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金曜日のお悩み相談室
みなさん、おはようございます。いとうゆうこです。
今日のお悩みは、
こんな私でもコーチング受けていいの?
これはですね、ご本人の意思ではなくて、
例えば会社とかでね、ちょっとコーチング受けてきてみたいに、
そんな上司の命令とかで、コーチングを受けなければいけなくなってしまった方のお悩みです。
あんまりコーチング、自分的にはね、ちょっと興味ないんだよなぁとか、
受けなきゃいけないの、どうなんだろう、ちょっとめんどくさいなぁなんて、
そんなふうに思ってらっしゃる方、ぜひ最後まで聞いていただければと思います。
この放送では、私が今までたくさんのコーチングをさせていただいた経験をもとに、
みなさんのお悩みに、コーチの目線と私の個人的な考えも含めて、回答させていただいています。
なお、コーチングは手費義務をとても大切にしているので、
相談者のお名前とか属性とか相談内容はすべてフィクションです。
今まで私がお伺いしたお話の一部をパッスしたり、ミックスしたり、
そんなふうにしてお話しておりますので、そこらへんご理解いただけると幸いです。
さて、本題なんですが、今日の相談者さんはですね、
32歳、独身の秋子さん。会社の研修でコーチングを受けることになりました。
本人は取り立てて悩みもないし、特に今十分満足しているから、
別に改めて何かやりたいということもあるわけじゃないし、
せっかくこんなふうにやれって言われて、
でも私、別に必要ないんだけどな、こんな私でもコーチング受けていいんでしょうかね。
そんなふうにコーチの私に真正面に聞いてきてくださいました。
これに対してまず私が言いたいのは、
誰でもコーチングは受けていいんですよっていうところは皆さんにお伝えしたいところです。
悩みがないから受けちゃいけないとか、特にやりたいことないからなとか、
それは全然関係なくって、むしろ意外とそういう方の方がいろいろお伺いしていくと、
時間は少しかかる場合もあるけれども、
でも意外と何回か、2,3回お話をお伺いしていくうちに、
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実は私こういうことをやりたかったんだよなとか、
本当はこういう悩みがあったんだけど、今まで自分でも考えないようにしてきたんだよなとか、
そういうのが見えてくるので、そういうのが理由に受けなくていいということはないと思います。
ただ、そういうふうに会社の命令でとか、自分が所属する団体が受けてくださいっていうので、
自分の意思と反して受けなきゃいけない場合っていうのはたまにあって、
これは意外とご本人もそうだし、コーチの私も難しい場合もあります。
っていうのはやっぱり本人が全然やる気がない場合は、
どんだけコーチが何か質問しようとしても、やっぱりその質問に対してもね、
そんなにあんまり真剣に考えないで、思いついたことをパッて口に出してっていうやり取りにすると、
ただの本当にQ&Aみたいな感じになっちゃって、せっかくの時間もうまく採用しないのでね、
こういう場合はやっぱりそもそもね、どうして会社がこういうふうに社員の皆さんにコーチングを受けてもらいたいと思っているのかっていうのを、
本当はね、会社側から社員の方、コーチングを受けなきゃいけない方に説明をすべきなんだけれども、
でもそれはそれとして私側、コーチ側もお相手の方にしっかりと説明して、
そもそもこの受けなきゃいけないという状況に対して、その方がどう思っているのか、
なんか嫌だなって思っている背景には何があるのかっていうのをね、私は聞いていきたいなって思います。
そうすると、意外とね、さっき言ったように、いやそもそも何の悩みもないから、
そういう悩みもない自分とじっくり会って間もない人と話をするのが苦痛なんだとか、
なんかこうやらされている感があって、嫌なんだ、会社に対して不満があるとかね、意外とどんどんどんどん、
そこをポイントにその人が持っている、その人自身も気づいていない不満だったり、疑問だったりっていうのが出てくるので、
それはそれでね、いい時間になっていきます。
なので、もしこんな風に秋子さんみたいにね、誰かの命令で、まあ命令でっていう言い方も変だけれども、
コーチングを受けなきゃいけない場面に立たされた場合は、
コーチと一緒に受けなきゃいけない、参ったね、どうしようか、どうしたい?っていうので、一緒に考えていくことをお勧めします。
