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金曜日のお悩み相談室
みなさん、おはようございます。いとうゆうこです。
今日のお悩みは、転職したいけれど勇気が出ないというお悩みです。
このスタンドFMの配信を聞いている方でもね、もしかして同じような思いを抱いてらっしゃる方もいらっしゃるんじゃないでしょうかね。
そんな方は、ぜひ最後まで聞いていただければと思います。
本題に入る前に、この放送のご案内です。
この放送では、私が今までたくさんのコーチングをさせていただいた経験をもとに、みなさんのお悩みに、コーチの目線と個人的な考えも含めて回答しています。
なお、コーチングは手品義務をとても大切にしているので、相談者のお名前や属性、相談内容はフィクションとなっております。
そちらはぜひご了承いただければと思います。
それでは早速本題に入っていこうかと思うんですが、まずはお悩みをいただいた方のご紹介ですね。
小学2年生の女の子と、来年小学1年生を迎える男の子、2人のお子さんを育てるフルタイムワーキングマザーのトモコさんです。
トモコさんは、下の息子さんが小学生になるタイミング、なので来年ですね、来年には転職を考えているそうです。
ですが実際には、もう今ねフルタイムで朝から晩まで働いて、子育てもしながら、家事もしながらという生活でね、なかなか実際に転職できるかっていう部分で、ちょっと不安が出てきているそうなんですよね。
そこらへん、自分の本当の気持ち、本当に自分で転職したいのかなっていう部分も含めて、ちょっと相談に乗ってほしいというお話でした。
どうですかね、このお悩みを聞いて、まずこれを聞いている皆さん、
もし聞いている皆さんが、コーチだったり、あとは知り合いとか友人とかが、こんな風に悩みを自分に話しかけてくれた場合、どんな風にアドバイスされますか?
よく聞くのは、転職したいんだ、いいじゃんいいじゃん、頑張ってやってみなよっていうパターンと、
いやいや、お子さんまだ小さいんだし、転職なんてちょっとリスクが大きいんじゃない?やめておきなよ。
この2パターンかなって思うんですよね。
あとは、どうしてそういう風に思うの?話聞くよみたいに話を聞く方もいらっしゃるかと思うんですけれども、
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コーチングの場合は、最後の話を聞くよのパターンになるかなと思います。
とはいえ、コーチによってはね、結構ね、転職したいって思ってるならすればいいじゃんって強く言う方もいるかもしれないですね。
そんな風に言われて、その方自身がどう動くかっていうのは、きっとそのコーチはその方のタイプを見てね、
こういう風に言った方がこの人にとってはいい、みたいな見立てをとってるんじゃないかなと思いますが、
私の場合はこのトモコさんに限っては、
ご自身もそもそも転職してしたいのかっていうのがわからないっていう部分もね、
言葉にしていたので、もう少し話を聞きたいなと思っていろいろ話を伺っていました。
そうするとね、転職はしたいんですって、やっぱりいろんな
働く環境を変えたいっていう思いがあって、
そこには子育ての悩みとか、あとは経済的な不安とか、そんな思いがね、見えてきたんですよね。
子育ての悩み自体は、今のフルタイムでもう毎日が時間に追われて、
子供に向き合えていないとトモコさん自身感じているようで、もっと時間をかけたいって思っている。
そんな中に、こうあるべき、みたいなね。
親としてこうあるべきとか、人はこういうふうに生きていくべき。
だから自分のお子さんたちに対してこんな大人になってほしい、みたいな思いがあったりとかね。
そんなトモコさんの思いが見えてきました。
あとは経済的な不安、転職して子供と向き合えるような時間を作りたいけれども、
それでお給料が下がってしまって、将来経済的に不安定になるんじゃないかっていう不安がある。
でもその不安っていうのはどこから来ているのかってなると、
トモコさんが思う理想の家、理想の経済状況っていうのが明らかになってきて、
こういう暮らしをしたいためにはこのぐらいの経済的なうるおいが必要だから、
転職するとちょっと厳しいかもしれない、みたいに。
一言ね、転職したいけどなかなか勇気が出なくてっていう言葉の裏には、
たくさんの悩みがあって、不安とか心配とか、こういうことを大事にしたい、
こういうのを望んでいるとかっていうのが複雑に絡み合っているなっていうことを改めて感じましたね。
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なのでトモコさんとのコーチングに関しては、
まず転職したいという思い、そのベースとなるたくさんの悩みなり不安っていうのを細かく細分化して、
一個一個きちんと言語化してね、どういう価値観があるのか、
どんな悩みは、どういう思いがベースになっているのかっていうのを細かく細かく聞いていきました。
トモコさん自身も深く深く自分の中で考えていった結果、どうなったかというと、
トモコさんは転職しないっていう決断をされました。
この決断を聞いて、これを聞いている皆さんはどんなふうに思われますかね。
たくさんお話を聞いて、結構長い時間お話しさせていただいたんですけれども、
最終的に転職しないという決断をされて、ずいぶん前のお話ではあったんですが、
今も当時のお仕事をずっと続けていらっしゃっていて、
私はね、もちろんトモコさんが決めたことだから、いいと思うんですよね。
いいも悪いもないというか、自分で決断するっていうのが良かったなと思っていて、
トモコさん自身ももやもやを抱えている状態から、
転職しない今の会社で働き続けるっていうことを自分で決めたっていうことが、
トモコさん自身の自信になったみたいですね。
こんなふうに、やっぱり最終的にどんな決断をするか、それを決めるのは、
お相手の方ご自身なんですよね。
なので、よくね、転職しようとか、一つの会社に働き続けるっていうのは、今は
いい選択じゃないよとかね。
そんなふうに聞く方も多いかもしれないんですけれども、
私自身も長く働いていた仕事をやめて、パートっていう働き方にして、
自分業っていう、個人事業主になってっていうことをやっているから、
自分のサービスでもね、企業サポートをしていたりもするので、
企業をしたいっていう方に対して、
いいね、じゃあ一緒に伴奏するよみたいなことを言ってるけれども、
じゃあ私がみんなに企業をお勧めしているかっていうと、そうではなくて、
自分自身で決めて選んでいく。
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その結果、企業っていう道をもし選ぶんであれば、
私も個人事業主という経験があるので、私ができるサポートはしますよっていうことであって、
企業しない、もしくは転職しないっていう決断をするっていうのは、
私はとってもそこを尊重したいし、
もちろん今回のトモコさんに対しても、
一つの会社で働き続けるっていう決断をしたトモコさんをね、
私はこれからもずっと応援したいなと思っています。
ということで、今日は転職したいけど勇気が出ない、そんなお悩みに対して、
そのお悩みの裏にあるたくさんのお悩み、子育ての悩み、経済的な不安、
自分自身の子育てっていうものに対しての考え方、
子供に対してどんな大人になってほしいのかっていうお願いだったりね、
経済的な不安とか、どんな暮らしをしたいのかっていう、
そういうたくさんのお悩みを細かく聞いていった結果、
今の働き方を継続するっていう風に自分で決めたトモコさんを私は応援しますよ。
そんなお話をさせていただきました。
今日のお話が、なるほどとかね、わかるな、いいよ、いいねって思った方は、
ぜひ、いいねやフォロー、コメントやメッセージなど送っていただければとっても嬉しいです。
今日も聞いていただきありがとうございました。
それではまた金曜日にお会いしましょう。