1. Cra出しRADIO 工芸とカルチャー
  2. S5 ep16 うるししるうれしみ ..
2025-09-09 50:13

S5 ep16 うるししるうれしみ COCOOゲスト回編集後記

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COCOOの北山浩さん、前田愛花さん、佐藤喜代松商店の佐藤貴彦さんをお迎えしたゲスト回の振り返り。


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COCOO

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株式会社佐藤喜代松商店

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広報誌「とっきょ」Vol.64 2025年3月7日発行

漆のポテンシャルを引き出す特許技術を共同開発

他領域の技術を応用した精製法で高い光沢感・透明感の漆が誕生

⁠https://www.jpo.go.jp/news/koho/kohoshi/vol64/02_page1.html

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⁠パーソナリティ:岩田篤 蔡海 福原志保

サマリー

今回のエピソードでは、工芸における漆の重要性や特徴を深く掘り下げており、特に北山さんのエンジニアリングマインドを通してのものづくりのアプローチを探求しています。漆の抗菌機能やその素材としての魅力についても考察されており、参加者たちが互いに影響を与え合う様子が印象的です。このエピソードでは、漆の魅力とその経年変化に関する深い洞察が紹介されています。また、佐藤さんと前田さんの出会いや、それぞれのバックグラウンドについても語られ、偶然の出会いが生んだ多様な経験が印象に残ります。漆に関する多様な側面が語られる中で、特に漆の重要性やその工芸としての意味が深掘りされています。また、京都の工芸文化や賛議権に関連する議論も交えつつ、自然科学とのつながりに焦点が当たっています。このエピソードでは、ウルシの特性とその利用方法についての新たな見解が紹介され、特に最近の万博との関連が強調されています。また、ウルシの体験を通じて得られる知識の重要性についても語られています。

工芸としての漆の魅力
CRA出しRADIOは、様々な手法で物を生まれ変わらせるコレクティブ、コンクラのメンバーが、工芸を軸に、物と人との関係、物を作ることについて、皆さんと一緒に考えていく番組です。
コンクラの岩田です。
海です。
四方です。
はい、振り返り会です、本日は。
ですね。
はい、というわけで、COCOOさん、行ってまいりましたね。
はい。
はい、佐藤清松商店さんと。
すごい楽しかった。
良かったです。
楽しかっただけかい、みたいな。
小学校の何かね。
演奏の作文、私最悪ですよ。
何?
作文が上手く書けない人。
僕も書けなかった人ではありますけど、楽しかった。
楽しかった。以上じゃない。
なんと。
いや、何かちょっと手にこもりだったなと思って、いろんな。
正直、漆あんまりそんなに個人的に注目したことなくて、
海君の影響だけどね、何か。
よく言ってるから、漆がその。
要は何か、かぶれない塗料いくらでもあるじゃんっていう風に思うのは自然だと思うんだよね。
売れたんじゃないんですか。
塗料って呼んでて彼が。
はいはいはい。
私は塗料って考えが。
自分が漆についてあんまりそもそも塗料とも思ってなくて、
漆ってあるよねぐらいにしかなかったんだよ、意識的には。
うち結構漆の初期が意外と考えたら割とあった家ではあったなって今思うと。
お母さんが多分好きだったんだと思う。
ただ単に。
前田さんの家の色。
北山さんのエンジニアリングマインド
やっぱり身近っていうよりは実用的にお母さんが好きだった。
持っても暑くないとか、そういうことでマグカップみたいなのとかもあったし、
お椀、あとはお客さんがすごい来る家だったから、
お母さんがそもそも昔ホテルで寮邸みたいなのやってたのもあって、
そういう謎の寮邸ぽい箱みたいなお汁とか、
そういうのだったので普通にあるものだと思ってたんだよ。
僕はそれで言ったらそもそも何か、
