2026-03-10 12:24

Claudeとの対話が一番の学びだった。AI時代の設計スキルの話 #157

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昨日は、Claude Codeで暗黙知を形式知化するツールを作ってみた話をしました。
今日は、そのツールがどうやって形になったのかという裏側の話です。
Claudeとの対話を通じて、何を決めればいいのかがクリアになっていく感覚。
ヒアリングや設計の重要さを、あらためて実感しました。
AIにコードを書いてもらうというより、AIと一緒に設計していく感覚。
そんな体験談を共有しています。

▼作ったツール:Chatwork Knowledge Extractor(仮称)
https://github.com/mypacecreator/chatwork-knowledge-extractor
 

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#ちょいさきトーク #Web制作 #フリーランス #キャリア #仕事

サマリー

本エピソードでは、パーソナリティのけいがClaude AIとの対話を通じて、暗黙知を形式知化するツール「Chatwork Knowledge Extractor」を開発したプロセスを共有します。AIとの対話を通じて、設計に必要な要素が明確になり、AIと一緒に設計を進める感覚や、ヒアリング・設計の重要性を再認識した体験が語られます。AI時代の設計スキル向上への期待も述べられています。

はじめに:Claude AIとの対話によるツール開発
ちょいさきトーク、あなたよりちょっと先歩いてきた人のWebと仕事の話。
この番組では、フリーランスでWeb制作をしている私、けいが、
上司じゃないけど、ちょっと気軽に話ができる、隣の席の先輩のような立場でWebと仕事について語ります。
さて、今週はですね、私がClaude Cordoに、またお金を払ったですね、個人開発をしたその後の話をしたいと思うんですけれども。
昨日はですね、チャットワークのグループチャットの履歴から、
暗黙地を形式化して、何かドキュメントに起こせないかというようなツールを作ったよという話をしたんですけれども。
今日はそのツールを作るにあたってですね、私がどういうClaudeとやり取りしてこのツールができたのかというところの裏側をちょっと話していきたいなと思います。
昨日の話はですね、とにかくやってみて楽しかったっていう、そういう感想を述べたような回で終わっちゃったんですけども、
私が自分で行動を書かずに、こういうツールを作りたいっていう仕様をClaudeと対話をしていくところで、
私自身がやっぱり勉強になる部分が多かったので、ちょっとそのですね、やり取りを追って、こういうところは参考にしたいなという話をしていきます。
Claude AIとの初期対話と前提条件の確認
まず作った流れなんですけども、まずClaudeコードをいきなり使ったわけではなくて、
普通のClaudeのチャットの方にこういうツールを作りたいっていうのをパラッと、そんなに詳しくは書かずに、結構気軽に投稿をしました。
その時のログをそのまま読みますけども、まず一発目ですね。
日々のウェブサイト制作案件の中で、我々が何の気なくこなしている暗黙的な知見を、後輩たちのために形式化していきたいと考えています。
その取り組みの一環として、チャットワークのグループチャットの履歴から形式化できそうな内容を取り出してまとめるようなアプリを作れないか検討したいです。
まずこれだけチャットにパンと私送ったんですね。
そうするとですね、ご相談ありがとうございますということで、確認したい前提条件っていうのを箇条書きで1、2、3、4、あげてくれました。
前提条件1、チャットワークのデータ取得についてAPIの利用可能でしょうか。
まずチャットワークからデータ取れるのかというところを聞いてくれたんですけれども、
APIキーはチャットワークの方で取得が可能なので利用可能ですというふうに返事をしました。
2番として形式化できそうな内容の判断基準、現時点でどのような会話が形式値にすべき内容と考えていますか。
トラブル対応の経緯、技術的な判断の理由、クライアント対応のノウハウなど、後輩に伝えたい知見はどんなカテゴリーに分類できそうでしょうかというのを聞いてくれました。
私それに対する回答、特に実装ノウハウやトラブル対応、ニッチな知見をストックしたい、疑似録作るようなイメージに近い、
了解とかスケジュール調整などの履歴はストックの必要がないから、他案件でも使えそうなものを残す感じでどうかなというふうに返しています。
