージャル技術の理解
異例だからわざわざプロシージャルっていう
Houdiniの数値でコントロールしたりとかするっていうのを
情報量多いですね
手続き方
英語だとすごいアーって分かるんだけど
プロシージャルってプロセス
プロセスを得てやるって意味なんですね
表現がプロセスから来てると思います
っていうと何か分かる?
僕は何となく分かるんですよ
実は僕もソフトを使ったりとかしてたんで
松尾さんのマックスっぽいとかって
その操作感も分かるんですけど
僕一応リスナーの立場に立って聞いてると
わかんねぇなこの話と思って
すいません、じゃあ検索みなさんしてください
僕今検索もしながら聞いてますけどね
よくわかんないですね
実際のものに例えたほうがよくて
例えば
わかんないけど
例えばみんなが知ってるアニメーションとかって
なんかないかな
例えば
わかんないけど
コアファイターがガンダムに変形するシーンとか
わかんないけど
何かそのアニメーションで気に食わない時に
結構いろんなものを変えなきゃいけないんだけど
プロシージャルにそのアニメーションが作られてたら
結構修正が簡単みたいな話なんですよねきっと
どっちかってシミュレーションとかに向いてるのかもね
陶芸ワークショップの取り組み
例えば爆発した煙とかが
いちいちレンダリングして
これじゃないっていちいち1回1回作るんじゃなくて
数値でペペペってやってあげたら
こんな広がりとか言って
ここの数値もっと変えたらここが変わるんだっていうのが
割とストレートにできる
変化を作りたいっていうのにはすごく向いてるんだよ
動かないものに対してやるととてもめんどくさいじゃん
だけど煙の表現だったりとか
キャラクターの動きっていうかなんていうのかな
くしくも僕たちシーズン4で安彦さん回をやってるわけなんですけど
彼はアニメーターの原画を見てたわけですけど
グフが斧を振り下ろす瞬間の原画みたいなやつとか
あれを例えば
斧を振り下ろす残像とかをどんぐらい見せるかどうかとか
今の煙のしぶきとかもそうですけど
分かんないですけど安彦さんがフウィディニを使えたら使うと思いますか?
ありえるかもしれない
ガンダムオリジンって安彦さんがもう一回アニメーターとして戻ってきて
監督をやってるシリーズでは基本的にモビルスーツCGで表現してるんで
どういうふうな作り方してるか知らんけど
手書きアニメじゃないですよ
人間は手書きアニメですけどモビルスーツはCGで
だったら安彦さんもあれこれ今の作り方にのっとって
理想的な演出を細かく言いそうですよね
そうだね、実際に作られたやつとか
アバター2とか
あとは
ブラックミラーとか
フランツリズム7のゲームとか
いろんなアニメとかゲームのイメージが使われて
ほとんど映像ばっかりですね
フウィディニを使って具体物を出力しようという趣旨の
聞いたのはなんで映像に特化して
映像に人気なしかも動かないもの
だって陶芸物って
アニメを作るわけじゃないから
陶器だから動かないじゃん
オブジェクトですよね
止まったものですね
この手法を選んだのかって聞いたら
さっきの説明だった
いろんな失敗がめちゃくちゃ起こるから
クレープリンターをやってる時に
それは予測できない
例えば爪の空気が入っちゃってたら
失敗するっていうのは
それは物理的なやつだけど
見たら分かるんだけど
土の柔らかさとかって
打ってみないとやっぱり
分かんないし
ワークスピードもその時の気温とか質度で
違いますからね
かつ土にもよっても全然違うわけですよ
だから陶芸家だったら
もっと多分分かるんだと思うけど
土を常に手で触ってる人は
よしこれで打ったら
いけるとかいうのは
多分早いと思うでしょ
感覚得るのが
でも私たち全員ほぼ全員
陶芸やったことありません
っていう人ばっかりが参加してるから
まず最初に言われたら
土を手で練るなって言われたの
で私え?ってなって
どういうこと?と思ったら
それぐらいはできるぞと思ったわけですね
聖さんは
菊練りぐらいは
私すごい練習したから
割かし初心者レベルではいい方
いけるんじゃないか
ここでマウント取れるんじゃないか
マウント取る気ないけど
役に立てんじゃんとか
でたら菊練りなし
え?ってなって
聞いたんです
そしたら手が水分吸い取っちゃうから
手で触んないでくださいって
その時瞬時に手袋すりゃいいじゃん
って私は思ったんだけど
外端飲み込み
糸があるんだろうと
やっぱね
手が熱いからすぐ土乾いちゃうでしょ
魚がすぐ火傷しちゃう
水足しながら練りゃいいじゃん
ってやっぱ思ったんだけどそれも
ただね一応
決まってるのも
すごい京都デザインラボのね
マニュアルがね
方が2ヶ月以上かけて
学生さんも含めスタッフさんも
みんなでもう2ヶ月もかけて
この配合っていうの見つけたの
水何グラムに対して
血の滲むような努力だと思いますよ
だってお金を取ってね
プログラムとして成立させないといけないから
準備すごい大変だった
ワークショップ自体は
2年前か1年前から
構想をやってたと準備して
満を持したんだが
プリンターによって全然
反応が違うってことも分かるんですね
いろんなプリンターが世に出てるんですけど
それでもどのプリンターでも
この配合だったらOK
ただしその配合を手で練っちゃうと
乾いちゃうから
血の状態が変わっちゃうので
ヘラでやってくださいという
ヘラ
大変でしたよ
ドレンキみたいなことでもない?
