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2023-03-23 13:06

#406 ニシンはオナラで会話する!?

2023.3.23配信。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、ニシンのオナラについてお話しました。
それではまた。

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00:26
はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。ということで、本日もWBC優勝も一色ということで、興奮さめやらぬという感じで、テレビでもWBC優勝の報道だらけなんですけども、
WBC、前回前々回とかは、負けてもノックアウトステージではなくて、また準決勝で出れるみたいな感じだったんですけど、今回は準決勝からノックアウトステージになって、負けたら終わりという感じになってたんですけど、日本だけですよね。唯一全勝したのはね。
ここで皆さん気づいて欲しいんですけど、WBC日本代表、今回の唯一負けているチームがあるんですよ。どこかご存知ですか。それは中日ドラゴンズなんですね。中日ドラゴンズに唯一負けているので、今年は多分中日ドラゴン強いよということで、名古屋とか愛知県、東海地方にお住みの方は是非今年の中日ドラゴンズに注目してください。
今日のお話はですね、ニシンはオナラで会話するっていうねお話をしたいと思います。ニシン知ってますか?お魚ですね。
日本もですね、明治時代、1900年前後ぐらいはですね、北海道でもたくさん獲れてですね、3ヶ月で1億円ぐらい稼ぐですね、当時ね。それぐらいドル箱の魚だったんですけども、急にね、もう絶滅したんじゃないかっていう感じで途絶えてですね、ニシンっていうのは大衆魚からですね、姿を消してしまったんですけども、またね、ちょっと資源も回復してて、2009年から2009年ぐらいからですね、また
ニシンが北海道にやってきているということで、またちょっと魚脚量っていうのはちょっと回復しているみたいですけども、あのニシンですね。一般的に北太平洋にいるニシンと、北太西洋ですね、ヨーロッパの方にいるニシンの2つに大別されるわけなんですけども、このニシンがですね、コミュニケーションを取る手段としてですね、オナラを使っているというですね、なんかね、なんかよくわからないというか、ほんまなんみたいなね、
ことをね、ちょっとお話ししたいと思います。で、なぜこのニシンがね、オナラで会話するっていうのを、コミュニケーションツールとしてオナラを使っているのかということがわかってきたのかということでですね、時を遡ります。1990年代初頭に戻るわけなんですけども、
03:11
冷戦直後のスウェーデンのお話なんですけども、当時のスウェーデンの首相であるカール・ヴィルトは、あることで頭を抱えてたみたいなんですね。それは何かというとですね、潜水艦らしき音がストックホルムの港の水中に鳴り響いていることに、ちょっと頭を悩ませたというかね、なんか悩みの種だったんですね。
スウェーデンはですね、冷戦中にソ連のものと思われる潜水艦に幾度か港を侵入されていたんですね。まだ冷戦終わったとはいえね、まだ冷戦の名残が強く残る中、政府はですね、ロシアがまたスパイ活動をしているんじゃないかということで、それを確信してですね、一刻も早く対処したいということで、ヴィルト首相はロシアへ外交文書を送り、
潜水艦を撤退させるように要求したわけなんですね。要求されたロシア側としては、いやそんなんしてないってみたいなね、もう冷戦終わってんだよねという感じやったんですよ。
それでもまだね、潜水艦らしき音が鳴り響いてたから港では、いやこれは絶対に潜水艦があるんだということで、ヘリとか船とかですね、スウェーデンの潜水艦を使って丸1ヶ月間ぐらいね、総動員して探しても全く見つからなかったんですね。潜水艦おかしいな、おかしいなということで。
で、この音何なのかということで、これもしかしたらですね、生物が出す音なんじゃないかっていうことをちょっと疑問に思ったので、専門家、生物音響学と水産資源学の専門家で、潜水艦の音らしきものは動物の音なんじゃないかということを可能性を探るべくですね、
マグナス・ウォルバーグ博士とホーカン・ウェスタバーグ博士、これがですね、生物音響学と水産資源学の専門家なんですけど、この2人に依頼したんですね。
潜水艦の音って言ってるけど、もしかしたら生物の音かもしれんから、そのリスクっていうかね、その可能性を探るために生物学者っていうかね、専門家にちょっと依頼してみようということをやったわけなんですよ。
ウォルバーグ博士はですね、脱進あった時の思い出をですね、こう語っております。
私たちはまず軍の基地の秘密の部屋へ連れて行かれました。この時に初めて海軍が数年にわたり録音し続けた潜水艦と思われる音を聞いたのです。一般市民がこの音を聞くことが許されたのは初めてのことでした。
驚いたことに、私が想定したような音では全くなく、ベーコンを焼く時のような音でしたということをね、当時はもう振り返っているわけなんですけども。
06:06
海軍に聞かされた音がですね、気泡の破裂音のようだと考えた2人はですね、海の中で大量の泡を出す動物がいないかを考えたんですね。
そこで浮かんできたのが、ニシンの可能性だということで、ニシンのことを調べるようにしたんですね。
さっきも言ったように、太西洋型と太平洋型に分かれてですね、このスウェーデンの方ね、北太西洋に属しますけども、ニシンっていうのはすごくね、北欧でたくさん取れてですね、非常に有用な海洋資源なんですね。
