コーチェットと小鳥
組織づくり・育成について学び考えるCoachEd radio
コーチングのアプローチを通し、人を生かし、育て合う組織づくりの支援を行っているCoachEdのラジオです。
日頃、経営者・リーダーの皆さんに伴奏しているCoachEdのメンバーや、クライアントの皆様のリアルな声から、組織づくりを行っていくための視点をお届けします。
CoachEdでは、この度、起業家のメンタルをサポートしたいという、CoachEdの思いに共感されるパートナー企業が50社突破しました。
パートナー企業に登録すると、支援先の企業の経営のメンバーは、無料で3回までカウンセリングを受けられるということと、
支援先の企業の経営のメンバーが、コーチングサービスを特別価格で受けられるという、ご支援の制度をご利用いただけるということです。
特にベンチャーキャピタルなど、起業家を支援している企業・団体様は、無料3回いただけるというものですが、そういったものが今回50社突破しました。
本日は、コーチ兼臨床心理師の森山美奈美さんに、メンタルサポートとパートナー企業の取り組みについて、ぜひ語っていただこうかなと思っております。
本日はどうぞよろしくお願いします。
森山 よろしくお願いします。
株式会社コーチェットで、コーチ・カウンセラーをしております森山と申します。
私は、本日のテーマであるメンタルサポート、起業家さんのメンタルサポートというところの取り組みについて、2018年から株式会社小鳥の方で支援をさせていただくということを開始しまして、約5年間、起業家さんのメンタルサポートに携わらせていただいております。
今日はこのあたりの経験から、少しでも皆さんにお役に立てることをお話しできればと思っております。
メンタルサポートの必要性
ユミさん、よろしくお願いします。
ユミ よろしくお願いします。
かなり長らく、小鳥とオルゴールから、いろんな経営者の皆さんに伴奏している南さんから、今日はお話を聞けるのが非常に楽しみだなと思っているんですが、ちょっとね、いろんな質問をちょっと私の方から今日はしていければと思っています。
ユミ ありがとうございます。補足ですが、小鳥でのメンタルサポートの事業がきっかけとなって、株式会社小鳥とができましたので、メンタルサポートは小鳥さんの前身でもある非常に重要な事業だなというふうに思っておりますので、今日それについてお話しできることがすごく楽しみだなと思います。
小鳥さん ありがとうございます。長らく前身となる辺りからサポートいただいているかと思うので、そこを深く話しいただければなと思うんですが、早速ちょっと聞いてみたいなと思っているんですが、パートナー企業として共感してくださっている、企業化を支援していただいている企業の皆様だったりとか、ベンチャーキャピタルの皆様の特徴をぜひお伺いしたいなと思います。
いかがですかね。
小鳥さん ありがとうございます。
ご支援くださっている企業の皆様というのは、非常に企業化さんのメンタルというところに対しての強い方が多いのかなというふうに思っています。
これまで伴走支援をしてこられる中で、企業化さんがメンタルの不調を起こしてしまって、非常に辛いご様子を拝見しておられて、そういうところに少しでも力になりたい、この苦しい状況を少しでもサポートすることができないかというような、そんな温かい思いを持ってくださっているベンチャーキャピタルの企業の皆様が多いかなというふうに思います。
また、企業化の皆様のお仕事のハードさみたいなところも、非常に理解をしておられる方々が多いかなというふうに思います。
企業化さんというのは、ゼロから1を作るというところですね。そこに対してお仕事をしておられますし、経営者であるために顧客の方々、そしてメンバー、そして投資家さん、ご家族みたいなところで、たくさんのステークホルダーの方々のニーズに応えていくというところで、本当に一一倍ですね、大きなプレッシャーの中にいるという、
ここの状況の中でメンタルを保っていくことがどれほど難しいことかということを肌で感じておられる方が多いかなというふうに思っています。
企業化さんのメンタルの状態というものが、事業を推進させていく上での意思決定ですとか、企業化さん自身のパフォーマンスに影響を与えて、ひいては業績というところに影響を与えてくるということも、
