今週はAIツール活用をテーマにお話ししています。覚えておけないことをAIに預けることで、頭の中を軽くする。
パソコンの大きな画面ではA3思考、スマホでは付箋思考。
そんな「記憶を外に出す」試行錯誤について語りました。
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Summary
AIを用いて記憶を外部に保存することで、脳の負担を軽減する可能性について考察しています。特に、生成AIの活用方法や、使用するデバイスの違いが思考に与える影響についても触れています。
AIを記憶の外出しツールとして使う
ちょいさきトーク 〜あなたよりちょっと先を歩いてきた人の、Webと仕事の話〜
この番組では、フリーランスでWeb制作をしている私、けいが、
上司じゃないけど、ちょっと気軽に話ができる、隣の席の先輩のような立場で、Webと仕事について語ります。
今週は、ちょっとライトなテーマを取り上げています。
私が最近どういうツールを使っているか、
AIとどういう付き合い方をしているのか、というところを、おたよりという形ではないんですけれども。
リアルの仲間うちで話をする時に、よく話題になるテーマなので、これを取り上げている1週間です。
今日は、記憶容量を外出しするためのツールとして、AIを使っているという話をしたいと思います。
これ、30代後半ぐらいになってきた頃から、すごい感じることなんですけど、
いろんなことを覚えてられなくなったなあ、というのをすごく感じます。
例えば、今日何やった? 明日何やらないといけない? とか、そういう短期記憶ですね。
20代の頃、特に会社員の頃って、会社で導入していた細胞図に、私がどこに、どのお客さんに打ち合わせに行くのか、というスケジュールを登録することになっていたんですけれども、
そこに登録して、自分の手帳に予定を書いていたんですけれども、
正直、その手帳を見なくても、この先1週間ぐらいの予定って、何時にどこのお客さんに行くって、全部覚えてたんですよ。
フリーランスになったのが、20代、29とかだったと思うんですけど、
の頃はまだギリギリいけてたんですけど、30も超えて、仕事も忙しくなったからっていうのもあると思うんですけど、
いちいちいろんなことを覚えてられなくなりましたよね。
今はなんか、ほんとにあれやっといて、これやっといてとか、夫に頼まれた買い物を、これ、味噌ないから買っといてとか、
もう、まあ覚えられないですよね。
プライベートのことももちろんですし、仕事のことでも、もう何かに、ちゃんとリマイナーに登録をしておかないと、自分の記憶だけに頼ると、もう絶対に抜けてしまうので、
まあ怖いことだなと思います。
これに関しては共感をしていただける方はですね、特にベテランになればなるほど共感していただけるんじゃないかなというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。
そういう忘れてしまう人のためのツールって、今までもいろんなリマインドのためのツールとか、数多くあったと思うんですけど、
最近忘れてしまうことを覚えててくれるツールとして、やっぱりChatGPTとかGeminiとか、そういった生成AIっていうのがとても役に立っています。
ちょっと思いついたことをですね、チャットに書くと、生成AIって大概おせっかいじゃないですか、自分の書いたことに対して何かしら付け加えて返信をしてくれるので、
ただのリマインダーに登録するでもいいんですけど、特にスケジュールとかはともかくとして、アイディアとか何か作業でやらないといけないことに関して、
あえて生成AIをリマインドのツールとして使うことで、その時の思いついた私の記憶にプラスアルファした何か情報を付け足した上で返してくれるというところがありますので、
その面で次作業を再開する、登録したことを実際に実行する時にですね、どういう思考でこれを私やったのかとか、やればいいのかとか、
その思い出すところのですね、負荷が少し下がって、初動が若干早くなったのかなというふうに感じることが最近あります。
特に現代人は本当に忙しくなっているので、脳みそのキャパシティーがいっぱいなんですよ。
AIに一旦そのたまったものを預けておくことで、その分の脳みその容量を空けて、では違うことができると。
