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2024-02-27 20:12

#3 関西っ子が標準語をマスターした方法と、自分の言葉、大人と子どもって何か

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生粋の関西人ふたりがどのように標準語を使っているかについて話しています。私は訓練して最近標準語を使えるようになりました。

そこから、自分の言葉って本当にあるのか?そしてさらに、大人って何なのか?どうして子どもの気持ちを忘れちゃうのか?などという話をしています。

話題の守備範囲広い。まさに連想ゲーム。

サマリー

関西出身のパーソナリティが関東での言語適応について話しています。関西弁と標準語の使い分けやイントネーションの違いについて触れています。また、大人と子供の関係性についての本を紹介し、大人でも子供目線で読むことが役立つと述べています。

関西っ子が標準語をマスターする方法
スピーカー 1
触りを喋ってくださいと、今収録外で喋ってた話を、収録回してたらあなたが言うのを。
ちょっと説明、概要説明を任せました。
第3回、契約からのスタートですけど。
スピーカー 2
えっとね、なんだっけ、我々2人関西出身で、今関東にいて、そこで仕事をしてるんですけど、
その中で要は、関西弁を持って上京してきたので、そこで関東の人と関西弁のところを突っ込まれたりとかっていうのが、あるあるですよねっていう話をしてて、
そこで、まずヤギリンさんの話しようか。
ヤギリンさんは、自分で仕事上をリラックスした状態で、
関東弁というか、われかわれの言葉で言うとね、標準語を話せるようにならなきゃってなって、
その周りの先輩とか同期とかを見て、学んで、完璧に擬態に完了したっていう話を聞いて。
スピーカー 1
そうですね、子供と喋んないといけないから、子供とリラックスして、
リラックスした状態で、関西弁が出ずに標準語で喋れるように結構訓練しました。
スピーカー 2
それがすごいよねっていう話をしていて、多分普通できない。
ただ自分の場合でいくと、もともと自分の場合はちょっと背筋が伸びてっていうか、ちょっとこう、何て言うんだろう、
改まった感じで話す時っていうのは、もともと関西にいる時から標準語で話すっていう形で、
気が緩むとっていうか、友達と話している時みたいにリラックスしている状態だと関西弁になるっていう形だったから、
それをそのまんま関東に来てもやっているので、飲み会の場で、まだ入社したての時とかには、
自分が関西出身なんですって言ったら、全然関西弁出ないじゃんみたいな言われたりとか、
スピーカー 1
そういうことがありながら、でも裏ではちゃんと関西弁喋っているから、裏ではっていう感じだけど、
スピーカー 2
別に関西弁を捨てているわけじゃなくて、ナチュラルに来てやっているから、
別に関西弁自体が失われているわけでもなくて、みたいな感じでうまく適応しているんだけど、
その辺はヤギリンさんも、友達と喋る時は関西弁みたいな、そういうのは使い分けられているっていうことなんですよね。
関東での言語適応
スピーカー 1
そうですね。全然捨てられないですね。
スピーカー 2
それはすごいな。なるとしたら、100関西弁から、だんだん100標準語に近づいていくみたいな感じになるかなと思った時に、
やっぱり、英語と日本語バイリンガル喋れるのと同じような感じだな。
スピーカー 1
そう思うと嬉しいですね。バイリンガルになってきた。
スピーカー 2
考えてみれば、英語を勉強して日本語を忘れることなんてないもんね。
スピーカー 1
確かに確かに。語法は忘れないじゃないですか。
スピーカー 2
いやでもさ、日本語の仲良し。
スピーカー 1
確かに確かに。
スピーカー 2
それがさ、やっぱり、言ったら微々たる違いというかさ、
そう考えるとやっぱり、英語と日本語のバイリンガルとはまた違う凄さと難しさがあると思うけどな。
スピーカー 1
確かに。イントネーションがまるっきり逆なのって関西だけなんですよね。
東北とか、静岡の方とかもいますけど、
みんな標準語っぽくて、飛び越えると広島とか九州とかも単語レベルでは標準語っぽかったりして、
単語レベルでイントネーションが逆になる。
例えば、雨が雨になったりとか、傘傘とか、ユニバー、ユニバーみたいな。
ユニバーの例はね、ユニバーが本間なんで、それはいいんですけど。
なんか三文字とかもまるっきり逆になるので、
なんか単語レベルでイントネーションが変わるって関西地方だけな気がして、
なんか凄い難しいんですよね。
言葉の難しさと借り物であること
スピーカー 2
研究者の方?
スピーカー 1
