1. ちょぼっとサイエンス
  2. #299 ダイオキシンは本当に危..
2022-10-18 10:31

#299 ダイオキシンは本当に危険なのか

2022.10.10収録。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、ダイオキシンについてお話しました。
それではまた。

🔸リンク集🔸
https://lit.link/chobosensei

○人気の過去放送○
重大発表!SPPになりました!!
https://stand.fm/episodes/633174cc90f80b613fa5a076

日本の新型コロナ新規感染者数が激増した理由を考えてみた
https://stand.fm/episodes/6304817ff51214585d0f8a7a

オクラのネバネバは薬局である
https://stand.fm/episodes/62b431de10aaa000066eab92

■note
ちょぼ先生@note学校
https://note.com/chobosensei86

■Twitter
ちょぼ先生@元高校理科教員
https://twitter.com/CDELearning65

■公式LINE
ちょぼ先生@LINE学校
https://lin.ee/n5cNTUX

#はじめまして 
#ホームルーム #学校 #先生 #学校つくりたい #科学的思考力 #科学 #サイエンス #生物 #理科 #勉強
#知的好奇心
#SPP
#雑学
#教室
#レター募集中
#ちょぼ先生
#ちょぼ
#ダイオキシン
#毒
#危険


00:25
はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭SPPのちょぼ先生です。
ちょぼ先生の教室、2022年10月10日月曜日のホームルームの次回になりました。皆様いかがお過ごしでしょうかということで、今日は3連休の最終日、祝日ですね。
スポーツの日ということで、昔は体育の日でしたけども、これで1964年に行われた東京オリンピックの開会式に合わせて祝日が設定されたということなんですけども、
去年も東京オリンピックを行われましたけども、この日にやればよかったんちゃうの?と思うんですけどね。めちゃくちゃスポーツしやすい気候じゃないですか。
猛暑とか、どうするの?みたいなマラソンの開始時間を早めたりとか、北海道で戦でも季節をずらしたらいいんちゃう?と思うんですけどもね。
防衛権とか利権が絡んでるので、この日にやれば全然、日本の10月ってめちゃめちゃスポーツしやすいですよね。
どうだったんですかね?ということで、やっていきたいと思います。今日のお話はですね、ダイオキシンっていうのは本当に危険なのか?というお話をしたいと思います。
ダイオキシンです。毒代表みたいな感じで、めちゃくちゃ危ない、超危険物質みたいな感じで、皆さん思われてると思うんですけども、
毒ね、様々いろいろあるんですけど、毒といえば何ですか?って言われた時に、色々ね、挙げられると思うんですけど、
秘書とか生産管理とかね、その中でダイオキシンって挙げる人も必ず多いのかなと思うんですけども、
ダイオキシンはこの世で一番危ないんちゃう?って思ってる方もいらっしゃると思うんですけど、
なぜこういう風にしてね、ダイオキシンが危ないってなったのかというとですね、これはですね、1999年に遡ります。
1999年2月、テレビ朝日のニュースステーション、当時の司会者はですね、久米博さんですね。
所沢さんのほうれん草から、高濃度のダイオキシンが検出されたと大々的に報じて、所沢の農家がね、パニックに陥ったということなんですね。
その時に環境総合研究所の青山定一という人が番組に出演して、所沢さんのほうれん草のダイオキシン濃度は極度に高いと発言し、
野菜の不売運動が起き、農家は大損害をこむったということでね、結局ね、この話はインチキで、
テレビ局と青山氏は後日ね、風評被害を受けた所沢の農家の方々から提訴されて、
テレビ局が1000万円の和解金を支払って決着したというね、結末があるんですけども、これがね、景気になってですね、このテレビ報道がきっかけにして、
03:05
いわゆるですね、ダイオキシン法、ダイオキシン類対策特別措置法というものがですね、1999年7月に成立して、
2002年12月から本格的に適用されたということでね、嘘の報道でもここまで人々が信じれば法律さえ作ることができるんだっていうね、良い例ですよ、良いというか悪い例ですよね。
だからまあそのそれが制定されたからですね、もう家で出たゴミはもう家で燃やすなとかね、そういった感じになったわけですよ。
ダイオキシンね、ダイオキシンって言ってもですね、いろいろ様々種類があってですね、222種類ぐらいあるんですけども、特に毒性の強いダイオキシンをダイオキシン類と言ってですね、テトラ、クロロ、ジベンゾ、パラ、ジオキシン、要はTCDDと言うらしいですね、毒性の強いダイオキシンをですね。
で、まあこのダイオキシンってさっきも言ったけど、もうなんかもうもの燃やすなみたいな感じになりましたよね、これでね、あと焼却炉が一気に学校単位からなくなりましたよね。
