多店舗化・フランチャイズ化を考える店舗ビジネス研究所
この番組は、株式会社上進パートナーズの提供でお送りいたします。
店舗ビジネス専門コンサルタントの髙木悠が、最速・最短で年賞30億、店舗数30兆を実現する実証されたノウハウをコンセプトに、
お礼分け制度構築、FC本部立ち上げ、建て直し、人事評価制度の整備など、飲食店、生誕院、美容院などの様々な店舗ビジネスの多店舗展開を加速させるために重要なことを対談形式で分かりやすくお話しする番組です。
こんにちは、パーソナリティの田村陽太です。配信第87回目となりました。本番組のメインパーソナリティをご紹介します。
店舗ビジネス専門コンサルタントの髙木悠さんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
髙木さん、今日も頑張っていきましょう。
はい、お願いします。
本日のテーマはこちらとなっております。社員に当事者意識を持ってもらう最適な方法を教えてください、ということなんですけど。
はい。
当事者意識というすごい硬い言葉ですけども、これはどういうことなんでしょうか。
これは難しい問題ですよね。
はい。
仕事を自分ごとって捉えてほしいんでしょうね。
自分がこの仕事をやってますよっていう会社のためにやるよみたいな、そういうイメージですかね。
だから会社のために仕事をしてるみたいな印象ってあるじゃないですか。会社に言われてるからやるみたいな。
でも多分そうじゃなくて、自分のためにやっているみたいなね。
そんなマインドになってほしいって、経営者の皆さんは思いますよね。
そうですね。社長の右腕みたいな感じですよね。店舗ビジネス研究所のリスナーさんが皆さん気になっていることなんじゃないですか。
これは皆さん知りたいですよね。
知りたいと思います。ぜひ高木さんからそのノウハウを無料ですけども、教えていただけたらと思いますけども。
これは難しい問題で、唯一の正解ってのはないと思うんですよ。
難しそうですね、これは。
ただ基本的な考え方っていうのは私あると思っていて。
社員の方にとって、社員の方が自分のためにも仕事に対して当事者意識を持たなければいけないって。
その理由をちゃんと教えていく必要があると思うんですよ。
例えば当事者意識を持ってほしいと思うわけじゃないですか。
そうですね、社長さんとしては。
この時に多くの経営者とかマネージャーがどういうアプローチをするかなんですよね。
どうしてると思います?
それは直接その人に言ったほうがいいんじゃないですか。
俺の時は若い頃はそうやって頑張って今の社長になったんだと。
だから当事者意識持てよと言うんじゃないですか。
それはもう田村さんの世代とかすごい嫌いそうなマネメントじゃないですか。
そうですね、うるせえって思っちゃうタイプですね。
違うでしょうか。
それは良くないと思うんですよ。
でもよくあるケースって、やっぱりこう、もっと当事者意識を持ってやりなさいみたいなね。
言い方をするケース。
俺の時は、俺が自分の若い時はこういう風にやってたんだみたいな。
よくあると思うんですよ。
ありますね。
これ私はあんまりお勧めしてないんですよね。
っていうのは、あくまでそれは会社とか経営者とかマネージャーから見た一方的なお話ですよね。
だからその心には、会社のためにあなたは当事者意識を持って働かなければいけないんだと。
やりなさいって言ってるわけですよ。
でもそのコミュニケーションは、僕がスーパーバイザーをずっとやってるって話はしてますけど、
そのやり口だとほとんど効果をなさないんですよね。
そうなんですか。今までのご経験上。
だから自分のためにあなたはこうしなさいっていうコミュニケーションは、基本的に効果が薄いんですよ。
でもそうじゃないですか。
例えば、私にメリットがあるから多摩さんこれやってって言われたら、やりますって話になる。
透けて見えるというか、僕のこと考えてくれよって思いますね。
そうそうそうでしょ。だからダメなんですよね。
こちら側の視点だけで話をしても、相手はもうまた言ってるよみたいな話で終わっちゃうわけじゃないですか。
まあそうですね。
だからそこをちゃんと踏まえて、当事者意識を持たなければならない理由っていうのを
社員の方の立場で語るわけですよ。
社員さんの視点で語る。これが大事ですよね。
社員の方から見たときに、当事者意識を持たなければいけない理由を教えてあげるってことです。
確かにそういう視点で経営者の方が普段日頃の従業員さんの教育とか考えられてるのかなってたら難しいですよね。
なかなか考えられないかもしれないですね。
これでもねコミュニケーションの基本だと思っていて、自分が言いたいことを言う。
これはもうあんまり効果を発揮しないわけですよ。
だから相手の視点でね、社長が言ってることをやらないと私がやばいみたいなね。
感じるようなメッセージを投げかける必要があると思うんですよね。
これ例えばなんですけど、例えば僕と高木さんでロープレイしたときにどんな感じで語りかけることがあるんですか?
