2025-12-15 11:20

Gmail仕様変更でメール運用を見直し、Google Workspaceへ移行した #105

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来年1月のGmail仕様変更をきっかけに長年続けてきた独自ドメインのメール運用を見直し、ついにGoogle Workspaceへ移行してメール基盤を整えました。
転送対応だけでは“届かないメール”が発生するリスクや、既存のGoogle One AI Pro契約がある場合の落とし穴も含めてお話しします。

▼参考サイト
レンタルサーバー【エックスサーバー】からのお知らせ | 2025/12/05 【重要】Gmail仕様変更(外部メール取り込み機能の終了)についてのご案内
https://www.xserver.ne.jp/news_detail.php?view_id=17164

独自ドメインメール × Gmail利用意思決定フロー -2026年1月のGmail仕様変更にどう備えるか- | 毎日堂 月~金の朝7時に届くWebマーケ関連のニュースレター
https://uneidou.theletter.jp/posts/d15df5e0-d701-11f0-8113-b3d9c641e6ff

 

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#ちょいさきトーク #Web制作 #フリーランス #キャリア #仕事

サマリー

Gメールの仕様変更により、外部メールのPOP受信機能が終了することが発表され、それに伴いメール運用を見直す必要が生じています。最終的にGoogleワークスペースへの移行を決定し、Gメールの利便性を再評価しています。Gmailの仕様変更を受けて、Googleワークスペースへの移行を決意した結果、個人用のGoogle Oneのサービスに影響が出たことが語られています。最終的に利便性とセキュリティの向上を実感しつつ、巨大テック企業の影響を感じるエピソードになっています。

