ちょいさきトーク、あなたよりちょっと先を歩いてきた人の、Webと仕事の話。 この番組では、フリーランスでWeb制作をしている私、けいが、上司じゃないけど、ちょっと気軽に話ができる、隣の席の先輩などの立場で、Webと仕事について語ります。
さて、今週は、Web系のフリーランスとマーケティングというテーマで、お話をここまでしてきました。 月曜日・火曜日で、駆け出しフリーランスが、まず注力するところで、営業っていうのが、よく言われるかと思うんですけど、
加えて、マーケティングっていう視点を持つといいよっていう話をしました。 さらに、そのマーケティングの基本として、だなどこっていう、誰に、何を、どのように、そしてどういう効果を与えられるかというところを考えて、
価値を整理していきましょうという話までが、昨日のテーマだったんですけれども。 じゃあ、ここまで考えたらですね、自然に出てくる問いというのがあります。
これは多分ですね、駆け出しに限らず、何年経っても悩むところだと思うんですけれども、この仕事をいくらでやるのかという値付けの話。
今日はこの値付けについて考えてみたいなと思います。 まずちょっと、そうですね、お勉強っぽい話を先にしますと、
まず、値段をつけるときにですね、よく多いのが、特に私たちのようなウェブ政策というですね、労働集約的、作業時間を売るという側面が多いので、値段イコール、作業時間かける時間単価、もしくは人日単価みたいな感じで計算するというケースが結構多いのかなと思うんですけれども、
実際の作業とかですね、作業料そのものだけではなくて、もっといろんな要素が複雑に絡み合ってくるなというのが皆さん感じられるところなのかなと思います。
価格というのはですね、よく言われるのが、提供する価値に対する評価だよというのが結構いろんなところで聞かれるような言葉なんですけれども、要するに妥当だと感じてもらえる
ラインというのがですね、どんな方にもあるのかなと思います。そこと実際に提示した価格がうまくマッチすればお願いしてもらえますし、満足度というのも上がってくるということなのかなと思います。
ですので、同じ作業内容でも誰がやるかとか、どんな文脈でその依頼をされるのかとか、何を期待されているのかということによって価格は変わってくるんだよというのが一つセオリーとしてあるのかなというのを抑えておきたいと思います。
値付けを考えるときにですね、よく見るといいよという視点が3つあると思ってまして、一つはまず自分側の負荷ですね。
自分側の作業としてどれぐらいの時間がかかるのか、あと精神的コストというのがあります。なんかこれ気乗りしないなっていうお仕事は、なんか高めの見積もりを出して断られてもいいようにするっていう経験がある方も結構多いのかなと思うんですけど、そういうこと。
あとは責任の重さっていうのもあると思います。こういうのを全部ひっくるめて自分側の負荷という一つ目の視点です。
2つ目が相手にとっての意味、相手目線ですね。相手にとってそれをやることで、あの相手の方のどういうお悩み事を解決できるのかとか、どういうプラスの価値が与えられるのか、いいことがあるのか、どんな不安が減るのかとか、
そういうクライアントさんや発注元の方の何かしら課題とか悩みとか価値を提供すると。それに対してどれぐらいのその仕事によってインパクトが与えられるのかっていうところが、この価格の値付けに対するポイントの2つ目になります。
3つ目はですね、これ当たり前なんですけども、意外とフリーランス一人でやってると忘れてしまうことがある、市場の感覚というのがあります。同じような仕事の相場感っていうのがやっぱりありまして、
クライアントさんが想定している価格帯とか相場感がだいたい持っている場合は、そことあまりにかけ離れていると、いくらいい提案ができたとしても、そもそも検討段階で弾かれてしまうということがあると思いますので、市場というのを見るというのは3つ目の大事なポイントになります。
この市場の話はまたちょっと今後出てくるので、頭の片隅に置いておいてもらいたいんですけれども、駆け出しの頃ですね、自分を振り返ってみても、これ3つ全部ちゃんと考えて値付けできたかというと、そんなことは全くなかったです。
多くの方はですね、まず1、自分側の負荷っていうのは見ると思いますし、市場の価格ですね、競合にあたる他のフリーランスの方がどれぐらいの金額で出しているのかなみたいなのを、結構いろんなホームページ見て調べたりとか、
先輩とかがいれば先輩に聞いたりとか、そういったことである程度市場価格に合わせていくみたいなことはされる方が多いのかなと思います。
プラス、そこに相手にとっての意味とか価値とか、そういう視点が入ってくると値付けの説得力というのも増してくるのかなと思うんですけれども、
なかなかやっぱり自分と市場だけしか目に入らないと、値付けの時にそこしか考えないということが、やっぱり経験が浅いうちはありがちかなというふうに思います。
自分ももちろんそういうふうに値段決めてましたし、相場感、プラスこれぐらいなら断れないかなみたいな感覚で決めていたりとかっていうのがありまして、
その仕事が相手にとってどんな価値を持つかまで考えて価格を出すみたいなことは全然最初の頃はできなかったですね。
それでしばらくやっていくと、だんだんですね、ちょっと値段が安すぎるんじゃないかっていうふうに思えてくると。