家族旅行の思い出
ちょいさきトーク 〜あなたよりちょっと先を歩いてきた人の、Webと仕事の話〜
この番組では、フリーランスでWeb制作をしている私、けいが、
上司じゃないけど、ちょっと気軽に話ができる隣の席の先輩のような立場で、Webと仕事について語ります。
今週は、私が先日休暇を取って家族旅行に行った時に、Web制作者として気づいたこと、
企業さんのビジネスを支援する立場として、いろいろ思ったこと、気づいたこと、なんかお話しする、そんな週にしています。
昨日は、旅行中に見たウェブサイトに、欲しい情報が載ってなかったっていう話をしたんですけれども、
今日は最近、なんかバズワードみたいになっている、DXという言葉について考えてみたいなと思います。
旅行の2日目、私たち家族は島スペイン村に行きました。
テーマパークですね。楽しかったですね。特に5歳の上野子は、かなり堪能していました。
平日だったので、やっぱり乗り物とかそんなに並ばずに乗れたんですよね。
ちょうど上野子が、身長110センチっていう身長制限のあるライドの乗り物に、一番最初そこにあったので、身長測ったらちょうど110センチ到達してたんですよ。
やったねーって言って、それ乗ったら、結構その室内型の暗いところを走っていくやつで、
わりと私が乗っても、ちょっとこれ激しいなっていう、ちょっと怖いやつに乗せちゃって、
戻ってきた時、すごいベソをかくような顔をしてて、怖かったっていう感じで戻ってきて、
ごめんねごめんねっていう風で、ちょっと一発目刺激が強すぎるところに乗っけちゃったので、これ大丈夫かなぁと思ったんですけど、
一発目にそれ乗ったからかどうかわからないんですけど、その後結構いろいろ自分でこれ乗りたい、あれ乗りたいっていう風に乗ってくれまして、
例えばよくあるティーカップの乗り物、スペインなので、トマトの形をしたそのティーカップ風の乗り物に何回も乗ったりとか、
あと、ちょっと軽めのジェットコースターみたいなやつ、こうバーっと速い空転、多少こう登ったり降りたりとかっていうのもあるやつに乗ったんですけど、
それも面白かったっていうので、2,3回乗ったりとか、あとちょっと高いところから水しぶきがジャバーっと落ちるような、そういうライドの乗り物も乗りましたし、
1日ですごいいろんな乗り物に乗れるようになりましたね。
ちなみに私自身はですね、そういうジェットコースターとか、速い系、落ちる系はそんなに苦手じゃないんですけど、回る系がちょっと苦手で気持ち悪くなっちゃうので、
さすがに何回も何回も繰り返しに乗ると、最後の方ちょっとだいぶ気分悪くなってきて、ちょっと休憩休憩みたいな、そんな一幕もあったりなんかしました。
ちなみにですね、島スペイン村って大阪の小学校の修学旅行で来てるっていうのが結構多くてですね、
割と何校か同じ学校の団体と、前の日の戸場水族館にいたのと同じ小学校の子たちが次の日またスペイン村でいたりとか、そういうことがあったので、割と定番コースなんだなという気がしましたね。
そのライド系の乗り物に乗った時に、その小学校6年生の子が1回席に座って、やっぱりちょっと怖いからやめるって言って途中で出て行った一幕とかがあって、
それを見て、うちの5歳の子もちょっと不安そうな顔をしていたりとかしたんですけど、最終的に戻ってきたらスッキリした顔をしていたというようなこともありました。
紙の地図の必要性
ここから本題なんですけど、島スペイン村って、今、紙の地図、パークガイドが完全に廃止されてまして、アプリでの案内だけになってたんですね。
これが、ペーバーレス化の時代の流れなのかなと思ったんですけど、やっぱり紙のパークガイドはあった方がいいなっていうのをすごく感じたんですよね。
で、私もスマホに島スペイン村のアプリ入れて、パークガイドをスマホで見たんですけど、やっぱり実際に使ってみると画面が小さいんで、全体を把握するのがちょっと難しかったんですね。
で、今待ち時間何分くらいっていうのがリアルタイムで出るっていうのはすごい良かったんですけど、やっぱり紙でパッと広げて全体を見渡すっていう、あの使いやすさに勝るものはないなっていうのを感じました。
で、あとやっぱり思うのが、子連れなので、スマホを子供に持たせるとか、持たせなくても子供のいるところでスマホを出したくないっていうシチュエーションって結構多いんで、
そういう時に、スマホめんどくさいな、出したくないな、紙の地図があればなっていうのはすごく感じました。
紙だと子供に渡して、これ広げて、今ここだから、今からここに行くんだよっていうのを一緒に見れたりとかするので、やっぱりあった方がいいなと思いますし、
結構私が行った時にあったのが、割とご高齢の方の家族旅行っていうのも見かけまして、
今ご高齢の方でもスマホ結構使いこなしている方多いとは思うんですけども、やっぱりちょっとスマホのみっていうのしんどいんじゃないかなっていうのは思いましたね。