経験なんです。ちょっと異論は認めます。
スピーカー 2
大学院で言語学を専攻した方?
でもさ、うちのさ、うちのって別に大学名わざわざ言うあれじゃないけど、
大学の自分の学部の先生の中に方言研究の先生がいた。
スピーカー 1
へー、すごい。
スピーカー 2
なんかそういう、もう全然覚えてないけど、
なんかそういう方言のその先生がやってる研究のところの説明の授業みたいなのを受けた気がするし、
なんかそんな感じのレジュメもらった気がする。大学1回、2回とか。
すごい。
えー、ちょっと何をやってるか聞いてみたい。
スピーカー 1
いやそう、やっぱ言葉の問題、言語の問題っていうのはね、すごく大事っていうのは、
スピーカー 2
自分がいろんな本を読んだ中でもそういう風に言う人は多かったし、
それは確かにそうだなと思うし、
やっぱでもその一方でやっぱ難しいじゃない、言葉の問題っていうのは。
難しいですね。
だからその訓練してできるようになりましたってさらっとさ、
スピーカー 1
その収録外で言われたから、
スピーカー 2
それはなんか回して喋った方がいいんじゃない?って言ったらさ、
スピーカー 1
さわり喋ってくださいって言われて。
なんかすごい見てますね。
あーそういう風に反応したらいいのかとか。
私結構あいづちで、関西でなーとか言うじゃないですか、なーなーとか、そうやなーとか。
でも関西弁でなーっていうのは柔らかいんですけど、
なんかイントネーションを関東にしてなーって言うとちょっときつい気がするんですよね。
え、どういうこと?
イントネーションは関東に戻してるとしましょう。
イントネーションはそうだよねーって。
その子が何か言ってきたときに、なーって言ったらちょっときつく聞こえるというか、
スピーカー 2
私の感覚なんですけど。
やっぱりなーっていう言葉自体は関西弁に属すると見ていいの?それは。
その違和感が生まれるっていうか、そういう風に。
でも自分はそんな感じする。
スピーカー 1
なーは関西弁。
スピーカー 2
そうそう。
スピーカー 1
なんかなーなーって話しかけてくるのは関西の人だし。
スピーカー 2
まあ多分標準語だったらねーねーやん。
スピーカー 1
そうなんですよね。
スピーカー 2
なんか標準語のことをLINEしてたりとかしてもねーって言ってくるので、
スピーカー 1
なんかねーがスタンダードなんだなと思って。
最初結構なーが出ちゃってたんですけど、
スピーカー 2
なんか徐々にみんなねーって言ってると思って。
スピーカー 1
そうだよねーとかねーなんだなと思って。
スピーカー 2
ねーを頑張って周りを見て集合して。
スピーカー 1
で、何か言われたときにねーって言うようにしてみたいな。
結構あのイントネーションの差に。
いやーまあねー、やっぱ人間観察が好きというか得意なんだろうね。
なんかそんなに、まあ自分のことは結構精一杯なんで言ってはないけど、
スピーカー 2
なんか見て学ぶみたいなのが結構してますね。
スピーカー 1
職人からの学び方?
スピーカー 2
職人なのか?
なんの?
スピーカー 1
いろんな人の技術を盗むみたいな。
確かに。
スピーカー 2
弟子入りした人の。
スピーカー 1
なんか自分の喋ってることとか、なんか振る舞いとかがこれでいいのかなって結構思うんですよ。
スピーカー 2
あーその自信がない感じというか。
スピーカー 1
だからなんか結構周りの人を見て学んでるみたいなことがあって、
でもなんかこの感覚、私だけだろうなって思ってたんですよ。
なんか結構周りの人がどう言ってるかを見て慌てるみたいなのがあったので、
なんか私だけかなって思ってたんですけど、
なんだっけな、なんか1年ぐらい前に読んだ、もうちょっと前か、
なんかあの村田沙耶香さんってわかりますか?
スピーカー 2
わかんない。
コンビニ人間の。
えーコンビニ人間っていうの?
スピーカー 1
コンビニ人間っていう小説?
スピーカー 2
小説か。
スピーカー 1
なんかの小、なんだったかな、あの期尚かな、なんか撮ったやつなんですけど、
なんかそれで、コンビニで働いてる女の人の話なんですけど、
まあとりあえず変わってて、
なんかその人も、なんか私の喋り方は今周りにいる人の喋り方を真似てすべてできているみたいなことを書いてて、
スピーカー 2
はいはいはいはい。
スピーカー 1
なんかコピーしてるみたいな。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
だからなんかそういう風に語尾を伸ばすんだなとか、
なんかそういう風に喋るんだなとか、
スピーカー 2
相槌はこうなんだなみたいなことを学んで真似てやってるみたいなことを書いてて、
スピーカー 1