Gメール仕様変更の影響
ちょいさきトーク 〜あなたよりちょっと先を歩いてきた人の、Webと仕事の話〜。
この番組では、フリーランスでWeb制作をしている私、けいが、上司じゃないけど、ちょっと気軽に話ができる、隣の席の先輩のような立場で、Webと仕事について語ります。
さて、12月も後半に入りまして、そろそろ1年の振り返りをする時期だなあ、ということを感じました。
年内の配信も、今週と来週で、年内終わりということになりますので、様々なことをですね、振り返って、今年変えたことや、導入したことをお話ししてみようかなと思います。
わあ、なんかそういう時期に、もうなってしまったんだなあ、という気がしています。
これ実際に配信されるよりは、ちょっと前に収録をしてはいるんですけれども、それでも徐々に年末感出てきたなあ、という印象はありますね。
なんとなくバタバタした感じが出てきたりとか、来年のことを考えることが増えたりとか、そういう時期になってきたんだなあ、というふうに感じます。
さて、今年私の制作環境で変わったところっていうのが、めちゃくちゃ大きく変わったっていうことはないんですけれども、それでも振り返ってみると、マイナーチェンジみたいなところが色々ありました。
外部要因で変えざるを得なかったことなんかも、ちらほらあったりします。
今日はですね、その中でも特に今月に入って出てきた新しい情報に急遽対応したという、結構タイムリーな話をしたいと思います。
先日ですね、Gメールから、Gメールアカウント上で外部のメールをポップ受信で受ける機能っていうのが、年明け1月に終了しますよ、という発表がありました。
これはですね、結構影響が大きいなあ、というふうに感じてまして、
割とウェブ界隈でもですね、結構レンタルサーバー各社さんが、こういう発表があったから、御社大丈夫ですか、っていうご案内のページを出したりとかですね。
近年のGoogleの変更発表の中でも、かなりインパクトが大きい方だったのではないかなというふうに考えています。
何も隠そう、私自身がですね、もうバッチリこの終了する構成で使っておりました。
これまでの私のメール環境がどうなっていたのかというところをお話ししますと、まず独自ドメインのメールですね。
私、メールのサーバーとウェブサーバーは分けておりまして、というのもウェブとメールを同じサーバーにしておくと、結構ウェブサーバーって柔軟にあちこち乗り換えたいなあっていうことが出てきたときに、それにたびにメールの設定変更とかするのめんどくさいじゃないですか。
なので結構お客さんにも、今後ウェブサイトの拡張が見込まれるようなお客さんには、あえてウェブとメールのサーバーを分けて運用する提案をしたりしています。
私もまさにそのように使っていまして、今ウェブサーバーの方はXサーバーにデータを置いてるんですけれども、メールに関してはMOOMUメールというサービスを使っていました。
ドメインを一番最初取ったときMOOMUドメインで取っていたので、その流れでメールアドレスとウェブサーバーの運用、サーバーを分けようとなったときに、安かったのでMOOMUメールにメールサーバーの運用を切り替えて、そこからわりと数年以上使ってきていました。
MOOMUメールの方で私の独自ドメインのメールアドレスを作りまして、そのメールをGメールの方に取り込むというそこの段階で、今回反資になってしまうGメールから外部のメールをPOP受信するという機能を使って、Gメール上でメールを全部管理をしていたんですね。
もっと詳しく言うと、まずMOOMUメールから私のGメールアカウントに転送する設定をかけていたんですよ。それに加えて、Gメール上で今回終了しちゃうPOP受信の設定をダブルに設定をして、Gメール上にメールを全部集めるという構成にしていました。
なんでこういう構成にしてたかなんですけれども、今回Gメールの外部メール取り込み機能が終了するにあたって、代わりの対応策として外部メールのサーバーからGメールの方に転送をかければいいですよというようなご案内をしているケースが結構あるんですね。
私もそのようにしばらく使ってたんですけれども、これだと運用上支障が出てたんですよ。
まずMOOMUメールの方に届いたメールをGメールに転送する段階でですね、Gメール側がこのメールのセキュリティはちょっと不安があるから、Gメール側では転送を受け付けませんよということで、ブロックしてたっていうことが結構複数回ありまして、
私のメールの方に取引先さんからのメールが届いてないということが1回じゃなくて何回かあったんですね。
で、メール来てないよってなって、あれGメールの方見ても来てないなっていう風になって、わざわざMOOMUメールの方にログインしてそっちを確認したら、そこにメールが残ってたということがありましたので、転送だけじゃダメなんだなということになり、
ただそのGメールの外部メール取り込み機能って何分か15分だったかな。結構メールが来てから取りに行くまでのタイムラグがあるので、まずMOOMUメール側の転送機能でリアルタイムでGメールに転送しておきつつ、そこからさらに弾かれたメールをポップで取りに行くっていう構成にしてたんですね。
これで取りこぼし問題はなくなったんですけれども、そこまでしないと転送だけではやっぱり仕事で使っているメールですので、どうしても不安が残ります。なので今後、今回のGメールの仕様変更でポップやめて転送だけで対応しようかなっていう考えていらっしゃる方が、もしいればそういうリスクもあるんだよというところは把握しておいていただいた方がいいかなと思います。
Googleワークスペースへの移行
そういう使い方をしている私でしたので、今回の仕様変更において真っ先に影響を受けてしまったと。どうしようかなーっていうのでちょっと考えて、やっぱりここはもうGoogleにお金を払うのが一番いいなという判断に至りました。
