2026-02-06 13:18

専門特化だけが答えじゃない。市場を変えずに戦うための選択肢 #138

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今週は「Web系フリーランスとマーケティング」をテーマに、単価や市場の話をしてきました。
単価を上げたいと思ったとき、専門特化する以外にも実はいくつかの考え方があります。
この回では、そんなにわかりやすい強みがない地方フリーランスが現実的に取りうる選択肢を整理します。これからどう動くかを考えるヒントになれば幸いです。

▼参考リンク:「アンゾフの成長マトリクス」 | 経済産業省 中小企業庁
https://mirasapo-plus.go.jp/hint/15043/

 

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#ちょいさきトーク #Web制作 #フリーランス #キャリア #仕事 #マーケティング

サマリー

このエピソードでは、マーケティング戦略としての専門特化や市場での戦い方が考察されています。特に、高単価の仕事を目指す際の市場選択や収益モデルの変更、複数の小さな強みを組み合わせる戦略が取り上げられています。また、中小企業診断士の資格を活かしてウェブ業界から新しい市場に広がる試みについて語られています。さらに、収益モデルの見直しや市場のずらし方など、リスナーの成長に役立つ選択肢が考察されています。

市場の選択肢
ちょいさきトーク 〜あなたよりちょっと先を歩いてきた人の、Webと仕事の話〜。
この番組では、フリーランスでWeb制作をしている私、けいが、上司じゃないけど、ちょっと気軽に話ができる、隣の席の先輩のような立場で、Webと仕事について語ります。
さて、今週はですね、Web系フリーランスとマーケティングという視点で、ここまで4日間お話をしてきました。
昨日は、駆け出しから中堅ベテランに経験が上がっていくにつれ、多くの人が当たるかもしれない壁についてお話をしました。
昨日ですね、高単価の仕事をやりたいんだったら、高単価が成立する市場に行かないとダメですよ、というような話をしました。
その一例として、東京の大企業向けの案件をやっている制作会社さんとか代理店と組む、というのを一つ例に挙げたんですけれども、
やや自分は別にそういう仕事がしたいんじゃないんだよね、というふうに感じた方もいるかもしれないです。
地方のスモールビジネス向けに志を持って仕事をしたいという方も多いかなと思いますし、私もそういう気持ちあるので、
その中で少しでも単価を上げていく、持続可能なお仕事をしていく、そのためにどうすればいいのかというのを今日考えてみたいなと思います。
今日の話は本当に私の中で一つ答えを持っているというものでは全くないので、皆さんと一緒に考えてみたいなと、そういう気持ちでお聞きいただければなと思います。
単価を上げるという話を昨日からの流れで考えた時に、方法としていくつかやり方、選択肢があるかなと思います。
それをまず整理してみたいと思いますね。まず選択肢の1、これは市場を変えるということです。
先ほどお話ししたことですね。単価を上げたいなら高単価が成立する市場に行くということです。
東京の大企業の大店案件、大企業プロジェクトを積極的にやると。
単価レンジが最初から違うので、高いですねというのがそもそも言われにくいというメリットがあります。
デメリットとしてはスピードとか体制、要求水準というのを地方の案件とかと変わってくる部分もありますので、そこに自分がフィットできるかということ、文化も違いますからね、というところがあると思います。
あとやりたい仕事とは限らないというのがあるのかなと思います。
私個人的にはスモールビジネスの案件も大企業向けの案件も両方大事にしてまして、
大企業向けの案件ってやっぱり技術的に高いものを試すことができるケースというのが結構多いので、
地方のスモールビジネス向けの案件だけやってるとちょっと技術的な伸びというのが自分の中で難しいなと感じることが、
皆さんがそうじゃないとは思うんですけど、私はあるので、大企業向けの案件を適宜入れていくことによってそこで技術力、知見というのをより高めていって、
それを中小企業さんのお仕事に生かすというようなバランスで今私はやってるんですけども、
必ずしもそういう東京の大企業の案件やりたくないよという方もいるかなと思うので、そういうデメリットはあると思います。
現実的にちょっと自分の今の働き方とか使える時間だとこういう大企業向けのガチガチに納期の決まった案件難しいよとか、
そういうのいろいろ事情があると思うので、そのこの選択肢が取れる人取れない人というのはもちろんいると思います。
専門特化の課題
選択肢の2番目、これも昨日ちょっとチラッと触れたんですけど専門特化するということですね。
よく専門特化しようと言うんですけども、中途半端な専門特化になってないですかという話を昨日しました。