すっごい堂々とそんなこと書いてると思ったんですよね。
はいはいはいはい。
うーん、なんかわかるその感覚と思って。
スピーカー 2
いやそれはすごいよね、たぶん今の話とたぶんちょっと違うんだけど、
あのー、えっとね、たぶんお互い知ってる人で、
えっとあれ、とばさんか、あのー、
えっとなんだっけな、ちょっと待って。
スピーカー 1
はいはい。
スピーカー 2
今ちょっと気づきじゃないですけど、
君は君の人生の主役になれっていう本があるんですけど、
スピーカー 1
あ、知ってます知ってます。はいはい。
スピーカー 2
そう、あれー、
スピーカー 1
え、でも読んでないまだ。
えーーー。
そう、読みたいんですけど、
そう他の本は2冊読むんですけど。
スピーカー 2
あのー、なんて言うんだろう、あの誰にでもお勧めできる本ではない。
スピーカー 1
読みたいです、めっちゃあのー、感心はあるんですけど、
ちょっとまだ読めてないっていう感じ。
そう、それはね、あのー、ちょっとなんだろう、似たような話が書いてあった記憶があって、
スピーカー 2
あのー、要は、たぶん話としては言い方が逆で、
自分の言葉って説明するとかよく言うじゃん。
その自分の言葉っていうのは本当に存在するのかみたいな。
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 2
そう、存在しないよねって。
我々はみんな先人の言葉の借り物で、
あのー、言葉を紡いでいるみたいな話で、
そう、だからそれを思い出したな。
スピーカー 1
うーん。
スピーカー 2
いやでも本当にそうだよなっていう。
スピーカー 1
あー、事実そうなんですかね、みんな。
それに、なんか自覚してるかしてないかみたいな話。
スピーカー 2
だからなんて言うんだろう、自分の言葉でとか、
自分の頭で考えろみたいなのを大人が言うわけだけど、
やっぱりそこに、なんて言うんだろうな、
あの、実態が伴ってるかみたいなね。
その、本当にその言葉を掘り下げて考えたときに、
スピーカー 1
それが妥当性があるのかっていうと、
スピーカー 2
もしかしたら違うかもねっていうのは、
確かにそうだなっていうのは、
スピーカー 1
確かに確かに。
思うし、
スピーカー 2
まあ確かにそういうなんて言うんだろう、
なんか響きのいい言葉にこう、
逃げちゃうみたいなが、
そういうところが、なんかね、
大人のイメージの中にあるよなとか。
スピーカー 1
はいはい。
読みたいな。
スピーカー 2
いやいやいや。
あれは何だろうな、
なんか大人について考えさせられる本だと思うな。
やっぱりその、
大人と子供の関係性についての本紹介
スピーカー 1
全体的にそうですよね。
スピーカー 2
あのね、カバの本。
そうそうそう。
でもあの本は一番ね、
やっぱりメインターゲットやっぱり中高生とかの、
子供として親とか大人との関係性に悩んでるとか、
そういう人だし、
なんならやっぱり悩みがない人っていう人の、
目を良くも悪くも覚まさせるっていう時間もあると思うんだよね。
スピーカー 1
確かに確かに。
スピーカー 2
けど、まあそれなりの年になってしまった我々は、
なってしまいましたね。
もう僕成人式覚えてないですよ。
成人式覚えてない?
スピーカー 1
覚えてないですか?
1年しかかんないですよね。
私は記憶にありますよ。
スピーカー 2
自分は想像の成人式に対しては何?
思い出がないっていうのもあるんだけど。
スピーカー 1
私もないですけどね。
スピーカー 2
なんか市長が喋ってて、
スピーカー 1
ああ、私はこの市に生まれてから住んでんやなって思った記憶があります。
なんかすごい地域性を感じました。
それだけの記憶しかない。
スピーカー 2
そう、もう全然誰と喋ったかとかも、
全然人と喋ってなかったから、そんな覚えてなかったんだけど、
それぐらいの年になった人にとってはやっぱり、
自分がどういう大人になってとか、
自分がやっぱり子供の時に理解できなかった存在を、
理解できる部分があったり、未だに理解できない部分があったり、
そういうふうに自分を捉え直せる本だなとは思ったので、
大人も子供目線での理解が必要
スピーカー 2
確かに確かに。
スピーカー 1
おすすめです。
なんか大人になってから読むといいですよね。
なんだろう、なんか結構、
なんかその別の本を読んだことあるんですけど、
スピーカー 2
なんか親子の関係の本。
スピーカー 1
で、なんか親のことについても書いてあるんですけど、
結構子供目線で読んじゃうというか、
小さい頃の自分とか中高生の頃の自分を思い出しながら読んでたから、
スピーカー 2
なんかあんまり、自分の目線はまだそっち側やなとは思いました。
スピーカー 1
