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  2. #783 バイカルアザラシはなぜ..
2024-10-07 12:48

#783 バイカルアザラシはなぜ湖で暮らせるのか?

2024.10.7配信。

こんばんわ♪ちょぼ先生です。

今日は、バイカルアザラシについてお話しました。

それではまた。


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サマリー

バイカルアザラシはロシアのバイカル湖にのみ生息している淡水アザラシで、世界一古くて深い湖として知られています。氷河時代に北極海から間違ってバイカル湖に到達し、独自に進化を遂げたこの固有種は、その特異な環境で生き残るために特別な進化を遂げています。

00:00
はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。ちょぼっとサイエンスでは、皆さんにちょこっと、ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。ということで、
今日、吉本の芸人でありますジャングルポケットの斉藤さんが、不動位性交際などの疑いで書類送検されて、吉本を解雇されたというニュースがあったんですけども、
以前、体調不良によって、すべてのレギュラー番組、講番みたいな感じで、重大な病気にかかっているんじゃないかということで心配されていたんですけども、真相は書類送検されて、すぐ吉本を解雇されたと思ったところなんですけども、
ダウンタウンの松本ひとつさんも、不動位性交際みたいな感じで、週刊文集にリークされて、裁判で争っておりますけども、真相はどうかわかりませんし、司法に任せたいなと思うんですけども、こういった事件があると、芸能人で名前変わりません?
今回のジャングルポケットの斉藤さんも、斉藤真嗣元メンバーみたいな感じで名前変わってるんですけども、スマップの稲垣五郎ちゃんとか、草薙さんも、稲垣メンバーとか、草薙メンバーって言われてたじゃないですか。
なんでこんな感じに芸能人の名前変わるんですかね。
島田真嗣さんも、暴力事件を起こした時に、島田真嗣司会者って言われて、芸能人ってメンバーとか司会者とか付き合わなあかんの?って思うんですけど、名前変わって、斉藤真嗣さんでいいと思うんですけどね。
バイカル湖の特異性
今日のお話は、バイカルアザラシについて取り上げたいと思います。
皆さん、バイカルアザラシはご存知ですかね。
バイカルアザラシ、バイカルと聞いて、ああ、あれねってピンと来た方は、チリの勉強頑張ってきたんだなということと、動物園とか静岡好きなんだなっていうアザラシを知ってるってことね。
バイカルアザラシって、ロシアにありますバイカル湖、湖ですね。
そこに生息しているアザラシで、バイカル湖にしかいないアザラシ、バイカルアザラシで、世界中で唯一、淡水の湖に住んでいるアザラシなんですけども、それを取り上げてお話したいなと思うんですけども。
このバイカル湖なんですけども、300本以上の川が注ぐ川でにも関わらず、湖から流れ出るのはアンガラ川の1本のみということで、非常に多くの川がバイカル湖に流れ込んでいくんだけども、流れ出ていくのはアンガラ川1本のみなんですよ。
水量めちゃめちゃ多いんですね。このアンガラ川はエニセイ川に合流して、北極海につながっていくということで、北極付近のお話なんですけども、たくさんの水が流れ込んでくるということで、バイカル湖といえば、いくつかの雑学というか、世界一があるんですね。
このバイカル湖なんですけども、1つ目の世界一。バイカル湖は世界一深い湖なんですね。最大で深いところは1700mぐらいありまして、そんな深いのが内陸部にあるんですね。
世界一深い。それはたくさんの水が流入しているということと、プレートが関わっているんですね。北東と南西を結ぶ線で引き裂くユーラシアプレートとアムールプレートの境界にあたる地溝の陥没部にあるので、プレートがどんどん離れていってるんですよ。
なので、どんどん避けていってると。だから、どんどん深くなっているということと、毎年どんどん広がっていって、現在でも年におよそ幅2cm、深さ6mmずつ広がっていってるので、世界一深い湖は現在も更新中だし、今後抜かれることはないのかなということで、
大地が裂けるところに水が入り込んで、沢山の川が流れ込んでいるから、それだけの流量が多いというところで、めちゃめちゃ深いんですよね。裂けていってるからね。
さらに、もう一個の世界一古い湖なんですね。大地が裂けているというのが、大体3千万年前ぐらいにできたと。
4500万年前にあったんじゃないかと言われて、めちゃくちゃ古い湖なんですよ。世界一深いし、世界一古いというところなんですね。大きさも結構大きくて、琵琶湖の大体45倍から46倍ぐらいあるんですよね。
日本にこのバイカル湖を当てはめると、バイカル湖の一番南側を琵琶湖の北側に設定すると、一番北側って日本のどのぐらいの位置になると思いますか。日本の秋田県とか岩手県ぐらいまでいくんですよ。めちゃくちゃでかないですか。
それぐらいでかいバイカル湖。さらにどんどん裂けていってるから、数十万年も経てばもっと大きくなるし、もっと深くなるんじゃないかと言われてるぐらい、非常に深くて古い。琵琶湖の大きさは世界中見てはそこまで大したことないんだけど、琵琶湖は古代湖ということで、世界で5番目ぐらい古いということなんですね。