カシュー塗りっていうのもあるじゃないですか。
あと完全に湿気をもしたプラスチックの容器みたいのもあるじゃないですか。
ほとんど区別がついてなかった。
これが漆塗りってやつなんやろうなと思って使ってたお椀が、
ある時割れて見たら普通に断面見たらプラスチックやったみたいな。
でもプラスチックに漆で表面塗ってある可能性もありますし。
いや、まあまあそんないんですけど。
絶対ないんですけど。
よく考えたらそんなんわかんないもんね、確かに。
そうなんですよね。今も自信ないです。
漆を見る目がある程度ついたわけでもないし、今回のお話聞いてるのに。
確かに。ちょっとその話聞いとけばよかったなって今思った。
でも多分、バイメルさん、国風さんとかと続いて、やっぱり思うのが、
バイメルさんが言ってた身近に漆器とかがあって、
別にめちゃめちゃ珍しい家庭でもないっていう印象で僕は話聞いてるんだけど、
渋さんの家も。
そういうのってあんのかなって。
味噌汁の漆器とか。
確かに洗浄機でガクシガシ洗う家はないと思うけど。
うちに漆の漆器あるんですか?珍しいですね、潮さん。っていう風にはならない。
ならないよね。
ある意味、塗装とすら思ってないっていうのは、
短すぎて身の回りにあるけれどって言って、
確かに赤と黒と薪絵しか知らなかった。
っていう中で何を質問したいかがわからないまま今回行ったので、
ちょっとてんこ盛りだったっていう理由はそれです。
1話目とか静かでしたもんね。
人見知りした。
でも本当に今回僕がエピソードの中でも言いましたけど、
同じイベントの中で前田さんが登壇されてっていうところからのお声掛けでしたけど、
僕も何を聞くことになるか全然わからずに行ったとこあったんで、
結構予想外というよりは全然予想もしなかったので、
本当に予想しないいろんな話が聞けたって感じなんですけど。
最後老後の話までに行くとこまでは予測してなかった。
仕事とコミュニティのあり方まで話が及びましたね。
確かに言われるとそうだよなっていうさ、
重いものでもないし、金属とかだと打たなきゃいけなかったりさ、
重いとか厚いとか、ちょっとやっぱり体力的にやれる作業って狭まっていく中で漆って、
確かに漆取るのは体力的に大変だと思うし、
液体を運んだりとかそういうのも大変だと思うけど、
そんなに土をめちゃくちゃ近いとこねなきゃいけないとかでもないって考えたら、
まだあんた知らないだけだって言われるかもしれないけど、
そう考えると、体が思うように動かなくなってもずっと続けられるお仕事なのかなって思ったね。
作業が全然難しくないっていう意味ではないんですけど、
実際に福井県の一全塗りとかは冬場にやることがないからそういうのが発達したらしいですよ。
僕は和島の諸石さんという夫婦で漆器作られている、
2人が京都に来た時にワークショップに参加して、
ワークショップというよりは諸石さんたちが作っている漆器の最終工程をやらせてもらったんですけど、
その最後の工程一つだけでも相当神経使うっていうか、
まず埃が立つような環境だったらあかんし、
塗りが均一でないとあかんし、
刷毛も人の髪の毛を使った筆を使ってましたけど、
だから漆を使ってどういうものを作る、
どのクオリティを目指すかみたいなことによっても、
そこの工程の求められるスキルみたいなのが相当違うんでしょうね。
確かに僕、そういうのがあるのかなと思って、
最初はこくうさんのあそこの部屋に入る時に、
埃立てたらいかんのかなとかビクつきながら入っていたような気はして、
ちょっと緊張して。
もう全然そんなこと気にしてない。
スキルとか寄っていいのかな。
結果そういう感じでよかったです。
部屋は空けてたよね。
最初入った時にインタビューした部屋の隣の部屋に、
職人さんたち向けのやってたじゃん。
あそこはたぶん埃NGな。
そうですよね。
やっぱりみんなが来ていいですよって部屋は、
普通に事務所的なスペースにもなっているし、
梱包もしているし、
製作もしているし。
工程にもちろんよるとは思いますよね。
漆の抗菌機能とものづくり
やっぱり埃入っても。
コクウさんのプロダクトでいうとむしろ、
ラフな感じなんでね。
あえてというか。
たたき塗りとかそういうのはスポンジでやっている。
私そこに好感をすごい感じました。
漆って限定した環境で、
たくえっとした技術があって、