そういった企業化さんのメンタルと事業の成長というところを、この全体像を理解しておられるVCさんが多いかなというふうに思います。
少しお話しさせていただくと、メンタルの状態というのは、企業化さんの見ている物事の視点とか考えている思考、そして実際に行動するというところ、そしてその結果得られるパフォーマンス成果みたいなところに非常に大きな影響を与えていると、私自身もすごくご相談に乗らせていただいて思っているところです。
どんなことかというと、やっぱり皆さんもそうかと思いますが、不安とか焦りですね、この事業がうまくいくのかどうかとか、他の企業化を見ると、こんなことできてなくてすごく焦るなみたいな、そうした気持ちの波みたいなのがあって、そういう状態におられると、思考もネガティブになりがちですし、
そういった状況に落ち着くばかりに目が向いてしまうみたいなことも考えていかれるでしょうし、あとはそういう結果的に諸局的な行動になったりとか、その結果成果が出ないみたいな一連のですね、企業化さんの状態が生み出す成果までのループがあると思うので、そういった状況に落ちてしまうということは、
事業積を伸ばしていく、事業を育てていくということにプラスに働かないということを、多分これまでのVCの方々の皆さんのご経験から多分わかっていらっしゃる部分が大きいと思うので、そこに少しでも応答していきたいというふうに思っておられる、本当に温かな心を持っておられる方が多いかなというふうに思います。
ありがとうございます。本当にいろんなプレッシャー、いろんな要因が相まってプレッシャーが経営者の皆様だったりとか企業家の皆様感じていらっしゃって、しかもそのインパクトとして事業に直結するということが、さらに経営者の皆様のプレッシャーに、またさらなるプレッシャーにつながっていらっしゃるのかなというのを今お話し聞きながら感じたんですけれども、
起業家のメンタル不調のサイン
そんな経営者の皆様のメンタルサポートは、なぜ特にベンチャーキャピタリストの皆様とやっていく必要性があるのかみたいなところのお考えもちょっと聞いてみたいなと思うんですが。
ありがとうございます。これについては2つぐらい意味があるかなというふうに思っています。1つ目は、これは企業家さんだけではなくて、いろんな方々、すべての人に言えると思うんですけれども、メンタル特徴というのは、自分自身で気づきにくいというような特徴があるかなと思います。
自分が体調が悪くなっているとか、思考がすごく落ち込んでしまっているみたいなところですね。こういったところが自分自身で気づいていく、普段と違うなということを気づくというのはなかなか難しいことでもあります。
そういう人がいられる方という視点が、先ほどお伝えしたように狭くなってしまっておられるので、目の前のことで精一杯、今日過ごすだけで精一杯の中、自分がメンタル不調に陥っているというところを自分自身で気づくというのは難易度が高いことだと思うので、
そのあたり、VCの方々が気づいてくださって、少しこういうメンタルサポートみたいなサービスがあるよというふうにご紹介いただくことで、企業家の方々が本当にメンタル不調の重い状態に陥ってしまうということを悪化防止のために非常に意味があることかなと思っています。
2つ目は、VCの方々というのは企業家さんに向けて経営のコンサルティングとかノウハウの共有とか、様々な形で投資先、企業家さんたちを支援していかれていると思うんですね。
その中でやはり事業を育てていくという目的があるかと思いますので、企業家のメンタルが好調であるほど事業を育ちやすくなるよねというところで、VCの方々がそこを支援していくというのは企業、事業が成長していくために欠かせないものだと思うので、VCの方々と一緒に取り組みをしていくことにそういった意味があるのかなというふうに感じています。
本当にメンタル不調って自分では、主観ではやっぱり気づきづらいというので、客観的に目の前にいる、支援している方だからこそ気づくことであったりとか、その先の目的ですね、事業の成長みたいなことを見据えたときにサポートをぜひしていただけるといいのかなというのが非常に伝わってくるなというのを今お話し聞きながらなんか感じたんですけども、