例えばWordPressができますだけではもう今や専門特化とは言えないという時代にもなってきてますので、
本当の専門特化っていうのを考えるとなるとかなり難しいですし、結構思い切った選択っていうのをする必要が出てきます。
例えばですね採用に特化した地方の何々業向けのウェブサイトを私は得意としてますよということとか、
あとはですね例えばノートでこういう方がいたんですけども、
士業の専門のウェブ制作をやってますよというような打ち出し方をしている方がいらっしゃいましたね。
そこまで結構絞って初めて専門特化というふうに言えるのかなというふうに思います。
ここで前提条件としては今ちょっと例えば出した例で言うと、
採用というのに本当にその切り口に強みがあって今までたくさんやってきたとか、
この今例で挙げた士業の専門のウェブ制作をやられている方は、
例えば身内に士業の方がいてその内情がよくわかっているとかですね、
自分自身が士業の資格を持っているとか、業界知識が深いとかそういう切り口がちゃんとあると。
これがもう前提条件になりますよね。
だから専門特化ってやりたい、できそう、だから名乗るというよりかは、
既に持っている自分のベースにあるスキル、経験、前提条件というのを生かすものになってくるので、
そういうのがわかりやすいものが必ずしもあればいいですけども、
そうじゃない人は中途半端な専門特化の罠に陥りやすいというのはあるのかなと思います。
だから今の選択肢1、2ってどちらもできる人には強いんですけども、
誰でもできるかというとなかなかそうではないよねと。
収益モデルと強みの掛け算
じゃあそれ以外の人はもう積んでしまうのかというところなんですけども、
ここでまたちょっと他の選択肢も考えてみたいなと思います。
3つ目としては収益モデルを変えるということかなと思います。
今ターゲットにしたい市場、その市場価格の相場感、これに天井があるのであれば
単発の制作費とか1個1個のお仕事の単価を上げようとしないとかですかね。
市場を変えないし価格帯も無理に変えないけど、
お金の取り方をちょっと変えていくというところですね。
例えば月額の補助を取るとか、運用のサポートをする、定期的な改善相談に乗る、
いわゆる伴走支援っていうやつですね。
そういうのをやっていく。
例えばもう成果にコミットするというやつですね。
必ず売り上げを上げますっていうのはちょっと難しいかもしれないんですけど、
そこまでしっかり寄り添って、ちゃんとビジネスで成果が出るようにサポートしますよっていうのを歌うとかですね。
そういうことが、これも付加価値を足すということだと思うんですけども、
市場の価格というのは尊重しつつ、ビジネスモデルでカバーしていくというのが3つ目の選択肢になるのかなと思います。
ここはですね、私も今現在進行形でそういうふうにできないかなというふうに頑張っているところです。
補助とか運用とか、そういう作った後のサポート、長く長くお付き合いをしていくということで、
固定のフィーを少し増やしていけないかなというのを今試行錯誤しているところです。
これはもう収益モデルの変更というところになりますね。
4つ目の選択肢、これすごい現実的な考え方だと思うんですけども、小さな強みを掛け算するということです。
これはもう普通の人が頑張るにはもうこれかなというふうに思います。
先ほど専門特化のところでお伝えしたこれっていう武器、そういうのがあればいいんですけど、
そういう武器ない人多いんじゃないかなと思います。
私もそんな分かりやすい武器ないので、だからもう小さな強みをもういっぱい集めていくというところになるかなと思います。
例えばですね、頼みやすい、話を聞いてもらいやすいとかですね、雑な指示でも組み取って吉田にやってくれるから、
発注が楽できるとか、私の場合ですと中小企業相手の結構泥臭い案件をいっぱいやってきてるから、
レガシーな案件でもちょっと相談したら何とかしてくれるんじゃないかっていうふうに思ってもらったりとか、
そういう一個一個はすごい小さな強みになるのかなと思うんですけど、
そういうものです、もういっぱい集めれば何とかなるんじゃないかというのが現実的な今の私の戦い方になっています。
ただですね、これ福里の考え方に近いのかなと思うんですけど、
人より1.1倍優れた強み、つまりちょっとしか優れてないことっていうのは、皆さん思いつくものいろいろあるんじゃないかなと思います。
ただこの1.1倍を10回掛け算すると、2.59374てててんっていう感じで、約2.6倍になるんですよ。
なので、人よりちょっとぐらい優れたものを10個集めて、人より2.6倍の価値を提供するという、そういうのが現実的な戦い方に今なっているのかなという気がしています。
すごい地味ですね、地味なんですけども、そういうもうこれですよっていう強みがない人はもうこうやってやっていくしかないのかなというふうに思っています。
なのでここまでで何か参考にして自分に生かせるものがあれば、人より1.1倍優れた強みを10個皆さん探してもらえればなと思います。
