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ちょいさきトーク 〜あなたよりちょっと先を歩いてきた人の、Webと仕事の話〜。
この番組では、フリーランスでWeb制作をしている私、けいが、上司じゃないけど、ちょっと気軽に話ができる隣の席の先輩のような立場で、Webと仕事について語ります。
観光フェリーの運行状況
私は、9月の下旬に1週間ほど休みを取りまして、そのうちの2日間を使って家族旅行に行ってきたんですけれども、
その時の、その旅行に行く前の準備の時ですとか、あと行った旅行先の体験の中で、Web制作者としてだったりとか、もしくはビジネスを支援する仕事をしている立場として、
いろいろな気づきがありましたので、その話を今週4日間ありますので、してみたいなと思います。
まずどこに行ってきたかなんですけれども、三重県の戸場と島、戸場水族館に1日目行きまして、2日目に島スペイン村に行ってきました。
戸場って名古屋から車で2時間ちょっと、休憩入れながら行くと2時間半、3時間はかからないぐらいで行けるぐらいの距離で、わりと東海地方からは定番の観光地というような場所になります。
1日目、戸場水族館で結構丸々1日過ごしまして、その後車に乗って島市に移動して、島市内の旅館ホテルに泊まって、次の日、島スペイン村で丸1日堪能して帰ってくると。そんなスケジュールでした。
1日目、戸場水族館で半日過ごして、その後観光フェリーに乗ろうかなっていう話をおととしてたんですね。
結局、戸場水族館が子供たちが気に入りすぎて、そこでほぼほぼホテルに向かう時間まで過ごしてしまったので、結局観光フェリーには行かなかったんですけれども。
この観光フェリーのウェブサイトを私が見たときにちょっと思ったことがあったので、その話をまずしたいなと思います。
観光フェリーとか遊覧船って、天気が悪いと欠光になることがあります。
去年は福井県若狭湾の方に行ったんですけども、若狭湾の遊覧船に乗ろうとしてて、雨は降ってなかったんですけど風が強かったので、欠光になってしまって乗れなかったっていうことがあったんですね。
今回もちょっとお天気が心配だったんで、せっかく行ったのに無駄足になるとまずいなぁと思ったんで、まず事前にやってるかどうかチェックしようと思って観光フェリーやってるところのウェブサイトを見に行ったんですよ。
その当日の運行状況とか載ってないかなっていう風に見たら載ってないんですね。
さすがに所在地とかフェリーの乗る時のお金とかは書いてあったんですけど、今日動いてるかどうかっていうのがわかんなくて、そのサイトのフッターの方にTwitterとFacebookのアイコンがあったのでそこを押してみたんですよ。
押したらページ上部に戻りました。
よくあるデザインテンプレートでSNSのアイコンがフッターに配置してあって、リンク先がハッシュでダミーで入れてあるっていう、あのまんまの状態なんですよね。
職員の人とか手作りでやったのか、外部の制作会社さんみたいなところが入ってるのかちょっとわかんないんですけど、これリンク先ないなら消しとけよっていう話ですよね。
SNSなら運行状況をリアルタイムでつぶやいてたりするかなと思ったんですけど、それもなくて、結局その日フェリーが動いてるかどうかってわかんなかったんですよ。
今って本当にいろんなところの観光の場所がある中で、インバウンドの方の旅行者の需要も増えてて、その中でやっぱりお客さんの引っ張り合い、奪い合いみたいなところはあると思うんですよね。
宿泊施設のアメニティ情報
で、その中でこういう、今日やってるかどうかっていうのが出てないっていうのは、やっぱり機械損失が激しいんじゃないかっていうのをすごい思いました。
まあそういうとこだよ、地方の観光で生き残りたいならそういうとこちゃんとしないとダメだよっていうのを思ったんですよね。
で、もしかしたら本当にプロの方は入ってなくて、運用してる会社さんなり団体なりの方だけでやってるかもしれないんですけど、
もしその制作会社さんとかそのプロの立場でこういった観光の仕事に携わることがあれば、旅行者の方が何を見たいのかっていうところをやっぱりちゃんと考えていく必要があるなというのをものすごく感じました。
これは本当に自分の自戒も込めて気をつけないといけないなと思ったところです。
あともう一個、これ宿泊したホテルのサイトでもちょっと不便に感じたことが一個ありまして、
前の日に旅行の荷造りをしてたんですけど、その時に旅行先のお部屋にアメニティーが何があるかっていうのを知りたかったんですよ。
一泊なので、自分の化粧水とかそういうの全部持ってくるのめんどくさいんで、ホテルで使えるものあるかなっていうのを調べたかったんですね。
実際フロボアの大浴場とか、私供品のこのでっかいボトルの化粧水、乳液、よくあるのはつばきオイルとか麻油とか、ああいうやつはよく置いてあると思うんですけど、
結構最近ホテルだとフロントでチェックインするときに、小分けになった1回分ずつの小さい小袋に入った乳液とか化粧水のセットみたいなやつ、
あれをくれるホテルなんかもあったりするので、そういうのもらえるんだったらわざわざボトルに自分の化粧水とか詰め替えて持っていく必要ないんで、