3つ目のクロードの確認事項、アプリの想定している形態、自動で抽出整理まで行いたいのか、それとも広報を抽出して人が選別する形か、
出力形式のイメージはどういうものですか、運用者は誰ですかというのを聞いてくれました。
それに対して私はできるだけ自動で抽出したい、マークダウンなどに書き出し、ノートブックエレメや各種生成AIで二次利用したり、
幹に張ったり使えるようにしたい、チャットにいるのは私、パートナーである若手デザイナーやコーダー、知見の少ない制作会社の担当者さんなど、
ツールを走らせるのは基本的に私です。
4番、技術的な制約、開発環境やホスティング環境に制約はありますか、既存のツールやシステムとの連携は必要ですか、私に聞いてくれました。
私の答えですが、開発環境は検討中、私がウェブ系の開発経験しかないので、あまり馴染みのない言語は難しいかもと思っています。
サーバーは用意しますが、内場のツールなのであまりコストをかけたくないです、という返事をしましたら、まとめてくれまして、
開発言語の選定と構成案の作成
これの逐一、読み上げても多分皆さん退屈になっちゃうんで、このくらいにしておきますけど、
こんな感じでですね、私が何を決めればいいかっていうのが、なんかふわふわっとしているところを、こういうことを決めた方がいいよというのをですね、どんどん質問してくれるので、
あ、そうかそうか、私こういうこと考えればいいのか、すごい頭がクリアになったんですね。
その後、開発の言語とかもですね、こういうNode.js、PHP、Pythonなど選択肢がありますが、どれが一番抵抗なく進められそうでしょうか、なんていうのを聞いてくれたりとかしてですね、
NPMとPHPは普段から使います、Pythonは知見がないですが、そっちの方が良さそうなら検討はするよというのを言ったらですね、
Node.jsタイプスクリプトを推奨しますということで推奨してくれたので、これを使うことになりました。
で、こういう構成案とですね、処理フローのイメージとか、いろいろ考えてくれまして、
なんか自分でも考えていたら、何週間かかかりそうなものがですね、本当にものの1時間もかかんないぐらいで形になってしまったので、
いやー、なんかこのやりとりをしている間が本当に楽しかったです。
形式知化の判断基準とAI連携の検討
一番このツールで肝になるのが、何をもってこれは形式地化できる内容というふうに判断するのか。
ここがやっぱりポイントになってくるなというのもですね、私も思ってましたし、クロードの方もそれを聞いてくるんですね。
実装や制作方針の指示出しというのを行っているので、そういう情報がチャットにいっぱい残っているんだけども、
そこに案件ごとの個別の指示と汎用化できるものが混ざっていると思うので、
それを汎用化できるものをどう取り出すかというのが肝になりそうですねっていうのをチャットでやりとりをするとですね、
それはクロードのAPIで判断させるのがいいんじゃないかというような回答と、
あと私の方から他のAIで二次利用をしたいというふうに考えているので、
どういう形式にしたらAIが読みやすいかというのも提案してくれました。
AIのことはAIに聞くのが一番いいなと思ったんで。
その辺のですね、やりとりが本当に長く長く続きまして、こういうやりとりが本当に大事なんだなというのを感じましたね。
ヒアリング能力の向上と共同での仕様策定
なのでこれ自分でAI使ってコーディングしない場合の普通の案件の時もそうだと思うんですけど、
これぐらいちゃんとヒアリングが私できてるのかなというのをですね、
何かこう自解させられたというような経験ではありました。
実装を始める前にチャットワークAPIとクロードAPIの使用確認、一緒に調べましょうかなんて言ってくれたんで、
ドキュメントを読みに行ってくれたりとかですね。
ドキュメントでわからないところは私が実際チャットワークとかにログインして見てみたりとか、
お互い情報を出し合って仕様を作っていったっていうそういう感覚があって、それがやっぱり面白いなと思ったところですね。
API制限と情報共有による発見
ちなみにですね、チャットワークこれ動かしてみてわかったことなんですけど、
APIで取れるのがチャットルームの最新の100件だけっていうことだったんで、
そういう制限がありますよというのもやってみてわかりましたし、
これチャットのエクスポート機能とかあるのかなと思って調べてみたら、
それはエンタープライズプランでしか使えないよとかですね、
いろいろわかることも多くて、
クロードの方で調べて当たらなかった情報を私がここにドキュメントあるのっていうのを逆に教えたりとか、
そういうやり取りが面白かったですね。