例えば僕がペーペー従業員で高木さんが社長じゃないですか。どんな感じで投げかける感じなんですか?
ありますよ。
例えば僕とかが推奨しているコミュニケーション、推奨してるっていうか、私だったらこういうふうに伝えますねっていうのがあって。
例えば田村さんがね、全然当事者意識持ってなくて、超ペーペーなわけですよ。
会社がこれやってって言ったら、それだけちょこちょこってやって、自分で全然考えないわけですよ。
本当に言われたことだけやってる状態だとするわけじゃないですか。
ダメですね。
ダメじゃないですか。僕だったらもうちょっと当事者意識持ってほしいなって思うわけですよ。
そうでしょうね。
そういう時に私だったら、まず今の時代背景みたいなものを語ると思うんですよね。
っていうのは、例えばですけど、僕会計ソフトフリー使ってるんですよ。
フリーっていうのを使うと、クレジットカードとかで物を買ったら、それがもう全部明細付きで勝手に読み込んでくれて、最初に教えておけば会計の処理してくれるじゃないですか。
まあそうですね。
だから貴重する作業っていうのがなくなっちゃったんですよね。
昔はね、それこそパソコンがないときに手書きしてたわけじゃないですか。
そこに事務員がいたわけですよね。レシートをちゃんと決められた通りに書く人。
だけどそれは今、うちの会社で言ったらフリーに置き換えられちゃったわけですよ。
だからその人ってもう仕事がなくなっちゃったわけですよね。
まあそういうことですね。
というふうに今どんどん技術が革新されていって、ある種便利な時代になってきてますよね。
まあそうですね。
だから今お話ししたような単純作業がなくなっていくみたいな側面もあるわけじゃないですか。
単純作業をやってた人の仕事が失われていくっていうことでもあるわけですよね。
これはこういう流れっていうのは進んでいくよねと。
基本的に機械に置き換えられる仕事って単純作業じゃないですか。
そういったものでどんどん変わっていくわけですよね。
前にもお話したかもしれないけどスカイラークでは配線ロボットを導入するとかただ料理を運ぶ人っていうのも仕事を奪われていくわけじゃないですか。
この前脱線しますけど猫ちゃんロボット来ましたよ配線に。
ああそうですか。猫ちゃんロボットなんですね。
来ました来ました。取ってにゃーみたいに言われて取りましたよ。
ああいいじゃないですか。
こんな時代が来たんだと思って僕どこの世界に迷い込んだんだろうみたいな感じになりましたね。
結局ただ料理を持っていく仕事っていうのはそうなっちゃうわけじゃないですか。
でもだからこれって注意して考えてみると飲食店で働いてた人にとってみたらもう脅威ですよね。
まあそうですね。
仕事がだから奪われていく。
この先しかもそのスピードはどんどん進んでいくのは間違いないわけですよ。
僕たちも働き方って変えていく必要があると思っていて機械で置き換えられるような仕事の仕方をしているといつその仕事を奪われるかわかんないわけですよね。
そうですね。
じゃあ僕たちはどうしなきゃいけないかって考えたら機械じゃできないことをしていかなきゃいけないじゃないですか。
まあそういうことですね。
機械でできないことって何なのかって言ったら基本的には臨機応変な対応だったり人だからこそできる。
だから配線ロボットにできないことって言ったら例えばお客さんに合わせたコミュニケーションとかお客さんの痒いところに手が届くちょっとした提案とかなんじゃないですか。
まあそうですね。
これはなかなか機械じゃできないじゃないですか。
そういうことができる人にならないと僕たちはその仕事を奪われちゃうかもしれないですね。
そのためにはやっぱり今自分に何ができるのかっていうのがちゃんと考えて実践していかないとダメなんじゃないかって僕は思うわけですよ。
そういう時代背景を考えてそれを従業員さんに伝えていくとそれがやっぱり大事なんですね。
そうそうでも今みたいなお話するとわかります私一切当事者意識を会社のために持てなんていう言い方全くしないんですよ。
確かに確かにいつの間にかストーリーに引き込まれていったというか私もこういう風な時代に巻き込まれていくんだなみたいなちゃんと頑張んなきゃちょっと思いましたね。
そうだからそういうふうに相手に当事者意識を持って働かなきゃいけない理由に気がつかせる今のは本当一例でいろんなことあると思うんですよ。
いろんな言い方があると思うんですね。
これはだから経営者が自分のねストーリーの中で自分のご経験の中でねこういうことから当事者意識持った方がいいんだってことがね僕はあると思うんですよ。
それを相手に気がつかせてあげるこういうやり方が大事だと思います。