とはいえ、どんなときに不調が起きているのかみたいなこととかも客観的にちょっとわからないなと思われる方もいらっしゃるのかなと思うんですが、特に気にかけた方がいい、企業家だったりとか経営者のメンタル不調のサインがあるとしたらどんなものがあるのか伺ってもよろしいですか。
はい、ありがとうございます。
そうですね、サインとして、まず普段との変化ということをしっかり感じていただくことがいいのかなと思います。
そういったときにですね、いつもとこの人の様子ちょっと違うなとか、お話をしている内容がネガティブな内容が多いなとか、できていないところばっかり目が行ってるなとか、そういうような状態ですとか、
意識決定した、先週はこうやって言ってたのに、次の週あったらこうやって言ってるみたいな、すごく意識決定がブレやすくなっているような状態、それがちゃんとした背景根拠があればいいと思うんですけど、
よくわからないけど意識決定すごいブレてるな、みたいなことがわんわんお話しする中でお気づきになる場合っていうのは、もしかしたら背景にはメンタルのコンディションが良くないということが起こっているかもしれないなというふうに思います。
お話の内容だけではなくて、お話ししている雰囲気みたいなのも非常に大事かなというふうに思います。
表情が硬いなとか、ちょっと下向いていることが多いなとか、そういうこともそうですし、いつもすごくお話しされる方なのに、お話しする量が減っている、消極的になっているなみたいな、そういうところもそうなのかなというふうに思います。
あとは、お話を聞いていかれる中で、関係性にもよるかと思いますが、最近お酒の量が増えてみたいな、そういう話もよく聞かれるところかなと思います。
カンセリングメンタルサポートをさせていただく中で、やはり企業家さん、芸者さんのストレスの発散の仕方、ストレスのぶつけ先みたいなところでよく出てくるのって、お酒を飲むみたいなことが多いんですね。
これがストレス発散の意味で適応的に起こっている場合は、ストレスへの対処方法としてうまく機能しているというふうに考えられるんですけれども、一方ですごく飲みすぎちゃって、中には飲みすぎてしまって、よっと勢いでメンバーに
起業家のメンタル不調のサイン
思ってもなかった発言をしちゃったりとか、そういうことがあって、またさらに対人関係がうまくいかなくなってストレスが増えるみたいな、バットサイクルに入っているみたいなこともあるので、このあたりの生活習慣のところでお酒の量みたいなところも、企業家さん特有の気にかけポイントかなというふうに思います。
また、メンバーとの関係性があまりうまくいっていないとか、そういうことも一つのサインであったりもします。もう最初の時からうまくいっていないということであれば、あまり元々の関係性のテーマがある方なんだろうなというふうに思うんですけれども、ここ最近うまくいかなくなりだした、衝突することが増えたとか、そういうことですね。そういう話題が出てくるときには少し注意をしていただくといいんじゃないかなというふうに思います。
あとはそのワンオンとかミーティング自体をスキップされてしまうとか、実際にコミュニケーションを取れなくなってしまうっていうのも重要なサインかなというふうに思います。
これまでのお話を別人の方からお伺いしている中でも、全然連絡が取れなくて困ってるんですというようなお話とか、面接をしようというふうにお声掛けしても、そこに対して答えてくれることがちょっと難しいみたいな状況もあったりするので、連絡が滞りがちだったり、お会いできるタイミングがなくなっていくみたいな、そういう話があるときは要注意のサインかなというふうに思います。
ありがとうございます。すごいたくさんやっぱりサインがあるんだなというのが本当にお話し聞きながら伝わってきたんですけれども、実際にそのサインが現れたときに、周囲はどうすればいいのかみたいなことって皆さん結構困られるような印象があってですね、
ちょっと積極的にコミュニケーションを取り過ぎてもどうなんだろうと迷われる方もいらっしゃるんじゃないかなというのをお話し聞きながら思ったんですけど、実際にその場面に立ち会ったときに、どんなコミュニケーションを経営者にとっていけるといいのか、もうちょっと伺ってみてもよろしいですかね。
