やっぱり身近っていうよりは実用的にお母さんが好きだった。
持っても暑くないとか、そういうことでマグカップみたいなのとかもあったし、
お椀、あとはお客さんがすごい来る家だったから、
お母さんがそもそも昔ホテルで寮邸みたいなのやってたのもあって、
そういう謎の寮邸ぽい箱みたいなお汁とか、
そういうのだったので普通にあるものだと思ってたんだよ。
僕はそれで言ったらそもそも何か、
カシュー塗りっていうのもあるじゃないですか。
あと完全に湿気をもしたプラスチックの容器みたいのもあるじゃないですか。
ほとんど区別がついてなかった。
これが漆塗りってやつなんやろうなと思って使ってたお椀が、
ある時割れて見たら普通に断面見たらプラスチックやったみたいな。
でもプラスチックに漆で表面塗ってある可能性もありますし。
いや、まあまあそんないんですけど。
絶対ないんですけど。
よく考えたらそんなんわかんないもんね、確かに。
そうなんですよね。今も自信ないです。
漆を見る目がある程度ついたわけでもないし、今回のお話聞いてるのに。
確かに。ちょっとその話聞いとけばよかったなって今思った。
でも多分、バイメルさん、国風さんとかと続いて、やっぱり思うのが、
バイメルさんが言ってた身近に漆器とかがあって、
別にめちゃめちゃ珍しい家庭でもないっていう印象で僕は話聞いてるんだけど、
渋さんの家も。
そういうのってあんのかなって。
味噌汁の漆器とか。
確かに洗浄機でガクシガシ洗う家はないと思うけど。
うちに漆の漆器あるんですか?珍しいですね、潮さん。っていう風にはならない。
ならないよね。
ある意味、塗装とすら思ってないっていうのは、
短すぎて身の回りにあるけれどって言って、
確かに赤と黒と薪絵しか知らなかった。
っていう中で何を質問したいかがわからないまま今回行ったので、
ちょっとてんこ盛りだったっていう理由はそれです。
1話目とか静かでしたもんね。
人見知りした。
でも本当に今回僕がエピソードの中でも言いましたけど、
同じイベントの中で前田さんが登壇されてっていうところからのお声掛けでしたけど、
僕も何を聞くことになるか全然わからずに行ったとこあったんで、
結構予想外というよりは全然予想もしなかったので、
本当に予想しないいろんな話が聞けたって感じなんですけど。
最後老後の話までに行くとこまでは予測してなかった。
仕事とコミュニティのあり方まで話が及びましたね。
確かに言われるとそうだよなっていうさ、
重いものでもないし、金属とかだと打たなきゃいけなかったりさ、
重いとか厚いとか、ちょっとやっぱり体力的にやれる作業って狭まっていく中で漆って、
確かに漆取るのは体力的に大変だと思うし、
液体を運んだりとかそういうのも大変だと思うけど、
そんなに土をめちゃくちゃ近いとこねなきゃいけないとかでもないって考えたら、
まだあんた知らないだけだって言われるかもしれないけど、
そう考えると、体が思うように動かなくなってもずっと続けられるお仕事なのかなって思ったね。
作業が全然難しくないっていう意味ではないんですけど、
実際に福井県の一全塗りとかは冬場にやることがないからそういうのが発達したらしいですよ。
僕は和島の諸石さんという夫婦で漆器作られている、
2人が京都に来た時にワークショップに参加して、
ワークショップというよりは諸石さんたちが作っている漆器の最終工程をやらせてもらったんですけど、
その最後の工程一つだけでも相当神経使うっていうか、
まず埃が立つような環境だったらあかんし、
塗りが均一でないとあかんし、
刷毛も人の髪の毛を使った筆を使ってましたけど、
だから漆を使ってどういうものを作る、
どのクオリティを目指すかみたいなことによっても、
そこの工程の求められるスキルみたいなのが相当違うんでしょうね。
確かに僕、そういうのがあるのかなと思って、
最初はこくうさんのあそこの部屋に入る時に、
埃立てたらいかんのかなとかビクつきながら入っていたような気はして、
ちょっと緊張して。
もう全然そんなこと気にしてない。
スキルとか寄っていいのかな。
結果そういう感じでよかったです。
部屋は空けてたよね。
最初入った時にインタビューした部屋の隣の部屋に、
職人さんたち向けのやってたじゃん。
あそこはたぶん埃NGな。
そうですよね。
やっぱりみんなが来ていいですよって部屋は、
普通に事務所的なスペースにもなっているし、
梱包もしているし、
製作もしているし。
工程にもちろんよるとは思いますよね。
やっぱり埃入っても。
コクウさんのプロダクトでいうとむしろ、
ラフな感じなんでね。
あえてというか。
たたき塗りとかそういうのはスポンジでやっている。
私そこに好感をすごい感じました。
漆って限定した環境で、
たくえっとした技術があって、
ものすごい高い筆だったりとか、
そんなに一般の人がエッサって、
すぐに飛び込める世界じゃないなって思ってたし、
だからこそ逆に身近じゃなかったっていうのもあるんだけど、
表現方法とかがいろいろできるんだよっていう方に
ベクトルを当てている商品開発をしているっていうのが、
言い方悪いかもしれないけど、
漆のエキスパートじゃないからこそ、
自由な発想でいろいろ考えられるっていうところに、
すごくクローズドじゃなくてオープンなマインドをすごい感じた。
多分それはどういうことなのかなって僕も思ってたんですけど、