紙の地図って持って帰れるので、情報を提供するツールであると同時に、なんか思い出のグッズみたいにもなり得ると思うんですよね。
スタンプがあったら子供がスタンプをしたり、その気に入ったところに書き込んだりとか、そういったのも家族旅行の楽しみの一つになると思うので、
情報だけじゃなくて、何か体験の一部として残る価値があるものなので、やっぱり観光地でペーパーレスも行きすぎるとちょっともったいないなという気がしました。
紙の地図をなくしてアプリだけにするってことによって、どれぐらいのコスト削減になっているのかっていうのが、ちょっと明確な数字が私にはわからないんですけれども、
そういうデータがあれば見てみたいなという気がしたんですけど、それを補ってあまりある体験の損失がそこにあるんじゃないかなという気がしてしまったので、
ここはもしそういうのを制作するのに関わっている会社さんとかあれば、毎回お話を聞いてみたいなというふうに思ったりしましたね。
DXと顧客体験のバランス
こういうペーパーレス化の流れって、このスペイン村に限らずいろんなところであると思うんですね。
普通に街中のいろんなお店さんでもポイントカードがアプリに変わったりとかっていうの最近そういうの多いと思うんですよ。
わりと久しぶりにお買い物をしたお店でポイントカードを久しぶりに出したら、
今こっちに変わったんでこのアプリをダウンロードして登録していただけますかって言われることとか結構あるんですけど、
その時に割と思うことがありまして、これアプリを店頭でダウンロードしてって言われること多い割には、
そこのお店にじゃあWi-Fi用意しておいてくれよっていうのをすごい思うんですね。
で結構商業施設の中で電波が5Gが私のiPhoneが古いタイプだからかもしれないんですけど、
4G回線しか来てないっていうこととかあって、そこでこうアプリダウンロードすると割と結構時間がかかっちゃいますし、
そもそも私Wi-Fi環境のあるところで普段生活してますので、契約してる、なんていうんですかね、ギガスって言うんですか。
あれほんと一番低いやつにしてるんですよ。それでも余るぐらいで収まってるんですけど、
たまにそんなね、出先でアプリダウンロードしろって言われても、それを見越した契約はしてないよっていうのをいつも思うわけなんですよね。
それはお店の人には言わないんで、ちゃんとダウンロードはしますけど、
なんかちょっと、何だろうな、最近いろんな場面でDXイコール顧客に手間を転化させてるっていうのをDXだと思ってるっていう会社が多いんじゃないかなっていうのをすごい思うんですよ。
でコストを削減とか、お客さんに安い価格でいろんなサービスを提供するためにある程度セルフ化っていうのを受け入れるのは、
こっちの顧客サイドとしても、それはしょうがないかなっていうふうなのを思いますので、何から何までそういうのは受け入れないよっていうことはないんですけど、
にしてもそこまでお客にやらせるみたいなシチュエーションが増えてはいるなという気はしてます。
結局のところ、効率と顧客体験のバランスをどう取っていくのかっていうところはもう経営判断になってくるので、
これが正解ですよっていうのはないんですけれども、じゃあビジネスの経営者の立場として、うちの顧客はどういう体験を提供してあげるのがいいのかとか、
そういったところもちゃんと考えた上でデジタル化を進めていかないと、何か失っているものが多いんじゃないかなというのも思ったりします。
我々ウェブ制作者しかり、デジタルの側で何かをクライアントさんに提供する立場として考えないといけないこととしては、
やっぱりそういうのを進める時こそ実際に使う人の体験がどう変わっていくのか、
その顧客の方側に発生するコストっていうのをどう考えるかっていうのもセットでやっぱり考えてあげる必要があるなというふうに思います。
情報だけじゃなくて体験とか思い出とか、そういったので残る価値をどう扱うかも含めて、
やっぱりビジネスに関わる人間は考えていく必要が今後あるんだろうなというふうに感じましたので、今日のトピックとして取り上げてみました。
さて、これを聞いてくださっているリスナーの方は、最近便利になったようで何か使いづらいなっていうふうに感じたサービス、
そういったものはありますでしょうか。もしくは、なんかこのDXは失敗してるんじゃないかみたいなのに出会った経験はありますでしょうか。
もしありましたら、ちょいさきトークのハッシュタグやおたよりフォームからお寄せいただけると嬉しいです。
この問題はみんなで考えていきたいなというふうに感じています。
明日も旅行の気づきから私が思ったことをお話ししたいと思います。
最後までお聞きくださりありがとうございます。この番組ではおたよりや感想を募集しています。
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