ありがとうございます。まさにベシーの方からもそういうご相談いただくことが多いかなというふうに思います。困っていらっしゃるとかメンタルの調子が悪そうなのはわかるんだけれども、どうやって声をかけていけば、その企業家さんにとって経営者さんにとってお話しやすい状況になるか、サポートできるかみたいなところで悩んでおられる方も多いのかなというふうに思います。
大事なポイントいくつかあるんですけど、一つ目はまずは安心安全で、今の状況をお話しできる環境づくりっていうのを意識していただきたいなというふうに思います。何らか多分サインをキャッチされているので、その様子が気になっているよということを率直にお伝えされるといいのかなと思います。
そこに対して良い悪いの判断を加えるというのではなくて、受け取った情報ですね、ちょっと表情が固いような気がするんですけど、最近ご体調とか調子どうですかみたいな、そういう受け取ったサインをそのままお伝えになって気にかかっているよということをメッセージとしてはお伝えいただけるとお話ししやすい環境になっていくのかなというふうに思いますし、
そういうことを気にかけているVCさんの背景には、良い状態で事業を推進させていってほしいということがあるのかなと思います。
調子が良くないときにはサポートをしたいでしょうし、良い状態で走っていくことが企業家さんにとっても、そしてVCの方にとっても良い状態で走っていくということがすごい大事なのかなと思うので、そのお手伝いというか、させていただきたいんだよみたいな、そういうメッセージの発信の仕方をしていかれるといいのかなと思います。
よくこれも実際にご相談を、企業家さんからお話を伺っている中でご相談いただくところなんですけれども、弱いところを見せちゃいけないみたいな、そういったお気持ちが非常に皆さん強く持っておられるんですよね。
ですが一方で、先ほど冒頭で申し上げたように、大きなプレッシャーの中、自分をマネージメントしてやっていくということがすごく難易度が高いことになるので、そんな中でちょっとコンディションを崩したりするということは、誰にでもあることなんですよね。
そこを弱いところを見せてはいけないから隠さなきゃいけないって言って、一人で溜め込んでしまって、さらに調子が悪くなっていくということを防ぎたいなというふうに思うので、PCの方から是非、それは弱いところを見せても大丈夫ですよみたいな、そういうところのメッセージも伝えていただけるといいのかなと思いますし、
たぶん実際に支援しておられて、他の起業家さんでもそういったメンタルの調子がちょっと悪くなっちゃうみたいなことってご経験されていると思うので、あなただけじゃないんだよというメッセージをお伝えになりながら、相手にとってお話ししやすいいい環境を作っていくということが一番大事かなというふうに思っています。
あとは、先ほどもお話しさせていただいたように、弱いところを見せちゃいけないみたいなお気持ちから、そんなことを見せる自分は恥ずかしいんだとか、ためな自分なんだみたいな恥とか、罪悪感みたいな感情をすごく抱えておられることが多いので、他の起業家さんもそういうことはありますよ、だからあなただけじゃないんですよというメッセージとともに、
あなただけは大変な負担の大きいことをされているので、メンタルを保っていくことってすごく難しいですよと、難易度高いことをされているんですよ、よくやってらっしゃるんですよという言葉をかけていただけるのも、そういったネガティブな感情の軽減に役立つのかなというふうに思います。
今お話しさせていただいたこの2点、安心した環境づくりと、そういうネガティブな感情の軽減みたいなところを意識してコミュニケーションをとっていただきたいというのがまず大前提にありますが、その上で気持ちとか本音を打ち明けられる環境をつくった上で、やっていただきたいこととして、具体的な解決に向けて何かサポートができることがあれば、
そこに対して相談に乗っていただきたいなというふうに思います。
VCの方々、たくさんのリソースを持っておられると思うので、そういったリソースを提供していただくことで解決に向かっていくということもあるのではないかなというふうに思いますので、その辺りをですね、向き合っていただくっていうのが一つと、
さらに感情を吐き出すだけでも心理学的にはカタロシスの効果といって、気持ちの圧というのが下がっていくという効果がありますので、