いわゆる装飾とか、
素材が漆であることに対する見やびさというよりは、
魔法瓶マスターの感覚が、
いろんな試行錯誤をしている中で、
漆に行き着くまでの話とかが、
結局は機能に着目したっていうところが、
多分スタート地点が他と違うんだなという感動ですね。
漆の抗菌っていうことを話していて、
もうちょっとそこを聞けばよかったなと思ったんだけど、
どうして漆が抗菌の機能があるのかっていうのが不思議だったな。
そういう意味で他の塗料だったら、
抗菌塗料ってなると、またワンコーティー増えるじゃないですか。
確かに。
最近よく流行りの90何%菌を繁殖させませんコーティングとかあるじゃん。
抗菌うんちゃらとか、コロナ禍でだいぶもてはやされたフレーズですよね。
みんな気になるしね。
エレベーターとかドアノブとか。
それが漆がもともと抗菌があるよって、
ちゃんと調べて化学的に検査した上で出てきた。
だから交渉的に売菌があんまり増えないってよじゃなくてさ。
そういうところの根拠もさすがエンジニアリングマインドだなっていうのは思った。
北山さんの。
すごい面白いんだよね。
ものづくりベースの人でもないし、
工学だけどエンジニアリングもものづくりっていうふうな枠にも入ると思うんだけど、
一般的には入らないんだが、
ものを作っていくっていう工程をめちゃくちゃ熟知されてるから、
そういう意味では何年お仕事されてたか、その前のお仕事何年か知らないけど、
何十年っていう知見があるからこそ、
しかも知らないところに飛び込むっていうところなんだよね。
普通やっぱり自分が知ってる心地よいコンフォートゾーンのところにさ、
知見を貯めていってってやるっていうのが多いじゃん。
あなたは違うかもしれないけど、
岩田さんまさに全くゼロ知識か印刷いって、
今や知見たまって、
もしかしたらわかんないけど、今後また新しい事業を自分で立てますよって言ったら、
やっぱり印刷を完全に捨て足とかいう方向に行くのか、
魔法瓶っていうのはあったけど、
全くやってみたら、売るし面白いじゃんってなってきてるのが面白くて。
魔法瓶も絶対まだ好きだと思うし、
知見いっぱいあるし、アイデアもいっぱいあるんだろうけど、
一旦魔法瓶のダブルウォール構造とかじゃなくて、
神回みたいな次は。
マテリアルで言うと全く違うんだけど、
ただエンジニアリングマインドはまだすごいあるんだよね。
そこが面白いなって思う。
普通に求めてる機能が明確なんですよね。
って言いながら、ちょっとお茶を飲んでます。
キッサ…え?
カッコいい。
キッスルと…
キッスルはお茶をキッスルとかそういう…
って書いてあるんですね。
早速買ってきた。
買ってきたものでいただきながら、
収録の後に購入した。
最初、漆に求めてる機能は、
最初に立てた軸の魔法瓶のステンレスっていうところの
ステンレスらしさを感じさせない、
触った感じとか、
あとは口にした時の金属のニャって感じがしないとか、
そういうことを求めてたんですよね。
ショウさんのキッスル、レザーみたいに見えますね。
やっぱりね、これ今飲み比べてみたけど、
同じ時にお茶入れたじゃん。
やっぱ冷たい。
キッスルのお茶は。
ダブルウォールの方がですね。
って言ってまた音声メディアで全然通じない話を。
どういう話になるか分からないけど、
多分面白い話聞けるだろうなっていう予感があったのは、
まず北山さんと前田さんがなぜ出会って一緒にやってるのか、
かなり謎だなっていうのと、
それぞれの簡単なプロフィール的なものは、
いろんな国のサイトであったりとか、
クラファンのページとかで、
いくつかチラチラ書いてあることはあるんですけど、
それにしてもなぜ今こうなったのかよく分からないなっていうのがいっぱいあったので、
おそらく何かすごいいろんな偶然が重なってこうなってんだろうなっていうのがあったので、
やっぱり面白かったですね。
その辺の狙ってない感じがね。
狙ってない感じがありましたね。
狙ってるところと狙ってないところのね、
長尻合わせるつもりもおそらくあられないんだと思うんですけど。
偶然に再会したっていうところを大事に考えてるっていうのが、
なんかいいなと思った、二人に。
だってさ、同じイベントでまた会いましたねとかよくあるっちゃあるんだけど、
偶然にもっていうところがさ。
そうですね。
必然的だったと思うんだよね、きっと二人の出会いはさ。
なんか興味とか行動範囲がやっぱり近い人ってまた会うじゃんか。
いやだから今思い浮かべたのが、
イベントでいつも会う人の顔が思い浮かべちゃった。
そうでしょ。
誰とは言わないですけど。
なかなかあれだよね。
やっぱりとてもパッショネートなお二人でした。
そうですね。
ゲスト会の方みんなそうですけどね。
こんくらいに出ていただける方々みんな情熱。
心の広い方々ですから。
心が広い上に青い炎を胸に秘めているって感じがするな。
今日だから面白かったのが空間が
ここはオフィスなのか工房なのかショールームなのかっていうとこが
結構ふわっとした感じがあって面白かったなっていうところで
お話しさせてもらって。
一応空いてばっかりだから
すごい新しい綺麗な場所でした。
そのうち絵の具とか飛び散り始めるんだろうけどね。
そういうスペースはそういうスペースで作りそうだなと思いつつ
僕らあそこに中には入ってないんですよね。
ここなんとかっていう
ココキオ?
