2025-08-21 16:06

しおりさん対談④: フルリモートWebディレクション現場のリアルと工夫 #033

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今週は初めてゲストをお招きした対談週!フルリモートのWeb制作会社でディレクターをされているしおりさんが感じている苦労や、普段のお仕事でされている工夫などについてお話を伺いました。(第4回/全5回)

■ゲスト:釣り人Webディレクター しおりさん

▶︎ Xアカウント:https://x.com/webangler

▶︎ しおりさんポッドキャスト:『新米Webディレクターの頭の中ラジオ』https://open.spotify.com/show/4KWgvNb2dlnTIMnVB9hH5N?si=06d99f50fda34708

▶︎ しおりさん登壇イベント:『#朝までディレクション 2』(アーカイブ視聴購入できます!)https://cssnite.doorkeeper.jp/events/182618

■YouTubeではフルバージョンを公開!

▶︎ https://youtu.be/_Ke_b68Ohu4

 

■おたより募集

番組では、働き方やキャリアに関する悩み、聞いてみたいこと、エピソードの感想などを募集中しています。隣の席の先輩だと思って、気軽にお送りください。

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■パーソナリティ:けい|Webと仕事を語る、隣の席の先輩

40代・2児の母。会社員を経て、現在はフリーランスとして、Web制作や中小企業のWeb活用支援に取り組んでいます。職場で隣の席の後輩にそっと話しかけるような感覚で、働くうえでのちょっとした経験や思いを音声にしています。

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#ちょいさきトーク #Web制作 #フリーランス #キャリア #仕事 #Webディレクション #Webディレクター

サマリー

フルリモートで働くWebディレクターのしおりさんは、リモート環境におけるコミュニケーションや業務の工夫について語っています。彼女は、クライアントとの関係構築や情報伝達の工夫についての悩みを共有し、オンラインでのコミュニケーションの重要性を強調しています。また、フルリモートでのWebディレクションにおけるコミュニケーションの工夫やツールの使い分けが、仕事の効率を高める上で重要であることを述べています。さらに、顧客からのポジティブなフィードバックが得られる事例を通じて、提案の重要性についても語っています。

