今週はAIツール活用をテーマにお話ししています。
特化型AIツールをたくさん試したけど、結局汎用的な対話型ツールに戻ってきてしまう私。AIツールを使いこなすには、「どう任せるか」を設計する力が必要。
ツールとの関係は、信頼を育てるチームマネジメントに似ているなと感じています。
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#ちょいさきトーク #Web制作 #フリーランス #キャリア #仕事
サマリー
このエピソードでは、AIツールの活用がチームマネジメントにどのように関係しているかを探求しています。信頼関係の構築や、AIへの指示の与え方が、実際のチームメンバーとの関係に類似していることが強調されています。
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ちょいさきトーク 〜あなたよりちょっと先を歩いてきた人の、Webと仕事の話〜。
この番組では、フリーランスでWeb制作をしている私、けいが、上司じゃないけど、ちょっと気軽に話ができる、隣の席の先輩?のような立場で、Webと仕事について語ります。
さて、2週間くらい前から、この収録した音源をなるべく編集せずに出すようにしてるんですけれども、その話を冒頭でしたらですね、
以前もおたよりをくださった焼きそば大臣さんと木村さんからですね、それぞれ、編集なしバージョンもより身近に感じます、とかですね、
ノー編集問題ないです。温度感が伝わってきますので、AIフェイク前世の昨今では、生きてる感じがしていいです。といったような感想をいただいておりまして、本当にありがとうございます。
フェイクじゃないんですけども、最近、CMとか見てても、AI先生のナレーションとか、ちょっと増えたなーって思うことないですか?
最近、私気づいたのが、通販番組で海外の商品を売るときに、白人のお兄さんとかお姉さんがやり取りするような、そういうのはあるじゃないですか。
あれのですね、吹き替えが、これAIの生成音声だなーっていうのがあったんですよね。
ああいう欧米人の方の吹き替えって、結構この、お笑いとかのイメージだと思うんですけど、割とこう、抑揚が大きいような、そういうイメージが多分皆さんあると思うんですけど。
結構淡々と説明をしていくような感じで、「ん?」と思ったら、特にそういう説明はないんですけど、どう考えてもあれは生成音声なんですよね。
私もその生成音声を、生成するツールの方を使ったりとかしているので、やっぱり聞けば、ああ、あれっていうのがわかってしまうと。
でも、そういうの聞き慣れてない人だと、もしかしたら気づかない人も多いんじゃないかなーって思ったりしました。
で、その後で日本人の男性が、「今がチャンス!今ならこれがついてくる!」みたいな、そういうところは、人間が明らかに喋っているような、結構抑揚のついたナレーションだったんですけれども。
こういうところに、もう生成AI音声、進出してきているなーというのを、改めて気づいたという出来事がありました。
AIツールの進化と活用
今週のテーマは、私のAI活用についてお話をしています。
結構最近、同業者の方とお会いした時に、「生成AIどういう感じで活用してますか?」っていう話になることが多いので、
私が今2025年の後半現在、どういう感じでAIとお付き合いをしているのかという話です。
今日はAIツールの選び方、結局こうなりましたっていうような話をしたいと思います。
ChatGPTが一番最初に生成AIとして話題になりまして、みんな使うようになって、
その後、Googleのジェミーにアンソロピックのクロードとか、ファープレキシティとか、いろいろ出てきまして、
さらにそこから用途に特化したAIツールっていうのがたくさん出てきてますよね。
私が今現在一番お世話になっているのはGitHubコパイロットなんですけれども、
それ以外にもマインドマップみたいなのを作るマピファイっていうやつとか、
プレゼン資料を作るのにGammaとか、ZenSparkとか、Manasとか、図解の生成だとナプキンAIっていうのがあったりとか、
日本でも大小様々な会社がいろんなツールを開発して提供したりしています。
私もいろいろ試すのは嫌いじゃないので、可能な範囲でいくつか試してみたりしたんですけれども、
なんだかんだで最終的に汎用的なAIツール、ChatGPTとかジェミーとか、そっちに結局戻ってきてしまったなという印象があります。