ドレンキがあればいいんだけど
ちょうどなかったのかな
あるかもしれないけど
1台しかないとかね
まずちぎって
土をボウルに入れます
決まった量の水入れます
土の重さに対しての割合
まず土をちぎって入れるところから
超絶めんどくさい
粘土再生するときに
陶芸家がよくやることだよね
本当にそれに近いんだけど
最初からできてる土を買って
3Dプリントの挑戦
きくねりして空気さえ抜いちゃったら
すぐ焼けるのにもかかわらず
それをやるのかよ
私はまったく陶芸触れたことがないので
きくねりっていうのは何なんですか?
土を練る方法で
空気を抜くためと言われてるけど
ちゃんと混ざってるかどうかも疑わしいので
いろいろ意図があるんですけど
利き手によるんですけど
右手の手のひらで
きくねりをひたすらやっていくんですけど
粘土をちょっとずつずらしながら
焦点を加えていくんですけど
その跡が円形になっていくので
きくの跡に見えるんですよね
それがきくねりって言われるんですけど
意図としては
空気が入っていると
釜の中で爆発しちゃうので
完全にこれをまんべんなくやることで
空気を抜くということと
この固さを全てのところで一定にする
そういうためにやるのが
王道の定石の手順です
あれ何回くらいやるんだっけ?
何か言ってたけど忘れてた
50回とかでした
そうだよね
結構だるいって言っちゃ悪いけど
作業的には
慣れたら余裕なんだけど
変な力を入れるととても疲れます
ヘラの方が倍に大変だったのね
大変だと思うし
今峠を少し聞いている
手順を知っている方のリスナーとかは
きくねりなしでいきなり何?
みたいなところだと思います
ヘラみたいな
どこまで混ぜられるの大丈夫かって思うでしょ
思います
大丈夫じゃないんですよ
大丈夫ではない
ないと思います
私から言わせると全然大丈夫じゃなかったんだけど
とにかくちょっとドロドロの状態に
かなり柔らかい状態にしないと
チューブを通ってくれないので
しかも2種類あるんです
3Dプリンターには
峠プリンターには
世の中に
ざっくり言うと
1、押し出し型
モーターで回転
グリグリ
グリグリっていうオノマトペっていうよりは
筒に土入れます
長細い
まずここからが大変なの
大変そう
空気入っちゃうから
そうですね
緩くしてトントンしないといけないですね
トントンって入れたら
もう下に降って土を
空気が入らないように
私もそれもトントンしてるのめんどくさくなって
セントラルフュージ
すごいスピードで回転させて
空気抜きゃいいじゃんって思ったんだけど
何が起こってるか完全に分かってないと思うんですけど
リスナーの方に説明するとして
ボールで練った生クリームを
シューってやるのに移し替えますよね
チューブ型
そこにも途中で空気が入ってたら嫌なわけですよ
ポフとかって言って
あれが途切れる
だから空気を入れないように頑張りますよね
それは絶対マスト
みんなでトントンしながら入れます
その時にも見えない空気がいっぱい入ってるから
失敗しますよ
そこから一回打ってみるんだよね
打つとは?