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ちなみにですね、これここからは私の一つの体験談を皆さんにシェアしたいと思うんですけれども、
私も実はこういう経験があって、あのお相手の方がね、会社の命令で、
コーチングを受けなきゃいけなくなった。
でもご本人は、あの、そんなに自分自身ね、やりたいことがなくて、
こんな時間、こんなね大切な時間を私に使わせて申し訳ないみたいな、その方はね、そんな風に思ってらっしゃる方だったんですよね。
で、私自身もなかなか積極的に感じられないその方に対してね、
どういう質問をしたらその方は動いてくれるかなとかって結構悩んだんですよ。
で、最終的に3回のコーチングだったんだけれども、
目に見えた変化はお互いに感じられないような雰囲気で、
私自身もね、これで良かったのかな、どうだったのかなって悩んだ結果になりました。
ただ、せっかくお話をする機会をいただいたので、
なんとかその方の未来につながるような、その方も変わりたいという思いは感じられたので、
一つ質問させていただいて、じゃあ私これやってみようかなっていうのを一つだけね、約束させていただいて、コーチング終わったんですよね。
そしたらなんと半年後、その方とお話しする機会があって、
そしたらね、実は半年前に約束したあの子と今も毎日続けてるんですっていうお話をしてくださったんですよ。
そのこと自体はね、当時じゃあやってみますって言ったこともそんなに大変なことではなかったんですよね。
彼女にとってもすぐできるようなこと。
でも毎日続けるって、皆さんも経験あるかと思うんですけど、意外と大変だったりするんですよね。
それを彼女はなんと半年間も誰に命令されたわけでもなく、自分であの時やろうと決めてコツコツコツコツと毎日続けられてたんです。
それをね、半年後、いつか伊藤さんに報告したかったんですよねっていうことで、とっても嬉しそうな顔で、誇らしげな顔でね、私に報告してくださったんですよね。
私それを聞いた時に本当に嬉しくて、やることが立派だからすごいとか、大きなことを成し遂げてやったとかさ、その気持ちはわかるけれども、でもそうではないんですよね。
やっぱりまず何か変わりたい、ちょっとでも変化をしたいっていうのであれば、ほんのちょっとのことでいいからやってみる。
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そしてそれを続けてみる。そうすると意外と半年も経っていて、半年前のことを振り返ってみるとずっと続けてきたっていう大きな大きな道になっているんですよね。
それを彼女は何気なく私に伝えたんだけれども、その伝えてもらえたことでね、私は半年前あれこれ悩んでね、その人にいい時間を提供できなかった自分の力不足を悔やんでね、とってもとっても悩んでいた。
その悩んだこともあれで良かったんだなって思わせてもらった。彼女は自分がやったことで私も作ってくれたんですよね。
そんな何かこう偉大な彼女に私は本当に尊敬したし嬉しかったし感謝したしっていうことがありました。
なので今回の秋子さんに対してもきっかけは会社の受けなさいっていうようなね、誰かのやらされているかだとしても、せっかくの機会、じゃあそこからどうする?
せっかくの機会を自分のために使うのか、やらされているっていうので終わらせるのか。
そこはぜひぜひ自分のためにいい時間になるようにね、積極的に質問に答えるとか、自分でいろいろ考えてみるとかっていうのをやってみてほしいなと思います。
ということで今日のお悩み、会社の命令でコーチングを受けなきゃいけなかった秋子さんに対して、どんなきっかけでもそれはチャンスだと思うのでね、
ぜひ積極的にいろいろ考えてみてください。悩みなんてなくったって大丈夫。やりたいことが見つからなくても大丈夫。
なんでそもそもそこにね疑問を持ったのかっていうのをコーチと一緒に深掘りしていくと意外と面白いことが見つかるかもしれませんよというようなお話でした。
今日のお話が何か参考になったよとかいいねと思った方ぜひいいねやフォローコメントなど書いていただければ嬉しいです。
この金曜日のお悩み相談室では皆さんからのお悩みも募集しております。
メッセージで匿名で送れますのでぜひお気軽に送ってみてくださいね。
今日は寝起きの声でお話ししておりまして大変聞き苦しいかもしれませんが最後まで聞いてくださった方本当にありがとうございました。
それではまた来週金曜日にお会いしましょう。