だからダイオキシンってイメージね、ビニール袋とか、白色トレイとか、そういったものを燃やすと高濃度で出るとかね、そういったことを思っている方もいらっしゃると思うんですよ。
だからそういったものを燃やすといっぱい出てくるという感じがするかもしれない、そういうイメージを持っている方もいらっしゃると思うんですけど、じゃあダイオキシンって自然界にあんのないのって話なんですよ。
でね、ダイオキシンっていうのは普通に自然界に存在するんですよ。なぜかというとですね、ダイオキシンというものは本当に簡単な元素で作られているんですね。
ダイオキシンは炭素、水素、酸素、塩素というどこにでもある元素の化合物なんですね。
なのでこれらの4元素を含むものを数百度の熱にさらせばですね、必ずダイオキシンというものは発生するんですよ。
何かものを燃やせば絶対ダイオキシンは出るんです。
ということはですね、山火事ね、普通に自然発生的に山火事起こりますよね。山火事起こればもの燃えますよね、木々燃えますよね。
そうするとですね、ダイオキシンも発生してるんですよ。そうなんですよ。
これね、森林ができたのはだいたい古生代ぐらいですから、大きな大木ができてきたので、植物が陸上進出してね。
なのでもう太古の昔からダイオキシンというものは出てるんですね。
で、これ換算するとですね、全世界で1年間に燃える木や草の総量はですね、だいたい50億から100億トンと言われてるんですね。
で、1トンの木を燃やした時に生成するダイオキシンの量は、先ほどのTCDD、毒性の強いダイオキシンを合わせたですね、TCDD換算で1から10マイクログラムだと言われていますので、
仮にめちゃくちゃ燃えた、100億トン全世界の木が草や燃えたとして、100億トン燃えたとして、だいたい1日換算で100ピコグラムのダイオキシンが発生しておるんですね。
06:09
100ピコグラムっていうのはですね、1グラムの1兆分の1かな、ですね。
それぐらいの毎日ね、100ピコグラムのダイオキシンが発生して、普通に我々100ピコグラムのダイオキシンをですね、吸い込んでおります。何もせずに。だって山火事してるからね。
皆さん、100ピコグラムのダイオキシン常にね、吸い込んでるわけですけど、今この収録をしている私の空気中にも多分ダイオキシン含まれてるでしょう。今吸い込んでます。
危険ですか?体調悪くなります?今日なんか体調悪いけどダイオキシン濃くない?みたいな、そんなこと言ってると見たことありますか?
常に何か燃やさないとか、ビニール袋燃やさないとか、特別な環境、特別なそういった特異的なことがあって発生するわけではなく、もう既にダイオキシンは飛び交ってるわけです。飛び交ってるというか普通にあるんですよ、空気中にね。
この100ピコグラム吸ってて別に何か問題あんの?みたいな。これ毒なんかな?普通に何かあるのに、空気中にあるのに、特に何の体調不良とかないのに、これ危険なのか?っていう話なんですよね。
じゃあダイオキシンを接種して、吸い込みすぎたらそれはさすがに悪いよね、という感じだと思います。
基本的に毒と薬っていうのは非常に紙一重で、量が多ければ毒になるし、量が少なければ医療とかそういった薬が利用されるわけなんですね。
じゃあこの1日吸っているこの100ピコグラムのダイオキシンを接種してますが、これを例えばどれぐらい吸い込むと命の危険があるのかということで、人間で実験した例がないんですが、モルモット。
モルモットは非常にダイオキシンに最も弱い動物と言われています。
このモルモットの致死量、ダイオキシンの致死量をどれぐらいかというとですね、毎日100ピコグラムですよね。
モルモットが死ぬ致死量はですね、30万日分、820年分のダイオキシンを接種すれば致死量になると。
それが量を吸わないと死ねない経済になるんですね。
仮に人間とモルモットが同じダイオキシンの体制だとしても、820年分のダイオキシンを吸わないと致死量にならないということなんですね。
ある程度の濃度というかね、ダイオキシンで死ぬことはまずありえないんですね。
仮にダイオキシン類とかで法律できましたけど、日本でダイオキシンが原因で死んでいる方はゼロなんですね。
でも農薬製造会社の爆発事故で高濃度のダイオキシンを吸ってしまったイタリアの工場なんですけど、
09:02
イタリア人の方が4人亡くなっているので、全世界でダイオキシン類が原因で亡くなっている方はだいたい4人しかいないんですね。
本当に毒なのかということと、この風評被害というか陰地気を信じてしまって危険だということで怯えているんですけども、
ダイオキシンは日常的に吸っているし、820年分くらいのものの量を吸わないと致死量にならないということで、
ものを燃やすぐらいでダイオキシンが発生しますけど、全然危険じゃないよということなんでございますね。
コロナに似ていないという感じですけども、恐怖心を煽ると、何かもう日本というか世界が動くんだなという感じがしますけども、
そういった正しい知識を持っていると、そういったものに惑わされませんし、偽科学というものにも耐性がつきますからね。
本当にこれ危険だ、これ本当に大丈夫だ、これ本当だみたいなのを常に思っていると、人生というか世の中のものが違って見えるとちょっと面白いですよというお話でございましたということで、今日はこの辺にしたいと思います。
それでは皆様さよならバイバイ
10:31

コメント

スクロール