大人目線で読まない。
一応なんか子供と関わる仕事とかはしてるし、
大人目線で読んだほうがいいのかもしれないけど。
スピーカー 2
いやでもそれはいいんじゃない?
やっぱ子供目線で読むっていうことが、
その子供とコミュニケーションする上で役立つっていうのは、
スピーカー 1
なんかそうありそうな気はするけどね。
確かに確かに。
結構子供の気持ちで読んじゃいましたね。
スピーカー 2
いやそれすごいんじゃない?
やっぱりさ、大人と子供を一番隔ててるものってさ、
大人は子供の気持ちがわからないっていうさ、
スピーカー 1
いや本当にそうですよね。
なんで忘れるんでしょうね?
なんかすごい思ってました、昔。
でもそこは正直自分は忘れていってるなっていう感覚はある。
もちろん忘れたくないなっていうのはあるけど。
なんだろうな、多分正確には覚えてないとは思うんですけど、
なんだろうな、それは大人都合だよなって思うことは結構あったりとか。
スピーカー 2
だから自分の場合は、
自分の記憶の中の子供像と、
例えば目の前に子供がいたとして、
その人をうまくシンクロさせるみたいな感じっていうのは難しいって思ってるから、
そもそも自分の中で大人子供っていう区別っていうのをあんまりしないようにしてる。
スピーカー 1
その人で見るようにはしてる。
そこの意識は持ってるかな。
確かに確かに。
いや本当になんか子供好きって言うじゃないですか、よく子供好きな人とか。
でもなんか広すぎません?
子供、人間だから気が合うとか感覚がわかる人もいるし、わからない人もいるから。
スピーカー 2
子供好きとかお年寄り好きみたいなのはあんまりわかんないなって思う。
子供から入るんじゃなくて人から入らないといけないような気がするよね。
確かに考えてみれば、
やっぱり子供と関わる仕事とかだったら、
その場にいる子供が10人いたらさ、10人と上手く関係性を築かなきゃいけないみたいな感じ多分なるし、
実は仕事だからそうなのかもしれないけど。
でも仕事だからとはいえ、
会う人会わない人ってあるわけじゃない?
スピーカー 1
それが子供から入っちゃうと無視されちゃうみたいな。
スピーカー 2
それがめっちゃありそうやなって思いますけど。
スピーカー 1
めっちゃわかります。
なんか、子供らしさじゃないけど、
子供らしさの押し付けみたいになっちゃうし、
スピーカー 2
なんか、子供でもすごい自分にはない部分だなって思うこととかもあるし、
スピーカー 1
なんかすごい正直に言ってるのを見て、いやそうよな、その通りすぎるって思うこともあるし、
大人の方がすごいごまかして、
なんかなかったことにしてるし、
しかもそれを大人になったら必要だからってごまかして、
なんか上から押し付けようとしてるけど、
スピーカー 2
なんかすごいドキッとすることあります。
なんかこっちがやらなきゃいけないからやってるけど、なんか申し訳ないなとか。
多分子供に素直なこと言われて、ドキッとした時が分岐点だような気がする。
そこで完全に子供に対して取り繕ってしまった瞬間が、
スピーカー 1
やっぱり自分の悪い意味での大人の発生だろうなって思う。
わかりますよ。
でもなんか取り繕ってしまうこともあるので、
すごいなんかああーってなります。
友らしいことを言ったな、今みたいな。
自分でわかるんですよね。
スピーカー 2
でもやっぱり難しいのが、
完全に一人の人として捉えるのも多分違うと思う。
自分がもし仮に子供ができたとして、
スピーカー 1
その子供に対して本当にただ一人の人間として向き合うみたいなことをすると逆にダメだと思う。
スピーカー 2
ある意味で子供扱いするっていう部分っていうのも、
多分結構な要素で持っておかないといけないし、
その上でやっぱりその作られた大人像っていうか、
自分で自分を大人として演じるみたいな要素が必要じゃないですか。
そういうところをバランス感覚だよね。
あくまで演じるなのか、それに飲み込まれてしまうのかみたいなことを決めて、
スピーカー 1
それがなんか大事なんだろうなって思う。
あくまで演じるっていう自覚がある人はすごい信用できるなって思います。
関係性でしかないというか、
それが本当に偉いんだというか、権力の話じゃないですけど、
本当に偉い、本当に大人の方が色々知っていて偉いんだみたいなことに思い込んでる。
思い込んじゃうともう歪んでいくじゃないですか。
スピーカー 2
本当にそうだと思う。
どうですか?一旦区切って、もう一本ぐらいこのまま行っておきますか?
スピーカー 1
そうですね。じゃあ一旦区切ります。
じゃあ次回に続きます。
20:12

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