3Dプリントしてみる
それを見て
出てきた出てきたと
出てこない場合はもう回収
もう一回土を取り出して
水を入れたりしてやり直しになります
イメージ的には
古いケチャップを久しぶりに使おうと思ったら
先っぽがカチカチになって出てこなくて
古いじゃん
歯磨き粉とか出したいとき振りません?
あれに近い行為をトントンしながらやってる
ここまでまず根性が結構いるんですよ
スキルでもないしね
根性としか言いようがないんだろうな
ここから何か掴むぞ次のものづくりのヒント
感じじゃないとやってらんないくらい辛いでしょうね
みんながすごい頑張ってた
私はもっといい方法を考えたくなっちゃう人なので
これを振り回して筒に紐をつけて
高速回転で振り回せばいいじゃんと思ったんだけど
みんなのやり方を崩しちゃうので
黙って言うことを聞いてやったんだけど
でもその方がデータは取れるでしょうね
みんなが均一にやって
うまくいかなかった場合も
原因が特定しやすい
みんな同じやり方をした方がいい
今聞いてて思ったのが
粘土を水に馴染ませるだけじゃなくて
バクテリアの菌とかも関係するみたいで
粘り系とかに影響するんですよね
岩田さんにお伝えするつもりでしゃべると
磁器とかの粘土って石に近くてボソボソするんですよね
曲げたらひびがすぐ入るような粘土なんですよ
でも陶芸用の粘土ってもっとグニャグニャで
紐状に伸ばしてグニョってやっても
外側にひびが入らないみたいなイメージは分かりますかね
バクテリアの量とかも関係してるらしいんですけど
それを練りをなしである程度やるのって
結構大変そうだなって思いながら聞いてます
私がそれをやってて思ったのは
3Dプリンターの挑戦
逆にゆるゆるにわざとして
垂らすっていう表現をしたいなって思ったんですよ
だって土が硬くはできないから
だったら3Dで
普通3Dプリンターって思い通りの形を打つっていう
本来ね
想像してた形を3Dでレンダリングして
その通りに打つっていうことが肝じゃないですか
倉田氏ラジオで言うと
進行芸者三田地さんの回も結構人気で聞かれてるんですけど
あの時も三田地さんが言ってたのは
3Dプリンターはレジンとか樹脂で普通にやるわけですけど
まあその通りにいかんですわって話でしたよね
聞いてるとその次元じゃないくらいうまくいってなさそうですね
本来はその通りにやりたいと思って作るもの
使うものだよね
でも私もこんなゆるゆるだから無理やと思って
わざと逆ことをしようと発想したんですよ
逆とは?
コントロールできないということをテーマにしようと思って
ブラックボックスみたいなものと思う
その先はプログラムインプ
データを作りインプットします
スイッチオンするとわけがわからないものをできるっていう風に
そういうことです
なので私の3Dで作った形って
なんか重力を完全無視した形にしたのね最初
それが打った後にうまく打てたとしても
どうしても土のゆるさと重力でぐにゃーってなってしまうっていう
3Dの画面上と出来上がったものが全く違うじゃんっていうところ
多分聞いてる人のイメージの補足で
三田さんでもそういう重力を利用したやつってあったでしょ
リップかお花で
その頭の重力を利用して
データでは花は垂れてないけど
実物では垂れてしまうということを生かしたものを作って
そうそうその通りです
三田さん作品の面白さは
やっぱりちょっと時間が経って
出来上がったけど自分の重さで
だんだん時間とともに花が垂れていくっていう表現じゃん
最初のうちはまだピンとしてると思うのよね
彼自身が垂れた状態でデータを作ってないところの
アイロニーみたいなものがあれのテーマになってますよね
3Dクレーププリントは残念ながらそこまでコントロールできない
そもそも
そこのスタートポイントですら立てないんですよ
とにかく全然違うものが出てくるからさ
聞いてる限りしっちゃかめっちゃかですよね
ただねすごく3D構造に詳しい方とか
建築をやっている方とかは
構造と重力といろんな素材を考えるから
みんな三者三用で
そういう専門的なことを仕事にしてる人も実は来ててね
そういう人たちはやっぱりちゃんと狙い撃ちして出してくる
すごいなって思ってます
ある程度狙いにそんなに差分がない形を狙ってくる
狙ったり逆に手だと絶対できない二重構造にしてたりとか
外側が三角形で内側が丸とか
手でやろうとすると果てしなくめんどく
できなくもないから一回真ん中の丸作って
外側くっつければいいじゃんって話なんだろうけど
そういうのありますよね
やりようは空洞があるから陶芸とは非常に失敗しやすい
熱がこもってバキっていきそうな
うまく焼けるかなって心配して私見てたけどうまく焼けてたので
成功なんだけど
とにかく私天の弱なので
基本はそもそもコントロールしようとしてやってるもの
アンコントローラブルに使ってやろうという
発想でやったんだけど結果的にはこうなんだろうな
岩田さんがようわからんなって顔して聞いてます
お菓子と脳みその実験
見せながら喋らないと無理よこれだから
聞き方変えて
すごい未完成な技術を使って陶芸をやってみたってことは分かったんですけど
逆に発見したことってなかったんですか?