市場を変える試み
ただですね、じゃあそんだけかっていうと、私の場合は実は一番最初に紹介した市場を変えるっていうのも実はやってるんですよ。
ただしそのウェブ業界の中で完全に別の市場に行ったっていうわけではなくて、ここまで何度かお話をしたことがあると思うんですけど、
中小企業診断士という資格を取って、その資格者の世界に入っていったという、これが新しい市場をですね、一つ開拓したということが言えるのではないかなというふうに思います。
ウェブ業界の相場感に比べると、コンサルティングとか中小企業診断士の相場感っていうのはやっぱり高いんですよね。
まずですね、経営顧問をやってらっしゃるような信頼士の方、ウェブが得意な方ももちろんいるんですけど、自分で製作してる方とか少ないですし、中には自分はデジタル系は苦手なんだっていうのをちゃんと自分で自覚して、その分野の外部パートナーを求めるという、そういう方も結構いらっしゃいます。
ですので、そういう方とですね、私が接点を持つことによって、ウェブ関係のことであれば私に相談が来るように今後ならないかなと。
実際、今まだすごくそういうふうなのが確立できているわけではないんですけど、今種まきをしているようなところで、また多くの中小企業診断士の方に私の価値を提供できるようになったらいいなというふうに今動いているところではあります。
これは市場を完全に変えたっていうわけではなくて、ウェブ製作の市場の中からちょっと中小企業診断士の市場の方に少し広げる、ずらすという、そういう取り組みになりますね。
これはですね、マーケティングの用語で言うと、新市場開拓というものに近いのかなというふうに思います。
これはですね、アンゾフという人が唱えた成長マトリックスっていうやつの一つなんですけれども、今日は詳しいことは話さないので、気になる方はリンク先に参考のページを貼っておくので、見ていただければと思うんですけど。
これ自分の事業の中でこれから成長を考えていくのにどういうアプローチをしていくかっていうのの考え方の参考になるものかなと思います。
今持っているものを既存のお客さんに提供するのか、お客さんを変えるのか、新しい強みを見つけるのか、そのどれをやっていくのかっていうのを考える。もちろん両方やっていくパターンもあると思うんですけども。
自分ならじゃあどういうふうにできるのかっていうのを、この今自分の持っているもの、自分の市場、その2つを一度目を向けてみて考えてみるというのは、とても有益なんじゃないかなというふうに思います。
そして大きく変えなくても少しずらすだけでだいぶまた見えてくるものがあるのかなというふうに思います。
今日のまとめになるんですけれども、自分の場合もですね、今現在進行形でいろいろ試行錯誤はしているんですけれども、市場を完全に変えたわけではないんですけれども、少しずらすと。
収益モデルを少し見直す。少しの強みをいっぱい積み重ねると。
これで何とかかんとかやっていっているようなところです。
わかりやすい強みとか武器になる商材を持っていればいいんですけども、そうでない普通の人はですね、こういう泥臭くやっていくしかないのかなというふうに思います。
今日紹介したどのやり方も正解不正解っていう話ではないと思うので、自分の条件やれることを考えて、自分ならこのやり方ができるかなというのを考えるきっかけにしてもらえればいいのかなと思います。
その考えるときに、今日紹介したようなこういう選択肢があるよっていうのを頭に入れておくだけでも、行き詰まったときにそこに立ち返ってもう一回考えるということはできますので、
この放送がですね、これからフリーランスとして成長していく中で、いつしか壁に当たったときに思い出してもらったりとか、
ちょうど現在進行形で同じことを悩んでいる中堅ベテランの方いらっしゃいましたら、何かのヒントになれば幸いです。
さて、これをお聞きくださっているリスナーの方はですね、何か成長の壁を感じたことありますでしょうか?今感じているとか、そういう方いらっしゃいますでしょうか?
そういう方はですね、私も同じようなことを日々考えながら、悩みながらやっておりますので、同じ共感の声とかですね、
ぜひ、ちょうど先ほどのハッシュタグとかおたよりフォームから寄せていただけると嬉しいです。
今週も最後までお聞きくださりありがとうございます。今週はちょっと真面目な話をしてしまったので、
ちょっと収録の時間も長くなりそうだなというのがあるので、雑談をですね、ちょっと一切カットしてやってしまったんですけど、
また来週以降ですね、少し雑談も入れていきながら、ちょっとライトな感じでまた進めていきたいなというふうに思います。
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それでは、また来週。良い週末をお過ごしください。
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