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2023-10-31 13:31

呪術廻戦を見るたびにカボチャを思い出す呪い【ブランドかぼちゃのネーミング】#9

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今回のけんきゅーテーマは「ブランドかぼちゃのネーミング」です。 

ブランドかぼちゃと呪術廻戦の共通点を見つけて大興奮したので、ハロウィンの今日、特別な呪いをプレゼン卜します。 

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◯TVアニメ「呪術廻戦」公式サイト(最下段に「両面宿儺」)

https://jujutsukaisen.jp/character/category4.php 

呪術廻戦で最強の方の「両面宿儺」。呪いの王で、めちゃ強キャラ。主人公・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)の体の中にいる。「NARUTO」でいう「九喇嘛」。 

 

◯飛騨に伝わる「両面宿儺」の伝説 |飛騨高山観光公式サイト

https://www.hidatakayama.or.jp/special/%E9%A3%9B%E9%A8%A8%E3%81%AB%E4%BC%9D%E3%82%8F%E3%82%8B%E3%80%8C%E4%B8%A1%E9%9D%A2%E5%AE%BF%E5%84%BA%E3%80%8D%E3%81%AE%E4%BC%9D%E8%AA%AC/ 

飛騨に伝わってる方の「両面宿儺」。日本書紀では怪物として描かれるが、飛騨では豪族として伝承され、いい人エピソードも一緒に語り継がれている。この二面性こそが”両面”宿儺じゃん、などと思ったり。 

 

◯「両面宿儺」の商標出願・登録情報表示|J-PlatPat [JPP] 

https://www.j-platpat.inpit.go.jp/t0201 

かぼちゃの方の「両面宿儺」。高山市丹生川町周辺で生産される長かぼちゃの品種を「宿儺南瓜(すくなかぼちゃ)」といい、派生品種も数多く存在している。とても高級なブランドかぼちゃだが、なぜか「宿儺南瓜」では商標登録されていない。有識者求む。 

 

 