その後、改めて見ると、私こう考えてたんだなーっていうのをちょっと第三者的な目線で整理できるっていうところがですね、
AIツールをあえてリマインダーとして使うところのメリットかなと思います。
生成AIの活用法
スマートフォンからでもパパッと操作ができるので、ちょっと今手が離せないけど、これだけは覚えておかないといけないっていうのをですね、
スマートフォンのアプリから専用のチャットに書いたりとか、
あとあんまり寝室でスマートフォン使うの良くないとかっていう話もあるはあるんですけど、
寝る前、子どもたちも寝静まった後で、どうしてもこのことだけ明日忘れてしまいそうだからっていうような内容を布団の中でですね、
ちょこちょこっとスマホで書いておいて、次の朝再開するとか、そういったような使い方をしています。
そういった使い方をする中でですね、もう一点ちょっと私が気づいたことがありまして、
パソコンのある程度大きいモニターで画面を開いてチャットをしている時と、スマホの小さい画面でチャットをしている時、
私の頭の使い方が全然違うなっていうことに気づいたんですね。
どういうことかというと、実際の紙のツールなんかに例えるとわかりやすいかなと思うんですけど、
大きい、例えばA3ぐらいの大きな白紙の紙を机に広げて、何か思考をして書いていくという時と、
小さい、手のひらに収まるぐらいの付箋のような小さい紙に何かメモを取る時って、やっぱり思考の運び方というか、そもそもの頭の使い方が変わってくると思うんですよね。
A3ぐらいの大きい紙だと、思考の幅が広がるというか、対極的にというか、ざっくりというか、ちょっと言葉難しいんですけども、
わりとこちゃこちゃっとしたところ、概念的なところからだんだんと具体に絞り込んでいくみたいな考え方になっていく傾向が強いです。
付箋みたいな小さい紙だと、具体的な事象とかピンポイントなものをどうしても考えたくなると。
これAIとチャットする時も同じで、パソコンの大きい画面を使うと、自分の頭もゆったりとした感じで、目線も長期の目線になったりとか、文脈を広く捉えてチャットのやり取りができている気がしますし、
逆にスマホだと、もう少し短期というか、ピンポイント、具体的、そういった頭の使い方になっているなということに最近気づきました。
これちょっと興味深い気づきだなというふうに自分ながら思ってまして、ツールが発達して、パソコンがなくても出先とかでスマホやタブレットを使って仕事ができるケースも増えてきたと思うんですけれども、
そもそもの人間の頭の使い方が使っているツールで全然違うよっていうのは、それぞれのツールが便利になってもなかなか埋められない差がそこにあるんじゃないかなというふうに思いました。
これは私の世代が、やっぱりスマホネイティブじゃなくてパソコンネイティブだからスマホだとあまり広い思想ができないのかなというふうにも思ったんですけど、
でも紙の、例えばけいさんの紙と付箋の違いなんかを考えると、いくらスマホの方が先にあった世代であっても、その頭の使い方の壁っていうのは超えられないんじゃないかなというふうに思ったりしました。
そのあたりの学術的な研究とかがあるのかどうかわかんないんですけども、すごく興味があるところです。
デバイスによる思考の違い
さて今日のまとめなんですけれども、一つはAIを自分の記憶の外出しツールとして使うっていうことで脳の負荷がだいぶ軽減されていますよということと、
同じAIツールでもパソコンで使うのかスマホで使うのかによって、自分のチャットの問いかけのやりとりの中身っていうんですかね、それが違ってくることがあるんだよなということ。
そこに関する気づきについてお話をしました。
さてこれを聞いてくださっているリスナーの方は、最近もう覚えられないんだよなということはありますでしょうか。
そういうところをどうAIに補完してもらっていますでしょうか。
もしこういうふうに使ってますよっていうのはありましたら、ちょいさきトークのハッシュタグやおたよりフォームから教えていただけると嬉しいです。
今日も最後までお聞きくださりありがとうございます。
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