ニシンはですね、太西洋ニシンはですね、スウェーデンの主食とも言われるほど、地股に出回ってて、要は大衆魚ですね。日本で言うとサンマとかね、アジとかイワシとかそんなレベルです。
夏になるとですね、数平方キロメートルに泳ぐ大群が港に押し寄せてくるという、大群で移動するんですよ。だからそれで漁がしやすくて、日本は資源枯渇するくらい取っちゃったんですけど、この大群になって、ムネリになって泳ぐんですけども、ムネリになるのっていうのはですね、外的に襲われにくいとか非常にメリットがあるんですけども、
サバとかですね、ニシンよりもさらに大きなサバとかフィッシュイーターが来た時にですね、追い回されると、それを追い払うために泡を出してですね、霞のようにして、逃げる術みたいな感じで、めくらましみたいな感じで気泡をね、大量に放出するってことが分かってたんですね。
その気泡がですね、その潜水艦の音かどうかっていうのを調べるためにですね、この研究者2人はですね、早速スーパーでニシンを買ってですね、水につけてギュッと握ってみたところですね、なんとですね、秘密の部屋で聞かされた潜水艦のあの霊の音がするっていうことが分かったんですね。
音の出どころはですね、浮き袋を伝って肛門から出てきた泡だったんですね。要はおならみたいなもんですね。
で、その後ですね、捕獲したニシンとか野生のニシンの音を録音し、検証したところ、その霊の部屋で聞かされたこのね、潜水艦だと思われてたこの霊の音の正体はやはり生物の音で、その生物何?って言われたらニシンが肛門から放出する気泡の音であるっていうことが分かったということなんですね。
こうしてですね、政府は幸いにもですね、ロシアのスパイ活動とかではなくてですね、そういうことは発表せず、おならによって引き起こされかけた外交的危機は明らかに解決されたということなんでございますね。
ということで、さらにですね、じゃあそのね、大型のフィッシュイーターから襲われたときに、気泡を出して目くらましの術みたいな感じで逃げるために使ってたんだけども、じゃあこのおならっていうのは目くらましの術以外にも何かあるんじゃないか、意味があるんじゃないかっていうことも研究した人たちがいるんですね。
09:22
それがですね、カナダとスコットランドの研究チームのベン・ウィルソン博士とロバート・バティ博士とローレンス・ディル博士、この3人の博士がですね、スコットランドとカナダの共同チームなんですけど、それからですね、研究をしました。
このおならの意味、出している意味っていうものをですね、他にも何かあるんじゃないっていうことで調べたということなんですね。
で、このですね、おならなんですけども、ニシンの研究をしてたところですね、夜になるとニシンがお尻から泡をプップップッと放出しているのを見たんですね。
昼間だったらわかるけど、襲われたときにね、夜もおならしてるんですよ。プップップって言うとね。
で、このですね、夜のおならは昼間のおならとちょっと違うらしいんですよ。
どういうことかって言うとですね、ポーンとかポーンとかね、そんな気の抜けたんじゃなくてですね、カッカッカッ、ポポポポポッみたいなね、こう鋭い音を出していると。
で、6秒あたりに60回の連続放出をする勢いで、なかなかね、緊張感のあるおならなんですよ。パパパパパみたいな。
これ何なのか、夜になるとおならの質が変わるぞみたいなね、量も変わるし、これ何なんかなということでですね、その研究チームの佐々木の博士がね、気づいたんですね。
一つ気づいたことがあったと、周りにいる仲間が多ければ多いほど、ニシンはたくさんのおならをしていたということなんですね。
で、これを詳しく調べていくとですね、ニシンにとって夜間のおならというものは、群れのコミュニケーションを取るための手段だと推測したんですね。
日中はですね、この鱗から反射する光を使って団結して、視界の悪い夜は音のシグナルに切り替えて、敵来たぞとかね、群れを統率するそのコミュニケーションとしておならを使っていると。
で、それがですね、多ければ多いほど、群れが大きくなればなるほど、プップップって連続に出すおならが多いからですね、潜水艦の音なんじゃないかっていうね、間違えてもしまってもおかしくないぐらいですね、
集まれば集まるほどコミュニケーションツールとして使っているから、非常に大きな音になるということなんですね。
だから、群れを統率する戦闘のやつがペッペッとおならして、次右行くぞとか左行くとかね、統率した方が絶対襲われにくいから、なのでそういった統率するコミュニケーションツールとしておならを利用していると。
めくらませでおならをしていたのは分かっていたんだけども、コミュニケーションツールとしてもおならを利用しているんだよということが分かったわけなんですね。
12:10
すごい面白いですねということでね、人間もね、おならでコミュニケーション取らんけどもね、そういった感じですね、声発声できないしね、そういう生態があるわけじゃないからですね、
そういった同種の多個体とのコミュニケーションツールで、フェロモンとかいろいろあるけども、ミシンの場合はおならをすることによって群れを統率してコミュニケーションツールとして使っているということなんでございますね。
ということでね、今日はですね、ミシンはおならで会話するというお話をいたしましたということで、今日はこの辺にしたいと思います。
それではみなさん、さよなら。バイバイ。
13:06

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