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サマリー

今日は、ハロウィンをテーマにして日本の食用カボチャの名前について紹介します。カボチャの名前を通じて、スクナカボチャの魅力をお伝えする話です。

カボチャの名前
本日、10月31日、まあ、ハロウィンですね。
ということで、今日は、ブランドカボチャをテーマに研究したいと思います。
まあ、ハロウィンで使われるのは、あの、でかいカボチャですけど、
まあ、あれは食用ってよりも鑑賞用だと思うので、
今回はね、日本で食用で流通しているカボチャ、これの名前を取り上げたいと思います。
ハロウィンでカボチャなんてね、あまりイベントに乗っかったテーマ、
おもんないなって思ってたので、ボツにしようと思ってたんですけど、
あのね、おもしろいカボチャの名前を見つけちゃったので、
ちょっと今日はね、それを紹介したいんですよ。
分析とかってよりも、固有の、なに、それぞれがおもしろくって、
えーと、一番びっくりしたカボチャがね、なんと、漫画つながりなんですよ。
なんの漫画かと言うと、ジャンプでやってる呪術回戦です。
めちゃくちゃ強い、一番強いキャラ、スクナっていう敵が出てきます。
ちょっと漢字が難しいんですが、宿泊、宿っていう字に、
人弁に難しいと書いて、スクナって読むんですけど、
で、こいつ、まあ確か作中ではスクナスクナって呼ばれてるけど、
本名っていうか、正式名称的にはですね、
両面スクナっていう正式名称、フルネームがあるんですね。
両方の面で、両面スクナ。
で、これがカボチャとなんの関係があるんだっていうことなんですけど、
実は、この両面スクナが、そのものがね、めちゃくちゃ関係あって、
スクナカボチャっていうのがあるんですよ。
もう字はそのまんま、このスクナです。
で、なんですかね、見た目としては、ちょっと細長いカボチャなんですよね。
ちょっとじゃないな、結構長いカボチャ。
なんかそういう種類のカボチャがあって、
それの代表みたいなのがスクナカボチャっていうんですね。
岐阜県の高山市、乳川町っていうところがあって、
そこの周辺で、自家用野菜として栽培されていたカボチャらしいんですよ。
結構めちゃ高い、高価なカボチャらしくって、
まさにブランドカボチャっていう品種の一つなんだそうです。
で、これね、面白いのはこっからで、
そういうブランドを保護している町でね、
町というか地域で大事にしているところなので、
こういうのって商標を取っていたりするものなんですよ。
で、今回ブランドカボチャの種類を調べたらいくつか登録されているので、
当然スクナカボチャも商標登録されていると思うじゃないですか。
ところがですよ、これ驚きなんですけど、
このスクナカボチャ自体は商標登録されてないんですよ。
で、何を登録しているかっていうと、
両面スクナを登録しているんですって。
意味わからんじゃないですか。
これ何が私がね、こんなにつっかかってるかっていうと、
両面スクナって日本初期に出てくる怪物の名前なんですよ、両面スクナって。
美術会戦のスクナ、両面スクナはそこをもろとってきているキャラクターなんですね。
高山市のホームページから一部抜粋しますけど、
日本初期の両面スクナは一つの胴体に二つの顔があり、
手足が各4本ある怪物として恐れられというふうに記述があります。
なんですけど、この乳川、スクナカボチャが生産されている乳川近くでは、
怪物じゃなくてヒダに伝わる豪族として伝承があるんですって。
ヒダでの両面スクナは武勇に優れ、司祭者であり、濃厚の指導者でもあったと言われ、
地域を中央集権から守った英雄であったと語り継がれているということで。
日本初期の中で通常語られている怪物の文脈とは真逆で、
ヒダの発展に寄与した英雄ヒーローみたいな形で語り継がれているんですって。
なのでヒーローから名前を取ったカボチャだっていうふうで、
しかも登録コードっていう区分があるんですよ。
商標を申請する時のコードがあるんですけど、
それがちゃんと農作物のカテゴリーとして登録されているので、
妖怪とか怪物として登録しているわけじゃなくて、
それまでもカボチャのあれとして、
両面スクナという文字列を商標登録してあるんですね。
これよくわからないんですけど、
これもしご存知の方いたら教えていただきたいんですけど。
とにかく、そういうパターンの登録ってあるんだと思って。
ブランドカボチャの種類
近年ね、ブランドの野菜、
Oisixさんとかね、ミツトマトとかね、ピーチカブとかさ、
面白いネーミングで野菜売り出しているパターンって結構あって、
カボチャにもそれかなりあるんですよ。
いくつか紹介してみようかな。
これ結構おもろいですよ、マジで。
まずね、カボチャのブランドで特徴としてあるのは、
栗。栗というワードが頻繁に出てきます。
栗天下とか、栗ざんまい。
寿司ざんまいみたいですね。
栗ざんまい。
あと、これ遊び心あるなと思った。
栗プチ。栗プチかな?
栗プチかな?ちょっとアクセントがわかんないんだけど、
栗は漢字で、ちっちゃいつが入るんですけど、
それはひらがな。で、プチがカタカナ。
で、これは名前の通り、栗カボチャなんですけど、
ミニサイズなんですって。ミニ栗カボチャっていう種類なので、
ちゃんとこう名前にね、ちっちゃいですよっていう要素がわかる
風なのが可愛らしいですしね。
これ、サカタノタネさんっていうところのメーカーのね、
カボチャなんですけど、栗プチ。
そこの名前結構面白くて、
あと、マロアジ。ひらがなでマロアジとか。
ちょっと栗ついてないですけど、
栗ついてるやつだったらベニクリ。
これ確か赤いカボチャじゃなかったかな?ベニ。
赤っぽい種類とかあったりするんですけど、
でね、白い皮のカボチャもあったりして、
それオシャレなのがさ、雪化粧。
いいですね。もう完全にメタファーに振ったっていう。
何かに例えるっていうことでね。
とかメルヘンとか。
メルヘンとかになってくると、