ものすごい高い筆だったりとか、
そんなに一般の人がエッサって、
すぐに飛び込める世界じゃないなって思ってたし、
だからこそ逆に身近じゃなかったっていうのもあるんだけど、
表現方法とかがいろいろできるんだよっていう方に
ベクトルを当てている商品開発をしているっていうのが、
言い方悪いかもしれないけど、
漆のエキスパートじゃないからこそ、
自由な発想でいろいろ考えられるっていうところに、
すごくクローズドじゃなくてオープンなマインドをすごい感じた。
多分それはどういうことなのかなって僕も思ってたんですけど、
いわゆる装飾とか、
素材が漆であることに対する見やびさというよりは、
魔法瓶マスターの感覚が、
いろんな試行錯誤をしている中で、
漆に行き着くまでの話とかが、
結局は機能に着目したっていうところが、
多分スタート地点が他と違うんだなという感動ですね。
漆の抗菌っていうことを話していて、
もうちょっとそこを聞けばよかったなと思ったんだけど、
どうして漆が抗菌の機能があるのかっていうのが不思議だったな。
そういう意味で他の塗料だったら、
抗菌塗料ってなると、またワンコーティー増えるじゃないですか。
確かに。
最近よく流行りの90何%菌を繁殖させませんコーティングとかあるじゃん。
抗菌うんちゃらとか、コロナ禍でだいぶもてはやされたフレーズですよね。
みんな気になるしね。
エレベーターとかドアノブとか。
それが漆がもともと抗菌があるよって、
ちゃんと調べて化学的に検査した上で出てきた。
だから交渉的に売菌があんまり増えないってよじゃなくてさ。
そういうところの根拠もさすがエンジニアリングマインドだなっていうのは思った。
北山さんの。
すごい面白いんだよね。
ものづくりベースの人でもないし、
工学だけどエンジニアリングもものづくりっていうふうな枠にも入ると思うんだけど、
一般的には入らないんだが、
ものを作っていくっていう工程をめちゃくちゃ熟知されてるから、
そういう意味では何年お仕事されてたか、その前のお仕事何年か知らないけど、
何十年っていう知見があるからこそ、
しかも知らないところに飛び込むっていうところなんだよね。
普通やっぱり自分が知ってる心地よいコンフォートゾーンのところにさ、
知見を貯めていってってやるっていうのが多いじゃん。
あなたは違うかもしれないけど、
岩田さんまさに全くゼロ知識か印刷いって、
今や知見たまって、
もしかしたらわかんないけど、今後また新しい事業を自分で立てますよって言ったら、
やっぱり印刷を完全に捨て足とかいう方向に行くのか、
魔法瓶っていうのはあったけど、
全くやってみたら、売るし面白いじゃんってなってきてるのが面白くて。
魔法瓶も絶対まだ好きだと思うし、
知見いっぱいあるし、アイデアもいっぱいあるんだろうけど、
一旦魔法瓶のダブルウォール構造とかじゃなくて、
神回みたいな次は。
マテリアルで言うと全く違うんだけど、
ただエンジニアリングマインドはまだすごいあるんだよね。
そこが面白いなって思う。
普通に求めてる機能が明確なんですよね。
って言いながら、ちょっとお茶を飲んでます。
キッサ…え?
カッコいい。
キッスルと…
キッスルはお茶をキッスルとかそういう…
って書いてあるんですね。
早速買ってきた。
買ってきたものでいただきながら、
収録の後に購入した。
最初、漆に求めてる機能は、
最初に立てた軸の魔法瓶のステンレスっていうところの
ステンレスらしさを感じさせない、
触った感じとか、
あとは口にした時の金属のニャって感じがしないとか、
そういうことを求めてたんですよね。
ショウさんのキッスル、レザーみたいに見えますね。
やっぱりね、これ今飲み比べてみたけど、
同じ時にお茶入れたじゃん。
やっぱ冷たい。
キッスルのお茶は。
ダブルウォールの方がですね。
って言ってまた音声メディアで全然通じない話を。
漆の魅力と変化
そりゃそうだなっていう。
これ音声メディアじゃなくて、
映像メディアだったとしても伝わんないで。
本人しかわかんない。
本当に全然音の違う。
あったかいものだと余計わかりやすいかもしれないね。
だからちょっとしたことの感動の連続がありますね。
見た目だけだと本当にわかんないですね。
確かに言われたマイクロファイバーに見えてきた。
このキッスルの叩き方。
大野さんが買ったやつが、
ベタッと同じトーンで塗られてるんじゃない?