そういうのあるんだったら荷物1個減るなーと思ったんですけど、そういうサービスがあるか調べたんですけど、ちょっとどこにそれが書いてあるのかがわからなくて、
ホテルのウェブサイトに行ってアミニティ情報っていうのを見たかったんですけど、なかなか探せなくて、その辺の情報がまとまってるページがあると便利なのになーっていうのをすごく感じました。
例えば、明日宿泊される方向けっていうようなページが1個まとまってたりすると、ものすごい便利なんだろうなーっていうのを思ったので、
これも宿泊施設のウェブサイト作る人なんかは、オーダーがあった時にこういうのがあるとお客さん便利ですよっていうのが提案できるといいのかなーっていうのを思ったりしましたね。
今紹介した2つのサイトの事例を見ても、これ多分運用してる人、サイトのオーナーさん、観光フェリーの運営してるところだったりとか、ホテルのオーナーさんとか、
そういう方々だと、もう当たり前すぎて気づいてない部分とかがきっとあると思うので、そういったところにその制作者プロの立場として関わることになった場合に、
できるだけその利用者としてどういうサイトがあるといいのか、どういう情報が欲しいのかっていう、そういう視点を提供してあげるということは大事なのかなというふうに思います。
利用者の方っていろんなシチュエーションでサイトを見ると思うので、観光宿泊に関して言えば、観光地、行き先を選ぶ段階、
選んで決めても行くぞっていうのが決まってその後の段階、直前の段階、あとは訪問後にあそこどういう風だったかなとか、忘れ物しちゃったから連絡先どこだとか、
旅行情報の重要性
事後に確認するっていういろんなシチュエーションがあると思うので、そのどういう時間軸があるのか、アクセスされるのかっていうのをちゃんと整理した上で、
その時々のニーズっていうのが何なのかっていうのをちゃんと整理してあげるっていうことが大事なんだろうなというのを改めて認識しました。
今、HTMLとかデザインも簡単なデザインだったら濃厚度のツールとかAIとかで簡単にできてしまう時代になったからこそ、
こういう視点をちゃんと持って提供できるっていうところが我々ウェブ制作者、プロとしてのウェブ制作者としての価値かなという風に改めて認識するべきことだったので、
またこの旅行で得た気づきをまた明日からの仕事に生かしていかねばなという風に思いました。
こういう利用者目線で何か不便だなっていうサイトって、今回の観光地の話に限らずですね、結構よく出会うシチュエーションっていうのがあります。
例えば飲食店なのに定休日とか営業時間が書いてなかったりとか、あと外観の写真が載ってないとかですね、
あと足の悪い人を連れて行きたいのに段差があるのかないのか、店舗が2階だった時にエレベーターとかがあるのかないのかがわからないとか、
あと結構全国チェーンの場合ですと、なんとか地方なんとか地方っていう風に店舗一覧で分かれてるんですけど、
そのなんとか地方のどこを見ればいいのかわからないっていうのがあったりとか、
何市何区とか何々郡何町とかっていう風に店舗一覧が分かれてるのに、そこの場所が何区なのか何町なのかわからないとか、
そういう利用者目線で見るとなんでそういう風にしたんだろうっていうこと結構たくさんあるんですけども、
そういうのって作ってる当人は気づかなかったりとかするので、ちゃんと利用者目線でチェックする人が絶対必要だなという風に感じました。
戸場水族館の体験
ただこの全国チェーンならではのサイトの分かりづらさ問題っていうのは、ちょっと今回の話とずれるので、またどこかで話してみたいテーマだなと思いました。
ちょっとストックしとこうかなと思います。
ちなみにですね、戸場水族館、私は子供の頃ぶりぐらいに行ったんですけれども、なんか見やすかったですね。
戸場水族館の特徴って、この順路が決まってないんですね。
矢印がなくて、普通のこういう水族館とかだとこの順路で進んでくださいねみたいな、大体の動線みたいなのがあると思うんですけど、そういうのがなくて、
どっち行ってもいいですよっていう、そういう風になってて、入って右に行っても左に行ってもどっち行ってもいいよっていう風になってるので、
例えばそのショーの時間に合わせてこっち行ったりとか、あと子供がまた見たいところに逆走して戻っていたりとかってそういうのが自由なので、
そういった意味で、子供連れとしては回りやすくて、すごい良かったです。
ラッコが今、戸場水族館に2頭しか日本にはいないんだったかな、人気だったんですけど、
ラッコも見れましたし、アシカのショーも最前列で見れたりとか、いろいろしたので、
1歳の子は大きい水槽でトドみたいなのがワーって泳いでるのをものすごく興奮して見てましたし、
お姉ちゃんも弟くんも2人ともかなり堪能できたようで、本当に良い旅行だったなという風に思います。
さて、これをお聞きくださっているリスナーの方は、旅行やお出かけの時に、
ここにこれが書いてあったら助かるのになーと思ったようなサイトとか、
普段何か調べ物をしていて、なんでこの情報書いてないんだみたいな風に思ったことはありますでしょうか。
もしありましたら、ちょいさき遠くのハッシュタグやおたよりフォームから教えていただけると嬉しいです。
最後までお聞きくださりありがとうございます。
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