フルリモートの仕事環境
ちょいさきトーク 〜あなたよりちょっと先を歩いてきた人の、Webと仕事の話
この番組では、フリーランスでWeb制作をしている私、けいが、上司じゃないけど、ちょっと気軽に話ができる、隣の席の先輩のような立場で、Webと仕事について語ります。
今週は、釣り人Webディレクターのしおりさんとの対談をお届けしています。
昨日は、Webディレクターとして大切な伝え方の工夫の話をしました。 今日は、今のしおりさんのお仕事について伺っています。
フルリモートのWeb制作会社にお勤めということなので、フルリモートのお仕事がどんな感じなのかというのが興味がありましたので、そこを中心にお聞きしています。
では、今日の分をお聞きください。
今のお仕事の話に移っていきたいと思うんですけど、今、フルリモートの制作会社さんでディレクターをされているということなんですけど、
会社自体は、しおりさん、今、富山にお住まいで働かれていて、規模としてはそんなに大きくない会社さん。
そうですね。
フルリモートで働くことに関しての不安はなかったですか?
不安は、また冒頭の話でもあったんですけど、不安は一切感じるときはなかったですね。
お家で仕事できるわーい!で入りました、本当に。
入ったら大変だったですけどね。
フルリモートであることのメリットも結構あると思うんですけど、デメリットなんかも感じたりしますか?
いや、めちゃめちゃ感じますね。
本当に今は慣れたので、全然そのデメリットを補うことっていうのが自然とできてるなと思うんですけど、
最初はもうとんでもなく大変でした。毎日泣いてました。
社内とはどういう感じでコミュニケーションをとっているんですか?Slackとかチャットみたいな感じですか?
スラックではなくて、チャットワークがメインですね。
メインでチャットワークで、分からないことがあったら質問する。
それでも分からなかったらズームをつなぐとか、そういう感じでコミュニケーションをとってます。
なので、最初入社して1ヶ月、2ヶ月なんて何も分からないじゃないですか。
だから、それを何が分からないかも分からないっていう状態で、
何が分からないか分からないけど、具体的に何が分からないって言わないと何も教えてもらえないので、
何かしら何が分かりませんっていう風に言うようにして教えてもらうっていうのはやってましたけど、結構大変でした最初は。
最初会社として顔合わせみたいなのも全部オンラインで?
そうです。なかなかそういう会社も珍しいと思うんですけど、最初の1ヶ月、2ヶ月は来てもらうっていう風におっしゃる経営者の方ほとんどだと思うんですけど、
うちの会社はもう最初からリモートだったんで、なかなか珍しいとは思います。
オンラインコミュニケーションの工夫
ちなみに、社内だけじゃなくてお客さんともリモートでやり取りって感じですか?
そうですそうです。
時々撮影が必要とかお客さんのところに行って撮影をしたりっていうところはあるんですけど、そういう時は行きます。
だけど基本的にやっぱりオンラインですね全部。
お客さんも割と地域全国に散らばってる感じですか?
本当にいろんなところの会社さんですね。本当に全国各地。
オンラインで大丈夫だよっていうお客さんが中心になっている。
クライアントさんの規模としては大きいところから小さいところまでっていう感じですか?
いや、割と中小企業さんに当たるところが多いかな。個人の方はほとんどないんですけど、最近であったものとしてはゆくゆく上場を目指しているみたいなそういう程度のところ。
そこが割と最近は大きいところかなっていうぐらいで、ほとんど代理店を通じてのご相談も多いですし、
直案件、うちに直接問い合わせをくださるお客さんでいくと、割と中小、大企業っていうのはあまり担当はさせてもらってないですね。
でも問い合わせてくださるお客さんも、ここの会社はオンラインで打ち合わせしてっていうことで、お仕事を受けしてるってことですよね。
特にうちはオンライン専門ですみたいな打ち出し方はしてはいないんですけど、
オンラインでの打ち合わせをお願いしますっていう感じで、割とでも問い合わせくださる方で直接来てくれないのみたいなふうに言われることはあまり今のところないですね。
結構フルリモートのディレクションっていうのが、私自身もディレクションっぽいことをメインでやったのが本当にコロナの前とかが中心だったので、
今のこの2025年現在のディレクションのフルリモートでディレクションをやるっていうのがどんな感じなのかなっていうのがまあまあ興味がありまして、
結構今私がやってるお客さんが直接会ったことがあるお客さんは割とオンラインだけでうまくいくんですけど、じゃなくて何も関係性がないところからオンラインだけで関係を構築していくところのちょっと悩みというか難しさも感じることがあって。
うまくお客さんと腹を割って話ができているのかとか、聞き出すべきことを聞き出せているのかっていうのを悩むときが最近ありまして、そういうところの工夫というかどういうふうにされているのかなっていうのが興味がありますね。
クライアントとの関係構築
なるほど、私ぶっちゃけ製作会社ってここの会社しか知らないっていうのがあるので、そうですねあまりその工夫っていう工夫はあまり浮かばないんですけど、例えば、いやそうだなあ、
フルリモートでも私はあんまりコミュニケーションがうまくいかないなあった方がいいなとかっていうのをあまり感じることがないっていうのは正直あるので、このフェーズ使う使わないはあの任せするんですけど、
オンラインであまりその確かにオフラインでお客さんとちょっとご飯に行こうよって言われて東京に呼んでもらったりっていうのは過去経験は実はあるんですけど、それをしないと、例えばご飯行く行かないは別としてお客さんに会わないと話が聞けないなあとかはあまり感じないかもしれないなあ。
ただまぁ実際にこう現場を見てその現場を見てよりあのワイヤーに落とし込むとかその要件定義とかの時により詳しくあの落とし込むことができるかもなぁと思ったりはすることはあります。
