コーヒーの甘み、甘さというとどんなイメージがありますか?
もちろんお砂糖が入っているわけではないんですけど、お米みたいな自然な甘さっていうのが、いわゆるコーヒーの甘み甘さなのかなと思います。
焙煎の度合いによってもね、だいぶ変わってくるらしいです。
よく言われているのは、浅入りは酸味、深入りになると苦味がベースに出てくるんですけど、この浅入りから深入りに変わっていく変化の中で甘みっていうのを通過するらしいです。
あとは家で入れ方、コーヒーを入れる時に工夫できる部分としては、まずは第一にお湯の温度です。
沸騰したての100度のお湯を使うと、その豆の様々な成分が抽出しやすい。
香りとか、物によっては雑味が出ることもあるかもしれないです。
過抽出という状態になっちゃうんですよね。
逆に温度を下げすぎると、今度は未抽出っていうのになりやすく、なかなかこれが難しいところかなと思うんですけど、
一般的には浅入りは92度ぐらい、中入りで85度、深入りで80度という温度の目安もあるそうです。
なかなか家で入れる時はこの温度計がないと難しいんですが、うちで入れる時はだいたい90度前後で入れているのかなと思います。
今日も沸騰したお湯をドリップ用のケトルに移して温度を測ってみると、
だいたいそこで10度ぐらい下がって91、92度ぐらいになっていたので、それぐらいが目安としては使いやすいかなという感じです。
そして第二に引き目ですね。
これも細かくなるほど抽出されやすくなっていくんですが、
僕が使っているグラインダーはバリアのVS3というグラインダーを使っています。
今これで目盛り10.5ぐらいかな。
0から無段階調整でダイヤルを回していくと一周すると10で、そこからプラス0.5ぐらい、10.5ぐらいで普段は使っています。
この引き目だとコーヒー屋さんでよく使われているEKグラインダー、黒くてでかいやつですね。
あれの7.3から7.5ぐらいに近いのかなという感じです。
そして続いてはお湯の注ぎ方。
雑に入れるというと難しいんですけど、お湯を一気に注いでいくとドリッパーの中で粉が舞うような感じ。
そうすると抽出はされやすいんですけど、物によってはやっぱりこう雑味が出てきてしまうということで、
やっぱりこれも浅入り深入りによって注ぎ方を変えるという風に言われています。
浅入りだとちょっとこうあえて粗めに注いで粉をかき混ぜる、そんな風に入れるという方法もあるようです。
そしてもう一個、抽出にかける時間。
時間をかけると成分が出やすい、その分雑味も出やすくなってくるということで、
僕が今日入れたときで大体1分30、40秒ぐらいで抽出をしたイメージです。
最初に40ccお湯を注ぐ段階でタイマーを使って測り始めて、40秒経った段階で2等目。
そこで100cc弱までお湯を注いで、大体そこで1分前後。
最後150ccまで注ぐ段階で1分20秒ぐらいかな。
最後落ち切りで1分半40秒ぐらいになっていたんじゃないかなと思います。
いろいろ言ってきたんですけど、最終的にはそのコーヒーを飲んで満足できるかどうかが鍵になってくるんじゃないかなと思うので、
いろいろ引き目とかお湯の注ぎ方、温度とかいろいろ変えながらやってみて、
自分の好みの味を探していくといいんじゃないかなという結論。
無理やりですがたどり着けようかなと思います。
これからの季節はちょっと暑くなってくるので、すっきり飲めるアイスコーヒーが欲しいなぁなんて思ってます。
甘ささんにおすすめの豆があったらぜひ教えてください。
ではお便りをご紹介していきたいと思います。
まずは1通目、メッセージフォームからいただきました。
ポッドキャストネームりずさん、ありがとうございます。
こんにちは、こんばんは。
私はコーヒーの香りが大好きです。
ただ種類や味があまりわかりません。
おすすめのコーヒーがあったら教えてほしいです。
ちなみに酸味がいまいちわからないものの、酸味が少ないコーヒーの方がいい気もします。
というデータです。ありがとうございます。
そうですね。
僕もそんなに詳しくはないこの種類とかその味わい。
なのでこういう時はネットに頼ろうかなとちょっと調べてみました。
今見ているのが、これが一番見やすかったんですよね。
サワイコーヒーというお店のウェブサイトです。
コーヒーワールドマップという世界地図とそこでこう作られる産地の場所と豆の名前が書いてあるんですけど、
よく見るのはうちにもあるか、ブラジルとかコロンビアとか、
あと今回のケニアもそうですし、
あとうちにあるのはなんだ、エチオピアがあるかな。
あと買ったことがないけど気になっているのはブルーマウンテン、
あと粉コーヒー、粉、こういうのがいろいろありますよね。
このブルーマウンテンというのは卓越した香りを持ち、調和のとれた味わい、
軽い口当たりと滑らかな喉越しが特徴だそうです。
ジャマイカで生産されているそうなんですけど、
その中でもごく一部の産地のものがブルーマウンテンというブランド名がつくという風に書かれてます。
知らなかった。
あとは粉コーヒーも非常に強い酸味とコク、風味を持つって書かれてます。
なんか粉コーヒーってコクとか深いイメージがすごくあったんですけど、酸味香りもあるんですね。
あとはエチオピアですかね。
エチオピアはすごく香りがいいです。
独特の酸味があって、甘味とかコクっていうのも味わえます。
ブラジルとコロンビア、この違いが僕なかなか難しいなと思っていたんですが、すごくわかりやすく書かれていて、
ブラジルは香りの甘さが軽快、軽くて、酸味、コク、苦味とも軽くバランスがいいと。
コロンビアの方は酸味と甘味が重厚だけど突出せずバランスがいいというふうに書かれてます。
なるほどねと思いました。
ブラジルは軽い感じ、ナッツとかそういう香ばしさみたいなのも味わえるコーヒーかなと思います。
たくさんあるんでね、なかなかどれがリーズさんの好みに合うか難しいかなと思うんですけど、
一個おすすめというか、お伝えしたいなと思ったのが、きっとこの文面から酸味があんまり好きじゃないのかなと思いました。
酸っぱいっていうイメージが酸味はあるんですが、字はそう書くんですけどね。
僕はこれ結構香りだと思っていて、だから酸っぱいわけではないんですよね。
果実感が香りとして入っているとか、そういうのが酸味って表現されているかなと思うので、
もし良ければ、そうだな、酸味がそんなに強調されないけど入っているものから飲んでみてもらえると、もしかしたらハマるものがあるかもしれないです。