やっぱりGメールはですね、迷惑メールのフィルターがすごい優秀なんですよね。それだけでもだいぶ快適ですし、一番大きいのがGeminiとの連携ですね。そこが一番大きいです。
なので、ちょっと前まではそのGメールのメールをさらに別のメールクライアントで受信して、そこでメールの送受信やってたんですけども、今年に帰ってからもグラウザのGメールのあの画面にまた戻ってきたということもありましたので、なかなか出すGメールも難しいということで、Googleワークスペースをいよいよお金を払って使うことになりました。
もともと去年ぐらいからですね、ムームメールやめたいなーっていうのはずっとうっすら考えてまして、どうしても昨今メール認証周りの設定ってどんどん厳しくなっているので、私の構成だとこのDキムとかDマークとかその辺のメール認証周りの設定がですね、ムームメールは対応してないわけじゃないんですけども、その辺が割とブラックボックスになってて、自分でなんかうまいことDNSのレコード編集で対応できないっていうのもありましたし、
なんかちょっと融通が効かないところとかもあって、やめたいやめたいなーってうっすら考えてたところに今回のGメールの仕様変更が出てきたので、今だなということで、いよいよ重い腰を上げてGoogleワークスペースにお金を払いました。
払ったんですけども、ここでちょっと私もミスりまして、私Gメールのアカウントをですね、仕事用の使っているアカウントをGoogleワークスペースにするときに、そのアカウントをGoogleワークスペースに切り替えるっていう契約の方法で申し込みをしたんですね。
で、もう一個は今使っているGメールとは別に独自ドメインのGメールアカウントをもう一個作るっていう申し込み方もできるんですけど、管理するアカウントが増えるのが嫌なので、今使っているGメールアカウントでワークスペース使うっていう風にしたんですよ。
で、これをやるとですね、何がミスったかと言いますと、私そっちのGメールアカウントで個人のGoogleの有料サービス、Google OneのAI Proっていう有料プランなんですけど、そっちを使ってたんですね。
で、ワークスペースに移行しますと、そっちのAI Proの機能がですね、無効になってました。
そもそもGoogle Oneは個人アカウント用のサービスで、Googleワークスペースは企業用、組織用のアカウントなので、全然ものが違うんですね。
で、そっちをワークスペースに切り替えたことによって、Google Oneの方の有料サービスが使えなくなってました。
で、私もですね、最初ケチってですね、ワークスペースの方を一番安いスターターっていうプランで申し込んだんですよ。
で、ただそのスターターのプランがですね、Geminiとかが無料プランレベルになってしまうので、ワークスペースに切り替えた瞬間にGeminiさんの頭が悪くなるとかですね、今まで使えてたGeminiの連携機能が根こそぎ使えなくなるという風になってました。
あーしまったなーと思って、それでもまぁいっかーと思って数日使ってみたんですけど、やっぱり一回味わってしまった便利さっていうのは戻れないなーっていうのがありましたので、
このGoogleワークスペース申し込んでしばらく無料のお試し期間っていうのがあるんですけど、その期間が満了して正式な課金が始まる前にスターターからスタンダードのプランに上げてしまいました。
さらにもともと契約していた個人用のGoogleワーンはですね、あれ年契約しちゃって前払いで1年分バーンって払っちゃって半年分くらい残ってたんですけど、それはもう戻ってこないお金になりました。
こういう年払いにするか月払いにするかっていうのはなかなか迷うところなんですけど、ちょっと悔しかったですね。私が調べが甘かったっていうのが一番の原因なんですけど。
でもこういうお金はですね、もうすでに払ってしまって戻ってこないお金というのは、一般的に産区コスト、日本語だと埋没費用とか言うんですけど、今後意思決定をするにあたって一切考慮してはいけませんですよというセオリーがありますので、
私も一位中小企業信頼士としてですね、産区コストにとらわれることなくGoogleワークスペースにえいやと乗り換えをいたしました。
移行後の影響と今後の決定
結果便利に使えていますし、セキュリティ関係もかなり万弱になりましたので、その辺メリットはすごくあるのかなというふうに考えています。
とはいえですね、もうGoogleに囲い込まれてしまっているのは実感するところではあります。
めちゃめちゃGoogle推しかっていうと別にそういうわけではないので、なんかうまいことをGoogleにしてられてるなというのが正直なところです。
こういうですね巨大テック企業の意思決定一つで、いろいろ業務環境周り変えないといけないということは本当に黄金にしてあるなというのが今日のまとめです。
いやーこうやってまた課金するサービス増えていくんだなというところですね。
さてこれをお聞きくださっているリスナーの方は、今回のGmailの仕様変更に関して何か影響を受けますでしょうか。
もしくはクライアントさんでこういう使い方をしているので対応が必要になったという方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
こういう対応があったよーというのがございましたら、またちょいさきトークのハッシュタグやおたよりフォームでお知らせいただけると嬉しいです。
明日も制作環境周りで今年変更したところなんかの話を引き続きしたいと思います。
今日も最後までお聞きくださりありがとうございます。この番組ではおたよりや感想を募集しています。
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