2025-07-22 09:10

悩む時間も葛藤する余裕もなかった新人時代 #016

spotify apple_podcasts youtube

「仕事や生活で感じる葛藤や悩みは?」という質問にお答えする1週間。
初回は、新人時代のがむしゃらな日々について。
いま振り返ると、あれも葛藤だったのかもしれません。

■おたより募集

番組では、働き方やキャリアに関する悩み、聞いてみたいこと、エピソードの感想などを募集しています。隣の席の先輩だと思って、気軽にお送りください。

▶︎ ハッシュタグ: #ちょいさきトーク

▶︎ おたよりフォーム:https://form.run/@choisaki

■パーソナリティ:けい|Webと仕事を語る、隣の席の先輩

40代・2児の母。会社員を経て、現在はフリーランスとして、Web制作や中小企業のWeb活用支援に取り組んでいます。職場で隣の席の後輩にそっと話しかけるような感覚で、働くうえでのちょっとした経験や思いを音声にしています。

▶︎ Xアカウント:https://x.com/mypacecreator

▶︎ note: https://note.com/mypacecreator

#ちょいさきトーク #Web制作 #フリーランス #キャリア #仕事

サマリー

エピソードでは、新人時代の厳しい労働環境や上司との仕事に対する意識の違いを振り返ります。仕事に追われる日々の中で葛藤や悩む余裕がなく過ごした経験について語り、自身の成長や働き方の重要性について考察しています。