いっぱいありすぎるんだけど
それを見せないで全部言葉で説明するっていうのが
不可能というかに近いんだけど
結論言うと私お菓子も3Dプリントしなきゃいけない
脳みそを作ろうとしたんですよ
最初ブロッコリーみたいなのがいいとか煙みたいなの
うみくんが爆発系を一生懸命ゴスで描いてるから
お菓子が爆発系みたいなブロックみたいな感じだったら
その押さえのせて可愛いかなと思って
小出しに今の作風をバラすなと思いながら
いらんけど
やってたら全然できなかったので
教師の先生にどうやってこういう風な形作れるんですか?
ほとんどやってもらって
キャドで?
キャドじゃなくてフーディニで
やってたら脳みそみたいに見えてきて
逆にこれいいじゃんってなったんですよ
脳みそを食べるって面白いなと
しほうさんはインディージョンズ好きでしたからね
猿の脳みそを食うシーンがありましたね
だからお菓子が脳みそで
それが自分が作ったチャッキンに乗ってたら受けるとか思って
確かにギョッとすると思うけど
出したら出たのがトグロ巻いたうんちみたいな
実際見たら本当に
色も茶色くて
茶色紫したんですけど
フーディニではちゃんと脳みそに見える形のものを作ったんですよね
もう一個3Dプリンターが
フード用の3Dプリンターも使ったんですけど
それもフーディニって言うんですけど
スペルがF O D I N I
イタリア製の
だからそれはフードの方のだよね
フーディニですね
フーディニじゃなくてフーディニ
フォウジン
お菓子用の3Dプリンターっていうのは
粘土と同じくチューブに
何か
チューブっていうか筒
何が入るんですか
ビュベッシュを作ったんですけど
別に何でもいいんですよ
柔らかい素材だったら
コシアみたいに練ったものが出てくるイメージですか
出てきてそれを電子レーンでチンして
形をキープするっていう感じなんですけど
それもまあ難しくて
全然脳みそじゃない形になった
結局チューブがそれなりに太いし
それを物理的に落としていこうとすると
うんこになっちゃう
私の作品がそういう風になっちゃった
他の人はもっと美しく
お花とか
機械学的なパターンとかで
とても美しく出来上がってたんだけど
私はなんか
丸こうみたい
丸こうみたいになってしまいました
だいたいちょっと
分かってきたっていうかあれだったんですけど
陶芸に限らず
工芸とかの世界って
どの世界でも新しい技術は一回
試すっていうのが
いろんな作り手の基本的な態度だと思うんですよね
そういうところで
ここまで初めて聞く体で
塩さんの話聞いてみたんですけど
プログラムを横っちょで読んでて
結構面白いなと思って興味あったポイントとかは
にもかかわらず
最近のファブカフマテリアとかも
デジファブと陶芸の未来
推進してるようなデジファブとか
工芸盛大もそうですよね
三田さんもあった頃から
3Dプリントを自作したり
それを学校に配置したりする
ムーブメントがすごい盛り上がって
デジファブって言っていいのかわからないけど
そういうものづくりの幅を広げたり
入り口を広くしたりするっていう
動きがここ何年かあったと思うんですよね
その動きと
これまで作られてきた
いろんな分野のものづくりとかって
なんか溝があるよねっていうのが
いろんな人が思ってたと思うんですよ
陶芸に限らず金属でもそうだし
プラスチックでもそうだし
木工でもそうだし
工芸っていつの時代も
新しい技術に着目するっていうことがそうなのに
陶芸でもデジファブを試さないのは
ちょっとあれだよねみたいなのが
工芸戦以来の津田さんが監修してるステートメントかな
そういうのを見た時に面白いなと思ってて
それをゲストでコメントしたり見てる方とかも
伝統的な陶芸をやってる方とかと
仕組みを作ってるデザイナーの方も
両方おられて
これは面白い回だろうなっていう風に想像してたんですよ
今までの陶芸の
僕とショウさんで以前に行った
陶芸の職業訓練校とかで見学した時に
身に着けないきゃいけない技術とかは
いかに早く狙った形を大量に作れるかっていう技術だったんですよね
それができなきゃ技術の意味がないみたいな
産業的な側面の陶芸の技術があって
それとファブカフェとかって
デジファブとかの今の陶芸とかって
一旦はそういうところにリプレイスができるんだろうか
あるいは全然違うものづくりがあり得るんだろうか
っていう視点で結構関係者は注目してる分野だと思うんですよ
ショウさんが言う限り
結構まだ発展途上だなとか思いつつ
これからでもちょっとなんか
いろんな風景が変わってくるぞみたいな予感ってありましたか?
