上司じゃないけど、ちょっと気軽に話ができる、隣の席の先輩のような立場で、Webと仕事について語ります。
今週は私が、久しぶりに本格的な登壇をした、その振り返りについてお話をしています。
独立直後に経験した登壇が、ちょっと反省だらけだったんですけれども、
そこから振り返って、今回はここはできたぞ!というような、
自分の本格的な登壇をした、その振り返りについてお話をしています。
振り返って、今回はここはできたぞ!というような、ちょっとポジティブな振り返りを中心にお話をしているんですけれども、
その中で、特に準備が大事だよ!という話を、昨日、一昨日してきました。
今日も準備の話になるんですけれども、特に準備の中でも、スライドの作成と当日のタイムテーブルの作成、
ここで私が工夫したこと、この話をしたいなと思います。
まず、昨日までの話で、スライドを作る時ですね、いきなりスライドを作り始めるのはあまり良くないよ、というような話をしました。
結局、過去の登壇で、自分が話せることを起点に内容を決めてしまって、それが反省になったというお話をしたんですけれども、
今回は、誰に何を伝えたいのかというところを、ちゃんと軸を明確にしてから構成を考えたというところが、大きなポイントになります。
そこまでやった上で、スライドを具体的にどう作っていこうかというところなんですけれども、今回はですね、私、Canvaを使いました。
今までの登壇では、MacのKeynoteを使っていたんですけれども、今年からCanvaのスライド作成を使うようになりました。
Canvaの良いところって、これはよく言われるんですけれども、テンプレートが本当に豊富なのが揃っているというところですね。
その中で、私に合いそうなテンプレートがちょうど見つかったということもあり、スライド作成はCanvaで作り込みをしました。
テンプレートが好みということであれば、別にPowerPointでも、Keynoteでも、Googleスライドでも、探せば色々あると思うんですけれども、
たまたま私が今回、これがいいなと思ったテンプレートはですね、情報の整理の仕方がすごくシンプルにまとまっているテンプレートだったんですよ。
デザインが良いとかっていうことではなくて、この形に自分の言いたいことをまとめていけば、きっと伝わりやすくなるなって思えたんですよね。
どうしてそう感じたのかっていうと、何かを伝えるときにポイントを必ず3つ、もしくは4つにまとめるっていうテンプレートになってたんですよ。
これはちょっと口で説明するとわかりづらいと思うので、今回のスライドではないんですけども、私がその前に7月に登壇したSEOの話をしたときのスライドが、
今一般公開しているものがあるので、それをちょっと概要欄に貼っていくので見ていただくと手っ取ればいいかなと思うんですけど、
今から話すことのポイントはこの3つです。ポンポンポンっていうテンプレートがありまして、
もしくはもう少し細かく項目を並べたい場合ですと、4つポンポンポンポンって伝えたいことを並べるっていうそういうテンプレートになってたんですね。
これ何も型がない状態で伝えたいことを考え始めると、あれも伝えたい、これも伝えたいっていうので数がどんどん増えていってしまうんですよね。
過去の私の登壇を見てもその辺の整理がうまいことできてないなっていうのがやっぱり反省点としてありました。
キャンバーのこのスライドのトンマナを絶対に崩さないっていうところを守って作る。
それは自分のルールとして課してたんですけれども。
そうなるとそのスライドに収まる項目数プラスそのスライドに収まる文字数っていうところをすごく意識するようになるんですね。
相談の経験が浅いときってスライドの中に自分の読み上げたい文言をついつい結構文章的に入れちゃったりする、そういう傾向あるのかなと思うんですけれども。
それを防ぐためにとてもいいテンプレートだったなというふうに感じています。
例えば今日始めるときに今日の伝えたいことはこの3つです。
1、2、3、セクション1、セクション2、セクション3っていう必ず3つに揃える。
その中で次のテーマのポイントはこれです。
1、2、3って必ず3つにまとめる。
この繰り返しですね。
もうそういう型、この型から絶対にそれないっていうのを守るだけで、なんかやっぱり作りやすかったですね。
本当に視覚的にわかりやすく情報まとまりましたし、文字数が揃うっていうことでダラダラしないスライドっていうのが自然に作れるのかなというふうに思いました。
そこにですね、フリー素材のところでちょっとピクトグラムというかシンプルっぽいアイコンでいいのを用意してくださっているサイトを見つけたので、
そこの素材で統一をして全体的なトンマナが揃うように工夫して作りました。
やっぱりウェブ系のセッションだとデザインが得意な方多いので、そういった方たちのスライドってめちゃくちゃかっこいいんですけれども、