ちょっとテクスチャーがあるというか。
そうですね。
ムラのあるじゃないけど。
叩いてあるから、叩いて塗ってあるから、
ちょっとレザーっていうかスウェード調に見える。
かつこれがちょっと紫外線を浴びることによって、
また色が変化。
透明度が増すっていう。
変化も楽しめる。
それ面白いですね。
経年変化。
多分それは後からついてきた面白みだと思うんですけど。
無視してこうやってみたらこうなったみたいな。
やっぱ狙ってやってないから面白いんだろうね。
僕がとりあえず、何かよく分からないけど、
偶然の出会い
どういう話になるか分からないけど、
多分面白い話聞けるだろうなっていう予感があったのは、
まず北山さんと前田さんがなぜ出会って一緒にやってるのか、
かなり謎だなっていうのと、
それぞれの簡単なプロフィール的なものは、
いろんな国のサイトであったりとか、
クラファンのページとかで、
いくつかチラチラ書いてあることはあるんですけど、
それにしてもなぜ今こうなったのかよく分からないなっていうのがいっぱいあったので、
おそらく何かすごいいろんな偶然が重なってこうなってんだろうなっていうのがあったので、
やっぱり面白かったですね。
その辺の狙ってない感じがね。
狙ってない感じがありましたね。
狙ってるところと狙ってないところのね、
長尻合わせるつもりもおそらくあられないんだと思うんですけど。
偶然に再会したっていうところを大事に考えてるっていうのが、
なんかいいなと思った、二人に。
だってさ、同じイベントでまた会いましたねとかよくあるっちゃあるんだけど、
偶然にもっていうところがさ。
そうですね。
必然的だったと思うんだよね、きっと二人の出会いはさ。
なんか興味とか行動範囲がやっぱり近い人ってまた会うじゃんか。
いやだから今思い浮かべたのが、
イベントでいつも会う人の顔が思い浮かべちゃった。
そうでしょ。
誰とは言わないですけど。
なかなかあれだよね。
やっぱりとてもパッショネートなお二人でした。
そうですね。
ゲスト会の方みんなそうですけどね。
こんくらいに出ていただける方々みんな情熱。
心の広い方々ですから。
心が広い上に青い炎を胸に秘めているって感じがするな。
今日だから面白かったのが空間が
ここはオフィスなのか工房なのかショールームなのかっていうとこが
結構ふわっとした感じがあって面白かったなっていうところで
お話しさせてもらって。
一応空いてばっかりだから
すごい新しい綺麗な場所でした。
そのうち絵の具とか飛び散り始めるんだろうけどね。
そういうスペースはそういうスペースで作りそうだなと思いつつ
僕らあそこに中には入ってないんですよね。
ここなんとかっていう
ココキオ?
下の階の
ココキオがあれですよ。
ココキオがあそこですか?
完全に俺間違えてました。
ココキオラボ?
が下なんですか?
うん、あそこ。
あそこですか。分かりました。
でも認識が改まってやっぱり振り返り返って大事だなって。
佐藤さんが素晴らしくなんか笑顔がすごかった。
笑顔がすごい。
すごい印象的でした。
洋のオーラすごいな。
ポジティブオーラすごかったですよね。
部屋から入ってくる度にポジティブオーラが入ってくる。
実は収録の間、3エピソードのうちの真ん中のエピソードだけ登場してもらったんですけど
両エピソードとも行ったり来たり。
作業されてるから部屋入ってきたり出てたりとかされてるんだけど
その都度洋のオーラが入ってくるからすごい。
だからああいう方がチームにいると結構困難な状況に直面してても
佐藤さんなんか楽しそうだし頑張るぞっていう気になりそうな気がした、僕は。
特にうみくんそういうのに影響されやすいから。
影響を受けやすいから。
いいことです、本当に。
楽しくなきゃねっていうのが本当に言葉だけじゃなくて
もう滲み出てた。楽しいんだろうなって。
やってることが楽しくてしょうがないんだなっていうのが伝わってきました。
ちょっと込み入ったところで言うと盛り上がってましたよね、佐藤さんとしおほさんの。
収録でなきゃもう僕ら会話にいらんのかなっていうぐらい2人で会話が盛り上がってたなと思って。
どの部分?
研究に対する話。
確かに私実はだからこの収録いつってことを考えずに
特許のデジタル版の方を読んでて、記事を。
あれこれなんか聞いたことある名前だ上に。
コクーのことで頭いっぱいになった。
別にウルシで検索したとかでもない?