あるし私買うプリンター
プリンター欲しくなった?粘土用の?
もともともう2年くらい前から検討してたんですけど
だいたい中国製のものばっかりで
値段がピンキリすぎて
中国製だからダメっていうよりは
質がよくわかんないんですよね
オーストラリア製のもあったんだけど
何百万みたいなから5万っていう
幅ありすぎだろ
怖すぎるじゃないですかその幅
何それってなる
だったら最初5万とか3万とかの中国製の買おうかなって
発想なんだけど
にしても種類がありすぎるの
値段枠でも
いろんなブランドがありすぎて
これはいろんなところで買って
みんなが買い出して
学校とかでワークショップしだして
いじらせてもらってそこから選ぼうと思って
イタチさんみたいに
輸入販売代理店をやるところから始めた方がいいんじゃないですか
実際あるんで代理店さんはそこから買うんだけど
結論言うとやっぱりまだすぐには買わないで
今度九州の方の大学に
すごい良いプリンターがあるっていうことを知ったので
遊びに行かせていただきたいなと思ってはいるんだけど
そこで新しいワークショップやろうぜみたいな話が出てて
京都といきなり九州がつながっちゃうとか面白いなっていう現象がね
まるでインターネットができたときに
インターネットでアート作品を作っている人たちがつながって
ネット上でコレクティブができるみたいな
近い感覚はワークショップ内で得たし
ワークショップに参加している人が全員面白い人ばっかり
結構な倍率だって聞きましたけど人気の
そうなんだ
そんな5万のプログラム
結構だって遠いところから来てる学生さんもいらっしゃった
九州から学生さんと先生が来てた
すごいな
すごい熱量ですよ
今の感覚は志穂さんのしっちゃかめっちゃかな感じで分かったので
倉田氏ラジオ的には続報でも待とうかなみたいな
今のぐちゃぐちゃした感じがいいですね
ぐちゃぐちゃした感じ
これ写真って志穂さんのやつは
倉田氏ラジオのツイッターであげれそうなやつありますか
あります
だけど展示も決まったので
展示されるそうなので
ワークショップに参加した人通りの作品というか
出来上がったものが
なのでちょっとね
写真で見ると私の作品ちょっと分かりづらいんで
是非とも本物を見てほしいんですよ
ちょっとなんとなく告知っぽくない?
志穂さんの結果はあれとして
他にうまくいった方のやつとかっていうのは
器としてちゃんと機能するようなものができてたりもするんですか
するし
陶芸体験の内容
あとは器じゃないなこれ完全にっていうのも
もうその構造的にこうやってみたいみたいなやつとかもあったりして
構造の実験みたいなものを
色んな本当にみんな違うことをやってて面白いんですけど
私ちょっとこのね
本当に京都デザインラボの井上さんという方とか学生さんが
2ヶ月もさ夜遅くまで残って
癖を調べてね道具とかソフトとか
色々直したりとか
自分たちでちょっと改造したりとか
あと借りてきたりとか
5種類ぐらいのプリンターをね
売り切らしてもらったっていうのは本当にすごい努力
熱量感じるね
ワークショップの挑戦
本当にそれもあるかもね
私もじゃあちょっとこの世界足踏み
もうちょっと踏み入れたいなっていう
このコミュニティに入ると面白いなって思ったと
思いました
あとね
悠也くんのちゃんとした授業が
普通だったら多分もう何か
毎日通って1ヶ月ぐらいの内容を
たった2日間だけでやれたっていうのもすごい良かった
なるほど
教え方がめちゃくちゃ上手い
感動する
それを教える方はどういう方なんですか?