下の階の
ココキオがあれですよ。
ココキオがあそこですか?
完全に俺間違えてました。
ココキオラボ?
が下なんですか?
うん、あそこ。
あそこですか。分かりました。
でも認識が改まってやっぱり振り返り返って大事だなって。
佐藤さんが素晴らしくなんか笑顔がすごかった。
笑顔がすごい。
すごい印象的でした。
洋のオーラすごいな。
ポジティブオーラすごかったですよね。
部屋から入ってくる度にポジティブオーラが入ってくる。
実は収録の間、3エピソードのうちの真ん中のエピソードだけ登場してもらったんですけど
両エピソードとも行ったり来たり。
作業されてるから部屋入ってきたり出てたりとかされてるんだけど
その都度洋のオーラが入ってくるからすごい。
だからああいう方がチームにいると結構困難な状況に直面してても
佐藤さんなんか楽しそうだし頑張るぞっていう気になりそうな気がした、僕は。
特にうみくんそういうのに影響されやすいから。
影響を受けやすいから。
いいことです、本当に。
楽しくなきゃねっていうのが本当に言葉だけじゃなくて
もう滲み出てた。楽しいんだろうなって。
やってることが楽しくてしょうがないんだなっていうのが伝わってきました。
ちょっと込み入ったところで言うと盛り上がってましたよね、佐藤さんとしおほさんの。
収録でなきゃもう僕ら会話にいらんのかなっていうぐらい2人で会話が盛り上がってたなと思って。
どの部分?
研究に対する話。
確かに私実はだからこの収録いつってことを考えずに
特許のデジタル版の方を読んでて、記事を。
あれこれなんか聞いたことある名前だ上に。
コクーのことで頭いっぱいになった。
別にウルシで検索したとかでもない?
全然違う。
そうなんだ、ほんまに言ったこともある。
ページを見てて、あれって思った。
MR塗りとかもその記事で初めて知って
コクーさんを逆に調べてた。
けれど、特許のやつは普通にメーリングリストで来ただけなの。
そのメーリングリストの記事の中に面白そうだなと思って読んだら
思いっきり2社の名前が出てきて
コクーさんと佐藤さんの名前が出てきて
あれこれなんか倉田氏で出ていただきたいって言われてた名前じゃんって
お名前ではないかと。
ピンときたよ。
ピンときたよと。
その時点でこれは普通じゃない、普通じゃないっていうか
普通に漆を卸してますとか
普通に漆の文化を広げたいですじゃないぞこれっていうのが
その凝縮してたんで
概要欄にリンクを貼ってあるので絶対に読んでほしい。
はい。
でも北山さんと前田さんの来歴で言うと
なんかすごい本当にたまたま漆にたどり着いたみたいな感じ
の話を聞くことになるかなと思ってたんですけど
佐藤さんは流石に家業なので
家業をもともと継ぐつもりで継いでっていう話かなと思ったら
そこもテンション的には
割と偶然漆が面白かったみたいな感じだったのが
結構印象的でしたけどね。
青年海外協力隊の話もあそこだけ掘ってもきっといろいろあるだろうし
あれだけの話でも
朱子の関係上サラッとしたお話でしたけどね
いろいろあったんだな
大洋昆虫学で朱子まで出て
2年エクワトルでしたっけ
エルサルバトルですね
それで戻って
戻るのは現地に行くために博士号で研究をし直すために
完全にそっち行くもんね
完全に研究者と
流れ的にはね
そこをもうちょっと掘って聞きたかったな
時間がちょっと限られてるなと思って
あんまそこだけフォーカスしてもなと思ったけど
漆が楽しいなと思ったエピソードを掘りたかった
わかるんだけど楽しそうっていうのは
本人の雰囲気見たら楽しそう
楽しいと思ったら違うってわかるんだけど
きっかけがもともとだって家にあったものだからさ
別に初めましてで楽しいとかじゃないじゃん
前から家にあったもので楽しさを見出した
そこのところが今度ちょっとまた何かの機会があったら聞きたい
飲み会も大好きだって
それ言わせただけだと思った
あと僕らが佐藤さんの教室に普通に行きたいと思ったな
行きたい
めちゃめちゃ興味をそそられる話だったな