全然違う。
そうなんだ、ほんまに言ったこともある。
ページを見てて、あれって思った。
MR塗りとかもその記事で初めて知って
コクーさんを逆に調べてた。
けれど、特許のやつは普通にメーリングリストで来ただけなの。
そのメーリングリストの記事の中に面白そうだなと思って読んだら
思いっきり2社の名前が出てきて
コクーさんと佐藤さんの名前が出てきて
あれこれなんか倉田氏で出ていただきたいって言われてた名前じゃんって
お名前ではないかと。
ピンときたよ。
ピンときたよと。
その時点でこれは普通じゃない、普通じゃないっていうか
普通に漆を卸してますとか
普通に漆の文化を広げたいですじゃないぞこれっていうのが
その凝縮してたんで
概要欄にリンクを貼ってあるので絶対に読んでほしい。
はい。
でも北山さんと前田さんの来歴で言うと
なんかすごい本当にたまたま漆にたどり着いたみたいな感じ
の話を聞くことになるかなと思ってたんですけど
佐藤さんは流石に家業なので
家業をもともと継ぐつもりで継いでっていう話かなと思ったら
そこもテンション的には
割と偶然漆が面白かったみたいな感じだったのが
結構印象的でしたけどね。
青年海外協力隊の話もあそこだけ掘ってもきっといろいろあるだろうし
あれだけの話でも
朱子の関係上サラッとしたお話でしたけどね
いろいろあったんだな
大洋昆虫学で朱子まで出て
2年エクワトルでしたっけ
エルサルバトルですね
それで戻って
戻るのは現地に行くために博士号で研究をし直すために
完全にそっち行くもんね
完全に研究者と
流れ的にはね
そこをもうちょっと掘って聞きたかったな
時間がちょっと限られてるなと思って
あんまそこだけフォーカスしてもなと思ったけど
漆が楽しいなと思ったエピソードを掘りたかった
わかるんだけど楽しそうっていうのは
本人の雰囲気見たら楽しそう
楽しいと思ったら違うってわかるんだけど
きっかけがもともとだって家にあったものだからさ
別に初めましてで楽しいとかじゃないじゃん
前から家にあったもので楽しさを見出した
そこのところが今度ちょっとまた何かの機会があったら聞きたい
飲み会も大好きだって
それ言わせただけだと思った
あと僕らが佐藤さんの教室に普通に行きたいと思ったな
行きたい
めちゃめちゃ興味をそそられる話だったな
体験づくりの重要性
絵が上手いとか手先器用でこの細かいものが作れますよっていうのは
それもすごく素敵だと思うんだけど
素敵だし素晴らしいし
もう本当に人が減っていってるのも悲しいことだなと思うんだけど
そうじゃないアプローチがあってもいいじゃんっていうのが
西人でもともとテキスタイルのために
売るしだったっていうところも何かしらあるんだろうなと思って
このシーズンの一番最初のゲスト回がバイメルさんであったことは
すごい象徴的だったような気がするんですけど
今のお話をバイメルさん的な目線で言うと
クラフトアーティストっていう人の存在は大事だけど
広くつなげていくためにはアルティダンとかそういったところが重要なので
すごいフォーカスしていくよと
それに結構近しい話だと思うんですよね
売るしのカルチャーを広げていくために
作業のハードルを下げるっていうのと
ある程度のロッドを確保できるやり方を考えるっていう
それが例えば世の中にすごく出てった後に
それまで持ってた売るしの技術者の人が
霞むわけでもないしなっていうのは思いますね
そうだよな
北山さんがマスプロダクトの人だったことも重要ですよね
重要ですよね
あとはやっぱりホテル業からスタートしたっていう話もすごい
スタートっていうのはキャリアのスタート
前田さんがね
前田さんが
それもやっぱり人の
なんだろうな
人が使ったり
人が体験する空間っていうののデザインをするわけじゃん
ホテル業って
あと今メーカーもそうですけど
基本的には体験づくりをどうするかっていうことを
すごいみんな頑張ってるよね
そのものづくりが日本がダメになって
メーカーもサービス業も
どう体験を作るかっていうことをみんな一生懸命やってるから
じゃあ一局前田さんと北山さんが行き着く先は
プロダクトだしサービス業だけど
結局その二人が合わさるところは体験づくりなんだな
っていう感じはすごいします
それを使ったこともね
ただものづくり
でもトレーラーに乗せた三角形のログハウスはかなり衝撃的だったな
これも見せられないんだよね
三角形のね
三角形のテントのような形をしているけど
その屋根のパネルが三角につながってて
三角地を横にした格好で
それでその屋根が
開くよ
開くよ
それが全部太陽発電ですっていう
重要なのはバッテリーだったんだと思うんだけどね
その考えがやっぱり経験からの発想なんだよなと思って
漆の重要性
災害とかがあったらみんなで分け与えられるよね
最初から思いつかないじゃん
バッテリー作るってなった時に
災害っていうキーワード
やっぱり災害を私たち体験しているから
そうなった時に
バッテリーって本当に重要なものだから
みんながみんな火だけで生活コンフォートにできる時代でもないから