そこまでのことは私はできないにしても、無駄に自分で装飾しないっていうところは徹底したのは良かったのかなと思います。
スライドちょっと苦手だなぁ、うまくまとまらないなぁという方は、こういう良いテンプレートに出会えると変わってくるかもしれないですね。
次の工夫としましては、当日どういう流れで進めるかというタイムテーブル作り。
ここに関しても今回自分なりの工夫をいろいろ加えました。
さっきスライドのところでも話したんですけれども、セクションを3つで統一するというところですね。
セクション1、2、3の3本立てでどの回も構成すると、そこを守りました。
3回とも必ずワークを入れるというのを意識してますね。
これは2時間のセッションだからできたというところはあるんですけれども、2時間聞くだけでなかなかしんどいですよね、やっぱり。
なので少し息抜きをしたりとか。
あと今回オンラインじゃなくて、実際に会場に集まって、わりかし少人数でやるセミナーだったので、
参加者の方同士の交流できる時間というのも作りたいなと思いましたので、
まず紙にこういうテーマで考えてくださいというワークを出しまして、
それを隣の方と見せ合いっこしてお話ししましょうというような時間を作ったりとか。
やっぱり聞くだけよりもちょっと手を使う、動かす、頭使うと理解の定着というのが全然違いますし、
やっぱり参加したぞという感触も得られますし、
特にこういうリズムっぽい講義内容、特にウェブマーケティング、ホームページとSNS活用しましょうという話だったので、
今日持ち帰ってすぐ明日から試せるみたいなそういう感触ってとても大事だと思うので、
ワークはなるべく多く入れるようにしましたね。
ワークを入れるって講師側にもすごくメリットがありまして、
自然とメリハリがつくっていうのもありますし、
参加者の方たちが自主的に動いてくれることによって会場の空気も温かくなりますし、
あとは時間の調整がしやすいっていうのがありますね。
そこまでの座学の講義の時間の早い遅いによってワークの時間を微妙に調整したりとか、
また参加者の方に発表してもらわないその場で時間見ながら調整して発表なしにしたりとか、
発表するにしても人数何人にするとか、
そのあたりも柔軟に対応ができますので、
そのバッファー作りとしてもワークの時間を設けるっていうのはとてもメリットが大きいなというふうに思います。
講師、受講者双方にメリットが大きいのかなというふうに感じますね。
タイムテーブルを作って自分の手元に置いておくんですけれども、
ここでもう一つ大事なことが喋ること。
ある程度そのスライドごとに何を喋りたいかっていうのをメモを作っておくんですけれども、
そろそろまとめに入りますけれども、今回準備に半年時間をかけることができたんですね。
今回半年取れたっていうのはたまたまそういうスケジュールだったからできたので、
毎回こんなに長く時間準備が取れるとは限らないんですけれども、
でも準備の期間は長く取れるに越したことはないなというのはすごく感じましたね。
登壇が決まった瞬間に、もうじゃあ構成とかそのターゲットどうするのかっていうところ。
もうすぐ動き始めるべきだなというふうに思いました。
たまにですね、セミナーというかイベントなんかに行きますと、
手だれのスピーカーさんが直前にスライド作ってるみたいなところを
私何回も目にしたことがあるんですけれども、
これは本当に手だれの技なので、初心者は絶対に真似してはいけないなというふうに思いました。
特に話し慣れてない方にとって直前のバタバタって大敵だと思います。
できるだけ構成は登壇が決まってすぐ、早ければ早いほどいいのかなというふうに思います。
手だれの方はですね、すでに頭の中に話すことがあって、もしくは過去の登壇経験があって、
そこから焼き直して直前にスライドだけを組み立てている状態なのかなと思いますので、
経験の浅い方が絶対それを真似すると事故るというのだけはお伝えしておきたいなと思います。
私先日ですね、自分のノートの方に登壇の準備についてまとめた記事がありますので、
今回のテーマと重なる部分あるんですけれども、より詳しく書いていますので、
概要欄にリンクを貼っておきますので、ぜひお時間ある方はそちらもお読みいただけると嬉しいです。
さて、これをお聞きくださっているリスナーの方は、人前で話さないといけないということが決まりましたら、
まず何から始めますでしょうか?どういった準備をしますでしょうか?
私ならこういうふうにするよ、これから始めるよっていうのがございましたら、
ぜひちょいさきトークのハッシュタグやおたよりフォームから教えていただけると嬉しいです。
明日は1週間のまとめとして、どんどんやっぱり人前で話す機会を作るのは良いことだよという話をしたいと思います。
今日も最後までお聞きくださりありがとうございます。この番組ではおたよりや感想を募集しています。
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それではまた明日。