時代背景も知りつつも自分自身のストーリーっていうのを語って相手に共感をするような話し方とみたいなそこらへんは大事なのかなと思いましたね。
相手がね今のままで結局当事者意識を持って働かないとやばいって思わせなきゃいけないんですよ。
でもいろいろありますよね。
例えばアナっていう超有料企業飛行機のアナだったじゃないですか。
で超有料企業だったじゃないですか。
今だいぶ持ち直してきてると思いますけどコロナが発生した直後の時ってかなりひどい業績になってましたよね。
99%以上多分ね利用客が減少してるような状況だったと思うんで給与は何割カットとか出港とかいろんなことあったじゃないですか。
でも5年前のアナって言ったらもう超有料企業でしたよね。
CAさんね目指される方も多かったですね。
じゃないですか。だけど一瞬にしてそんな状況になったわけですよ。
で僕はその時に見て思ったのはどんな有料企業に入っても人生安泰なんてことはありえないんだってこと僕は感じたんですよ。
あの現状を見ていきなり外に放り出されるリスクってあるじゃないですか。
その時に自分がね会社に言われたことしかできない人だったとしたらそれで自分の家族とかね自分の人生守っていけんですかって僕は思ったわけですよ。
守れないと思うんですよ。
まあそうですね。
それこそ自分の仕事の仕方で価値を生み出してどんな会社にもあの人だったら来てほしいと思われるような人材にならないと自分の人生リスクにさらしてると思うんですよね。
でそういう今環境変化が早い時代になってリスクのある時代になったわけじゃないですか。
僕たちもやっぱり意識を変えていく必要性っていうのがあるわけじゃないですか。
そうですね。
こんな言い方でもいいですよね。
これで相手に今の働き方じゃまずいんだってことを気がつかせる。
それは真実だと思うんですよしかも。
当事者意識は社員さんのためにも持った方がいいことは間違いないんで。
そういうコミュニケーションのあり方を探求していくといいですよね。
どうやったら従業員さんが話に共感できるかみたいなそういうところもさらに踏み込んだコミュニケーションというかそれがすごい大事なのかなって聞いて思いましたね。
そうなんですよね。
基本ですよね。相手の軸で語っていく。
あなたにとってそうした方がいいんだっていうことですよね。
習慣になるぐらい意識しないといけないですよね。
そうですね。いいこと聞きました。ありがとうございます。
時間が近づいてきたんですけど、高木さんに日本の社会を変えてもらいたいと思って最後アドバイスいただきたいんですけど、
当事者意識を持てない従業員さんってまだまだ多いなと思ってて、僕個人的には。
よくあるのが飲食店とかチェーンのレストランに行った時に相性のない接客とか、不テクされたような感じの接客サービスみたいな。
それって当事者意識持ってないじゃないですか。
自分自身がこういい接客したらお客さんもついてきて、サービスがいいことによって自分自身の喜びになるみたいな。
いい循環になるのを止めてるわけじゃないですか。
高木さんが思うに当事者意識を持っていけるような日本のお店とか飲食店が増えていくためにまず何から始めたらいいのかみたいな。
高木さんがそれを変えてくれると僕は信じてるんですけど、どんなふうにして進めていったらいいのかっていう壮大な質問なんですけど、教えていただきたいなっていうのはあるんですけど。
違いに何か言えるもんじゃないですけど、例えば無数として対応してるスタッフにも大切な人っていると思うんですよ。
だから家族とかね、いるわけじゃないですか。
まあそうでしょうね。
その人が家族と食事する時とかにもそういう態度なのかって言ったら、僕はそうじゃないと思うんですよ。
だけど他の自分が仕事するってなるとそういう態度取っちゃってるわけじゃないですか。
そういう人にはまず自分が大切な人がいた時にどういう対応をしてほしいのか。
もしくは無数とされた対応とかされた時にどう感じるのかみたいなことをちゃんと想像してもらう機会を提供して、ある種の対人感受性ですよね。
人としてね、それは気持ちいいのかとか、共感できるのかとか、そういう部分の話だと思うんですよね。
例えばそういうことをちゃんと感じる場みたいなものを会社とかお店で用意してあげないといけないですよね。
もしかしたらそもそも笑顔で接客しろとか、会社の軸からだけで言われてるかもしれないですよね。
それは多分単純にコミュニケーションの量がもしかしたら足りないかもしれない。
そういうコミュニケーションの場をちゃんと作って、今のも結局相手の立場ですよね。
どんなの投げたら当たるかっていうのは正直やってみなきゃわからない。
一発じゃわからないものなんですね、それは。
これはね、わかんないですよ。