そもそも火炊けなかったと思うし
災害中とかなかなか
そうかな
やっぱり大変じゃない
むしろ火事を恐れおののいているところに
地震直後はそうですよね
火炊くとか結構なかなか大変だと思うんだけど
確かに
っていう
感想
声がガラガラなんだけどなんだか知らない
いやーでも
楽しそうですよね
なんかその
一通りの
北山さんにしろ前田さんにしろ一通りキャリアを経て
なんかめっちゃこう
古しっていう新しい
素材に
それなりの何というか段階で
出会って完全にそっちに
火事を切って
実際こうやってね
ちゃんと形にしてっていうのをやって
楽しそうでしたね
なんかそういう流れだからこそ
その倉田氏ラジオもその工芸を軸にとかって言っていながら
漆のことをちゃんと取り上げたことないんですけど
なんで漆なのっていう割りかしラディカルな
問いかけのが横たわってるから
結構僕らもなんか改めて
リセットした頭からいろんな漆のいろんな側面を
ちょっと知ることができたみたいな
そういうとこはありますね
だから多分その今の佐藤社長のお父さんの
京都の工芸文化
お父さんは全然別に研究とかはしてない
する人じゃなかったっておっしゃってましたけど
そのお父さんの代は本当に西人が
どんどん産業として衰退していった時に
どうやってその漆の市場を広げていこうっていう
かなりこう
なんていうんですか
切羽詰った状況の中での市場開拓のための
賛議権との連携しての研究とかだったりしたと思うんですけど
だからもうすでにその産業分野の中にいる人が
それを打破するために何か新しいことをやらねばっていう
テンションでやるのって
僕は社用産業にずっといるからよく分かるんですけど
しんどいんですよね
やっぱりそんなに目立った結果出えへんし
それで何か頑張ったとしても
なんかこれっぽっちの売り上げがこれで立ったところで
じゃああと10年後20年後どうなるんやろうみたいな感じは
僕は働いててずっとあるから
だから
でも佐藤さんそういう感じじゃないですか
そういう感じ
いろいろやってて楽しいって感じやし
それがもう完全に
北山さんと前田さんにも伝播してるし
あとなんかやっぱ賛議権の話が
やっぱ倉田氏ラジオやってるとちょいちょい出るんですけど
めっちゃ前シーズンからかなり出てきてますけど
あの何だろうな
パーマンがやばい時に出てくるバードマンとか
ああいうところに登場する
何だろう賛議権っていうか
徐々に言うと突然スピードワーゴン財団が
下座されそう
スピードワーゴン財団なんじゃない
どうだろう分かんないけど
賛議権すげえなって思いました
研究の論文の扱いだったりとか
研究成果の取り出しやすさとか
京都の産業の従事者に対する開放具合とか
サポーティブな側面全部取ってすごいな
これ下かぶって言うっていうか
ただの疑問なんで下かぶりも何もないんだけど
結局京都って何回か聞くんだけど
いろんな技術が総動員されている地域ですって
よく言う人がいるなと思って
何々はとかそういうんじゃなくて
ありとあらゆる全国のすごいのが
キュレーションされて
京都で根付いてきたっていう話を聞いてると
賛議権自体がそもそも京都の工芸文化を
っていうのを背負っているが
言ったらもともとはいろんな全国のすごいのが
集まってきたってなると
オープンでないとさそもそもが
それぞれがIPなり技術なりの保持者が
それぞれが抱え込んだらそういう風にはならない
自然科学との結びつき
と思うし
昔は抱え込んでたのかもしれないけど
もともとは別に地方だけにしかないですよ
っていうことではなかったことだったら
逆に全国図書館国立図書館みたいな存在
アーカイブしてるから自由に来て見てねみたいな
みんなのものですっていう話なのかな
だからたまたま都であることによって
全国からいろんな技術なり
素材なりが集まってきたところからの
連なりにあるので
京都市っていう風な括りで
だけが接点になる必要はない
ただ全国をリプレゼントしてますっていうと
あまりにも存在だから
でもそこが論文とか
そういうことじゃないですか
そうだね確かアカデミックは
オープンでないといけないからね
工芸家の人とかで論文書くかって
別に書いてる人はいると思うんですけど他にも
なかなか難しいと思うんですよ
だってその作業とかそういうことに
すごい時間を生活の時間の大半を
そうやね
基本でも論文書く時って
実験が絶対マストで
実験してどう実証したかっていうことが
大事だから
自分の考えをただ思いつきだけを書く
みたいなことって論文にならないんだよね
だからいろんなやり方とか試してるだろうし
いろんな工芸家が
知識とか検証結果とかもあるし
自分なりにアーカイブしてるだろうし
だからといってそれで論文を書く人って
ほとんどあんまりないじゃない
必要性がないのかもしれないし
今日の最初に入った時に
本棚がありましたと
そこに私
口悪いなって自分で思ったけど
ビームスとか言って
言ってた柳さんの本があって
あれ自体論文集だったと思う
曲は?
