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ちょいさきトーク あなたよりちょっと先を歩いてきた人の、Webと仕事の話
この番組では、フリーランスでWeb制作をしている私、けいが、 上司じゃないけど、ちょっと気軽に話ができる
隣の席の先輩のような立場で、Webと仕事について おたよりにお答えする形で語ります。
それでは、今日も始めていきましょう。 今は20代の頃の私が、実際に先輩に聞いてみたかったことをベースに
ChatGPTにおたより風の質問を作ってもらって、それに答えるという形で進めているんですけれども、 今週は私が過去に経験した失敗にまつわるおたよりを中心に作ってもらっています。
やる気を出すきっかけ
今日のおたよりの内容は、 タスクがあるのはわかっているのに、なかなか手がつけられないことってありませんか?
私もやらなきゃと思いながら、つい後回しにしてしまうことがよくあります。 けいさんはそんなやる気が出ない状態とどう向き合っていますか?
というおたよりをいただきましたが、これChatGPTがですね、 タスクを後回しにしたら偉いことですからね。
あんたAIなんだからちゃんと手をつけなさいと、 突っ込みたいところなんですけれども、ちゃんとペルソナ像に沿って回答をしてくれてますので、
気にせず素直に答えていきたいと思います。 誰しもタスクを着手するときの癖ってあると思うんですけれども、
私自身もやっぱり目の前にいろんなタスクがあるときに、 すぐできるもの、
とっかかりやすいもの、一瞬で終わるもの、 そういうものからどうしても手をつけがちになってしまいます。
タスク処理のセオリーとして、タスク管理をするまでもない小さなタスクっていうのは、 一瞬で終わらせた方がいいっていうのはあるんですけれども、
でも、現実そればっかりだと、一生残り続けるタスクっていうのが生まれちゃうんですよね。
過去の失敗談として、なんとなく気になりつつも、 どこから手をつけていいのかわからなくて、
なんとなくそのまま残り続けちゃったタスクっていうのがやっぱりあったんですよ。 お客さんもお忙しい方なので、そんなに催促もされなくて、
納期も何月何日ってはっきり決まってるようなものではなかったので、 なんとなくそれに甘えて手つかずの状態で放置してしまって、
そろそろやらなきゃな、やらなきゃなと思っていたら、 ある日突然あの件どうなりましたかっていう催促がついに入るっていうことはありましたね。
これも今週再三お話ししている共通のテーマになるんですけど、 結果として信頼に関わるところなんですよね。
そういったどこから崩していいかわからない大きなタスクっていうのも、 なんとかしてやっていかなくてはいけない。
チャンク化の重要性
じゃあなんでそういう手をつけづらいタスクっていうのが生まれてしまうのかっていうところを考えたんですね。
頭の中に最終的にこのぐらいのボリュームのサイトを作らないといけないっていう、 そういうゴールはあるんですけど、
じゃあそこに行くための道筋っていうのがはっきり決まってない状態なんですよね。 なので目的地に行くときに、
車に乗ればいいのか、駅に向かって電車に乗ればいいのか、 空港に向かって飛行機で行けばいいのかっていう、そういうのがもう全然わからない。
そんな状態なのでスタート地点に立ち尽くしちゃって、どちらにも進めないっていう状態だと思います。
こういうのってタスクの塊の大きさがとにかく大きすぎるっていうことが問題なんですよね。
なのでその大きい山を崩して、もっと手に取りやすい細かい破片に砕いてあげる必要があると。
そういう気づきに至りました。 こういう大きいタスクを細かく分けていくことをチャンク化って言ったりするんですね。
チャンクっていうのは塊とかまとまりっていう意味の言葉なんですけど、 この大きい塊を小さい塊に分けていくっていうことをチャンク化って言ったりとか、
あとチャンクダウンって言ったりとかするそうです。 このチャンクダウンの具体的な例としては、
例えばこのサイトのコーディングをやりますっていうタスクがあったとして、 これを細分化していくと、じゃあまずコーディングの前に必要な開発環境を作りましょう。
開発環境を作るために必要なこのツールをインストールするとか、 設定ファイルを書くとか、あとCSSを書くのに必要なサイトのデザインの中で使われているカラーパレットを確認して使っている色のカラーコードを書き出すとか、
できるだけ一瞬で終わりそうなタスクであったりとか、 一瞬じゃなくても1時間とかそれぐらいであれば終わりそうだなっていうタスクにどんどん細かくしていくっていう作業ですね。
これをやっていくということが重要になります。 こういうチャンク化の作業って個人で作業しているときも大切なんですけど、
結構チームの開発をやるときにこういうチャンク化の癖がついている方と一緒に仕事をすると、 とてもやりやすいなと感じることがあります。
例えばGitとかのイシューを立てるときの粒度とか、 会社でやっているプロジェクトだとバックログでタスクを作ったりっていう方もいらっしゃるかもしれないんですけど、
このバックログのタスクの粒度が大きすぎるとやっぱり動きづらいので、 実際に担当されるデザイナーさんだったりエンジニアさんがやりやすい粒度でタスクを作ってくれるディレクターさんっていうのは歓迎されますし、
この適度な粒度でタスクを分けていくスキルっていうのは、 今の時代あらゆる方が身につけるべきビジネススキルかなと感じています。
実践的なテクニック
自分で取り組むタスクに関しては、この細かいチャンク化をするときに、 できるだけ自分が動きやすい言葉で書き出すっていうことも大事ですね。
例えばこの作業の確認実行を書き出すっていうタスク作りをタスク化しておくとかでもいいですし、
エンジニアの誰々さんに相談だけまずしておくとか、そういったことからでも構わないと思うので、
何かしら自分が動きやすい言葉の使い方っていうのを、なるべく明日、あさっての自分がそれを見たときに1秒でそれを見て動けるかどうかっていうところを意識してタスクをリストアップするっていうのは大事だなぁと感じています。
これ偉そうに今私喋ってますけども、今現在進行形でそれができていない案件が本当に手元にあるので、
今喋りながら自分でこういうのを今からやるんだよっていうのをかみしめながら皆さんにお話をしています。
特に言葉の選び方なんかで言いますと、資料作成みたいな風に書いてしまうととても重い感じがするんですけど、
例えば見出しの構成を考えるとか、そういう風に変えていくと多少なりでも動きやすくなるんじゃないのかなって思います。
あとはよく言われているのが、やりづらい仕事はとりあえず何でもいいから始めろと、そうすると完成の法則みたいなのが働いて、そのまま続けてやってしまうことが多いよっていうのは結構言われたりしますよね。
ですので最終的には、いかに腰を上げるかっていうそこの気持ち一つの部分もあるにはあるんですけど、
じゃあその気持ちを持っていくための工夫っていうのは、やる気、気合に任せるのではなくて、
こうやって細かく細かく職人のようにハンマーで岩を砕いて化石を掘っていくが如く、
地道に地道にタスクを砕いていくという作業が結局は一番近道になるんじゃないかなと思います。
これを聞いてくださっているあなたには、今進まないなぁと思っているタスクはありますでしょうか。
どうしてもできないんだよねって思っていることがあれば、差し支えなければハッシュタグやおたよりでお知らせいただければ何か動き出すきっかけになるかもしれません。
また私はこういうふうに工夫してタスクを進めているよっていう情報もありましたら、ぜひおたよりやハッシュタグで共有いただけると嬉しいです。
最後までお聞きくださりありがとうございます。この番組ではおたよりや感想を募集しています。
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