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こんにちは、coharuです。今日も聞きに来てくださって、ありがとうございます。
昨日はね、すっごい寒かったですよね。朝家を出る時に、雪が降っていて、本当にびっくりしました。
そして昨日は、国立大学、大きなところの発表があったんですけども、
先日放送でお話しした生徒、なんと合格したんですよ。おめでとう!
もうね、本当に嬉しかったですね。
その後、お母様ともお話をして、とても安心されているお声に、こちらまでほろっと来てしまいました。
そして昨日は、ちょうど別の生徒から進路報告を受けたので、
今日はその話をしてみたいと思うんですけども、
皆さん、今何かに猛烈に執着していることってありませんか?
例えば、あの大学じゃないと学歴にならない。とか、この会社に入れないとキャリアは終わりだ。
あるいは、この人じゃないともう一生幸せになれない。とか、
今日はその、昨日の進路報告をしてくれた生徒が、執着の賞味期限について教えてくれたので、そんな話をしてみようと思います。
一生懸命だからこそ、見えなくなってしまう人生の意外な落とし穴。
聞き終わる頃には、少し語るの力が抜けると嬉しいなと思っております。
この番組は、大学受験の現場で働く私が、学歴や偏差値といった数字だけでは測れない、一生ものの学びについて皆さんと考え、シェアしていく番組です。
はい、改めまして今日は、執着の賞味期限についてお話をしたいと思います。
受験の世界では、第一志望を目指すのは、やはり当然のことだと思います。
でも、伴奏していると時々、このままで大丈夫かな、と生徒を見ていて心配になることがあります。
例えば、その子が、ここ以外に私の居場所はありえない、といったふうに第一志望を掲げて追い込みすぎている時です。
これって、大人の恋愛や仕事も同じではないでしょうか。
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この彼と別れたら、もう次はない。
このプロジェクトに失敗したら、私の評価はゼロだ。
そう思い込めば思い込むほど視野がグーッと狭くなって、他の素晴らしい選択肢が全て妥協や負けに思えてしまうんですよね。
でも、ここでちょっと立ち止まって考えてみたいのが、それって本当なんでしょうか。
実は他を知らないだけでもっと自分に合う、しっくりくる場所が隣の道にあるかもしれないのに、気づいていないだけかもしれません。
そしてね、昨日ある生徒から合格報告というか進路報告を受けたんです。
これは冒頭にお話しした合格した生徒とはまた別の生徒なんですけど、その生徒は有名次第、いわゆるマーチ、明治、立教、青山、中央法制をまとめてマーチって言いますけども、
マーチ以上の大学じゃなきゃダメだっていうのをずっとずっとこだわってきた子だったんですよね。
結果、マーチ以上には届かなかったんです。
滑り止めというか、安全校の大学には向かっていたので、そこに進学するのかな、どうするのかなっていうところで私も気になっていたんですよね。
彼から電話を受けて、今日は報告がありますっていうことで、信じられないくらい晴れやかな声で話をしてくれました。
来年海外のコミュニティカレッジに留学することにしたので、その準備を進めますっていうことだったんですよね。
もう私はあまりにもグイッと方向が変わったので、びっくりしてしまいましたけども、思い返せば、彼との面談の中で何度も留学に行きたいんだよねっていう話をしていました。
だけども彼の中では、まず日本の有名大学にっていう執着というか思い込みがあったので、最初から海外に行くっていう選択肢は出てこなかったんです。
そのとき彼が言った言葉にすごく衝撃というか印象に残っていたので、お話ししたいと思います。
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最初はもう1年浪人しようかなって思ったんですけど、今年自分でも引くくらい本気でやりきった。
これ以上はもう勉強できないって思えたときに、別の選択肢が見えてきたんですっていうことをお話ししてくれました。
ここにも大事なことが本当に詰まっていて、このとき中途半端な努力だと、もっと頑張れば受かったんじゃないか。
もっとやれればあそこの大学以上に自分も行けたんじゃないかっていうドロドロした未練、つまり賞味期限切れの執着が残っちゃうんですよね。
だけども今回彼はこの1年一瞬一瞬、命がけというか本気で走ったからこそ、彼はそのマーチ以上の大学っていう執着をやりきったっていう納得感で成仏させて、新しいハンドルを切ることができたんだなと思いました。
この執着っていうのは自分を突き動かすエネルギーにはなります。
強い信念だったりとか。
でもそれにはやっぱり賞味期限があるなって私は感じています。
本気で取り組んでいる間、それは情熱です。
だけども結果が出た後も、あるいは状況が変わった後も、あっちが良かった、もうちょっとやっていればといつまでもいつまでも過去を向いているとしたら、それはもう賞味期限切れなのかもしれません。
もし今あなたが何かに固執して苦しいなら、一度立ち止まって自分に聞いてみてください。
私が手に入れたいのはその看板?それとも笑っている自分?
本気で向き合ってそれでも届かなかった時、それは失敗ではなく新しい扉が開く合図なのかもしれません。
この番組では何度もお伝えしていますけども、やっぱり受験っていうのはどれだけその日のために積み上げてきても、たった数時間、たった1日のコンディション、あとは問題の相性だったり、そういったところで合否がすべて決まってしまいます。
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本当に残酷だと思います。
だけども、そこまでにどれだけの気持ちを注いで、どれだけ本気でやってきたかっていうやり切った納得感みたいなものがしっかり自分の中で積み上げることができると、また新たな一歩を踏み出すことができるんだな。
しかもそれはちゃんと自分の力で見つけることができるんだな。そんなことを考えさせてもらった1日でした。
なので、私自身も結構過去に執着してしまうことって多いんですけども、そんな時こそ、昨日彼が教えてくれたことを思い出して、新たな扉を探してみたいなと思いました。
今日も最後まで聞いてくださってありがとうございました。
またお会いできるのを楽しみにしております。
小春でした。