ただ、そうだな。わりとオンラインでのコミュニケーションでもそうだなあ。会ってのヒアリングとか経験がないんですよね。だから比較ができてないんですけど、あまりそのオンラインだからこそ難しいみたいなのは実はあんまり感じてないです。
あれですね、オンラインネイティブな感じが。
もうここの会社しか知らないっていうのがちょっとでかいですけど。
でもそのオンラインだからオフラインだからっていうことに限らず、そのお客さんとうまくコミュニケーションをとるためにこういう工夫してますよとか気をつけてますよみたいなことはありますか?
そうですね、それで言うと朝までディレクション2の内容にもちょっとかぶってくるかなとは思うんですけど、やっぱお客さんってそのウェブのこと知らないとかあんま詳しくないという方がほとんどだと思うんで、そういう人たちにもわかりやすい伝え方とか、そういうのは専門用語を使わないとかね、基本的なことにはなると思うんですけど、そこはやっぱり意識はしてますね。
で、あとやっぱ修正をもらうとき、最近担当してるお客さんが本当にテキストコミュニケーションか、その辺がちょっと苦手なんだなこの人とかって思う人はいるので、そのときにお客さんにもわかってもらいやすいような表現、例えばExcel使えますか、修正指示とかもらうときとかそうなんですけど、
使いやすい好きなツールありますかって聞いて、例えばExcelですとかWordですとか言われたとしたら、それに合わせて、例えばExcelにこうウェブサイトのスクションを貼ってあげて、これに修正指示書いてくださいとか、やっぱあうんでこっちが用意してこれに修正指示くださいでも、そのあうんの使い方がわからないとか、これじゃできないとかっていう方もいるんですよ。
じゃあ逆に何なら使いやすいですかって聞いて、それに合わせてもらうとかっていうところは工夫してる点かもしれないですね。
結構あれですよね、お客さんでWordとかExcelにスクショいっぱい貼って送ってくださる方、割と多いイメージがありますね。
だったらもう自分たちもそれに合わせていく。で、こっちが逆に貼っておいてあげたら、お客さん貼る手間少ないじゃないですか。
それはなんか意識してたりはしますかね、でもみんな多分やってるんじゃないかなって思ったりしてるんで恥ずかしいですけど。
でも結構やる側って自分、制作サイドがですね、毎回こういう手順でやったらいいっていうのをいろいろ工夫して、その自分なりの仕組み化をお客さんに出しちゃいがちなところあると思うんですね。
私もちょっと今お話を聞いて、そういうとこあるなっていうのを思って、お客さんごとにツール使い分けるとか、なかなか言葉で言うのは簡単ではあるんですけど、結構大変じゃないですか正直。
結構辛いですよね。それだけ工数取られるので、そこでやっぱりよりお客さんのやりづらいやり方でもしやってしまって、そこでコミュニケーションのタイムロスとかになるよりは、お客さんに最初から合わせちゃった方がいいかなとかって考える方なんで、そこはちょっとまめにやってますね。
そうですね。大変ですよね。
でも、そういうちょっとした手間を惜しむと、後々自分が余計、っていう経験も確かにあるので、そこは大事だなと今お聞きして改めて思ったところです。
ポジティブなフィードバック
難しいですね。
逆に最近これはうまくいったぞみたいな案件とか、ディレクションの例とかでお話できるものとかありますか。
うまくいったぞか。どうですかね。ちょっと考えていいですか。
はい、どうぞどうぞ。
うまくいったか。なんか一つ納品前だったのに、うちの会社のグーグルマップにすごく良いものを作ってくれるようにすごく頑張ってくれるディレクターさんでしたっていうふうにコメントが入ったっていう。
嬉しいですね。
納品してないのに、頼んでないのにみたいな。
お客さんから書いていただいたっていうことはあって、それに書かれてたこととしては、やっぱり細かい要望にすごく答えてくれるっていうのはお客さんからいただいたコメントでありました。
嬉しい。
嬉しいですよね。
納品してないのにみたいな。なんか裏があんの?みたいに思っちゃったりしたんですけど。本当に嬉しかったんですけど。
そのお客さんは看板のデザインを考えていて、何か全然決まってないけど何か提案してみたいな感じで言われたんで、こういうお店はこういう看板出してると思います。出してるみたいですけど、参考になると思いますってのを出したりとか。
全然それが受注になるかならないかって話してみないとわからないけど、でもやっぱり受注は前でもちゃんと提案するみたいなところは意識してて、それが伝わったというか、うまくはまった案件だったのかなーなんて考えたりはしましたけど。
うまくいった案件だとそんな感じ。
嬉しいですね。
なかなか良かった時って反応もらいづらい、悪かった反応はどんどん来るんだけど、良かった反応をいただけるって意外と少ないので。
もう良く良いものを作るのが当たり前みたいな感じじゃないですか。だからあんまりもらいづらいのは確かにあるかもですね。
嬉しかったです。
嬉しいですよね。ありがとうございます。
はい、今日はここまでです。
フルリモートでもというか、フルリモートだからこそお客さんのために小さな手間を惜しまないというしおりさんのお仕事の姿勢が垣間見えたお話でした。
そこは自分も見習っていかなくてはいけないなという風に感じさせられましたね。
明日はいよいよ対談のまとめとして、この先のお仕事の展望について伺っています。
ぜひ明日の配信もお聞きください。
また前編をぶっ通しで聞きたいよーという方は、YouTubeの方でフル版を配信していますので、ぜひそちらもチェックしてください。
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それでは、また明日。
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