論文よりはもうちょっとライトな
日本語で言うエッセイというか
海外の大学で言うエッセイに近い
エッセイ集なのかな
私サンプルちゃんと貼ってたりとかしてるから
結構文献系だなと思ったんだよね
完全に論文ですって言いたいわけじゃないけど
論文的だなと思った
なのでちょっとビームス撤回しないといけないと思ってます
そうですか
だってビームス論文出しそうなの
だから人間をビームスっぽいって言ってたけど
しほさんは一応その時にも言ってたけど
ビームスっぽいっていうのがディスではないよとも言ってたと思います
実際にビームス的な動きを
ちゃんと機能させてた人でもあったから
百貨店とかでイベントをやったりみたいな
かなりちゃんとビジネス寄りのことをやりつつ
ああいう工芸みたいな雑誌というか
確かに論文っていう形式までいかないにしても
実勢よりはより研究的な内容のものを出してたっていうところでは
ビームスもやりながらあっちもやってたっていうところで
やっぱり柳宗は偉いということじゃないですか
めちゃめちゃ持ち上げる感じでもないんだけど
2回も取り上げてますからね人間
くるだしラジオなんだかんだ言って
航空機用のところに結構レアな
柳宗の工芸の初版本というか
初版しか出てないの
普通にガラスケースの中で見るようなやつを
手に取ってパラパラやっていいのかなみたいなね
あれ自体がちょっと特別な体験だったな
ちょっと震えたもんね
布が貼ってあると思わなかった
表紙に布っていうのはまだ分かるんだけど
中に布の写真じゃなくて
布そのものが貼り付けてあって
サンプリングとして
あれとかすごいな本当に
人間展僕ら2回行ったけどさ
この2回とも柳宗が編集してた
冊子が何個か展示されてたけど
当然パラパラ手に取って見れないわけじゃん
そんな当たり前だけど
何百人何千人も来る展示でさ
あそこでパラパラやったのは
結構ゾクッとしたね僕なんか
岩田さんはもっと印刷屋さんなりの
思うところも多分あったと思うんですけど
感想がね
印刷が上手いなみたいな
突破印刷上手かったですね
ああいう今の印刷じゃない感じで
柳宗の文章をバーって
斜め読みだけでも読むと
なんか全然また違った
言葉の入り方がちょっとあったな
あれだけでも
ここ気を抜くかなんか価値があるな
どういう風な空間になっていくんだろうね
今1月でオープンして
一応作業もされている方もいるし
いろんな人が入ってきて
一言みたいに言ってるけど
これはあなたなり僕次第ですよ
僕らがこれから出入りするようになって
どういう風になっていくのかの一つ
またコラボか
一言じゃないんだから
また来ますみたいなね勢いで
まず教室行く
知りたいと思ってもっと
ウルシのこと
これこそ自然科学
自然科学ですね
だから私
なんで工芸の方に興味あるんですかって
自分がメディアアートですとか
バイオテクノロジーの人って思われていて
なんで工芸っていう風に聞かれるときに
自然科学ですよ
工芸はあって
私の興味がある理由はね
全部が自然科学とは言わないけど
人の成すものと
自然の成すものっていうのが
繋がってるっていう
いろんなウルシって言われ方しますよね
例えば自然界最強のセメダインとか
接着剤としての効能のことを言ってるし
今日は抗菌作用のことも言ってたし
いろんな側面とかで言われてるから
そういうのを結構
まるっといろんな視点から
多分佐藤さんのおかげだと思うんですけど
結構いろんな視点の目が開かれて
あの染色のやつはすごい面白いなと思って
染色でっていうのは
多分あれ収録後に喋ってたやつじゃないかな
あれそうだっけタオルを
タオルは収録中に喋ってた
ウルシの木からっていう
多分抗菌だけじゃない気がするんだよね
牡蠣臭とか結構強度出すために
牡蠣臭染めとか
あとはビンテージ加工のために使うじゃん
デリブとか