あの、どういうイメージを伝えたいのかちょっと謎なんですけど、
カボチャの場所とかのイメージを伝えたいわけじゃないでしょ、きっと。
まあっていう感じでね、このサカタノタネさんとか面白い名前あるんですけど、
で、栗関係で面白いのがあと、
これいいですね。栗将軍。
これは面白いね。
栗がひらがなで、将軍が漢字ですね。
ちゃんとこの将軍が目立つようにあえて栗をひらがなにしてるんだと思いますが、
こちらはね、時田修平さん。
他にね、栗将軍ネオもありますね。
あと、栗大将もありますよ。大将ね。
これも結構ね、いい名前だなって思ったの。
殴りです。漢字で。
名前の名に栗で殴り。
名のある栗だと。
ブランドに対する自信みたいなものをね、この名前だけで感じる。
いやー、これはめちゃくちゃハイセンス。
なんかだから、メーカーのあれが出るなと思って。
遊び心とか、振り幅がね、見れておもろいです。
トリッキーなカボチャ
じゃあちょっとね、トリッキーなやつ2つ紹介してみましょうか。
1つ目が満杯です。
満ちる杯で満杯。
で、もう1つが祝杯です。
祝いの杯ですね。
で、それぞれの公式ホームページに行って、
由来が載ってないかどうかをチェックしに行ったんですけど、
なかったですね。
でも、なんだろう。
しっかり満ちた杯、パンパンに入ったお酒みたいなのを想像するんですね。
そうなってくると、やっぱなんかこう、しっかり売れた。
めちゃくちゃ育ったかぼちゃみたいな意味を込めたのかなとか。
なんかだから、ただのかぼちゃにちょっとつけた名前っていうよりかは、
存在感のあるネーミングだなと思って、
これはかなり印象に残った2つでしたね。
八重農芸さんですね、メーカーは。
ちょっと由来知ってる方いたら、ぜひお知らせください。
最後に、もう1つ変わった、というかなんか面白い名付けをしてるメーカーさんね、
紹介して終わりたいと思います。
渡辺斎叔さんです。
1つ目が白尺です。
なんとか白尺。
人に言うときの白尺は人弁つくけど、
この白尺は漢字の白に紅尺の尺です。
っていうのと、あともう1個が、
紅の尺で紅尺と読みます。
白尺と対になってますね、紅白になっています。
いやーこの辺はかなり戦略を感じますね。
まず2つセットで覚えてもらおうっていう。
で、これちゃんとね、
かぼちゃの見た目とあってて、
白尺の方は白い皮の種類のかぼちゃで、
紅尺、赤い方は皮が真っ赤っ赤なんですよ。
っていう風で見た目にもリンクしてるし、
で、さっきの紹介したやつは、
杯っていう字はかぼちゃになかなか使わないって言ったけど、
紅尺の尺もなかなか使わないですよね、かぼちゃには。
人に使うものが出てくるとやっぱ、
そういうインパクトっていうのはかなりあると思います。
これ素晴らしいネーミングだと思います。
育てる人目線のネーミング
かと思えばですよ、同じメーカーさんで、
名付けのね、視点がちょっと今までと違って、
1つ目がホットケクリタンです。
で、もう1個がオイトケクリタン。
ホットケクリタンもオイトケクリタンも、
クリだけが漢字で、あとは全部ひらがなになってます。
何をホットケなのかっていうことなんですけど、
ホットケ栽培に由来って書いてありました。
これ公式サイトにちゃんと書いてあったんですけど、
要はね、かぼちゃって割と育てやすい野菜らしいんですけど、
この種に関しては特に放っておくだけでガンガン育つよ。
多分病気にもなりにくいとかそういうあれもあると思うんですけど、
とにかく育てる手間がかからないっていう、
クリ、クリじゃないわ、かぼちゃなんですね。
つまり今まで見てきた名前って全部、
飼う人、消費者目線なんですよ。
食べる人目線なんだけど、
このホットケクリタンは育てる人目線なんですね。
栽培者の目線になったネーミングをしているのが面白いなっていうことです。
逆にオイトケクリタンの方は、
こっちまた消費者目線に戻る名前で、
貯蔵しておくとおいしくなる。
最長3ヶ月ぐらい貯蔵できるらしいです。
暗所とかでね。
しかも置いておくほど甘くなるらしいので、
置いておくことに価値があるよっていうのを伝えるネーミングだと思いますね。
だからこの辺のついになるネーミングとかを見つけると、
やっぱ覚えるじゃないですか。
私もこれが気になったので、
数あるリストを見ながら喋ってるんですけど、
やっぱなんかブランドとか展開するときには、
一つなんとか尺とかね。
さっきの杯とかみたいな感じで、
なんか対比構造をとっておくと、
人の記憶には残りやすいのかなーみたいなのは若干感じました。
だから裏を返すと、
最初の話に戻りますけど、
スクナカボチャはすごいんですよね。マジで。
そのヒダに伝わる伝説の豪族みたいなエピソードも結構インパクト強いし、
で、商標登録がなぜか両面スクナでされているっていう話も全部ひっくるめて面白いので、
これはね、これだけで単体でインパクトがあるっていうめちゃくちゃ珍しい事例ですね。
はい、というわけで、本日のまとめですが、
スクナカボチャはすごいよっていうこと。
と、皆さんが呪術回戦根拠を見られて、
スクナが出てくるたんびに、
カボチャの名前と同じ人出てきたーっていうのをね、
思っていただければ。
はい、その呪いを皆さんに植え付けた回でございました。
今回のお話面白かったっていう方は、
是非、スーパーで見かけられた面白い野菜の名前とかね、
カボチャに限らずとか書いていただくか、
あと道の駅とかの多分ブランドカボチャめっちゃ面白いと思うんですよ、ローカルカボチャね。
あんまりスーパー行かないよっていう方は、
好きな、そうですね、スクナの指とか書いといてください。
私は右手の人差し指が好き。
僕は左手の親指だよ、みたいなね、
推しのスクナの指でも書いておいてください。
はい、というわけで、今回はね、以上にしたいと思います。
ありがとうございました。
ばいばーい。
13:31

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