三義研でも講師をされている先生と
名前とか
ことによるとでも京都三義研の悠也くん研究は
全国でも随一とかサンプル量とかノウハウが
全国屈指とは聞きますね
それの上級者クラスを教えている先生なんですよね
あと水御所で
実際にかまもたれている4代目の方とか
かまもとさん2人で教えてもらって
悠也くんの粉から練るところから始まる
調合も考える
三角形で考えて
これとこれを混ぜるとこういう配合になってとか言って
化学式も見せてもらって
こういう結合になるんでこういう結果になりますとか
それもコミで5万のプラマー
それは安い感じがしてきますね
そうなんですよ
だからシリーズ化して
1回目の参加者でおかわりした人は
いきなり中級クラスに行けるかわからないけど
私初級にも封じに入った機にもならないから
ソフトウェアを起動できるようになっただけで
私感動してた感じ
絶望感感じるって言ってたもんね
最初ね
孤独すぎると深夜で
明日出力しなきゃいけないのにデータ作って
データ作れてないみたいな
ほぼ絶望って言ってたもんね
一番に言われた
そのワークショップのレポートありがとうございます
思ったのがすごい失敗してきた話なのに
ざっくり言うと四五三の話で
顔がすがすがしくて楽しそうだったんですよ
それはちょっと気になるなっていう話でした
僕にとっては
これ絶対続けてやってほしいなって思ったし
体験しないとわからないのかもしれない
古工芸とか手作業に関するものはほとんどがそうだと思います
体験しないとわからない
ちなみに今回3Dプリンターで出力されたものには
全く手では手を加えないんですか
出っ放しのやつを焼くみたいな話
そうです
でも私だけアホなことをやって
何をやったんですか
素焼きをしたやつを削りまくるっていう
なんと
なぜかというと積層根がいいってみんな言ってるのに
私はやっぱり天の塾なんで
内側をツルツルにしてやるぞと思って
バカだなと思ったのは
粘土が乾いた時点で削る
素焼きする前に削ればいいのに
次の日にすごい超特急でやってくれたから
次の週にもう素焼きできちゃってたの
無理を言ったら乾かしてからがいいですとか
ワークショップの構造上できなかったから
素焼き見た時に頑張って消すぞとか思って
みんながどんどん進めてるのに
私一人だけゴシゴシゴシゴシ消してて
ちなみに素焼きしたものってどのくらい削れるものなんですか
削れるものなんですか
えっとね
削れますね
むしろ磁器とかだと目が細くてめっちゃ削りやすいんですよ
石膏を削るまでとはいかないんですけど
結構シャープな造形ができたりとかするんで
一回ぬるっとした角をさらにもう一回削り直してシャープにするとか
結構やれるんですよね
でもそれって沼なんですよ
終わりがないんで
沼る方向に興味がそれちゃったっていう
塩さんの話ですよね今
そうですね
石槽根に釉薬がたまってさらにそれがパターン化するのがいいみたいなやつを
完全真逆をやろうとして
内側石槽根は外側で
紐がビローンと出てるような垂れてるパターンを表現した上で
釉薬が弾くように撥水剤を塗って
釉薬がつかない部分を作って
中はツルッツル
外はザラザラっていう
だから私写真では見てもわかんないって言ったんですよ
触んないとテクスチャの違いがわからないんですけど
白土のしがら木の土でやったんだけど
あんま思ったような色出なかったから
それはすごい今後の
そこまで削っても意味ない時の話のもう一個で言うと
釉薬かけるから結局コーティングされてあんまり頑張ってやったやつが
ぬるっとなる
思ったら邪魔をつけちゃなかったの
釉薬って手でもって
じゃぼっとつけるから
ベッタリつくっていうか
厚くつくのもできるんですけど
筆でつけるという今回
趣旨だったと
趣旨っていうよりは多分一人一人自分たち釉薬作るっていうか
量が少なくてじゃぼつけできないから筆でやってって
ちょっと私それやったことなかったから
分厚くしたつもりでは全然分厚くなかった
色んな意味で失敗してるんですね
でも私こういう失敗を見つけるのが
経験から学ぶ
楽しい性格で
原因がわかってるから次は解決できるじゃん
ドーパミンでそうですね
これあれですね
西海岸マインドがやっぱりそうさせてるかもしれない
西海岸マインドって言うと?