バリバリになるんだよね牡蠣臭は
紫外線に当てることで固まって
そういう風にバリバリにもなるし
その後焼いてもなんなの
ウルシの特性と万博
よくそのデニムの古いように加工するための
方法として牡蠣臭が使われて
原田さん
エイジング的な
一緒にリーバー室の研究所に行った時に
それをリーバー室の人に教えてて
めっちゃ感動されてた
牡蠣臭みたいな
知らないよ
英語で牡蠣臭って言ったか知らんけど
そうそう
また来てほしいとか言われてたけど原田さんは
そういうのがあるんだけど
ウルシの中で染めるっていうのって
確かあんまり聞いたことない
目から鱗でしたね
いろんなところにウルシあるんですねっていう
ただ目を向けてなかっただけでした
なので翔さんが興味が
持ってないわけじゃないけど
尖った興味までいかない理由もわかったし
知らなかっただけ
いろんな言われ方するから
それって大体品店も
世の中いっぱいあるじゃんって話なんだよね
コーティング剤っていう視点を与えた時に
ウルシ以外のコーティング剤あるよね
抗菌剤
ウルシ以外の抗菌のものあるよね
ウルシ以外の接着剤あるよね
それぞれにも大体品があるから
多分私が性格がちょっと曲がってるからか
ウルシだって言った途端に
急にあがめられる感じが
そういうあり方がちょっと
ウルシ塗りって言うと急に
格が上がるみたいな
格が上がるという感じに
ちょっと斜め的な視線を
今日行く前あんまりテンション高くない?
バレてました?
いやバレますよ
今日テンション低いなと思って
でも塩さんの言いたいことも
わかんなくはないのは
ちょうど今今年万博やってまして
万博会もありましたけど
要はラグジャリブランドが
ウルシ塗ってさらにすごくなったでしょ
みたいなことで
引用されがちだからでしょ
LVM1の
言うの?それ
実名を
でも万博の中で
ウルシのチキビの話とかもしました
確かにそれを言ってぶち切れてて
申し訳ないけど
でもやっぱりテーマ大事だからね
何作ってどうしてっていうのは
あの後チキビの話は反響ありまして
塩さんの話面白かったですっていう
反響って
お便りをいただきました
お便りありがとうございます
ありがとうございます
そんな感じで
やっぱり新しいこと知れますね
新しいこと知れますね
やっても知らんことばっかりだっていう
でも国風さんをはじめ
ウルシ自体に興味を持ってて
もう少し知りたい人はね
概要欄からね
僕らのところから行ってもらえばいいし
一つの入り口は
僕らもお伝えができたんじゃないかなって
本当にこんなに
ハードルが高くないって言い方
他にもっと言い方あるんだと思うんだけど
身近にしてくれる
こんなに身近にしてくれる
しかも体験ができる
それって身体的にも嬉しい
被れたらどうしようって
私怖くて手出したことなかったんだけど
そんなでもないのかもって
ちょっと今日話聞いてて思ったし
多分ちゃんと教えてもらって
扱い方を知れば
意外と身近にできるんだなって
本当に思ったので
顔とか見るだけじゃなくて
体験はマストだなと思いました
体験しないでこの話するのもあれだけど
体験したいと思って
なのでこれを聞いて
興味を持たれた方もぜひ
体験の重要性
というわけで
振り返りはこんな感じです
また次回からは
通常か
どっちが通常か
三人会でやっていきましょう
というわけで
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皆さんの感想も聞きたいので
フォームぜひ一言でもいいから書いてくれると
やる気が爆上がりします
個別にはいただくんですけどね
確かに
フォームでもどんどんください
じゃあまた来週
はい
50:13

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