古いからこそ、歴史があるからこそ、バイカル湖特有の固有種がいるんですね。今、バイカル湖には1000種類ぐらい生物種がいるんだけど、そのうちの7割は固有種ということで、今日取り上げるバイカルアザラシもバイカル湖のみにしかいない。
非常に珍しい固有種というふうになっているわけなんですね。世界一古い、世界一深い、さらに世界一透明度、非常に透明で水がクリアというふうにも言われてます。
バイカルアザラシの進化
それは季節によって違うから、常に透明度が高いとは言い切らないかもしれないけど、世界一透明度が高い、世界一深いバイカル湖で生息しているアザラシが固有種として存在している。
バイカルアザラシは淡水にのみ生息してますけど、ほとんどのアザラシは海に生息しております。バイカルアザラシしか淡水にいないんだけど、なんでバイカル湖にいるのかということなんですね。
バイカルアザラシがバイカル湖に住み着いたのは氷河時代のことなんですね。だいたい今から40万年ぐらいですね。
祖先は北極海に住んでたんですよ。ワモンアザラシというアザラシなんですけども、40万年前は北極海がバイカル湖の近くにあって、海が広がってたんですよね。
そこで先ほど言ったエニセイ川を泳いでいて、バイカル湖とが生きていたわけなんですよ。海に近いしね。
その当時はね。それから気温がどんどん上がって、氷河がどんどん交代していって、北極海が今の位置になった時にですね。
あれ?みたいな。海どうなってもおてるやん。
間違えてバイカル湖に住み着いたワモンアザラシの祖先がバイカル湖で独自に進化して、バイカルアザラシになったということなんですね。
寒くて海が広がってた北極海がバイカル湖に近かった時にですね。間違って南に下って、間違ってエニセイ川に入り込んで湖にたどり着いたのがバイカルアザラシになったということなんですね。
なので間違って来ちゃったんですよ。戻れへんやん。もう北極海だいぶ北部に行ってもおてるで。みたいな感じで取り残されたワモンアザラシがバイカルアザラシに進化したということなんですね。
このバイカル湖は世界一深い、世界一透明度、世界一古いということなんですけども、めちゃめちゃ過酷な環境なんですよ。
バイカル湖、Googleマップとかで調べてみてください。ほぼ中国のところですけど、ロシアの内陸部にあるんですよ。想像にお任せしたいんですけども、それ見ただけで思うことがあると思うんですよ。
たぶんこれめちゃ雪降るんちゃうみたいな。こんな内陸部、絶対寒いよねっていうことで。確かにめちゃくちゃ寒いんですよ。夏は20℃ぐらいになるんですけども平均気温ね。
冬はめちゃくちゃ寒い。マイナス20℃を超えて、マイナス50℃ぐらいでもなるとき、そういった季節もあるし、そういった都市もあるみたいなんですけど、めちゃくちゃ寒い。
湖面がね、めっちゃ凍っちゃうんですよ。全部ね、1700mもあるから、一番深いところで、全部は菅に凍らないんだけども、湖面がめちゃめちゃ凍っちゃう。
さらに凍っちゃうと、水の中って暗いですよね。なので、バイカルアザラシってめちゃくちゃ目がでかいんですよ。
それはですね、効率よく獲物を見つけて食べるために目が大きくなって、そういう風に進化してきたんだけども、さらに寒いですよね。寒いから体温調節をしっかりしないといけないですよね。
なので脂肪分の多い食べ物を食べて、この寒さを乗り越えなければならないというところなんですけども、このバイカルアザラシ、祖先はワモンアザラシだけど、
ここにたまたま入って生き残れたのはですね、ある魚との出会いというかね、ある魚を優先的に、独占的に捕れたことによって生き残ることができたんですね。
何かというとですね、ゴロミャンカというですね、猫みたいな名前ですけど、ゴロミャンカという魚がいたからこそ生き残れたんですね。
このゴロミャンカはですね、鱗とかもないんだけど、浮き袋もないんだけども、海水魚のホウボウみたいなカジカの仲間なんですけども、
これね、そもそも寒いから、魚も魚で苦風凝らしてて、脂肪分を非常に多く蓄えてるんですね。
このゴロミャンカはですね、なんと体の4割が脂肪になっておりますので、それをめちゃくちゃ食べるので、脂肪分、ゴロミャンカのおかげで、脂肪分を蓄えることができて、この寒さを乗り越えられたということで、独自の進化をして、今では10万頭近くいるらしいんですけども、
ゴロミャンカも非常に大繁栄しておりますよね。ほとんど天敵もいないし、バイカルアザラシをやっつけようみたいな、立ててしまおうみたいな生き物もなかなかいないから、ゴロミャンカもいるしね。
日本でのバイカルアザラシ観察
なので、そういうふうに独自の進化をして、今まで生き残ってきたということなんですね。
コメンが凍っちゃうから、冬の湖の氷は穴だらけらしいんですね。穴をバーンと開けて、行き継ぎをしながら水中で過ごしているので、コメンというのはですね、冬のコメンは穴だらけらしいですよ。
最後になりますが、日本で結構見れます。バイカルアザラシ。
トバ水族館とか、南千田ビーチランドとかですね、海の中道水族館であったりとか、サンシャイン水族館も繁殖成功しておりますし、
大分のウミタマゴとか、現在11の水族館で見ることができますので、非常に大きなお目目が特徴的なので、
ぜひ、この進化の奇跡みたいなバックボーンを知っていると、本当に頑張って生きてきたなというふうに感情を入れることができますから、
日本の水族館でも見れますから、ぜひ注目してみてくださいということで、
今日はバイカルアザラシについて取り上げてお話しましたということで、今日はこの辺にしたいと思います。
それではみなさん、さようなら。バイバイ。
12:48

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