失敗早くしろやみたいな
たくさん失敗しろやみたいな
失敗は早くたくさんして解決を
スタートアップの起業家とかがよく言われてるやつですね
ラピッドプロトタイピングっていうマインド
それがやっぱりちょっと仕事上擦り込まれていくから
失敗してるの見ながらよだれ出そうなぐらい嬉しかった
他の人が失敗して爆発してる時とかも楽しくしょうがなかった
ああそれやるとバーン行くんだとか言って
イエーイって思って心の中で
井上さんとかすごい汗流しながら頑張ってるのに
私横で面白いと思ってビデオ撮ってました
そんな賞賛の報告でした
性格が悪いところが出てしまった
それは本当に貴重なあれですね
試みって感じはしますね
優弥役のほうも安定感でしかなくて
講師の先生が
牛尾圭子先生と
諏訪蘇山先生ですね
ガチ勢ですね
デジファブ峠限らずガチの峠の
研究者だったり
鎌本さんってことですよね
4代目で
政治の蘇山と称されていたというところで
本当に色合いっていうのが
知られているという方なんですけど
そんな大それた先生にね
何も知らないわれわれがゼロから教えても
知らないコアさんね
諏訪蘇山さんって
ソリュウガマさんの
初代の諏訪蘇山さんの弟子じゃなかったっけ
確かそんなんでしたよね
でソっていう字を
そうだそうだ
受け継いでみたいな
そうなんですよ
ここで繋がったっていう感じですかね
復旋が
復旋回収が
京都デザインラボで
続報を待ちましょう
ということで
また京都デザインラボと
またやってくれるといいなと思いつつ
とにかく準備に非常にカロリーが大変なので
そんなにやれるのかって正直
勇気がいるんですよ
主催者も不完全な技術でワークショップやるって
逆の立場だったら意外たくなるもん
本当すごいなと思った
一言につきます
いちいち毎日が感動
終わった時に
お疲れ様でしたって
みんながいい汗かいたぜって感じで
もしもワークショップあったら
皆さん応募してくださいということと
回し者じゃないですけどね
面白いのでってことですね
私はセラミック3Dプリンターを
おすすめは
さっき説明うまくできなかったんですけど
必ず皆さんにおすすめしたいのは
押し出し式ではなくて
押し出しというのはメカニカルに押す
土を押す気候がグングンって
押すっていうタイプじゃなくて
空気圧で押すタイプ
コンプレッサーが必要なタイプを
2つタイプあるって言っといて
その説明が出てきなかった
強くおすすめします
コンプレッサータイプにするといいよ
という司法さんからのありがたい情報でした
安くてもコンプレッサータイプのほうが
いいです
値段じゃないです
心が折れにくいってことですね
5時間くらいやってみたけど
全然うまくいかなくて
結局はコンプレッサータイプでやったら
スルスルとうまくいって
余計絶望的な気持ちだった
この時間なんだって
データも作るのに時間かかってるし
やっぱり経験して納得したから
コンプレッサーも高いし
コンプレッサー買わなきゃいけないし
コンプレッサーもペン切りですけどね
でもコンプレッサー1台あると
釉薬の拭きつけとかにも使えるし
いいんじゃないですか
よくなんでコンプレッサー必要って
言うのみたいな話も
我々の間でしょっちゅうあるんですけど
迷わずコンプレッサー選んでください
自転車の空気も入れられます
それはちょっと危ないですけど
そんなところでしょうか
実際に見に来てください
展示決まったらここでアナウンスします
アナウンスするか
ツイッターで告知するかみたいなところでしょうか
面白い話でした
ここまで6週にわたって3人会で
岩田会 海会 潮会みたいな
2位2位2位みたいな感じで
やってきた感じですけど
来週はゲスト会いけるのかな
いけるかどうか
調整中ですけど
僕らは頑張ってますってとこですね
良い話が届けられるといいなと思います
うまくいけば
次あたりがゲスト会っていう感じ
僕らはなんとなく選んでるんじゃなくて
この人の話聞きたいっていう人を
毎回選んでるんで
ゲスト会こそみんなに聞いていただきたい
お楽しみに
来週もまたお聞きください
3Dプリンター