そういうところがしんどいんですねとか、そういうところがおつらいんですねというふうに感じていらっしゃる感情を企業家さんに吐き出してもらう、そしてそういうことがあるんですねという感情を承認していくというところですね、
この辺りもやっていただくと非常にいいのかなというふうに思います。
専門家へのサポートと社会の変化
ここまでお話しさせていただいた中で、
企業家さんのメンタルの状態が気になったときに、VCの方々がどんなふうに関わるとサポートできるのかというところだったんですけれども、
VCの方々は心の専門家ではないと思うので、自分があまり責任を感じすぎて、この方をどうにかしてあげなきゃいけないみたいに言い過ぎてしまうとですね、
ご自身もお気持ちの調子を崩してしまうということがあるのかなというふうに思いますので、
ぜひご自身のできる範囲で、今お伝えさせていただいたような部分をやっていただきながら、
ある程度企業家さんのお話を聞いていただいた後、必ずメンタルサポート、カウンセリングなどを、
専門家へ気軽に相談していいんだよということを推奨していただくのがいいのかなというふうに思います。
やはり感情の使い方とか、ストレスの扱い方というのが、専門家ではないとうまくマネジメントするというのが難しい状況というのはありますので、
お一人で抱えすぎずにですね、専門家がいるので、そういう方に相談してみるのもいいですよと、
他の企業家さんもそういうふうに使われてますよという形でお伝えいただくと、
安心してですね、私たちの専門家のもとに来てくれる、そんなことを橋渡しとしてしていただけるといいんじゃないかなと思っています。
ありがとうございます。非常にやっぱり普段のコミュニケーションというか、関わり、
いかに経営者の方々だったりとか、メンバー、経営者の方々だったりとか、
企業家の方々を見ているか、どんな言葉掛けをしているのか、みたいなことも結構大事そうだなというお話を聞きながら感じたりしたっていうのと、
あとはやっぱり、分析の方々も抱えすぎない、一人で抱えすぎない、何とかしなきゃって思いすぎない、専門家を頼る経営者の方々も分析の方々も専門家を頼るということ、
両軸をしっかりと考えていただくといいのかなというのをお話し聞きながら非常に感じました。
その通りですね。日頃からの関係性づくりも大事にしていただきたいですし、困った時に自分で抱えすぎずに専門家に早めにパスしてもらうことによって、
その悪化していくということを防げるのかなと思いますので、専門家がどんなことができるのかとか、カウンセリングってどんなことをするのというのも詳しくご質問いただければご説明させていただきますので、
実際にそういう企業家さんがいらっしゃるというVCの方々ですね、ぜひご相談の方に来ていただければ何かを役に立てることがあるのかなと思いますので、よろしくお願いいたします。
確かに、たぶん進め方も分からないという方もいらっしゃりそうな気がするというのと、実際にカウンセリングを進める方法みたいなこととか、受け取り方みたいなことも配慮される方がいらっしゃりそうな感じがするので、
事前にそもそもご相談いただくというのも一つの手段かなと今お話し聞きながら感じたりしました。
ありがとうございます。もう一つ聞いてみたいなと思ったんですが、このメンタルサポートの取り組み、今後広がっていくことで、今後どんなインパクトだったりとか、
どんな良いことが起きてくると感じていらっしゃるのか、南さんからぜひ聞いてみたいなと思うんですが、いかがですか。
ありがとうございます。
企業家さん、経営者さんというのは本当に負担の大きい中で、社会に価値を届けていただくというチャレンジをされている方が本当にたくさんいらっしゃるのかなというふうに思いますので、そういう方々のチャレンジをメンタル面も含めて支えられる社会を作っていきたいなというのが、
根底には思いとしてあります。なのでそういう社会になっていくことですね、非常にこれから起こしていきたい変化としては考えているかなというふうに思います。現状としてはまだまだ、その企業家たるもの強くあらねばならぬ弱みを見せてはいけないというバイアスというものが非常にまだ大きい部分があるのかなというふうに思います。