Claude Codeへの移行とドキュメント生成
結局ですね、これクロードコードじゃなくてチャットの方でここまでずっとやり取りをしてるんですけど、
ここまでやり取りをして、いきなりこのチャット上でも開発をしてくれようとしちゃってたんですね。
そこまでここでやってくれるんだと思って、なのでちょっと一旦止めまして、
ドキュメントだけ全部出してっていうふうにチャットの方でお願いをして、
ドキュメントをマークダウンで全部出してもらって、それをダウンロードしてGitの方にリポジトリを作りまして、
リポジトリにそのドキュメントを全部突っ込んでから、
今度改めてクロードコードの方にこのドキュメントでプロトタイプ作ってっていうので開発の方に入っていくんですけど、
チャットの方でもそこそこ作れちゃうということが分かりました。
なんですけどチャットで続けていくとなかなか今後対応がしづらいので、
チャットでやった場合はもうドキュメント全部出してくれというのがいいなというふうに思いました。
AIとの対話から得られた学びと設計スキルの重要性
昨日も話したんですけど、このドキュメントを作ってくれるのが本当にありがたいというのが今回私が開発してみての感想ではありますし、
クロードとやり取りしててですね、どういうところがこのプロダクトの肝になるところですよっていうのを改めてここですよねっていうのを、
今回のツールの場合ですと、何をもって形式とするかここですよねっていうのをズバッとピンポイントで出してくれるとここがやっぱりありがたかったなというふうに思いますね。
これは人間がバネすべきところだなというのをすごく感じました。
クロードさんにプロダクトのディレクションとしてこうすべきだというのを教えられたような気がしましたね。
これですね、今話したクロードが作ってくれたドキュメントっていうのは全部公開しているGitHubリポジトリの方に突っ込んであるので、
どういうドキュメントをクロードが作ったのかっていうのを気になる方はGitHubの方から見ていただければなと思うんですけど、
こういう使い方をしていくと人間自身のスキルアップにもつながっていくなと。
もちろんコードを実際に書いてないので、そっちのスキルっていうのは何か衰えていく気はするんですけれども、
設計スキルとかそっちの向上をですね、うまくやり取りすることで自分のスキルアップにもつなげることできそうだなというのを感じましたので、
今後人間はどんどんそっちに行くんだろうなというふうに思いましたし、
このAIコーディング時代に生きたいならば、そっちのスキルを上げていく必要があるんだろうなというのを強く感じた一連の出来事でした。
AI活用による案件進行と今後の展望
こういう感じでですね、プロトタイプをいきなりバッと作ってしまうということは今後もどんどん増えていくんだろうなと思いますし、
実際にですね、とある案件でお客さんからこういうことできないかって言われたご要望に対してですね、
クロードコードの方でWordPressのプラグインのプロトタイプを作って、実際にこういうことですかっていうのをお見せして進めているっていう案件も今あるので、
こういうことできるようになるとお客さんの要望とかもっと叶えられるようになるなと思いますし、
お客さん自身がそういう設計に関するところをクロードコードとやり取りして自分自身で作れるかっていうと、
作れる人もいるとは思うんですけど、うまくクロードとやり取りするっていうところに関してやっぱりスキルが求められてくる部分はあると思いますので、
人間として生き残って、この業界で生き残っていくためにそっちの技術を今後も磨いていきたいなという感想を述べてですね、今日のまとめとしたいなと思います。
リスナーへの問いかけと番組告知
明日はですね、実際にこのツールを動かしてみて、取り出せた知見にどういうのがあったのかっていうのをいくつか紹介してみたいなと思います。
さて、これをお聞きくださっているリスナーの方はですね、AIとやり取りしていて、なんか深いことを教えてもらったなとか、今後の自分の身の振り方を考えさせられたなみたいな、そんな出来事ありましたでしょうか。
皆さんの相棒のAIとの付き合い方についてですね、こういう感じでしようというのがありましたら、ぜひちょい先トークのハッシュタグとかおたよりフォームで教えていただけると嬉しいです。
今日も最後までお聞きくださりありがとうございます。おたよりや感想は概要欄のおたよりフォームか、Xでちょい先トークのハッシュタグでポストしてください。
それではまた明日。
12:24

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