ちょいさきトーク 〜あなたよりちょっと先を歩いてきた人の、Webと仕事の話
この番組では、フリーランスでWeb制作をしている私、けいが、上司じゃないけど、ちょっと気軽に話ができる、隣の席の先輩のような立場で、Webと仕事について語ります。
今週は、釣り人Webディレクターのしおりさんとの対談をお届けしています。
昨日は、Webディレクターとして大切な伝え方の工夫の話をしました。 今日は、今のしおりさんのお仕事について伺っています。
フルリモートのWeb制作会社にお勤めということなので、フルリモートのお仕事がどんな感じなのかというのが興味がありましたので、そこを中心にお聞きしています。
では、今日の分をお聞きください。
今のお仕事の話に移っていきたいと思うんですけど、今、フルリモートの制作会社さんでディレクターをされているということなんですけど、
会社自体は、しおりさん、今、富山にお住まいで働かれていて、規模としてはそんなに大きくない会社さん。
そうですね。
フルリモートで働くことに関しての不安はなかったですか?
不安は、また冒頭の話でもあったんですけど、不安は一切感じるときはなかったですね。
お家で仕事できるわーい!で入りました、本当に。
入ったら大変だったですけどね。
フルリモートであることのメリットも結構あると思うんですけど、デメリットなんかも感じたりしますか?
いや、めちゃめちゃ感じますね。
本当に今は慣れたので、全然そのデメリットを補うことっていうのが自然とできてるなと思うんですけど、
最初はもうとんでもなく大変でした。毎日泣いてました。
社内とはどういう感じでコミュニケーションをとっているんですか?Slackとかチャットみたいな感じですか?
スラックではなくて、チャットワークがメインですね。
メインでチャットワークで、分からないことがあったら質問する。
それでも分からなかったらズームをつなぐとか、そういう感じでコミュニケーションをとってます。
なので、最初入社して1ヶ月、2ヶ月なんて何も分からないじゃないですか。
だから、それを何が分からないかも分からないっていう状態で、
何が分からないか分からないけど、具体的に何が分からないって言わないと何も教えてもらえないので、
何かしら何が分かりませんっていう風に言うようにして教えてもらうっていうのはやってましたけど、結構大変でした最初は。
最初会社として顔合わせみたいなのも全部オンラインで?
そうです。なかなかそういう会社も珍しいと思うんですけど、最初の1ヶ月、2ヶ月は来てもらうっていう風におっしゃる経営者の方ほとんどだと思うんですけど、
うちの会社はもう最初からリモートだったんで、なかなか珍しいとは思います。
なるほど、私ぶっちゃけ製作会社ってここの会社しか知らないっていうのがあるので、そうですねあまりその工夫っていう工夫はあまり浮かばないんですけど、例えば、いやそうだなあ、
フルリモートでも私はあんまりコミュニケーションがうまくいかないなあった方がいいなとかっていうのをあまり感じることがないっていうのは正直あるので、このフェーズ使う使わないはあの任せするんですけど、
オンラインであまりその確かにオフラインでお客さんとちょっとご飯に行こうよって言われて東京に呼んでもらったりっていうのは過去経験は実はあるんですけど、それをしないと、例えばご飯行く行かないは別としてお客さんに会わないと話が聞けないなあとかはあまり感じないかもしれないなあ。
ただまぁ実際にこう現場を見てその現場を見てよりあのワイヤーに落とし込むとかその要件定義とかの時により詳しくあの落とし込むことができるかもなぁと思ったりはすることはあります。
ただ、そうだな。わりとオンラインでのコミュニケーションでもそうだなあ。会ってのヒアリングとか経験がないんですよね。だから比較ができてないんですけど、あまりそのオンラインだからこそ難しいみたいなのは実はあんまり感じてないです。
あれですね、オンラインネイティブな感じが。
もうここの会社しか知らないっていうのがちょっとでかいですけど。
でもそのオンラインだからオフラインだからっていうことに限らず、そのお客さんとうまくコミュニケーションをとるためにこういう工夫してますよとか気をつけてますよみたいなことはありますか?
そうですね、それで言うと朝までディレクション2の内容にもちょっとかぶってくるかなとは思うんですけど、やっぱお客さんってそのウェブのこと知らないとかあんま詳しくないという方がほとんどだと思うんで、そういう人たちにもわかりやすい伝え方とか、そういうのは専門用語を使わないとかね、基本的なことにはなると思うんですけど、そこはやっぱり意識はしてますね。
で、あとやっぱ修正をもらうとき、最近担当してるお客さんが本当にテキストコミュニケーションか、その辺がちょっと苦手なんだなこの人とかって思う人はいるので、そのときにお客さんにもわかってもらいやすいような表現、例えばExcel使えますか、修正指示とかもらうときとかそうなんですけど、
使いやすい好きなツールありますかって聞いて、例えばExcelですとかWordですとか言われたとしたら、それに合わせて、例えばExcelにこうウェブサイトのスクションを貼ってあげて、これに修正指示書いてくださいとか、やっぱあうんでこっちが用意してこれに修正指示くださいでも、そのあうんの使い方がわからないとか、これじゃできないとかっていう方もいるんですよ。
じゃあ逆に何なら使いやすいですかって聞いて、それに合わせてもらうとかっていうところは工夫してる点かもしれないですね。
結構あれですよね、お客さんでWordとかExcelにスクショいっぱい貼って送ってくださる方、割と多いイメージがありますね。
だったらもう自分たちもそれに合わせていく。で、こっちが逆に貼っておいてあげたら、お客さん貼る手間少ないじゃないですか。
それはなんか意識してたりはしますかね、でもみんな多分やってるんじゃないかなって思ったりしてるんで恥ずかしいですけど。
でも結構やる側って自分、制作サイドがですね、毎回こういう手順でやったらいいっていうのをいろいろ工夫して、その自分なりの仕組み化をお客さんに出しちゃいがちなところあると思うんですね。
私もちょっと今お話を聞いて、そういうとこあるなっていうのを思って、お客さんごとにツール使い分けるとか、なかなか言葉で言うのは簡単ではあるんですけど、結構大変じゃないですか正直。
結構辛いですよね。それだけ工数取られるので、そこでやっぱりよりお客さんのやりづらいやり方でもしやってしまって、そこでコミュニケーションのタイムロスとかになるよりは、お客さんに最初から合わせちゃった方がいいかなとかって考える方なんで、そこはちょっとまめにやってますね。
そうですね。大変ですよね。
でも、そういうちょっとした手間を惜しむと、後々自分が余計、っていう経験も確かにあるので、そこは大事だなと今お聞きして改めて思ったところです。