それが、このバイアスがチャレンジを減らしているし、成功の数も減らしているんじゃないかなというふうに私自身は思っているので、負担が大きい中でやっていることをみんなで支えられる社会というのが実現したいところかなというふうに思います。
企業家・経営者のメンタルサポート
チャレンジというのは、一回うまくいかなくても何度も何度もしていくものだと思っていますので、一回のチャレンジがうまくいかなくて、再起不能みたいな、そういったところの不調に陥る前にですね、ご相談してもらうことで、またちょっと少しお休みをしてチャレンジできるみたいな、次のチャレンジができるようにですね、整えていけるといいのかなと思いますので、たくさんのチャレンジが起こっていく社会というふうに思います。
このメンタルサポートを通して実現していきたいところのインパクトかなというふうにも思います。
あとはですね、企業家さん、経営者さんというところは非常に社会にとっても影響力が大きい存在なのかなというふうに思います。
メンタルが辛いときに、彼らが誰かに支えてもらったという経験があればですね、彼らが組織でですね、メンタル不調を起こす一般的な社員の方々、メンバーの方々という人がいたときにですね、
そういう方々に、そういう時もあるよねって理解を示してサポートができる、そういうカルチャーの組織をつくっていかれるんじゃないかなというふうに思いますので、企業家さん、経営者さんが支えられた経験が、ご自身の組織のカルチャーとしても、
そういうところを大事にするカルチャーというのを醸成していただく、結果的に組織で働く人もメンタルを健康に保ちながら走っていくことができる、そんな組織ができていくといいんじゃないかなというふうに思っています。
ありがとうございます。本当に企業家の方のメンタルが健康的に保たれるというだけでなくて、組織全体にいい影響が起きてくるみたいなところなのかなとやっぱりお話し聞きながら感じていて、組織全体でチャレンジングなことをして成果を出していくというところに、
結果として直結していくというお話なのかなというのをお話し聞きながら感じて、まさにだなという話を聞きながら感じていました。ありがとうございます。
最後にラジオを聴いている経営者の皆様、企業家の皆様に向き合っているベンチャーキャピタルの皆様に向けて、南さんからメッセージをいただきたいなと思うんですが。
いきますでしょうか。
ありがとうございます。メンタルのコンディションが悪くなるということは、誰にでも起こり得るものなのかなと私自身は思っています。そして企業というマラソンと言われますけど、長く続く道のりを走り抜いていくためには、やはりメンタルに配慮していくことが不可欠であるというふうに、
多くの企業家さんを満足させていただいた経験から感じています。なので、そこを重要だというふうに捉えてもらうということがまずすごく大事なことかなというふうに思います。
一方で、私たち多くは教育の過程でメンタルケアとかセルフマネジメントの方って学んでいない方がほとんどなんじゃないかなというふうに思います。
メンタルをケアしたり、マネジメントしたりすることについて知らない中で、何とか自分で自己流でやっていくっていうのは結構また難しい話だと思うので、
そういったテーマについてこのメンタルサポートを利用いただいて、理解を深めてもらったりとか、マネジメントの仕方を学んでもらうみたいな使い方も非常に大事かなというふうに思っていますので、
VCの方々からも、ぜひ桐岡さんに向けてメンタルサポートの取り組みをお伝えいただいて、ご活用いただくことをお願いしたいなというふうに思います。
ありがとうございます。本日は改めましてお話を聞かせていただきましてありがとうございました。
ぜひまたこのラジオを聞いてご相談してみたいなと思ったVCの方々は、ぜひコーチェットまでお問い合わせをいただけたらなと思っております。
本日は改めましてありがとうございました。
ありがとうございました。
ここでコーチェットからのお知らせです。コーチェットでは企業家のメンタルサポートをするパートナー企業を募集しています。
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最後に番組からのお願いです。
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