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2022-09-11 08:40

#282 カビが奏でる音色は2億円の価値!?

2022.9.8収録。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、バイオリンカビについてお話しました。
それではまた。

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00:25
はいみなさんこんばんは、こんにちは元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼ先生の教室、2022年9月8日木曜日のホームルームの時間になりました。
皆様いかがお過ごしでしょうかということで、今日のお話はですね、音楽のお話になります。
まあ科学と音楽のコラボみたいなお話をしたいと思うんですけども、9月もね、もう早いもので1週間経ちましたけど、
なんかこうやってね、忙しいとですね、なんかね、せわしないなという感じがしますけど、この時にね、音楽とか聞くとですね、リラックスできたりとか、
忙しい毎日がですね、ちょっと和らぐというかですね、まあそういった力が音楽にはありますよね。
で、まあ私もね、いろんな音楽色々聞くんですけど、たまにね、クラシックなんかもね、聴いたりとかして、のだめカンタービレの影響でですね、クラシック好きになった
フチなんですけども、だからクラシックのこと語れるか語れないんですけども、クラシックといえばですね、いろんな楽器ありますけども、やっぱりね、弦楽器がね、やっぱり音がいいですよね。
で、まあバイオリンなんか弾けたらいいなーみたいなね、ことをちょっと思ったりなんかするんですけども、そのバイオリンの中で超名機と言われるですね、
ストラディバリウスっていうバイオリン知ってますかね?これね、バイオリン1個にですよ、2億円とか3億円の価値がついてますよね。
だからあまりそのバイオリンのこと詳しくないとかね、まあクラシックのこと詳しくないっていう方もね、ストラディバリウスのバイオリンってなんかちょっと聞いたことある方もね、多いと思うんですけども、
このね、ストラディバリウスっていうバイオリンなんですけど、これはね、アントニオ・ストラディバリっていうね、イタリアのバイオリン職人の方が作ったバイオリンでですね、世界で600個ぐらいしかないということでですね、コレクターとかですね、バイオリストにも憧れのバイオリンなんですね。
このストラディバリウスのバイオリンなんですけど、これね、なかなかね、いろんな科学的に見て、木材、まあ木で作られてるから、木材の輪郭とかでいろいろ再現しようとしても、全然音色が再現できないっていう風にね、言われてるんですね。
で、これをいろいろ調べてみるとですね、このストラディバリ、アントニオ・ストラディバリが作ってた時代は17世紀から18世紀の初め頃なんですけども、その時期ってですね、1645年から1715年の間はですね、小氷河期って言われるぐらいむちゃくちゃ寒かった時期なんですね。
03:09
で、まあバイオリンは木で作られてるから、当時の木に起こったね、その小氷河期の時代に起こった木に起こった変化としてですね、非常に寒かったので、木目が非常に均一で、ばらつきのない木材が取れて、その時に作られたバイオリンは非常に素晴らしい音色がするってことで、まあ今は小氷河期じゃないから、なかなかその均一の木材を作るということがですね、
科学的に見ても輪郭的に見てもなかなか難しいって言われてるから、なかなか再現することができなかったんですね。で、そこでですね、研究立ち上がった研究者たちがいます。
スイス連邦材料試験研究所の科学者たちが集まって、このストラディバリウスのこのバイオリンを再現しようというのを科学的にアプローチしたんですね。どういうことかというとですね、バイオリンで使われる木材、陶器とかですね、信用樹林ですね、それにですね、ヒラリアロンジペスというカビ、カビを利用したんですよ。
ヒラリアロンジペスというカビと、もう一種他のカビに木材をカビさせたわけなんですよ。要はカビを使ったんです。カビってね、いろいろね、ペニシリンとかね、高性物質に作られたりとか、味噌とかチーズとか酒とかも発酵食品、要はカビを使ってますよね。
麹菌とかね。なのでそのカビをですね、利用して木材をカビさせて、実験を行ったんですね。で、そのカビさせた木材で、6ヶ月熟成したカビにカビさせて、6ヶ月熟成した木材と、9ヶ月熟成した2台のバイオリンを作ったわけですね。
カビさせて、9ヶ月カビさせて熟成した木と、普通の何もカビさせてない普通の木材、同じ木は同じ木材、陶器とかね、針葉樹脂を使ってね、同じ木材で一個は6ヶ月熟成カビ、9ヶ月カビで熟成させたやつと、何もカビさせてない普通の材木を使った木を使ってバイオリンを作ったんですね。
そうするとですね、その作ったバイオリンをですね、ストラディバリウスを持っている方とかですね、音楽ファンとか音楽家とかですね、要はまあクラシックに詳しい、バイオリンに詳しい方が180人の前で、どれがどの楽器かわからないように演奏してですね、それぞれ演奏したんですね。
6ヶ月熟成、9ヶ月熟成、普通の木材を作ったやつと、ストラディバリウス、本物ですね。
4つを180人の前で演奏して、どれかわからないまま、わからない感じにして演奏したんですね。その結果ですね、90人以上、過半数ですね、過半数の方が9ヶ月熟成させたカビバイオリン、カビに木材をカビさせたカビバイオリンを最も美しい音色だと評価したんですね。
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2億円のストラディバリウスは2位で、3位が6ヶ月熟成のカビバイオリン、4位がカビなしの普通のバイオリンだったという結果が出たんですね。
これですね、要はですね、カビさせることによってカビがかもす音色が2億円以上の価値があるというのがこの実験からわかったんですね。ということでね、カビの力ってすごいよね。
食品とかですね、医薬品とかでカビ利用してるけども、音楽業界にもカビが進出したということでね、ヒラリア・ロンジペスっていうね、別名バイオリンカビって言われてるらしいですね。
このバイオリンカビを使うとですね、要はさっき言ったように昭和氷河期だったストラディバリウスが作ってた時はね、木目が均一になるように変化したんじゃないかっていう風に言われております。
バイオリンカビにカビさせた場合、木材がより熟成時間長い方がですね、ストラディバリウスよりも音色綺麗だって言ってるから、熟成させるほど木目が均一になったんじゃないかという風な結果が出ているということでですね、
すごいですね、カビが。カビ様様ですよ。カビのおかげで発酵食品、納豆とかも作ってますからね。
発酵食品とは非常に密接な時間、チーズもそうですね。音楽業界にもこのカビが進出しているということなんですね。
もう本当に科学的に見ても輪郭的に見ても解明できなかったこのストラディバリウスの音色がカビで再現できるということでね。
はい、ということで今日はですね、音楽業界、科学か音楽業界に進出した例をあげました。
皆さんもですね、このバイオリンカビを使ってですね、2億円以上の価値のあるストラディバリウスの音色よりも綺麗なバイオリンの音を聞いてみてはいかがでしょうかということでした。
ということで今日はこの辺にしたいと思います。それでは皆さんさようならバイバイ。
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