もちろん単発で、その用途でどうしても必要な時っていうのはパパッと使うことはあるんですけれども、
お金を払ってまでずっと継続して使うかっていうと、そこまではやっぱり至らずですね。
もちろん課金しているツールの数がどんどん増えていって収集がつかなくなって、少し絞ったっていう経緯もあるので、
なんだかんだ言って定番のツールに戻るよねというお話になります。
指示の重要性と設計
どうしても特化型のツールって、自分の求めるものにガチッとハマればすごい良いと思うんですけど、
なかなか相棒として二人三脚でやっていくっていうところまでガッチリハマってないだっていうのが、どうしても感触としてありました。
一方でChatGPTとかジェミーみたいな汎用型のツールって、対話を重ねていくうちにどんどんこちらに最適化されていきますよね。
こちらの文脈をだんだん理解してくれるので、使っていけば使っていくほど雑な指示でも、よしなに良い感じにしてくれるようになっちゃうという傾向があります。
これって人間社会の付き合いでも一緒だなぁっていうのをすごい思ってまして、
お仕事お願いする方でも付き合いが長くなれば、なるほど雑な指示でもすごい良い感じにしてくれちゃうと。
それも良い悪いあるんですけどね。結局それが一番自分に対して負荷が少ないので、同じツールに結局は戻ってきてしまうというのがあるのかなと思います。
先週の話でですね、うまく仕事を手放すためにはそのための仕組みを上手に作っていくっていうことが大事だよという話をしました。
そこの話と共通してくるんですけれども、AIとかそういったツールにうまく使おうとすると、人に仕事をお願いするという感覚にむちゃくちゃ近くなってくると思うんですね。
どんなに優秀な方でも指示が下手くそだと、なかなか期待通りのアウトプットが出してもらえないということを往々にしてあると思うので、
そのAIとかツールを活用するっていうのも全く同じで、どうやって任せていくのかっていうのの設計をうまくしてあげないといけないなというのを感じています。
ツールに任せるっていうのを設計することって、チームマネジメントにむちゃくちゃよく似てるなっていうのを最近思うに至りました。
チームを作っていくって、ある程度対話を重ねたり関係性が深くなるにつれて信頼関係が生まれていって、いいチームに育っていくっていうのがあると思うんですけど、
ツールとの関係もそういうところがあるなというふうに思っています。ツールに対する信頼が増えるにしたがって、
こういうことも任せられるな、こういう内容のタスクであればあの人の得意が生かせる、このツールの得意が生かせる、逆にここの苦手があるから違うふうにしようかっていうようなのがわかってくるので、
人間相手でもツール相手でも一緒だなというふうに最近感じますね。
そしてですね、AIとかツール、チームであればお願いしている方、それに全部丸投げするっていうのは違う、うまくいかないっていう部分があると思うんですけど、それも一緒ですよね。
どこまでをお任せして、どこから先自分責任を取るのかっていうところの線引き、そこがチームとしてのアウトプットの良し悪し決める大事なポイントだと思うので、
AIとマネジメントの関連性
そこをチームリーダーである私、ツールを使っているあなた自身がですね、うまくジャッジをしてあげることで、AIがしじまち君の部下になるのか、頼れる相棒であり、参謀みたいな存在になるのかっていうのが決まってくるんだろうなというふうに感じます。
本当に先週の話にまた戻ってくるんですけれども、AIとかツールを使いこなすっていうのは単に便利なツールを増やすことだけではなくて、仕事をうまく任せていくそのためのトレーニングツールでもあるなというふうに思います。
人に任せる力とツールに任せる力、どちらも大事に今後なっていくと思うので、どちらも育てていく必要があるなというふうに感じましたというところでまとめにしたいと思います。
さて、これを聞いてくださっているリスナーの方は、AIに任せる仕事と自分でやる仕事の線引き、どういうふうに決めていますでしょうか?
私はAIツールとこういう付き合い方をしていますよ、みたいな、そういったものがありましたら、ぜひちょいさきトークのハッシュタグやおたよりフォームでお知らせいただけると嬉しいです。
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