00:01
ちょいさきトーク 〜あなたよりちょっと先を歩いてきた人の、Webと仕事の話 〜
パーソナリティは、Webと仕事を語る、隣の席の先輩、けいです。 この番組は、働き方やキャリアに悩みつつも、前に進もうとしているあなたに向けて、
フリーランスでWeb制作をしている私、けいが、 上司じゃないけど、ちょっと気軽に話ができる隣の席の先輩のような立場で、
皆さんからのおたよりにお答えしながら、これまでの経験や気づき、 そして、そこから実際に踏み出してきた、小さな行動についてお話ししていきます。
さて、小学生以上のお子さんをお持ちの方は、今週から夏休みが始まったと思います。 うちの子供たちはまだ保育園児なので、夏休みは関係ないんですけれども。
周りのお母さん方の姿を見ていると、やっぱり小学生で夏休みが始まるというと、 親御さん本当に大変だなぁと、うちも来年から小学生なので、
この時期どうやって仕事をやっていけばいいんだろうと、今からちょっとドキドキしています。 でも、こんなに長く休みが取れる時間って、本当に人生の中でも
貴重な時間だと思いますので、 楽しい思い出が作れるように、親としてはしてあげたいなぁとは思いますね。
さて、この番組にもついに本物のおたよりで質問が届きまして、 今週はその質問に答える形で進めていきたいと思います。
愛媛県在住、30代のジミーさんからです。 けいさんが仕事や生活の中で感じる葛藤もしくは悩みはありますか?
フリーランスになる前となった後で、それぞれ聞きたいです。 葛藤もしくは悩みがある場合、それをどう乗り越えていますか?
ということで、ご質問いただきました。本当にありがとうございます。 むちゃくちゃ嬉しかったです。
今回、フリーランスになる前となった後、それぞれ聞きたいということだったんですけども、 今週4日間ありますので、これまでの私の社会人としての20年のキャリアを4分割して、
4回に分けて振り返ることにしたいと思います。 1つ目が会社員の新人の頃。次2つ目が会社員で慣れてきた頃。
3つ目がフリーランスの初期の頃。 4つ目はフリーランスで子供が生まれてからの、この4つに分けてお話をしていきたいと思います。
新人時代の厳しい労働環境
今日は新人時代の話になるんですけれども、 この頃は本当に激無でした。
そうですね、昔ながらの由緒正しいブラック企業みたいな会社だったので、 朝は早いですし、9時始業っていう一応規定なんですけど、
8時半に来ないと怒られるっていう感じだったんですよね。 帰りはとにかく遅いです。朝はタイムカードを押すんですけど、
夜はタイムカードを押すなというふうに言われてまして、 今だったら労働監督庁に垂れ込んだら一発でアウトなんですけどね。
そういう知識も何もない頃でした。 土曜日も出勤でして、会社の近くで一人暮らしをしていたので、
終電という概念もなくて、やれる限り働いていたというのがこの頃です。 今だったら絶対に無理ですね。若かったから絶対できたっていう働き方だったと思います。
働いている人たちも若い人ばっかりだったので、40代の人とかいなかったですよね。 一番上の人でも30代前半ぐらいかなぁ
だったと思います。 本社の事務系の部署とかには年齢いった方もいたと思うんですけど、現場の営業の人、
政策部の人、一番上でも30代の前半ぐらいな感じの、 本当に若い人たちだけの会社だったように思います。
仕事自体は充実はしてはいたんですけど、とにかく仕事以外のことを考える余裕というのはほとんどなくて、
気がついたらその会社に最適化された人間が一人出来上がっていると、そういう感じだったと思います。
仕事や生活の中で葛藤を感じたり悩んでいる余裕すらなかったっていうのがこの頃だったと思います。
仕事に関してはお客さんとうまくコミュニケーションが取れなかったりとか、 なかなか納得をお客さんにしてもらえなくて、
高齢の承認をなかなか得られなかったりとか、そういった悩みは案件単位ではあったんですけど、
自分のキャリアの悩みっていうのは、なかなかそこを考えるには至らなかったですね。
生活面においても土曜日も出勤だったので、プライベートがほとんどない状態でしたし、
当時は学生時代にお付き合いをしていた彼氏がいたんですけれども、その方とは休みが合わず疎遠になっていって、結局お別れをしてしまったということがそういえばありましたね。
これも悩みや葛藤といえばそうだったのかもしれないです。
考える余裕すらなくて、とにかく突っ走ってきたっていうのが、新人から3年ぐらいの間のことでしたね。
今この頃のことを振り返って思いますと、悩める余白がなかったっていうのも一つの、もしかしたら葛藤だったかもしれないですね、本人はその時そんな自覚はないですけれども。
今こうやって改めて過去を振り返る機会を作って、ようやくあれも一つの葛藤だったのかなというふうに言語化ができている気がします。
今話をしながら当時の気持ちで一つ思い出したことがあるんですけど、私結構負けず嫌いなところがありまして、当時こんなに激務だったら仕事を辞めてしまおうかって、ふっと頭をよぎったこともあったんですけど、
辞めなかった理由の一つに、当時のリーダー、上司よりも先に辞めたくないなーっていう謎の対抗意識がありましたね。
いや別になんかその上司が嫌いだったとか、そういうことは全然ないんですよ。
なんですけど、しばらくやっていく中で、自分の中でも私はもっとできるぞみたいな、そういう気持ちが生まれてきたのか、この人より先にこの場を去るのは悔しいなーとか。
ただその方がリーダーとしている限り、私はその方よりも上に行くことができないんだろうなーっていう漠然とした思いがあったので、特に根拠はないんですけど、この人より先に辞めるのは悔しいなーという気持ちがあったことを今思い出しました。
結局は、これ明日の話になるんですけれども、会社が存続ができなくなったということで、そのリーダーも地元に帰っていくわけなんですけど、
その方より先に辞めないっていうところは、あまり望む形ではないんですけれども、達成ができて、なんかがむしゃらには続けてこれて、
取り留めもなくなってきちゃったんで、この頃のことをまとめますと、正直悩んだり葛藤する暇さえないほどの激務だったというのが、会社に入ってから最初の3年ぐらいのことです。
振り返りと気づき
若かったので、こういうがむしゃらに働いた時期っていうのが人生に1回ぐらいあっても、まあいいのかなーと今になっては思うんですけれども、
でも立ち止まって悩む時間があるっていう、そういう時間を作るっていうことも、若い時期とっても大切なことかなと思いますので、
もし目の前のお仕事とか生活に追われていて、考える余裕がないなーっていうことに、もしこれを聞いて気づいた方がいらっしゃれば、
一度そのための時間をとって、しっかり体を休めて、自分のことを振り返ってみるっていうのは、とてもいい機会になるんじゃないかなって思います。
これを聞いてくださっているあなたは今、立ち止まって悩む余白っていうのを持てていますでしょうか?
もしくは、そういった自分と向き合う時間っていうのを作る習慣を作ってるよーっていう方、いらっしゃいますでしょうか?
よかったら、あなたのことをハッシュタグやおたよりにてお知らせいただけると嬉しいです。
明日は会社員として3年目ぐらいになったところで、思わぬ葛藤と直面することになった話をしたいと思います。
今日も最後までお聞きくださりありがとうございます。この番組ではおたよりや感想を募集しています。
概要欄のおたよりフォームからか、Xでちょいさきトークのハッシュタグをつけてポストしてください。
ちょいさきは平仮名、トークはカタカナです。 ちょいさきトークは平日毎朝7時更新。
YouTube、Spotify、Apple、Amazon、Stand-in、Listenなど、お好きな配信アプリでフォローしてもらえると嬉しいです。
それでは、また明日!
09:10

コメント

スクロール