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はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。皆様いかがお過ごしでしょうかということで、
今日、明日とですね、非常に高温で暖かいという予報をね、先週から言っておりますけども、
そういう予報が出てね、今日ね、最高気温が10度を超える12、3度ということになりまして、2月下旬並みの陽気であるということをね、
朝のニュースで見たんですけども、いや寒ないっていうね、感じなんですけど、これ私だけですかね、全然寒いんやけどみたいな。
まあ確かにね、まあ先週大雪降りましたけど、その頃に、その時にね、比べればあったかいんですけど、いや寒いよなみたいな。
朝なんてね、めっちゃ凍ってましたからね、あの身の回り、身の回りっていうか家の周りね、まあ確かに一応そうかもしれんかったけど、
朝晩めちゃくちゃ寒いから、なんかそんな感じせんな、みたいな感じなんですけど、まあこうやってね、まあ寒さ、暖かさをね、三感しようじゃないですけども、
繰り返して春になっていくのかなと、言ったところですかね、ということで。
今日のお話はですね、朝顔の黄色い色の花は幻だよっていうね、いうお話をしたいなと思うんですけども、
朝顔ね、実はね、黄色の色の花、ないんすよ。幻の花っていう風にね、言われてるんですね。
朝顔はですね、まあ原種の花の色は青色だったという風に言われてるということなんですね。
しかし現在では朝顔の花の色には、青色や紫色、ピンク色や白色など色々な花があるんだけども、黄色の花を咲かせる朝顔はないんですよ。
でもね、江戸時代の文献には黄色い花を咲かせる朝顔が描かれてるということなんですね。
なので江戸時代にですね、朝顔の栽培が盛んに行われて、まあいろいろな品種が作られたということなんですね。
そのためですね、黄色の花を咲かせる朝顔が作られたのと考えられてきたんですね。
で、まあ現在ですけども、朝顔に黄色の花を咲かせる品種は残ってないんですよ。
文献ではね、江戸時代の文献にはあるんだけども、今現像している品種で黄色の花を咲かせる朝顔はないよっていうことなんですよ。
そのためですね、黄色い朝顔の花はどのような花であったのかという興味が持たれてきたらしいんですね。
でも不明のまま幻の花とされていたんですが、この朝顔に黄色の花を咲かせようとする試みが続けられてきましてですね、幻の花ではなく、
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なんと2024年10月にとうとう幻の花と言われてきた黄色い朝顔の花が咲いたと発表されたんですね。
これは鹿児島大学とサンドリーグローバルイノベーションセンターとの共同研究で、この幻の花朝顔、黄色い朝顔を咲かすことに成功したということなんです。
2014年、今からちょうど10年前ですね。
黄色い朝顔はないということなんですけども、でも植物には黄色の花を咲かせるものが多くあると思います。
これらの黄色の花は主にカロテノイドという色素によるものと、フラボノイドのオーロンという色素によるものがあるんですね。
カロテノイドという色素によるものは、タンポポや黄色い菊、マリーゴールドなどの花が有名であると。
オーロンによるものは、ダリアや金魚草などの花が有名だということなんですね。
この黄色い色素であるオーロンの方に注目して、研究のスポットライトを当てて研究したんですけども、
この黄色い花を咲かせる色素であるオーロンは、カルコンという物質から作られるんですね。
アサガオの中には、カルコンを作り出すものがいるんですけども、カルコンから黄色色素であるオーロンを作り出す能力がなかったんですね。
そのため、黄色い花を咲かせることはできなかったんですよ。
カルコンというパーツというか材料は持っているんだけども、それを組み立ててオーロンを作ることができなかった。
なので黄色い花を咲かせるアサガオがなかったということなんですよ。
今は、バイオテクノロジーがめちゃくちゃ素晴らしい技術になっておりますから、発展もしてきてね。
金魚層のオーロンの色素を作り出すための遺伝子が取り出されて、アサガオに組み込んだということなんですよ。
カルコンからオーロンを作る能力がないので、アサガオにはカルコンからオーロンを作り出すことができる遺伝子を持った金魚層の遺伝子をこのアサガオに入れたということなんですよ。
このアサガオは、クリーム色の花を咲かせるアサガオを使い、金魚層から取り出したオーロンを作り出す遺伝子を組み込んで、遺伝子組み替えですね。
このクリーム色のアサガオは、カルコンからオーロンを作り出すことに成功したということなんですよね。
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要は、カルコンからオーロンを作り出す能力のある遺伝子が組み込まれたので、アサガオにカルコンがあれば、この遺伝子があればオーロンを作れるよということです。
オーロンを作り出すことができて、黄色の花を咲かせることに2014年に成功したということなんですね。素晴らしいね。
江戸時代はそういった文化が残っているということは、品種として黄色の花を咲かせるものがいたのかなっていうね、そこもロマンで面白いなと思うんですけども、
カルコンからオーロンを作り出す能力がないアサガオばかりなので、どうやってしたのかというのが非常に気になるところなんですけども、
この遺伝子組み替え技術を使い、バイオテクノロジーを使い、金魚層から取り出したオーロンを作り出す遺伝子を組み込むとですね、
アサガオが黄色い花を咲かせると、カルコンからオーロンを作り出すことに成功したということで、
青色の花を咲かせるトレニアにも同じように遺伝子を組み替えると、黄色のトレニアを咲かすことにも成功しておりますので、
自分の好きな色を、青色のバラとかもね、結構ニュースになりましたよね。
そういった作り出す能力は持ってんだけど、ないんやけど、材料はあるんやけどなっていう植物に組み込むとですね、
素晴らしいイロトリドリの花を作り出すことができるということなんでございますね。
素晴らしいですね。ということでね、この春以降ですね、黄色いアサガオを咲かしてみるのも面白いかなといったところですね。
ということで、今日はこの辺にしたいと思います。
それではみなさん、さよなら。バイバイ。