セラミックプリンターコミュニティ
つくろうぜという方がいたら
ハッシュタグでも
CONCRAからでもフォームからでも
ご連絡ください
おそらく引き続き岩田さんの弟子を
募集してます
どうするの決まってたら
決まってるかもしれないですよね
ここまでって決まってなかった
決まっててほしいぐらいですけどね
配信されるぐらいにね
多分そう簡単ではないんだろうなと思いながら
私は多分ずっとアシスタントを
募集していると思うので
募集してます
僕も小声で仲間を募集してるんで
ヒューマンソンベラー興味ある人は
仲間のアシスタント辞めたんだ
この話すると終わりなのに長くなるんだけど
3Dプリントと陶芸の体験
仲間って考えるか
弟子って考えるか
弟子というか若手という風に考えるか
っていうのは僕の中でもまだ
決着がついてなくて
表記が揺れててすいませんという感じです
そういう意味で言うと
僕は弟子は募集してないですよ
なんだよややこしいな
うみくんのせいだよ
弟子って言うから
倉田氏ラジオっぽくなっちゃったからね
ちゃんと岩田さんに言ってもらいましょう
どういう
僕の求人の話?
もうしたじゃん
求める人材像の話
もしこの時点で決まってなかったら
ということを前提にもう一回説明を
探求心と
それは前話したので
具体的な業務内容というか
で言うと
倉田氏ラジオでは
割と印刷っていう技術そのものの
に関する話をすることが多いですけど
仕事の分野で言うと
プリンティングディレクターって言われるような
印刷の
どういう素材とどういう技法を組み合わせて
作るかみたいなことを
ディレクションするっていう仕事は
一方でありながら
どちらかというと僕の仕事の
ウェイトは
クリエイティブディレクションとか
つまりパンフレットとか
作るときのディレクション
企画デザインの部分のディレクションとか
それで別に印刷物だけじゃなくて
ウェブサイト作ったりとかもあるので
それだからその辺のディレクション業と
お客さんのところに行く営業の仕事と
やってる感じなんで
それを
引き継ぐんじゃなくて
うちの会社で
僕がそういう働き方になったのは
僕がそれがたまたま得意だったというか
僕のやり方してたらそうなっただけで
めちゃくちゃ印刷のことだけやってもいいし
めちゃくちゃクリエイティブのことだけやってもいいし
来た人の性質によって会社が変わるぐらいの
ちっちゃい会社なんで
だから弟子じゃないっていうのはそういうことなんですよね
求人に関する話
僕と同じパターンの人が来ても
僕と同じことやってもあんまり意味がないので
岩田さんってなんか
そういう求人一つとってもなんか
ちょっと語り口がうまいなと思って
いやいやあまりまとまってないけど
なんか楽しそうって思えてきた
うまく入った?
いや入れてもらえれば
俺ラジオ聞いてると面接で有利って聞いてたんで
聞いてますっていう手でちょっと
ちょっと通してみましょうか人事にね
恥ずかしいな
全部手書きなんだけど
その代わり全部手書きでチラシとか書くんだよ
そういうこだわり持ってますっていうのが
許容量があるかどうかなんですよね
生産性がすごく悪い
どうかな
手書きは100万円
売り上げは大事でしょ
でも手書きをしたのスキャンするとかいう手法がね
最近あるんでね
チラシでも
ちょっと僕も前向きに考えてみたいと思います
私はアシスタントっていう言い方は
っていうよりはむしろ私がアシスタントになる感じですかね
その人の
言うってこと?
しおほさんのアシスタントね
私の求めているアシスタントは
しっかりしてて私より
ちゃんとできるっていう
私がその人のアシスタント
あんたこれやっといて
はい頑張ってやりますみたいな
みたいな感じのぐらいがちょうどいいだと思います
分かりました
それぞれの求人の話したら何の番組なのかよく分かんなくなってます
求人だけの回やりたいぐらい
はいそうなんです
また来週もお楽しみに
来週よろしくお願いします
ありがとうございました
01:06:24

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